| 【発明の名称】 |
ダイオキシンなどの環境汚染物質を分解するステビア濃縮液剤及びその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】堂園 文夫
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| 【要約】 |
【課題】焼却灰中の毒性土壌、農地のダイオキシン汚染、化学肥料、農薬で連作障害になって土地の塩素を分解し、昔の100年前の土壌に戻して土壌が改良され、野菜や果物、農作物等に、自然な環境にするためのステビア濃縮液剤を提供する。
【解決手段】ステビア植物が成熟した葉部と茎部を乾燥し、その後、粉砕して粉末としてそれを原料とし、煮沸してステビア抽出液を取り出し、更に濃縮し、醗酵、熟成させ、有効微生物を増殖させ、その有効成分でダイオキシンなどの環境汚染物質を分解する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ステビア植物が成熟した葉部と茎部を乾燥し、その後、粉砕して粉末としてそれを原料とし、煮沸してステビア抽出液を取り出し、更に濃縮し、醗酵、熟成させ、有用微生物を増殖させ、その有効成分でダイオキシンなどの環境汚染物質を分解するステビア濃縮液剤。 【請求項2】 上記ステビア抽出液の糖度を18°まで濃縮した請求項1記載のステビア濃縮液剤。 【請求項3】 上記ステビア植物がステビアDF植物であり、ステビア抽出液がステビアDF18抽出液であり、ステビア18濃縮液剤がステビアDF18濃縮液剤である請求項2記載のステビア濃縮液剤。 【請求項4】 ステビア濃縮液剤を醗酵室で12℃〜25℃で90日〜120日間行う請求項1記載の製造方法。 【請求項5】 上記ステビア抽出液の糖度を18°まで濃縮した請求項4記載の製造方法。 【請求項6】 上記ステビア植物がステビアDF植物であり、ステビア抽出液がステビアDF18抽出液であり、ステビア18濃縮液剤がステビアDF18濃縮液剤である請求項5記載の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は環境汚染(ダイオキシン)を分解するステビア濃縮液剤及びその製造方法に関するものであって、より詳細にはステビアDF18濃縮液剤及びその製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】環境汚染(ダイオキシン)化学肥料、農薬で汚染された土壌(連作障害で作物を収穫出来なくなった土壌)を塩素分解し、タンパク質の合成、細胞の分裂増殖、根の発育、促進、葉茎の繁茂の促進等の良質化、子実の収量増大等の作用、炭水化物、窒素化合物の合成開花結実の促進の作用、有毒物質の中和、組織強化の作用、葉緑素の合成酵素の活性化の作用を有することが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】環境汚染(ダイオキシン)の農地汚染、焼却灰中の毒性の強さを減少させる活性炭などを使ってダイオキシンを吸着させる方法があるが、吸着させた活性炭の廃棄処理が問題となる。ステビア濃縮液剤、特にステビアDF18濃縮液剤でダイオキシンが分解できれば、この廃棄処理問題も解決できる。 【0004】そこで本発明の目的は、焼却灰中の毒性土壌、農地のダイオキシン汚染、化学肥料、農薬で連作障害になって土地の塩素を分解し、昔の100年前の土壌に戻して土壌が改良され、野菜や果物、農作物等に、自然な環境にするためのステビア濃縮液剤、特にステビアDF18濃縮液剤を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成する為に提案されたものであって、ステビア濃縮液剤が有用微生物を増殖させ、有効成分とするステビア濃縮液剤、特にステビアDF18濃縮液剤を用いることを特徴とするものである。本発明におけるステビア濃縮液剤とは、ステビア植物が成熟した葉部と茎部を乾燥し、それを脱葉し、乾葉と乾茎を分け乾茎を3cm〜5cmに切り、それを11ミクロンから20ミクロンに粉末化し、同様乾葉も11ミクロンから20ミクロンに粉末化し、茎部の粉末化した原料を水に対して7%〜10%の葉部の割合で、粉末化した原料を水に対して3%〜5%の割合で混合してよく攪拌し(1時間から2時間)それを煮沸して得た抽出液を更に濃縮し、醗酵させ、熟成したステビア濃縮液剤によって得られる。 【0006】 【発明の実施の形態】ステビアとは、南米パラグアイが原産のキク科の多年生植物で種類は2000年現在160種と言われている。学名をステビア・レバウディアナ・ベルトニー(Stevia Rebaudiana Bertoni)といい、昭和45年から1990年までは日本国内でも多く栽培されていたが、その後は人件費の安い中国で年間ステビアの生産が1000t〜2000tの乾葉を収穫している。 【0007】現在、日本国内では昭和56年から2000年2月の間、ステビア属160種の中より、良き新品種を改良し、発明者である堂園のDと文夫のFをとりステビアDFと名付けた。ステビアを日本国で生産して土壌改良剤の研究開発を行っている。日本国内に少々在来種のステビアが僅かに生産され、ほとんどが中国産の在来種が輸入されているのが現実である。 【0008】日本国内でのステビア栽培は九州で3月中旬から4月下旬、東北地方では4月下旬から5月下旬にかけて、ステビア株苗あるいは挿し木苗を10アールに対して8000株、挿し木苗の場合には24000本を定植し、九州では8月下旬から9月中旬に、東北地方では9月下旬から10月上旬に成熟するので、その時期に年1回収穫する。本発明は成熟したステビアを原料とするのが好ましい。 【0009】収穫したステビアをタバコ乾燥機の中で70℃ないし80℃の温度で12時間程度の乾燥を行い、乾葉の部、乾茎の部に分離し、葉部と茎部に分け、乾葉は3cm〜5cmにかけて切り、粉砕機で11ミクロンから20ミクロン程度に粉砕する。 【0010】乾葉部も11ミクロンから20ミクロン程度に粉砕し、水に対して乾燥粉末を3%〜5%、乾茎粉末を7%〜10%の割合に混合して1時間〜2時間攪拌機に入れて攪拌した粉末をステビアDF18ダイオキシン分解用濃縮液剤用の原料となる。その原料を釜に水を入れ、煮詰め、抽出液を得た。抽出液を更に濃縮し醗酵させ熟成したステビアDF18濃縮液剤を得ることが出来る。 【0011】葉部の粉末と茎部の粉末の混合割合が前記の範囲以下のものは、有用微生物の増殖が好ましい程度に増加させることができず、有効成分も少なく、焼却灰中の毒性、土壌、農地のダイオキシン汚染、化学肥料、農薬の使い過ぎで連作障害になった土壌の塩素分解する力が低下する。 【0012】乾燥、粉砕したステビア乾葉部の粉末、乾茎部の粉末は、天然水又は井戸の水によって抽出され濃縮されるが、この際、水道水のようにカルキを含んだものでは、有用微生物の増殖には不向きで地下水か山水、レッカ水を使用することが好ましい。 【0013】濃縮工程は次のような方法によって行われる。 1.ステビアDF18濃縮液剤用の原料1kgに対して、アルミ製の釜20リットル入りに天然水18リットル〜19リットルを入れ、ステビアDF18濃縮液剤用の原料を1kg入れてよく攪拌して点火する。 2.沸騰し始めてから60分〜70分間攪拌しながら煮詰める。常に攪拌すること。 3.煮詰まったステビアDF原料が糖度計で2°〜3°に煮詰まったら火を止める。 4.煮詰まった原料液を搾り機に入れて液体と滓に分離する。 5.得られた第一回抽出液を濃縮用20リットル入りのアルミ釜に入れる。 6.再度点火して沸騰を始めてから40分余り経つと、抽出液が濃縮を始めると、ステビア独特の灰汁が出始めるので、その灰汁を静かに取り除き、静かに攪拌する。何回も灰汁を取り除く作業を繰り返す。糖度計で18°になったら火を止める。 7.ステンレス100リットル入りのタンクを準備して、そのタンクにすぐ濃縮された液を入れて保管する。 8.7に得られたステビアDF18濃縮液を500リットル入りの貯蔵タンクに入れ、醗酵、熟成室に入れる。その室の温度は12℃〜25℃で90日以上、自然醗酵を行う。 9.90日間醗酵中に攪拌したりすると、濃縮液は腐敗してしまうので注意する。 10.90日間〜120日間に醗酵が終了した時点で、醗酵タンクから、底の沈殿物を動かさないように静かにステビアDF18濃縮液を取り出す。 11.その濃縮液を布袋でよく濾して、ステンレス2500リットル入り熟成タンクに入れて90日間〜120日間静かに熟成させる。 12.かくして得られた本発明のステビアDF18濃縮液剤は通常100倍ないし20000倍に希釈され、焼却灰中の毒性、土壌、農地のダイオキシンで汚染、化学肥料、農薬の使い過ぎで連作障害になった土壌の塩素分解、川の汚染に潅水のあることによって汚染された土壌や川の水が100年前に帰り、21世紀の安心できるステビア農産品をはじめ、人畜の健康を守ることが出来る。 【0014】 【実施例】ステビア抽出液にダイオキシン類分解能力があるという情報に基づき、実際の焼却灰中のダイオキシン類がステビア抽出液により分解されるかどうか確認する。 【0015】1.実験方法実験は診断部が保有していたダイオキシン類濃度既知の焼却灰を用いて行った。操作は、以下の方法で行った。 1)透明三角フラスコ200mlに焼却灰1gを入れ、ステビア抽出液100mlを加え、スターラーで10日間攪拌する。 2)10日間攪拌後、ガラス繊維ろ紙を用いて固形物を濾過する。 3)固形物(濾過物)及び液体(濾液)中のダイオキシン類の分析を実施し、分解の有無を確認した。 ブランクとして、ステビア抽出液のかわりにイオン交換水を用いて上記と同様の操作を行った。尚、分析は「廃棄物処理におけるダイオキシン類標準測定マニュアル」(平成9年2月)に従い行った。 【0016】 【表1】
【0017】 【表2】
【0018】2.結果分析結果を表−1、表−2に示した。10日間攪拌のダイオキシン類濃度(TEQ)は、ブランクの濃度(TEQ)より低い値となっている。さらに、個々の濃度を比較していくと、10日間攪拌の濃度は全てブランクの約60%の濃度となっており、分解が生じているならば全てのダイオキシン類が均一に分解されたことを示している。 【0019】 【発明の効果】本発明はステビア濃縮液剤であり、人工の添加剤を全く含まないステビア抽出液を更に濃縮し、醗酵、熟成させ、有用微生物を増殖させ、その有効成分で環境汚染(ダイオキシン)その他を分解するステビア濃縮液剤である。環境汚染(ダイオキシン)化学肥料農薬で汚染された土壌(連作障害で作物を収穫できなくなった土壌)を塩素分解し、タンパク質の合成細胞の分裂増殖、根の発育促進、葉茎の繁茂の促進等の作用、酵素微生物の活動促進、収穫物の良質化、子実の収量増大等の促進の作用、有毒物質の中和分解、繊維強化の作用、葉緑素の合成酵素の活性化の作用を有することが、ステビア濃縮液剤の効果である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599165957 【氏名又は名称】株式会社ティーエーステビア
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| 【出願日】 |
平成12年3月17日(2000.3.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075188 【弁理士】 【氏名又は名称】菊池 武胤 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−258588(P2001−258588A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月25日(2001.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2000−76572(P2000−76572) |
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