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【発明の名称】 農用作業車の操向装置
【発明者】 【氏名】石黒 敏央

【氏名】山本 進

【氏名】松下 洋介

【要約】 【課題】ステアリング構造の簡素化を図るとともに、簡素化を図った状態でステアリング機能を阻害しない構造を提供することを目的とする。

【解決手段】ステアリングハンドル14に取付けられたピニオンギヤ57とこのピニオンギヤ57に咬合するセクタギヤ52とでステアリング減速ギヤ機構を構成するとともに、セクタギヤ52をミッションケース9の上方に配置し、ミッションケース9の下方に、セクタギヤ52からの動力伝達を受けて前車輪を操向可能に構成してある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 動力供給部の上方外方にステアリング減速ギヤ機構を設けるとともに、前記ステアリング減速ギヤ機構からの操作力を伝達すべく操向用の伝動軸を、前記動力供給部を迂回する状態で下方に延出し、前記伝動軸に操向用車輪を駆動する操向用駆動部を取付けてその操向用駆動部を前記動力供給部の下方に配置してある農用作業車の操向装置。
【請求項2】 ミッションケースの上方外方にステアリング減速ギヤ機構を設けるとともに、前記ステアリング減速ギヤ機構からの操作力を伝達すべく操向用の伝動軸を、前記ミッションケースの前方に位置させて下方に延出し、前記伝動軸に操向用車輪を駆動するピットマンアームを取付けてそのピットマンアームを前記ミッションケースの下方に配置してある農用作業車の操向装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング減速ギヤ機構を設けている農用作業車の操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平2−25742号公報に開示されているように、ステアリング減速ギヤ機構をケース内に収納すると、全体構造が大型化するとともに、製造コスト面でも高騰するので、特開平11−318132号公報に記載されているように、ステアリング減速ギヤ機構をケースに収納せずに、露出する状態で設けたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ただし、上記した構成のものはステアリング減速ギヤ機構をエンジンの下方に位置させているので、圃面に直接面していることになり、ステアリング減速ギヤ機構が泥土の付着や他物の接触等により作動が円滑に行えなくなる恐れがあった。
【0004】本発明の目的は、構造の簡素化と製造コスト面での有利さを生かしながら、ステアリング減速ギヤ機構の作動不良を招くことの少ないものを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 請求項1に係る発明は、動力供給部の上方外方にステアリング減速ギヤ機構を設けるとともに、前記ステアリング減速ギヤ機構からの操作力を伝達すべく操向用の伝動軸を、前記動力供給部を迂回する状態で下方に延出し、前記伝動軸に操向用車輪を駆動する操向用駆動部を取付けてその操向用駆動部を前記動力供給部の下方に配置してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0006】(作用効果) つまり、動力供給部の上方にステアリング減速ギヤ機構を設けてあるので、圃面とステアリング減速ギヤ機構との間に動力供給部が位置していることになり、動力供給部が遮蔽物となって圃面からの飛び石や泥土の飛散があってもステアリング減速ギヤ機構に到達することを阻止する。これによって、露出する状態でステアリング減速ギヤ機構を設けていても、圃面から影響を受け難く、円滑な作動を期待できることになる。
【0007】(構成) 請求項2に係る発明は、ミッションケースの上方外方にステアリング減速ギヤ機構を設けるとともに、前記ステアリング減速ギヤ機構からの操作力を伝達すべく操向用の伝動軸を、前記ミッションケースの前方に位置させて下方に延出し、前記伝動軸に操向用車輪を駆動するピットマンアームを取付けてそのピットマンアームを前記ミッションケースの下方に配置してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0008】(作用効果) つまり、走行用ミッションケースの上方にステアリング減速ギヤ機構を設けてあるので、圃面とステアリング減速ギヤ機構との間に走行用ミッションケースが位置していることになり、走行用ミッションケースが遮蔽物となって圃面からの飛び石や泥土の飛散があってもステアリング減速ギヤ機構に到達することを阻止する。これによって、露出する状態でステアリング減速ギヤ機構を設けていても、圃面から影響を受け難く、円滑な作動を期待できることになる。しかも、伝動軸は走行用ミッションケースの前方に位置させているので、比較的空きスペースの有効利用にも繋がり、機器配置が高率よく行える。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、田植機は、左右一対の操向駆動用の前車輪1と左右一対の駆動用後車輪2とを備えた乗用型の走行機体3の前部に、畦越え時等に使用される畦越えアーム39を設けるとともに、走行機体3の後部に、4連リンク機構5を介して複数条植えの苗植付装置4を昇降自在に連結し、苗植付装置4を昇降駆動する引上げ式油圧シリンダ利用の昇降シリンダ6を設けて構成されている。
【0010】走行機体3には、図1、2に示すように、前車輪ケース8を介して前車輪1を軸支するミッションケース9と後車輪2を軸支する後車軸ケース10とを備え、前記したミッションケース9と、その前方近傍に位置するエンジン11とミッションケース9の入力部に設けてありエンジン11に対してベルトテンション式クラッチ7で連動連結してある静油圧式無段変速装置 (以後HSTと称する)12とを搭乗運転部13に搭載してある。搭乗運転部13は、前車輪1を操向操作する為のステアリングハンドル14や、これの後方に位置する座席15、運転ステップSなどを備えている。運転ステップSは前記ミッションケース9の上方に配置されている。
【0011】図1に示すように、苗植付装置4は、左右方向に設定ストロークで往復移動駆動される苗のせ台16を設け、この苗のせ台16の移動に連動して苗取り出し口と圃場との間で上下循環作動することにより苗のせ台16上の苗を植付単位量づつ取出して圃場に植付ける複数の植付機構17を左右に植付条間隔を隔てて配設し、走行に伴い圃場面を滑走することにより植付予定圃場面を整地する複数の接地フロート18を左右に間隔を隔てて配設した周知の基本構造を有するものである。
【0012】図6に示すように、ミッションケース9内には、HST12からの動力を受ける入力軸19と、この入力軸19からの出力を高低二段に変速する副変速装置20と、副変速装置20からの出力を左右の前車輪1に伝達するデフ機構21とが走行伝動系の構成要素として設置されているとともに、一方向クラッチ22とこれからの動力を変速する株間変更用の植付変速機構23とこれからの動力を入り切りする安全クラッチ24とが走行伝動系から分岐させた苗植付装置4への伝動系(植付伝動系)の構成要素として設置されている。
【0013】図6に示すように、副変速装置20の出力軸25とデフ機構21の入力軸26とに亘ってギヤ伝動機構27を設けてあり、ギヤ伝動機構27の入力軸26に取付けられた入力ギヤ27Aに後記するブレーキディスクを作用させて、前車輪1に対するブレーキ機構28を構成してある。図9に示すように、ブレーキ機構28は、ミッションケース9にその壁面を貫通する状態で支承されるブレーキ操作軸29と、ブレーキ操作軸29の外端に取付けた駆動アーム30と、ブレーキ操作軸29の内端に取付けられた一対のブレーキディスク31A,31Bとからなる。一対のブレーキディスク31A,31Bは、一方がブレーキ操作軸29に対してその軸心方向に移動不能な固定ディスク31Aであり、他方がブレーキ操作軸29に対してその軸心方向に移動可能に螺着されている可動ディスク31Bで構成されている。
【0014】つまり、可動ディスク31Bはブレーキ操作軸29にネジ嵌合されており、駆動アーム30によって回転駆動されるブレーキ操作軸29の回転作動によって、回転を規制された状態でブレーキ操作軸29の軸心方向に移動し、入力ギヤ27Aに圧接当し、固定ディスク31Aとともに入力ギヤ27Aを挟み付けてブレーキを利かすように構成してある。両ディスク31A,31Bの入力ギヤ27が接触作用する位置には、摩擦力の高いブレーキパッド31a,31bを取付固定してあり、ブレーキ性能を高める構成を採っている。
【0015】次に、ベルトテンション式のクラッチ7とブレーキ機構28に対する操作構造について説明する。図4及び図5に示すように、ミッションケース9の右側面側にクラッチ・ブレーキペダル32を揺動自在に支持するとともに、クラッチ・ブレーキペダル32の揺動軸心位置Xに連動アーム33を取付けてある。連動アーム33には回転自在な軸33Aが掛け渡してあり、軸33Aに対して直交する状態で連動ロッド34を貫通させ、連動ロッド34の一端を駆動アーム30に連係してある。連動ロッド34には、軸33Aを挟んで上下一対の付勢バネ34A、34Aが外嵌されており、駆動アーム30と連動アーム33との間隔を一定に維持するようにしてある。クラッチ・ブレーキペダル32を踏込み操作すると、駆動アーム30を回転駆動してブレーキ操作軸29を回転させて、ブレーキ機構28を作動させるように構成してある。
【0016】図3乃至図5に示すように、ベルトテンション式クラッチ7は、エンジン11の出力プーリー11Aと、HST12の入力プーリー12Aとの間に掛け渡された伝動ベルト36と、この伝動ベルト36に作用するテンションプーリー機構35とで構成してある。テンションプーリー機構35は、テンションプーリ35Aと、テンションプーリー35Aを揺動支持するプーリーフレーム35Bとで構成するとともに、プーリーフレーム35Bの下端部分を揺動軸心Yに沿って延出して、その延出端とクラッチ・ブレーキペダル32のペダルフレーム32とを連係ロッド37で連係して、クラッチブレーキペダル32の踏込み操作によって、テンションプーリー35Aを伝動ベルト36より離間させるように構成してある。尚、図中38はクラッチ・ブレーキペダル32を待機姿勢に復帰させるとともに、テンションプーリー35Aを伝動ベルト36に作用させ、クラッチ入り状態に切換える復帰バネである。
【0017】次に、左右のサイドクラッチ・ブレーキ、及び、その操作構造について説明する。図7に示すように、ミッションケース9からの動力伝達を受けるセンターベベルギヤ40を、後車軸ケース10内にベアリング支承するとともに、センタベベルギヤ40に、後車軸ケース10の軸心位置に配置した左右の伝動軸42,42の一端同士を突き合わせる状態で差込み、そのセンターベベルギヤ40で遊転支持させている。後車軸ケース10の横向き伝動ケース部10Aと縦向き伝動ケース部10Bとの連結部位にサイドベベルギヤ43をベアリングで支承し、そのサイドベベルギヤ43に伝動軸42,42の他端を差込嵌合し、サイドベベルギヤ43と伝動軸42とをスプライン嵌合してある。
【0018】図7に示すように、左右の伝動軸42,42には、夫々、左右の円筒状のクラッチケース44,44が被せてあり、両クラッチケース44,44は、それらの一端がセンターベベルギヤ40と爪によって係合離脱自在な左右のサイドクラッチ45A、45Bに形成してあり、左右クラッチケース44,44の他端は、やや大径に形成してあり、大径部44aにクラッチケース44,44の一端をセンターベベルギヤ40と係合する側に付勢する左右の付勢バネ46,46を収納して、左右のサイドクラッチ45A,45Bを入り付勢してある。左右の大径部44aの更に先端側には夫々フランジ部44bが形成してあり、左右サイドブレーキ47A、47B用の左右摩擦板47aに接当作用するように構成してある。
【0019】次に、サイドクラッチ・ブレーキに対する操作構造について説明する。図2及び図7に示すように、左右のクラッチケース44,44の大径部44a、44a近くに夫々左右の縦向き回転操作軸48,48を設け、これら回転操作軸48,48を後車軸ケース10に設けたボス部に嵌め込んで回転可能に支持してある。回転操作軸48,48の後車軸ケース10内に位置する中間部には、夫々、左右の駆動アーム49,49が設けてあり、左右駆動アーム49,49はこの字型の断面をしたアームで、左右駆動アーム49,49における上下の板部分が左右のクラッチケース44,44に外嵌係合されている。駆動アーム49,49の上下板部分は、夫々、左右のクラッチケース44,44における大径部44a、44aに基端側段差部に係合しており、左右付勢バネ46,46のバネ力に抗して、左右クラッチケース44,44を摩擦板47aに押圧作用させるべく、左右回転操作軸48,48とともに揺動自在である。
【0020】図2及び図7に示すように、左右回転操作軸48,48における後車軸ケース10より突出する部分には、左右入力アーム50A、50Bが装着されており、左右連係機構51A、51Bを介して前輪操向用のピットマンアーム62に連係されている。左右連係機構51A,51Bは、左右連係用のロッド53A,53Bと左右のコイルスプリング54A,54Bとでなり、左右の連係用のロッド53A,53Bの一端は、夫々、ピットマンアーム62に連係され、左右コイルスプリング54A,54Bの一端は左右入力アーム50A、50Bに連係されている。そして、連係されたロッド53A,53Bの他端は、コイルスプリング54A,54B内に挿入されて一定範囲で相対スライド移動自在であるとともに、紡錘型に形成されたコイルスプリング54A,54Bの小径先端部に引掛係合するように構成してある。ここに、駆動アーム49A(又は49B)と入力アーム50A(50B)及び回転操作軸48A(又は48B)とを後輪用サイドクラッチに対する操向レバーと総称する。
【0021】図10に示すように、左右連係用ロッド53A,53Bと左右コイルスプリング54A,54Bとの夫々の連係状態は、互いに近接する短縮する方向においては、互いに反対方向への移動が可能である。互いに離間する方向に相対移動した場合には、ロッド53A,53Bの他端がコイルスプリング54A,54Bの小径先端部に係合するまでは相対離間移動を継続できるが、その小径先端部に係合すると、それ以上の相対移動は行えず、一体で移動することになる。このような、ロッド53A,53Bとコイルスプリング54A,54Bとの連係によって、ある種の融通機構Zを形成している。
【0022】図3に示すように、ハンドルポスト55に支持される操向操作用回転軸56の上端にステアリングハンドル14を取付けるとともに、操向操作用回転軸56の下端にピニオンギヤ57が取付けられており、このピニオンギヤ57がセクタギヤ52に咬合して操向操作が行われる。このピニオンギヤ57とセクタギヤ52とはミッションケース9の上方において外部に露出する状態で設けてある。ピニオンギヤ57とセクタギヤ52とでステアリング減速ギヤ機構を構成する。
【0023】セクタギヤ52と一体回転する伝動軸41をミッションケース9とエンジン11との間に位置させてミッションケース9の下方まで達する状態で垂下し、伝動軸41の上端部をミッションケース9から延出された上部フレーム60Aと伝動軸41の下端部を機体フレームより延出された下部フレーム60Bとで支持し、下部フレーム60Bより突出した伝動軸41の下端部にミッションケース9の下方で揺動するピットマンアーム62を設ける。ピットマンアーム62には左右のタイロッド58A,58Bを介してナックルアーム59A,59Bに連係してあり、操向輪としての前車輪1,1を駆動するように構成してある。ここに、ピットマンアーム62とタイロッド58A,58B、及び、ナックルアーム59A、59Bを操向用駆動部と称する。
【0024】以上のような操作構造において、ステアリングハンドル14への操作を行うと、図2に示すように、ピニオンギヤ57に連動して、セクタギヤ52が回転する。セクタギヤ52の回転角、実際にはステアリングハンドル14の一回転に達しない小回転角においては、左右ロッド53A、53Bが左右コイルスプリング54A,54Bに対して相対移動するだけで、左右入力アーム50A,50Bは回転駆動されない。ただし、ステアリングハンドル14を右回転してセクタギヤ52の回転角が前記小回転角を超えると、図8に示すように、左ロッド53Aはコイルスプリング54Aに対して相対移動する状態を維持するが、右ロッド53Bはコイルスプリング54Bと一体で、入力アーム50Bを駆動するように移動する。そうすると、入力アーム50Bの回転を受けて駆動アーム49Bが回転され、駆動アーム49Bが右クラッチケース44Bをサイドブレーキ47B側に移動させ、右クラッチケース44Bとセンタベベルギヤ40との係合を断って、サイドクラッチ45Bを切り操作する。
【0025】更に、ステアリングハンドル14を右回転操作すると、コイルスプリング54Bにかかる引っ張り力が大きくなり、右クラッチケース44Bがブレーキ摩擦板47bに圧接作用して、サイドブレーキ47Bの制動力を発揮させる。ステアリングハンドル14の回転角を大きくするに連れてコイルスプリング54Bの引張力が大きくなり、制動力も大きくなる。ステアリングハンドル14を反対方向に操作すれば、左側のサイドクラッチ・ブレーキが同様の作動を行う。
【0026】尚、図2及び図3に示すように、セクタギヤ52を支持する上部フレーム60Aに対してストッパピン61を取付けるとともに、セクタギヤ52に抜き孔52Aを形成し、ストッパピン61を抜き孔52Aに貫通させてある。抜き孔52Aを形成し、抜き孔52Aは扇形に形成してあり、セクタギヤ52が所定角度だけ回転すると、抜き孔52Aの縁とストッパピン61とが接当して、セクタギヤ52の回転限界を決める回転規制機構を構成してある。
【0027】畦越えアーム39について説明する。図11及び図12に示すように、畦越えアーム39は正面視でパイプ材を略アーチ側に成形したもので、走行機体3の前端バンパー64下面において、左右軸心回りで機体前方側に向けて前倒れ状態となるように揺動可能であり、付勢バネ(図示せず)によって縦姿勢に維持されている。使用する場合は、付勢バネに抗して畦越えアーム39を前に倒して作業者の体格にあった位置に設定し、軽く操作することができる。ここでは、図示してないが、畦越え時においては走行速度を超低速となる状態に切換え、この畦越えアーム39を倒して作業者がこのアーム39を握って田植機の転倒等を抑制する状態でゆっくりと走行して畦越えを行う、速度切換レバーが設けてある。
【0028】図11及び図12に示すように、畦越えアーム39においてパイプ材は前端バンパー64に支持されている基端フレーム部39Aに対して先端フレーム部39Bを幾分大径にして外嵌し、先端フレーム部39Bを基端フレーム部39Aに対して出退自在に構成してある。これによって、バンパー64への支持部分から先端フレーム部39Bの握り部分までの腕長さの調節が行えるようになり、作業者に体重差があるとしても田植機に対する押え効果を同じようなものにできる。
【0029】〔別実施形態〕本発明は以下のような形態で実施することもできる。
■ 上記実施例においては、クランク式の植付機構について適用する構成について説明したが、ロータリ式の植付機構について適用してもよい。
■ セクタギヤ52とピットマンアーム62とを取付けてある伝動軸41については、前記実施例においてはミッションケース9の前方に位置させる構成について説明したが、ミッションケース9の後方を通してもよい(この場合については図示していない)。ミッションケース9の前方を通すか、又、反対に後方を通すかについては占有スペースを確保しやすい方を選択することになる。
■ ステアリング減速ギヤ機構を配置する際に基準となるものとしてミッションケース9を対象としたが、エンジン11の上方に設けてもよく、ここでは、ステアリング減速ギヤ機構を上方に配置する際の対象となるものを、動力供給部と称する。
【出願人】 【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
【出願日】 平成12年3月16日(2000.3.16)
【代理人】 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【公開番号】 特開2001−260904(P2001−260904A)
【公開日】 平成13年9月26日(2001.9.26)
【出願番号】 特願2000−73351(P2000−73351)