| 【発明の名称】 |
顔料組成物の製法及びその顔料組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】和田 輝紀
【氏名】濱谷 真由美
【氏名】難波 哲也
【氏名】日野 光晴
【氏名】小谷 卓也
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| 【要約】 |
【課題】従来よりも容易に且つ効率よく水分離性を向上させ、かつ乾燥後も分散性の優れた顔料組成物およびその製造方法を提供することである。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】顔料の水性懸濁液と、分散メディア径の大きさと同一以下の常温固体の非水溶性樹脂を分散メディアを備えた分散装置によって処理することを特徴とする顔料組成物の製法。 【請求項2】顔料の水性懸濁液の顔料濃度が40重量%以下であることを特徴とする請求項1記載の顔料組成物の製法。 【請求項3】処理温度が常温固体の非水溶性樹脂が軟化しない温度であることを特徴とする請求項1または2記載の顔料組成物の製法。 【請求項4】顔料の水性懸濁液中の顔料分100重量%に対し、分散メディア径の大きさと同一以下の常温固体の非水溶性樹脂300重量%以下とを、分散メディアを備えた分散装置によって処理することを特徴とする顔料組成物。 【請求項5】顔料組成物がウエットケーキであることを特徴とする請求項4記載の顔料組成物。 【請求項6】乾燥により、粉末、顆粒、ペレット形状であることを特徴とする請求項4記載の顔料組成物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、顔料に常温固体の非水溶性樹脂を処理した顔料組成物および顔料組成物の製造方法。 【0002】さらに詳細には、塗料、インキ、プラスチック用着色剤、捺染、カラートナーやその他の色材用として適性の優れた顔料組成物に関するものである。 【0003】 【従来の技術】通常、顔料を各種産業資材の色材として展開する方法としては、水分を含んだウエットケーキ顔料を用いる方法と、乾燥顔料を用いる方法がある。 【0004】インキ、プラスチック用着色剤には、ウエットケーキ顔料が用いられる。また、インキ、プラスチック用着色剤、塗料、捺染、カラートナーにおいては、乾燥顔料が用いられる。 【0005】これらのいずれも、合成後不溶解物である顔料を濾過機によって濾過され、ウエット顔料および乾燥顔料とされる。 【0006】一方、乾燥顔料を用いる方法では、乾燥時の熱により顔料の一次粒子が凝集し、その後の分散・練肉工程によっても、十分に微細な粒子を得ることが難しい。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記した顔料製造方法においては、合成して得られた顔料の水性懸濁液を脱水することにより水分を減少させなければならず、フィルタープレス等の過大な濾過機が必要である。 【0008】これらのことより、従来よりも容易に且つ効率よく水分離性を向上させ、かつ乾燥後も分散性の優れた顔料組成物およびその製造方法を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課題を解決するため、顔料の水性懸濁液と、常温固体の非水溶性樹脂を分散メディアを備えた分散装置によって処理することで得られた顔料組成物が非常に水分離性の優れていることを見いだし、本発明に至った。 【0010】すなわち、第1の発明は、顔料の水性懸濁液と、分散メディア径の大きさと同一以下の常温固体の非水溶性樹脂を分散メディアを備えた分散装置によって処理することを特徴とする顔料組成物の製法である。 【0011】第2の発明は、顔料の水性懸濁液の顔料濃度が40重量%以下であることを特徴とする第1発明記載の顔料組成物の製法である。 【0012】第3の発明は、処理温度が常温固体の非水溶性樹脂が軟化しない温度であることを特徴とする第1発明または第2発明記載の顔料組成物の製法である。 【0013】第4の発明は、顔料の水性懸濁液中の顔料分100重量%に対し、分散メディア径の大きさと同一以下の常温固体の非水溶性樹脂300重量%以下とを、分散メディアを備えた分散装置によって処理することを特徴とする顔料組成物である。 【0014】第5の発明は、顔料組成物がウエットケーキであることを特徴とする第4発明記載の顔料組成物である。 【0015】第6の発明は、乾燥により、粉末、顆粒、ペレット形状であることを特徴とする第4発明記載の顔料組成物である。 【0016】 【発明の実施の形態】本発明で用いる顔料の水性懸濁液は、合成後の未精製水性懸濁液はもちろん、一旦濾過、洗浄を行ったウエットケーキに水を加え、再び水性懸濁液としたものでもよい。 【0017】また、この方法で使用される顔料の水性懸濁液は、合成時に微細粒子とするための表面処理剤、界面活性剤、分散剤や顔料誘導体等の添加を行ってもよい。 【0018】この顔料の水性懸濁液の顔料の濃度は、顔料の種類によって異なるが、一般には40重量%以下、好ましくは10重量%以下である。この範囲は、顔料を水性懸濁液として取り扱える状態に起因しており、分散機で処理する時の流動性による。 【0019】顔料としては、酸化チタン、カーボンブラック、炭酸カルシウム、硫酸バリウムのような無機顔料、アゾ系顔料、フタロシアニン顔料、縮合多環系顔料のような有機顔料があげられる。 【0020】本発明の常温固体の非水溶性樹脂は、塗料、インキ、プラスチック用着色剤、捺染、カラートナーなどの目的とする用途に用いられる各種の樹脂、溶剤およびその他の添加剤との相溶性を有し、得られる製品の物性を損なわないものであればよい。上記のような樹脂としては、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、石油樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ケトン樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ブチラール樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、スチレン・マレイン酸樹脂、天然樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂などがあげられる。このとき、顔料の微細化、安定化等に関する助剤としての、界面活性剤、分散剤、溶剤等を含んでいてもよい。これら助剤の例としては、ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸ナトリウム、アルキルアリールスルホン酸ナトリウムのようなアニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルのような非イオン界面活性剤、モノアルキルアンモニウムクロライド、ジアルキルアンモニウムクロライドのようなカチオン界面活性剤、レシチン、アルキルジアミン、アルキルトリアミン、ナフテン酸金属せっけん、アルキルアミン脂肪酸塩のような分散剤、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類、鉱物油等の脂肪族炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、ペンタエリスリトール、2−ブテン−1,4−ジオール、のようなアルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルヘキサノンのようなケトン類、ジエチルエーテル、メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、のようなエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチルのようなエステル類などの従来公知の溶剤を用いることができる。また、大豆油、桐油、アマニ油などの乾性油やこれらの乾性油を変性したものでもよく、半乾性油や不乾性油も使用することができる。 【0021】これらの樹脂の大きさは、分散メディア径の大きさと同一以下であり常温にて固体状態であり、安定に保てるものであればよい。 【0022】この常温固体の非水溶性樹脂は、分散メディア径の大きさと同一以下の大きさ以下で使用することにより、メディア分散機の処理が均一に起こり得る。特に常温固体の非水溶性樹脂の大きさは、分散メディア径の1/3以下がよい。これが、同等より大きな樹脂径となると、分散メディア同士の衝突による粉砕力、破壊力が減少し、好ましくない。 【0023】顔料の水性懸濁液に添加する常温固体の非水溶性樹脂の配合量は、顔料100重量%に対し300重量%以下、好ましくは150重量%以下である。300重量%以上の場合は、得られる顔料組成物の用途が限定される。 【0024】本発明に用いる分散装置としてはボールミル、サンドミル、アトライタ、振動ミル等の分散メディアを備えた各種分散装置が利用できる。分散メディアとしては、ガラス、ジルコニア、窒化ケイ素、フリント石、ステンレス鋼、砂、陶磁器などの材質からなる、0.1mm〜50mm程度の大きさの物を用いることができる。処理温度としては、温度が高いほど含水率は向上するが、樹脂の固着を防ぐため、常温固体の非水溶性樹脂が軟化しない温度において行うことが好ましい。 【0025】本発明の顔料組成物は、そのままの水性懸濁液の状態で使用することができるが、容易に且つ効率よく水分離性の向上した顔料組成物であるため、デカンテーション等により容易にウエットケーキとして使用することができる。このときの含水率としては、使用する顔料の種類によって異なるが、通常90重量%以下で使用し、特に50重量%以下が好ましく、この値は使用するウエットケーキの取り扱い性に起因する。 【0026】また、本発明の顔料組成物を乾燥し、粉末、顆粒、ペレット形状としても使用できる。 【0027】 【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。実施例において「部」はすべて重量部、「%」はすべて重量%を示す。 【0028】 【実施例1】3,3’−ジクロロベンジジン253部を常法に従ってテトラゾ溶液を得た。一方、アセトアセトアニリド354部を用いて常法に従ってカップラ−液を得た。このカップラ−液とテトラゾ溶液をカップリングさせ、アゾ顔料(Y−12)の含有率が4%の水性懸濁液(A)を得た。この得られた未精製の顔料の水性懸濁液100部に対し、最大粒径1mm、平均粒径が0.5mmのロジン変性フェノ−ル樹脂(軟化点160℃)4部を混合したものを、分散メディアとして粒径3mmのジルコニアビ−ズを備えたアトライタで60℃1時間処理し顔料組成物(B)を得た。得られた顔料組成物(B)をフィルタープレスによって脱水することで含水率40.0%となった。このウエットケーキ100部に対し、油性ワニス50部を加え、ニーダーを用いて60℃でフラッシングを行った。このときの一次排水をデカンテーションにより除き、ついで二次排水として真空脱水を行い、油性ワニス130部、AFソルベント(商品名 日本石油(株)製)25部を加え、ベースインキを作製した。得られたインキの分散度をグラインドメーターで測定したところ、7.5μm以下であった。 【0029】 【実施例2】カップリングまでの方法は実施例1と同様にして行った。得られた未精製の顔料の水性懸濁液100部に対し最大粒径0.5mm、平均粒径が0.1mmのロジン変性フェノ−ル樹脂(軟化点160℃)2部を混合したものを分散メディアとして粒径2mmのジルコニアビ−ズを備えたアトライタで60℃1時間処理し顔料組成物(C)を得た。得られた顔料組成物(C)をフィルタープレスによって脱水することで含水率38.0%となった。このウエットケーキ100部に対し、油性ワニス50部を加え、ニーダーを用いて60℃でフラッシングを行った。このときの一次排水をデカンテーションにより除き、ついで二次排水として真空脱水を行い、油性ワニス131部、AFソルベント26部を加え、ベースインキを作製した。得られたインキの分散度をグラインドメーターで測定したところ、7.5μm以下であった。 【0030】 【実施例3】実施例1で得られた顔料の水性懸濁液(A)100部と顔料組成物(B)104部、実施例2で得られた顔料組成物(C)102部をそれぞれフィルタ−プレスで濾過し、その濾過時間、含水率を比較した。濾過時間が早いほど含水率が低いほど水分離性が優れていることを示している。顔料の水性懸濁液(A)と比較して顔料組成物(B)、(C)は濾過時間が早く、含水率も低い値を示し水分離性が優れていた。その結果を表1に示す。 【0031】 【表1】
【0032】 【比較例1】カップリングまでの方法は実施例1と同様にして行った。得られた顔料組成物をフィルタープレスによって脱水することで、含水率74.0%となった。このウエットケーキを用いて実施例1と同様に、ベースインキを作製した。 【0033】 【比較例2】カップリングまでの方法は実施例1と同様にして行った。得られた未精製の顔料の水性懸濁液4重量%100部に対し、10ポイズの油性ワニス(タマノール(荒川化学工業(株)製)40部をAFソルベント60部に160℃で加熱溶解したもの)4部をアトライタにおいて、60℃1時間処理したところ、顔料と油性ワニスが分散メディアに固着し、均一な処理液を取り出すことが出来なっかった。 【0034】 【比較例3】カップリングまでの方法は実施例1と同様にして行った。得られた未精製の顔料の水性懸濁液100部に対し、最大粒径5mm、平均粒径が2mmのロジン変性フェノ−ル樹脂(軟化点160℃)2部を混合したものを分散メディアとして粒径3mmのジルコニアビ−ズを備えたアトライタで60℃1時間処理したところ、樹脂が十分に粉砕されず均一な処理液を取り出すことができなかった。 〈評価〉実施例1、2と比較例1で得られたベースインキ58部に油性ワニス35部、AFソルベント7部を添加し、タックが6.0になるよう調整を行い、顔料濃度7%の印刷用インキを得た。その結果を表2に示す。 【0035】 【表2】
【0036】(分散度)グラインドメーターを用いて各ベースインキの分散度値(単位μm)を測定した。値が小さい程分散度が優れていることを示す。比較例1に対し、実施例1、2は優れた分散度を示した。 (着色力)RIテスター(石川島産業機械(株)製)にて展色されたアート紙のマクベス濃度を測定した。値が高いほど高着色を示す。比較例1に対し、実施例1、2は高着色であった。 (透明度)RIテスターにて展色されたアート紙の透明性をクリプトメーター(日本電色工業(株)製)で測定した。値が高いほど透明であることを示す。比較例1に対し、実施例1、2は透明であった。 (光沢)RIテスターにて展色されたアート紙の光沢をデジタル変角光沢計(日本電色工業(株)製)で測定した。値が高いほど光沢があることを示す。比較例1に対し、実施例1、2は光沢が優れていた。 【0037】 【実施例4】1−アミノ−4−メチルベンゼン−2−スルホン酸95部の酸析を行い、冷却後、常法に従ってジアゾ成分を得た。一方、β−オキシナフトエ酸95部 を用いて常法に従ってカップラー溶液を得た。このカップラー液にジアゾ成分をカップリングさせ、染料を得た。これに、ロジンソープ21部を加え、pH11.0にした後、35%塩化カルシウム水溶液300部を加え、レーキ化を行いアゾ顔料(R−57)の含有率が3%の水性懸濁液を得た。この得られた未精製の顔料の水性懸濁液100部に対し、最大粒径1mm、平均粒径が0.5mmのポリエチレン樹脂(軟化点130℃)1.5部を混合したものを分散メディアとして粒径3mmのジルコニアビ−ズを備えたアトライタで80℃1時間処理し、顔料組成物を得た。得られた顔料組成物をフィルタープレスによって脱水することで含水率40.0%となった。これを乾燥した顔料組成物3部に対し、ポリエチレン樹脂195部、ワックス2部をヘンシェルミキサーで混合し、二軸同方向回転スクリュー押し出し機で練肉・押出した後、ペレタイザーでカットしてプラスチック用着色剤を得た。 【0038】 【比較例4】レーキ化までの方法は実施例4と同様にして行った。得られた顔料組成物をフィルタープレスによって脱水することで含水率72.5%となった。これを乾燥した顔料2部に対し、ポリエチレン樹脂196部、ワックス2部をヘンシェルミキサーで混合し、二軸同方向回転スクリュー押し出し機で練肉・押出した後、ペレタイザーでカットしてプラスチック用着色剤を得た。得られた顔料組成物は次の方法により評価を行った。〈評価〉結果を表3に示す。 【0039】 【表3】
【0040】(分散度)得られたプラスチック用着色剤をスライドグラスにのせて加熱溶融させて光学顕微鏡にて粒の数を観察した。粒の数が少ない程分散度が優れていることを示す。比較例4に対し、実施例4は粒の数が少なく、良好な分散度を示していた。 (フィルム分散)プラスチック用着色剤及びポリエチレン樹脂を顔料濃度が1%となるようにヘンシェルミキサーで混合し、二軸同方向回転スクリュー押し出し機で練肉・押出した後、ペレタイザーでカットしてインフレ−ションフィルム作成機にて厚さ50μmのインフレーションフィルムを作成し、面積50cm2中のフィルム中のブツの個数を測定した。ブツの個数が少ない程分散度が優れていることを示す。比較例4に対し、実施例4はブツの個数が少なく、良好な分散性を示していた。 (着色力)顔料/酸化チタン/ポリエチレン樹脂=0.05/0.70/99.25の組成で混合し試験用加熱2本ロールで5分間混合、練肉し、厚さ1mmのプレスシートを作成した。得られた厚さ1mmのプレスシートの着色力を測定した。値が高いほど高着色を示す。比較例4に対し、実施例4は高着色であった。 【0041】 【発明の効果】本発明によれば、顔料の水性懸濁液と、樹脂径が分散メディアの大きさと同一以下である常温固体の非水溶性樹脂を、分散メディアを備えた分散装置によって分散せしめることで、従来よりも容易に且つ効率よく水分離性を向上させ、分散性、透明性、着色力、光沢に優れるような顔料組成物を得ることができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000222118 【氏名又は名称】東洋インキ製造株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月27日(2000.4.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−311033(P2001−311033A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月9日(2001.11.9) |
| 【出願番号】 |
特願2000−128377(P2000−128377) |
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