| 【発明の名称】 |
高炉のベルレスシュート交換用マンホールのシュート交換用蓋構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】金谷 弘
【氏名】藤田 昌男
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| 【要約】 |
【課題】ベルレスシュートの内面ライナの損耗状況点検および炉内ガス抜きを短時間で行うと共に、炉頂鉄皮に設ける開口部の数を減らす。
【解決手段】シュート交換用蓋12にベルレスシュート5の内面ライナーを観察するためライナー点検用マンホール2を設け、ライナー点検用マンホール2にライナー点検用蓋12を着脱自在に取付ける。さらに、ライナー点検用蓋12に炉内ガス抜用マンホール3を設け、炉内ガス抜用マンホール3にガス抜用蓋13を着脱自在に取付けた構造とする。ベルレスシュート5の内面ライナの損耗状況点検および炉内ガス抜きを短時間で容易に行うことができるばかりでなく、炉頂鉄皮に設ける開口部の減少による設備コスト低減が達成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 高炉のベルレスシュート交換用マンホールに着脱自在に取付けたシュート交換用蓋構造において、前記シュート交換用蓋に設けたベルレスシュートのライナー点検用マンホールと、このライナー点検用マンホールに着脱自在に取り付けたライナー点検用蓋と、このライナー点検用蓋に設けた炉内ガス抜用マンホールと、この炉内ガス抜用マンホールに着脱自在に取付けたガス抜用蓋とを具備したことを特徴とする高炉のベルレスシュート交換用マンホールのシュート交換用蓋構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高炉のベルレスシュート交換用マンホールに着脱自在に取付けたシュート交換用蓋構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】高炉の炉内へ鉱石およびコークスなどの原料を投入するベルレス式炉頂装入装置では、図4に示すように、炉頂鉄皮4の上部のトップリング7に取付けられたシュート駆動装置6に、支持軸11を介してベルレスシュート5が支持されており、シュート駆動装置6によるベルレスシュート5の旋回と傾斜角度の調節により炉内へ装入される原料の分布が制御行される。ベルレスシュート5には、原料落下時の磨耗を防止するため内面ライナー(図示省略)が取り付けてある。炉内への原料装入を長期間繰り返すと内面ライナーの磨耗が進行するため、高炉休風時に定期的にライナーを点検し、さらには内面ライナーの損耗が限界に達したらベルレスシュート5の交換が必要になる。 【0003】このため高炉の炉頂鉄皮4には、炉内のベルレスシュート5を取り出すことができる開口面積を有するベルレスシュート交換用マンホール1が設けてあり、シュート取替装置を用いて取替えることができるようになっている(特開平2-13473 号公報参照)。ベルレスシュート交換用マンホール1の取付座9には、シュート交換用蓋8がその周辺に配設した多数のボルト10を用いて着脱自在に取り付けてある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来のシュート交換用蓋構造では、ベルレスシュート5の内面ライナーの損耗状況やベルレスシュート5の交換時期を判定するには、大きな開口面積を有するベルレスシュート交換用マンホール1からシュート交換用蓋8を取り外す必要があった。シュート交換用蓋8を着脱するためには、取付座9から数多くのボルト10を取外したり、取付ける必要があり、過大な作業時間を要していた。そのため、長時間の休風を必要とすることになり、高炉の銑鉄生産に支障をきたすケースもしばしばであった。 【0005】また、ベルレスシュート5の内面に取り付けたライナーの損耗状況を点検するためのライナー点検用マンホールおよび炉内ガスを抜くため必要となる炉内ガス抜用マンホールを炉頂鉄皮4に個別に配設するとも可能である。しかしながら、この場合、ベルレスシュート交換用マンホール1の他に新たに専用のライナー点検用マンホールおよび炉内ガス抜用マンホールを炉頂鉄皮4に設けることになり、設備費のアップが生じるばかりでなく鉄皮構造が複雑となるなどの問題があった。 【0006】本発明は、前記従来技術の問題点を解消し、ベルレスシュート交換用マンホール1からベルレスシュート5の交換作業を従来通り実施できると共に、ベルレスシュート5に取付けた内面ライナの損耗状況点検および炉内ガス抜きを容易に行うことができ、かつ炉頂鉄皮に設ける開口部の数を減らすことができる高炉のベルレスシュート交換用マンホールに着脱するシュート交換用蓋構造を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するための請求項1記載の本発明は、高炉のベルレスシュート交換用マンホールに着脱自在に取付けたシュート交換用蓋構造において、前記シュート交換用蓋に設けたベルレスシュートのライナー点検用マンホールと、このライナー点検用マンホールに着脱自在に取り付けたライナー点検用蓋と、このライナー点検用蓋に設けた炉内ガス抜用マンホールと、この炉内ガス抜用マンホールに着脱自在に取付けたガス抜用蓋とを具備したことを特徴とする高炉のベルレスシュート交換用マンホールのシュート交換用蓋構造である。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図3に示すように、シュート駆動装置6に支持軸11を介して湾曲状断面のベルレスシュート5(図2参照)が支持されている。炉頂鉄皮4には、ベルレスシュート5を取り出すことができる開口面積を有するベルレスシュート交換用マンホール1が設けてある。ベルレスシュート交換用マンホール1の取付座9にシュート交換用蓋8がその周辺に配設した多数のボルト10を用いて着脱自在に取り付けてある。なお、図3の14は、炉頂排ガスダクトを示す。 【0009】本発明では、シュート交換用蓋8にベルレスシュート5の内面ライナーを観察するためライナー点検用マンホール2を設けてあり、ライナー点検用マンホール2にライナー点検用蓋12がその周辺に配設した多数のボルト10を用いて着脱自在に取付けてある。さらにライナー点検用蓋12に炉内ガス抜用マンホール3を設け、この炉内ガス抜用マンホール3にガス抜用蓋13がその周辺に配設したボルト10を用いて着脱自在に取付けた構造とする。シュート交換用蓋8およびライナー点検用蓋12の外面はリブ15により補強されている。なお、炉内ガス抜用マンホール3は炉内点検にも使用可能である。 【0010】高炉の休風を利用してベルレスシュート5の内面ライナーを観察する際には、例えば、まず、ガス抜用蓋13の周辺に配設したボルト10を抜取り、炉内ガス抜用マンホール3からガス抜用蓋13を取外し、炉内ガス抜用マンホール3から炉内ガスを排出する。ガス抜用蓋13は小型であるので取外し作業は短時間で簡単に行うことができる。続いて、ライナー点検用蓋12の周辺に配設したボルト10を抜取り、ライナー点検用マンホール2の取付座9からライナー点検用蓋12を取外す作業を行う。 【0011】そして、ライナー点検用マンホール2の下方にベルレスシュート5を移動させ、ライナー点検用マンホール2からベルレスシュート5の内面ライナーを観察して損耗状況を点検する。ライナー点検用マンホール2の開口は、ベルレスシュート5のライナー全体を見渡せる面積および形状とするが、ベルレスシュート交換用マンホール1の開口面積に比較すると大幅に狭い面積とすることができる。したがって、ライナー点検用蓋12の大きさはシュート交換用蓋8よりも大幅に小型化でき、ボルト10の数が減るため着脱する作業時間が大幅に短縮できる。 【0012】炉内への長期間の原料装入によりベルレスシュート5の内面ライナー損耗が限界に達したら休風を利用して、まずシュート交換用蓋8の周辺に配設した多数のボルト10を抜取り、ベルレスシュート交換用マンホール1からシュート交換用蓋8を取外す作業をおこなう。この場合、必要に応じてガス抜用蓋13を取外して炉内ガス抜き作業を行うが、ライナー点検用蓋12は装着したままとすることができる。シュート交換用蓋8の取外し作業が終了したら、ベルレスシュート交換用マンホール1の下方にベルレスシュート5を移動させた後、従来通りの作業手順によりベルレスシュート交換用マンホール1からベルレスシュート5を炉外に搬出し、修理工場まで運搬してライナーの取替え修理を行う。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように本発明の高炉のベルレスシュート交換用マンホールのシュート交換用蓋構造によれば、ベルレスシュートに取付けた内面ライナの損耗状況点検および炉内ガス抜きを短時間で能率よく行うことができるばかりでなく、炉頂鉄皮に設けるマンホールの減少による設備コストの低減が達成される。なお、ベルレスシュート交換用マンホールからベルレスシュートを交換する作業は従来通り実施可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001258 【氏名又は名称】川崎製鉄株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月3日(2000.4.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099531 【弁理士】 【氏名又は名称】小林 英一
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| 【公開番号】 |
特開2001−288503(P2001−288503A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月19日(2001.10.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−100702(P2000−100702) |
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