| 【発明の名称】 |
複合材料から成るエレメントの形成方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】エマヌエーレ ポデスタ
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| 【要約】 |
【課題】中間軸、タービン用ディスクに用いられる複合材料から成るエレメントの形成方法を提供する。
【解決手段】複合材料から成るエレメントを形成する方法であって、複合材料から成るエレメントのマトリックスを画定する第1のエレメント20を第1の位置に配置するステップと、複合材料から成るエレメントの補強構造体を画定する第2のエレメント21を第2の位置に配置するステップと、及び、マトリックス内に補強構造体を配置することができるように、第1のエレメント20と第2のエレメント例えば炭化ケイ素ベースのファイバー21とを圧縮するステップとを有し、また、第1のエレメントはチンタン合金などの金属製ワイヤ20であり、前記第1の配置を形成するステップは、各第2のエレメント21に金属製ワイヤ20を規則的に配置するステップを含む方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属マトリックスと補強構造体とを含む複合材料から成るエレメント(1)を形成する方法であって、−前記マトリックスを画定する第1のエレメント(20)を第1の位置に配置するステップと、−前記補強構造体を画定する第2エレメント(21)を第2の位置に配置するステップと、−前記マトリックス内に前記補強構造体を配置できるように、前記第1のエレメント(20)及び前記第2のエレメント(21)圧縮するステップとを含み、前記第1のエレメントは金属製ワイヤ(20)であること、及び前記第1の配置を形成する前記ステップが、前記各第2のエレメント(21)に前記金属製ワイヤ(20)を規則的に配置する前記ステップを含むことを特徴とするエレメントを形成する方法。 【請求項2】 前記第2のエレメントは補強ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項3】 前記第2のエレメント(21)に前記金属製ワイヤ(20)を規則的に配置するステップは、少なくとも1本の前記金属製ワイヤ(20)を前記各補強ファイバ(21)に沿って配置することにより、混ぜ込んだエレメント(16)を準備するステップを含む請求項2に記載の方法。 【請求項4】 前記混ぜ込んだエレメント(16)を準備するステップは、少なくとも2本の金属製ワイヤ(20)を、各一対の隣接する前記補強ファイバ(21)の間に配置するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 【請求項5】 前記混ぜ込まれたエレメント(16)を準備する前記ステップは、六角形の頂点を形成する6本の前記金属製ワイヤ(20)により、各前記補強ファイバ(21)を囲む前記ステップを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。 【請求項6】 前記混ぜ込まれたエレメント(16)を用意する前記ステップは、前記金属製ワイヤ(20)により前記補強ファイバ(21)の周りに画定される六角形の重心に、各前記補強ファイバ(21)を配置する前記ステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 【請求項7】 前記混ぜ込まれたエレメント(16)を用意する前記ステップは、前記金属製ワイヤ(20)だけを用いて、混ぜ込まれたエレメント(16)の各境界面(22a、22b、22c、22d)を形成する前記ステップを含むことを特徴とする請求項3から請求項6のうちのいずれかに記載の方法。 【請求項8】 前記金属製ワイヤ(20)と前記補強ファイバ(21)は環状であること及び、前記混ぜ込まれたエレメント(16)を用意する前記ステップは、前記金属製ワイヤ(20)と前記補強ファイバ(21)とを金属材料から形成されたトロイダル本体(7)の近傍に配置することにより、実行されることを特徴とする請求項3から請求項7のうちのいずれかに記載の方法。 【請求項9】 前記本体(7)と前記カバー手段(23、24、25)との間に、前記混ぜ込まれたエレメント(16)を閉じこめるように、金属材料から成るカバー手段(23、24、25)を前記本体(7)に嵌合させることにより、ベース構造体(6)を形成する前記方法を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。 【請求項10】 前記本体(7)と前記カバー手段(23、24、25)は、前記圧縮ステップの終わりで、複合材料(1)から成る前記エレメントの各外側部分を画定すること及び、前記混ぜ込まれたエレメント(16)は、前記圧縮ステップの終わりで、複合材料(1)から成る前記エレメントの芯を画定することを特徴とする請求項9に記載の方法。 【請求項11】 前記圧縮ステップは、−前記ベース構造体(6)を制御可能な温度及び圧力状態の環境に置くステップと、−前記金属製ワイヤ(20)、前記本体(7)、及び前記カバー手段(23、24、25)を均一に前記環境の温度を超塑性温度になるまで変化させるステップと、−前記金属製ワイヤ(20)を変形させ、前記金属製ワイヤ(20)と前記混ぜ込まれたエレメント(16)の補強ファイバ(21)との間の種々の隙間を埋めるように、また、その結果、前記本体(7)と前記カバー手段(23、24、25)を互いに及び前記混ぜ込まれたエレメント(16)の前記境界面(22a、22b、22c、22d)の前記金属製ワイヤ(20)に接着させるように、前記環境の圧力を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。 【請求項12】 前記金属製ワイヤは、チタン合金ベースの材料から形成されることを特徴とする請求項1から請求項11のうちいずれかの請求項に記載の方法。 【請求項13】 前記補強ファイバは、セラミック材料から形成されることを特徴とする請求項2から請求項12のうちいずれかの請求項に記載の方法。 【請求項14】 前記補強ファイバは、炭化ケイ素ベースの材料から形成されることを特徴とする請求項13に記載の方法。 【請求項15】 複合材料から成り、金属材料から成る構造体(4)と複合材料から成る補強エレメント(2、16)とを含む回転部材(1)であって、前記補強エレメント(2、16)は、金属製ワイヤ(20)と補強ファイバ(21)とを規則的に配置することにより得られ、また、金属材料から成る前記構造体(4)に対し圧縮することにより一体に接続され、前記金属製ワイヤ(20)からのみ形成された各境界面(22a、22b、22c、22d)を備えることを特徴とする回転部材(1)。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複合材料から成るエレメントを形成する方法に関するものであって、特に、中間軸、タービン、及びターボ機械用圧縮器ディスクなどの環状結合構造エレメントを形成する方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】フィアタヴィオ エス.ピー.エー.社により1996年12月3日に出願されたイタリア国特許出願第TO96A000979号により公知であるように、上のタイプの複合材料から成るエレメントは、多数のディスクを形成し、金属材料製の各スペーサシートを伴ってディスクを積み重ね、補強ファイバから成る種々のスパイラルが埋め込まれる金属マトリックスを形成するように、その堆積体を軸線方向に圧縮することにより製造される。なお、各ディスクは、スパイラルを形成するように、連続した補強ファイバを軸に巻きつけることにより形成される。 【0003】このような複合材料から成るエレメントの物理的特性は、特に圧縮段階においては、主に、金属マトリックス内の補強ファイバの配置により異なり、どの程度ファイバが均等に配置されるかは、どの程度各ディスクの巻きが等しく所定の間隔を置いて配置されるか、及び、どの程度種々の巻きの動きの自由度が制限されるかにより異なる。 【0004】いずれにしても、補強ファイバの巻きは、巻き付けられたワイヤを各巻きに締め付けること、及びスパイラルの軸に対して車輪の輻のように延ばすことにより、互いに定位置に固定される。 【0005】その上、スパイラルを形成するのと同時に、2つの平らなスパイラル状のスペーサワイヤをさらに形成することにより、巻きは、等しく所定の間隔を置いて配置され、一度、巻きに締め付けワイヤが巻かれると、スペーサワイヤは補強ファイバのスパイラルから取り出される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上に簡単に記述した方法には、欠点がいくつかある。 【0007】特に、所定の厚さの補強材料から成るディスク及び金属スペーサシートを用いて、複合材料から成るエレメントを形成するということは、金属マトリックス内の補強ファイバを種々所望の位置に配置することができないということを意味する。 【0008】さらに、上の方法は、種々のかなり複雑な、ゆえにかなり高コストの、操作(補強ワイヤのスパイラルを個別に混ぜ込み、対応の巻きを締め付け、セラミック材料製のディスクとスペーサシートとを積み重ね、複合材料から成るエレメントを形成するように最終的な容器内に堆積体を配置する)を含んでいる。 【0009】チタンの金属マトリックスである場合には、記述した方法により要求される形状、すなわち0.1mmという一定の厚さのスペーサシートを得ることは容易ではなく、また、スペーサシートには、種々専用の機械加工操作(切削、研削、溶接など)が必要であり、これにより、すでに高コストであるものがさらに高いコストとなる。 【0010】最後に、締め付けワイヤは、金属マトリックス及び補強ファイバの両方について、不活性材料から形成しなければならない。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の目的は、公知の方法に典型的に付随する前述の欠点を、簡単で低コストの方法で取り除くように設計された、複合材料から成るエレメントを形成する方法を提供することである。 【0012】本発明は、−前記マトリックスを画定する第1のエレメントを第1の位置に配置するステップと、−前記補強構造体を画定する第2のエレメントを第2の位置に配置するステップと、−前記マトリックス内に前記補強構造体を配置することができるように、前記第1及び第2のエレメントを圧縮するステップとを有し、前記第1のエレメントが金属製ワイヤであること、及び前記第1の配置を形成する前記ステップは、前記各第2のエレメントに前記金属製ワイヤを規則的に配置するステップを含んでいることを特徴とする、金属マトリックス及び補強構造体を含む複合材料から成るエレメントを形成する方法を提供するものである。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しながら説明する。 【0014】図1の番号1は、本発明による方法を用いて形成した複合材料から成るエレメント全体を示している。図示した例では、ターボ機械用圧縮器ディスクのような回転部材を全体として示しているが、このことについては以下に単なる例示として記述している。 【0015】エレメント1は、対称軸線Aを有する環状であり、また、平たいディスク状で、貫通孔3の軸線Aを画定する中央部分2と、中央部分2について軸線に沿って両方向に突出し、放射状に突出する多数のブレード5を外側に支持している、実質的に円筒状の外側部分4とを備えている。 【0016】さらに、中央部分2は、特に、金属材料(図示した例ではチタン合金から成るマトリックス)、及びセラミック材料(図示した例では炭化ケイ素から成る補強構造体)により、限定される複合材料から形成され、また、金属またはいわゆる「スキン」、好ましくはチタン合金から成る薄い層で外側をコーティングされる。 【0017】また、外側部分4は、全て金属材料から形成されるが、中央部分2のマトリックスと同じ材料から形成されるのが有利である。 【0018】エレメント1は、軸線Aを中心とするトロイダルベース構造体6(図6)を用意し、次に圧縮することにより形成される。 【0019】構造体6は、実質的に環状の本体7(図2、図4から9)から形成され、本体7は、エレメント1の孔3を画定する軸線Aを中心とする貫通孔8と、軸線Aに垂直に延びるディスク状部9とを有する。ディスク状部9の平板な端面10から、ディスク状部9の外径より小さい外径の円筒形の管状部11が軸線方向に突出している。 【0020】孔8は、異なる直径である各円筒状面12、13により、部分9及び部分11で画定されており、各円筒状面12、13は、軸線Aに直角である平板な中間面14により互いにつながっており、また端面10の延長部に沿って延びている。さらに、円筒状面12は、特に、円筒状面13より大きな直径である。 【0021】本体7は、軸線Aについて環状突起部15をさらに備え、中間面14から孔8内に突出し、円筒状面13に向き合う斜辺を備えた直角三角形部分を有している。 【0022】ベース構造体6は、以下の通りに形成される。 【0023】まず最初に、エレメント1の金属マトリックスを画定する金属製ワイヤ20の第1の配置、及びエレメント1の補強構造体を画定するセラミック材料から成るファイバ21の第2の配置は、本体7上で同軸線に定められる。 【0024】本発明の重要な特徴は、第1の配置が、各ファイバ21に対し金属製ワイヤ20を規則的に配置することにより、形成されることである。ワイヤ20及びファイバ21の双方により、図示していない公知の反巻機上で混ぜ込んだ複合材料製のリング16(図2)が画定される。図示した例では、ワイヤ20及びファイバ21は、円形部分を伴った環状であり(図3)、チタン合金及び炭化ケイ素からそれぞれ形成されている。 【0025】さらに、リング16は、特に、本体7の管状部11の中心と同軸線に配置され、ディスク状部9の端面10上に載置されている。 【0026】ワイヤ20及びファイバ21は、2つのワイヤ20が各一対のファイバ21の間に配置される混ぜ型(図3)で結合するのが有利である。さらに、この混ぜ型で、各ファイバ21は、六角形の頂点を形成する6本のワイヤ20により囲まれており、六角形の重心を占めている。 【0027】リング16は、外側方向に放射状に延びる円筒状側面22a及び内側方向に放射状に延びる円筒状側面22bと、2つの対向する平らな環状端面22c及び22dとにより、外部に画定されており、以下に詳述するように、その面22a、22b、22c、22dは、圧縮ステップの後に、リング16、本体7、及び他の金属部である構造体6を、確実に、連続した構造とするために、金属製ワイヤ20のみから形成されている。 【0028】ワイヤ20及びファイバ21は、同じ直径であり、ともに、(図3で点線により示した)多数の六角形のベースセル18を画定しており、また各ベースセル18は、中央ファイバ21と、相互に120°の角度をなして隣り合い中央ファイバ21を囲んでいる6本のワイヤ20とにより、画定されている。その結果、補強構造体の体積はマトリックスの体積の33%となる。 【0029】構造体6は、2つの環状閉鎖エレメント23、24(図4及び5)及びカバー25(図6)と本体7を同軸線で嵌合することにより完成する。なお、これらの部材は、本体7とともにリング16の閉鎖シートを画定している。 【0030】特に図4から図9を参照すると、閉鎖エレメント23は、本体7の管状部11と同じ軸線方向高さであり、また、閉鎖エレメント(またはピストンリング)24の軸線方向高さは、管状部11とリング16との軸線方向高さの間の差と等しい。 【0031】閉鎖エレメント23は、本体7のディスク状部9の端面10上に載置されるように、リング16の放射状外側面22aに取り付けられ、また、同様に、閉鎖エレメント24は、ディスク状部9の反対側において、リング16の端面22d上に載置されるように、本体7の管状部11と閉鎖エレメント23との間に挿入される。 【0032】カバー25は、円形で環状のディスク状壁28を備えており、ディスク状壁28の放射状内周端部及び放射状外周端部からは、各同心の円筒状内壁29と円筒状外壁30とが突出している。 【0033】カバー25は、閉鎖エレメント23、24と本体7の管状部11の各自由軸端部が面するディスク状壁28を配置し、円筒状壁29の端部が突起部15上に載置されるように壁29を孔8内に挿入し、また、円筒状壁30の端部が本体7のディスク状部9の周辺環状肩部31上に載置されるように、閉鎖エレメント23の外側に壁30を取り付けることにより、組み立てられる。 【0034】次に、突起部15の接触部分と肩部31の接触部分とをスポット溶接することにより、カバー25を本体7に取り付ける。 【0035】この時に、構造体6を約600℃まで加熱するために、公知の分子ポンプ(図示せず)とマッフル炉(図示せず)とを用いて、構造体6の内部の空気を抜く。 【0036】自動温度及び圧力制御を伴うヒッピング(熱間等静圧圧縮成形)加工を行うために、空気を抜いた構造体6は、従来の高圧釜(図示せず)内で圧縮される。 【0037】第1段階で、約2時間続けて、周囲の状態において、最初に、高圧釜の温度を、チタン合金の超塑性温度まで(記述した例では約900℃まで)上昇させる。 【0038】次に、高圧釜の温度を、構造体6を画定する全部分が均一の温度に達する程度に長く一定に維持する。これにかかる時間は、平均2時間であるが、以下の理由により、この段階における熱伝導が減速することを考慮して計算される。すなわち、構造体6内の空気がないことにより、また、リング16の面22a、22b、22c、22dのワイヤ20と本体7との間の接触領域が非常に狭く、そのために、ワイヤ20の熱伝導により極少量の熱伝導をする可能性があるということにより、この段階における熱伝導が減速することを考慮して計算される。同時に、周囲のハウジング構造体6内の高圧釜により限定された圧力を、閾値まで(記述した例では900kg/cm2まで)上昇させ、この結果、カバー25のディスク状壁28が軸線A(図7)に平行な方向に永久変形を生じる。カバー25のディスク状壁28は、特に、閉鎖エレメント24上に載置するように曲がり、閉鎖エレメント24が、順次、複合材料から成るリング16を押圧し、圧力平衡装置兼伝達装置として作用する。一度、カバー25のディスク状壁28が、閉鎖エレメント24が複合材料から成るリング16を軸線方向に押しつけることができる程度に変形すると、金属製ワイヤ20は、ワイヤ20とファイバ21との間にもともと存在した隙間を埋めるように変形する。この段階で、複合材料から成るリング16は軸線Aに沿って収縮し、また、確実に金属マトリックス内に補強構造体を定位置に配置できるように、軸線Aについてのファイバ21の位置が一定に保たれる。この段階で、高圧釜内の圧力は、さらに、構造体6全体が陥没する程度の閾値まで(図示した例では約1300kg/cm2まで)上昇し、これにより、構造体6はさらに軸線Aに対して交差方向に圧縮される(図9)。さらに、カバー25の円筒状壁29、30は、特に、閉鎖エレメント24の放射状外面と及び孔8を画定している面13とにそれぞれ付着しており、また、複合材料から成るリング16は、金属周面22a、22b、22c、22dに沿って、本体7のディスク状部9及び管状部11と、閉鎖エレメント23及び24とに付着している。 【0039】次に、圧縮された構造体6について、金属マトリックス及び補強ファイバ21の熱膨張係数が異なることにより、複合材料から成るリング16から由来した部分で生じた残りの圧力を最小限にするように、温度と圧力を下げる。 【0040】リング16から由来したエレメント1の部分は、図10の形状となる。図10の形状において、ファイバ21は、金属マトリックス内に均等に配置されており、また軸線Aに垂直方向に等間隔を置き、軸線Aに平行な方向に種々の間隔を置くことにより、区切られている。 【0041】最後に、圧縮された構造体6に、機械加工または同様の方法を行いエレメント1の最終的な形状を得ることができる。特にブレード5は、本体7のディスク状部9に由来した圧縮された構造体6の一部から形成される。 【0042】 【発明の効果】従って、複合材料から成るエレメント1のマトリックスを形成するために金属製ワイヤ20を用いて、ワイヤ20とファイバ21の直径を適宜選択することにより、金属マトリックス内の補強構造体を種々所望の位置に配置することができる。 【0043】特に、各補強ファイバ21に関して金属製ワイヤ20の配置の型を適宜選択することにより、例えば、前述の六角形の配置を適用することにより、軸線Aに対するファイバ21の位置を維持するように、圧縮中のファイバ21の動きの自由度を制限することができる。 【0044】さらに、公知の方法とは異なり、記述した方法を用いて、ワイヤ20及びファイバ21を、混ぜ込み、直接、金属マトリックスであるエレメント1の一部を形成することがある部材(本体7)とすることにより、複合材料から成るエレメント1を形成することができる。このようにして、各ディスクの巻きを締め付け、補強ワイヤの別個のディスクを製造する必要がなくなり、また、間に各金属製のスペーサシートを伴ってディスクを積み上げ、エレメント1を製造するための容器にその堆積体を配置する長く複雑な工程も不要となる。 【0045】スペーサシートは、チタンベースである場合は特に高価であるので、シートを用意する際の作業を行わずに済ませることができ、著しくコストを削減できる。 【0046】最後に、圧縮段階の構造体6の収縮は、前述した公知の方法を用いるセラミックディスク及び金属製スペーサシートの堆積体の収縮より小さい。 【0047】ただし、添付の特許請求項の範囲を逸脱しない限り、ここに記述し図示した方法を変更することができるのは、明らかである。 【0048】特に、補強ファイバ21は、金属など異なる材料から形成することができる。 【0049】本体7、閉鎖エレメント23、24、及びカバー25は、互いに異なる金属材料、及びワイヤ20の材料とは異なる材料から形成することができる。 【0050】最後に、複合材料から成るリング16は、一度形成すると、構造体6から引き抜き、異なる複合材料から成るエレメントを形成するために用いることもできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591243963 【氏名又は名称】エラシス システマ リセルカ フィアット ネル メッツォジオルノ ソチエタ コンソルティレ ペル アジオニ
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| 【出願日】 |
平成12年11月6日(2000.11.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065215 【弁理士】 【氏名又は名称】三枝 英二 (外8名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−234307(P2001−234307A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月31日(2001.8.31) |
| 【出願番号】 |
特願2000−337820(P2000−337820) |
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