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【発明の名称】 車 両
【発明者】 【氏名】片岡 誠一

【氏名】勘場 一志

【氏名】松本 和久

【要約】 【課題】使用者にとって使い勝手が良く、且つ安全な走行ができる車両を提供することを課題とする。

【解決手段】前輪3の操向角度を角度センサであるリードスイッチ47によって検知し、走行方向を切り換える切換スイッチ18等のスイッチが後進側に切り換えられた時のみマイコン50によって駆動装置37の出力を減少するように制御することで、使用者が不慣れな後進走行をする場合に、自動的に旋回角度が大きいほど駆動装置37の出力を抑えるので、使い勝手が向上すると共に、転倒しにくくなるため安全性が向上する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 駆動装置によって駆動される駆動輪と、操舵されることによって進行方向を定める操向輪と、該操向輪の操向角度を検知する角度センサと、該角度センサの検知角度に応じて前記駆動装置の出力を制御する制御回路とを備え、使用者により操作されるスイッチを設け、前記制御回路は、前記スイッチが操作された時、前記角度センサの角度に応じて前記駆動装置の出力を制御することを特徴とする車両。
【請求項2】 前記スイッチは、走行方向を切り換える切換スイッチの後進側に切り換えられた時に動作することを特徴とする請求項1記載の車両。
【請求項3】 前記角度センサは、複数段の角度が検知可能で、前記制御回路は、前記角度センサの検知角度に応じて前記駆動装置の出力を変化させることを特徴とする請求項1記載の車両。
【請求項4】 前記制御回路は、前記角度センサの検知角度が大きいほど前記駆動装置の出力を小さくすることを特徴とする請求項3記載の車両。
【請求項5】 低速域から高速域の範囲で走行速度が切り換え可能な速度調節手段を設け、前記スイッチは、前記速度調節手段が高速域を選択したときに動作することを特徴とする請求項1記載の車両。
【請求項6】 走行中使用者が握持するためのハンドルを設け、前記スイッチは、前記ハンドルに所定以上の握持力が加わったときに動作することを特徴とする請求項1記載の車両。
【請求項7】 走行中使用者が足を載置するためのフロアを設け、前記スイッチは、前記フロアに所定以上の圧力が加わったときに動作することを特徴とする請求項1記載の車両。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車や自動車等の制動力を制御する車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両は、特公平7−53004号公報に示す如く、電動車等の車両において、ステアリング角度を検出し、その検出角度に応じて減速信号を出力し、旋回角度が大きいほど自動的に減速して走行する制御を行っている。そして、高アクセル時や中間アクセル時にはこのような減速制御は作動するが、低アクセル時には減速制御を解除するものが知られている。
【0003】しかしながら、上述するような車両においては、低アクセル時以外はこのような減速制御が働いており、前進する場合においても、後進する場合においても減速制御が働いてしまい、不慣れな後進方向での減速は良いのであるが、慣れている前進方向においても減速が働いてしまうので、使用する場合において使用感が非常に悪いものになるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用者にとって使い勝手が良く、且つ安全な走行ができる車両を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成によると、駆動装置によって駆動される駆動輪と、操舵されることによって進行方向を定める操向輪と、該操向輪の操向角度を検知する角度センサと、該角度センサの検知角度に応じて前記駆動装置の出力を制御する制御回路とを備え、使用者により操作されるスイッチを設け、前記制御回路は、前記スイッチが操作された時、前記角度センサの角度に応じて前記駆動装置の出力を制御することを特徴とする。
【0006】また、請求項2の構成によると、前記スイッチは、走行方向を切り換える切換スイッチの後進側に切り換えられた時に動作することを特徴とする。
【0007】更に、請求項3の構成によると、前記角度センサは、複数段の角度が検知可能で、前記制御回路は、前記角度センサの検知角度に応じて前記駆動装置の出力を変化させることを特徴とする。
【0008】そして、請求項4の構成によると、前記制御回路は、前記角度センサの検知角度が大きいほど前記駆動装置の出力を小さくすることを特徴とする。
【0009】また、請求項5の構成によると、低速域から高速域の範囲で走行速度が切り換え可能な速度調節手段を設け、前記スイッチは、前記速度調節手段が高速域を選択したときに動作することを特徴とする。
【0010】更に、請求項6の構成によると、走行中使用者が握持するためのハンドルを設け、前記スイッチは、前記ハンドルに所定以上の握持力が加わったときに動作することを特徴とする。
【0011】また、請求項7の構成によると、走行中使用者が足を載置するためのフロアを設け、前記スイッチは、前記フロアに所定以上の圧力が加わったときに動作することを特徴とする。
【0012】上述する構成で、使用者が乗車して駆動装置を駆動することで走行を開始し、例えば後進しようとする場合や走行速度が速くなってきたときにスイッチを入れると、操向輪の角度を角度センサが検出し、その角度に応じて駆動装置の出力を減少するように制御され、車両は操向角度に応じて減速されて走行する。そして、スイッチが解除されると駆動装置の出力を減少させるための信号は出力せず、通常通りの駆動力で走行するようになる。
【0013】また、前記スイッチは、前後進を切り換える切換スイッチで構成されており、スイッチを操作して後進しようとした場合に旋回角度に応じて駆動装置の出力を減少するように制御するので、不慣れな後進走行を行う場合での旋回時には必ず駆動力が抑えられて減速するので、安全である。
【0014】更に、前記角度センサは、旋回角度が大きければ大きいほど駆動装置の出力を小さくするので、通常旋回角度が大きいと転倒する可能性が大きくなるが、旋回角度が大きいほど駆動装置の出力を抑えるので、自動的に減速の大きさが設定されて転倒しにくくなる。
【0015】また、使用者によって走行速度を調節することができる速度調節手段を設け、速度調節手段を操作することによって最高速度が調節でき、その速度を最高速度として走行する。この時、高速域を選択したときにスイッチが動作して、角度センサの角度に応じて駆動装置の出力が制御される。また、中速域、低速域においては操向輪がどれだけ旋回しても駆動装置の出力が変化することが無く、通常通り駆動する。従って、高速走行の場合にのみ旋回時に減速することになり安全である。
【0016】更に、ハンドルに所定以上の握持力が加わったときに動作するスイッチを設け、使用者が危険と感じてハンドルを強く握った場合に、操向輪の操舵角度に応じて減速をするようになるから、危険な状態の時は旋回時に自動で減速するので安全である。
【0017】また、使用者が足を載置するフロアに所定以上の圧力が加わったときに動作するスイッチを設け、使用者が危険と感じてフロアを強く踏んだ場合に、操向輪の操舵角度に応じて減速をするようになるから、危険な状態の時は旋回時に自動で減速するので安全である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、電動四輪車を例に図面に基づき詳述する。
【0019】1は、後部左右に後述する駆動装置であるモータ41により回転駆動される駆動輪、即ち後輪2と、前部には回転自在に設けられ操舵される左右の操向輪、即ち前輪3とが設けられた電動四輪車の本体で、該本体1は、前記前輪2に連結されたハンドル軸(図示せず)の上端にループ形状をしたハンドル4が設けられている。
【0020】5は、前記本体1の後部に設けられた回転自在のシートで、該シート5はシート5の下部に回動可能なレバー6を有しており、上方に回動操作することでシート5の固定が解除されて回転可能になり、中央と左右でシート5が固定できるようになっている。また、7は、肘掛けである。
【0021】8は、前記前輪2の上方で前記ハンドル4下部に亘って形成された前記本体1前部に設けられた樹脂製のフロントカウルで、該フロントカウル8の前部には小物を収納できる上方が開放されたかご9が設けられている。
【0022】10は、前記本体1の後方で前記シート5下方に設けられたリヤカバーで、該リヤカバー10は、後述するバッテリ36や制御ボックス44等を覆うようになっている。また、前記リヤカバー10は前記後輪2を覆うためのリヤフェンダー11を形成している。
【0023】12は、前記フロントカウル8の左右に設けられた表示器、即ちウインカーで、該ウインカー12は使用者の操作によって点滅し周囲の人や車に曲がる方向を報知できるようになっている。
【0024】13は、前記前輪3と後輪2との間に設けられ、前記シート5に使用者が乗車した時に足を置くためのフロアで、該フロア13は、前記フロントカウル8の下方にまで延長しており、その左右には上方に膨出して前記前輪3を覆うフロントフェンダー14が形成されている。
【0025】15は、前記ハンドル4のループ内を前後に連結したパネル部で、該パネル部15には、警笛をならすための警報スイッチ16、その左右には曲がる際に前記ウインカー12を点滅させるためのウインカースイッチ17が設けられており、該ウインカースイッチ17は右側のスイッチを入れると右側のウインカーが点滅し、左側のスイッチを入れると左側のウインカーが点滅し、再度左右どちらかのウインカースイッチ17を押さえることによって消灯するようになっている。また、18は、進行方向を切り換える切換スイッチで、19は、複数のLEDからなるバッテリ残量表示灯で、20は、押さえたときに停止する非常停止スイッチで、該非常停止スイッチ20は使用者のみならず周囲の人も押さえることができるようになっている。更に、21は、最高速度を調節するための速度調節ツマミで、該速度調節ツマミ21は時速2キロから6キロの間で自由に可変できるようになっている。
【0026】22は、前記ハンドル4内に上方に付勢され下方に押さえることで速度調節できるアクセルレバーで、該アクセルレバー22はシャフトによって連結しており、左右が連動している。
【0027】次に、前記本体1を構成するフレームについて、図3乃至図6に基づき説明する。
【0028】30は、本体1を構成する丸パイプからなるメインフレームで、該メインフレーム30は前記前輪3間から徐々に幅広に形成され前記フロア13下方から幅広で前記後輪2付近まで形成されている。そして、前記メインフレーム30後端部分は丸パイプを板状に押さえることによってメインフレーム30内への水等の混入を防ぐようになっている。更に、この部分には後述するサスペンション38が取り付けられるようになっている。
【0029】31は、前記メインフレーム30に懸架され前記フロア13を補強するためのフロアフレームで、該フロアフレーム31は、前記前輪3側で前記メインフレーム30の上から嵌合した車幅方向に延びるフレームと、そのフレームから間隔を開けて前後方向に設けられた4本のフレームと、このフレームに接合されフロア13後端で前記メインフレーム30に懸架するフレームとから構成している。
【0030】32は、前記前輪3を支持するための前輪保持パイプで、該前輪保持パイプ32は前記前輪3が左右に操向可能に設けられている。
【0031】33は、前記ハンドル4に連結されるハンドルパイプで、該ハンドルパイプ33はメインフレーム30の前部に取り付けられたフロントフレーム30に対して回転自在に取り付けられ、前記ハンドル4を回動させたときに挿通固定された回動板34が一体に回動するようになっている。また、前記回動板34にはそれぞれの前記前輪3と連結するアーム35が取り付けられており、回動板34の回動、即ちハンドル4が操作されたときにアーム35によって左右に操舵されるようになっている。
【0032】36は、前記シート5下部の左右に配置されたバッテリで、該バッテリ36の上部には充電をするためのコードリール(図示せず)が設けられている。
【0033】37は、前記メインフレーム30後端に設けられる左右のサスペンション38を介して設けられる駆動装置で、該駆動装置37は後輪2を連結する車軸39と、車軸39の途中にデファレンシャルを有する減速機40を設け、該減速機40に連結するモータ41を車軸39の上方に配置している。そして、前記サスペンション38は、前記メインフレーム30と、メインフレーム30に対して揺動する揺動フレーム42との間に設けられ、前記駆動装置37は、前記揺動フレーム42に取り付けられている。また、前記モータ41には、通電をすることによって解除し、通電がないときにバネの付勢力によって制動する電磁ブレーキ43が設けてある。即ち、前記後輪2に衝撃があったとき、前記後輪2は前記駆動装置37と共に前記サスペンション38によってメインフレーム30に対して揺動するようになっている。
【0034】44は、前記駆動装置37と前記バッテリ36との間に配置され前記メインフレーム30に取り付けられた金属製の制御ボックスで、該制御ボックス44には前記モータ41を駆動したり前記パネル部15の表示等を制御する制御回路が内蔵されているほか、前記バッテリ36の充電を行う充電回路も内蔵されている。そして、この制御ボックス44は、モータ41から発生する電磁波が制御回路に悪影響を与えないように遮蔽する役目を果たしている。
【0035】次に、前記回動板34の説明を図7に基づき説明する。
【0036】45は、前記回動板34の裏側に縦方向に取り付けられた2個のマグネットで、該マグネット45はハンドル4操作によって回動し、ハンドルパイプ33先端のハンドル軸を中心に左右に円弧を描きながら回動する。該マグネット45は、前方を45A、後方を45Bとする。
【0037】46は、前記フロントフレーム32に固定して取り付けられた円弧状のプレートで、該プレート46は前記マグネット45の回転軌跡上に左右にリードスイッチ47を設けた基板が取り付けられている。このように構成することにより、回動板34が左右いずれかに少し回動すると、マグネット45Aがリードスイッチ47Aの上方に位置し、リードスイッチ47Aに近接することによってスイッチングするようになっている。また、回動板34が更に大きく回動すると、マグネット45Aとリードスイッチ47Aとは離れることによってリードスイッチ47Aはオフし、次にマグネット45Bとリードスイッチ47Bとが近接することでスイッチングすることになる。また、ハンドル軸を中心にリードスイッチ47Aの角度は、直進方向を中心にして80度、リードスイッチ47Bの角度は120度になっている。即ち、これらの構成により、ハンドル角度がどれくらい回動しているかを検知することができる。即ち、これらのリードスイッチ47を角度センサと言う。
【0038】次に、本実施例の制御回路について、図8に基づき説明をする。
【0039】50は、前記速度調節ツマミ21の操作によって変わる電圧変化や、アクセルレバー22の操作によって変わる電圧変化、ウインカースイッチ17や切換スイッチ18からの信号を入力し、前記モータ41の駆動力等を制御するマイコンで、該マイコン50は、電源スイッチ51の操作によってリレーコイル52に通電することでリレースイッチ53をオンし、電源回路54によって5ボルトに降圧して電源供給されるようになっている。
【0040】55は、前記アクセルレバー22の操作に連動して抵抗値が変化するアクセルボリウムで、該アクセルボリウム55は抵抗値の変化を電圧変化にしてアクセル入力回路56を介して前記マイコン50に出力するようになっている。
【0041】57は、前記後輪2の回転数、及び回転方向を検知するエンコーダで、該エンコーダ57の信号も前記マイコン50に入力されるようになっている。
【0042】58は、前記マイコン50からの指示により前記電磁ブレーキ43を動作するための電磁ブレーキ駆動回路で、該電磁ブレーキ駆動回路58は、通電を開始すると電磁ブレーキ43は解除され、通電を停止すると電磁ブレーキ43は内蔵したバネの付勢力によって制動するようになっている。
【0043】59は、前記マイコン50に接続され前記ウインカースイッチ17をウインカー12の点滅と連動して点滅させたり、バッテリ36の残量表示を行うためのバッテリ表示灯19のLEDを点灯させるための表示駆動回路である。
【0044】60は、前記マイコン50に接続され前記ウインカースイッチ17の操作によって操作された方向のウインカー12を点滅させるためのウインカー回路である。
【0045】61は、前記マイコン50とモータ41に接続され前記マイコン50からのPWM信号からなる出力信号によってモータ41を駆動するモータ駆動回路であり、該モータ駆動回路61に出力される出力信号は、前記速度調節ツマミ21によって指示される速度を最高速度とし、前記アクセルボリウム55によって指示される指示値によってマイコン50内で演算することで出力するようになっている。そして、この出力信号は、前記エンコーダ57からの値によってフィードバックされ、正しい指示値になるように補正されてモータ41は駆動するようになっている。
【0046】次に、制御回路の動作について、図9乃至図10に基づいて説明をする。
【0047】まず、フローチャートについて説明すると、スイッチが操作される、即ち切換スイッチ18が後進側に切り換えられると(S1)、前記角度センサであるリードスイッチ47からの入力によって現在ハンドル4が何度曲がっているのかを入力する(S2)。そして、図9の操向角度と出力のグラフで示すように、予め定められた減衰率で出力するように出力が規制された減速走行を行う(S3)。この時の予め定められた減衰率については、直進方向を中心にしてリードスイッチ47Aがオンするまでの80度以内の操向角度であれば減速しなくても危険性がないため、出力は通常走行と同じ出力で行われる。しかし、リードスイッチ47Aのみがオンする角度である、80度から100度程度の操向角度であれば、通常走行の70%を出力として30%を減衰して出力する。更に、リードスイッチ47Bがオンする100度から120度までの間であれば、危険であると判断して前進走行である通常走行の70%を減衰して30%の出力でモータ41を駆動する。即ち、切換スイッチ18によって後進走行を行う事が確認されると操向角度に応じて減速走行するようになっている。また、切換スイッチ18によって前進走行である場合は通常走行であると認識し、アクセル操作に基づいて通常走行する(S4)。
【0048】本実施例では、減速走行するためのスイッチを進行方向を切り換える切換スイッチ18の操作と連動して行ったが、特に切換スイッチ18にすることはなく、減速スイッチとして、別に設けても構わない。
【0049】また、第2実施例として、速度調節手段、即ち速度調節スイッチ21を3段階に低速域から中速域、高速域と区切りを設け、その高速域のみで前記減速走行になるように設定すると、高速域のみで前輪2の操舵角度に応じて減速走行するので、低速域や中速域では通常通りの速度で旋回時に速度が遅すぎるということがなく、高速域のみで旋回時に減速して安全である。
【0050】更に、第3実施例として、ハンドル4の握持部分に圧力センサや衝撃センサなどの感圧部材をスイッチとして設け、所定値以上の圧力がかかると信号出力するように構成する。そして、走行中に危険な状態になって使用者がハンドル4を強く握った場合、ハンドル4操作をして旋回中であれば減速をするので、危険な状態をハンドル4の握持の強さで検知して自動的に減速するので、安全である。
【0051】また、第4実施例として、フロア13の表面の使用者の足を載置する部分に圧力センサや衝撃センサなどの感圧部材をスイッチとして設け、所定値以上の圧力がかかると信号出力するように構成する。そして、走行中に危険な状態になり使用者が足に力を入れてフロア13を強く押さえた場合、ハンドル4操作をして旋回中であれば減速をするので、危険な状態をフロア13への荷重の大きさで検知して自動的に減速するので、安全である。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によると、使用者により操作されるスイッチが入力されたときのみ、旋回角度に応じて駆動装置の出力が制御されるので、カーブに入る前や、速度が早くなったときにスイッチが操作されることで旋回等の走行時に十分減速でき、安全性が向上する等の効果を奏する。
【0053】また、請求項2の構成によると、スイッチは、走行方向を切り換える切換スイッチであり、後進側に切り換えられた時に旋回時の駆動装置の出力が制御されるので、使用者が速度に対して不慣れな後進走行で旋回を行う場合に駆動装置の出力を制御するため、後進走行時はカーブでの速度が十分減速され、直進走行では減速される事なく走行できるので、安全性が向上すると共に、使い勝手が向上する等の効果を奏する。
【0054】更に、請求項3の構成によると、角度センサの検知角度に応じて駆動装置の出力を変化させるので、走行カーブの大きさに応じて駆動装置の出力が変わり、安全性が向上すると共に使い勝手が向上する等の効果を奏する。
【0055】そして、請求項4の構成によると、操向角度が大きいほど駆動装置の出力を小さくするので、操向角度が大きいほど自動的に減速し、安全性が向上すると共に使い勝手が向上する等の効果を奏する。
【0056】また、請求項5の構成によると、速度調節手段が高速域を選択したときにスイッチが動作して角度センサの角度に応じて駆動装置の出力が制御されるので、高速走行の場合にのみ旋回時に減速することになり、使い勝手が向上する他に安全である等の効果を奏する。
【0057】更に、請求項6の構成によると、使用者が危険と感じてハンドルを強く握った場合にスイッチが入って、操向輪の操舵角度に応じて減速をするようになるから、危険な状態の時は旋回時に自動で減速するので安全である等の効果を奏する。
【0058】また、請求項7の構成によると、使用者が危険と感じてフロアを強く踏んだ場合にスイッチが入り、操向輪の操舵角度に応じて減速をするようになるから、危険な状態の時は旋回時に自動で減速するので安全である等の効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成12年5月29日(2000.5.29)
【代理人】 【識別番号】100111383
【弁理士】
【氏名又は名称】芝野 正雅
【公開番号】 特開2001−339813(P2001−339813A)
【公開日】 平成13年12月7日(2001.12.7)
【出願番号】 特願2000−157496(P2000−157496)