| 【発明の名称】 |
ハイブリッド車両 |
| 【発明者】 |
【氏名】植田 寿
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水素エンジンおよびモータを動力源とするハイブリッド車両であって、水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料として水素エンジンに供給してその駆動を行わせるとともに、その水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料電池に供給して、燃料電池による発生電力をモータの駆動用電源とするようにしたハイブリッド車両。 【請求項2】 二次バッテリを設けて、モータの非駆動時における燃料電池の発生電力およびモータの駆動時の余剰電力を二次バッテリに蓄電させるようにしたことを特徴とする請求項1の記載によるハイブリッド車両。 【請求項3】 太陽電池を設けて、その発生電力を二次バッテリに蓄電させるようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるハイブリッド車両。 【請求項4】 二次バッテリを電源として水の電気分解を行う水分解装置を設けて、その水の電気分解によって発生した水素を水素貯蔵装置に供給するようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるハイブリッド車両。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、水素エンジンおよびモータを動力源とするハイブリッド車両に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ガソリンエンジンとモータとを共用したハイブリッド車両が開発されている。 【0003】また、従来、車両に水素エンジンを動力源として搭載したものが存在する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、ガソリンエンジンとモータとを共用したハイブリッド車両では、モータの駆動に充分な電力を供給することのできる特殊な二次バッテリを用いる必要があることである。そして、ガソリンエンジンの排気ガスによる大気汚染が大幅に低減するが、そのガソリンエンジンの排気ガスの問題を完全に解決するにいたっていないことである。 【0005】また、水素エンジンを車両の動力源とするのでは、排気ガスの問題が全くないが、水素エンジンの出力効率があまり良くなく、スタート、加速、登坂時などの各種走行状況に即した充分な駆動力を得るためには出力が大きな大型エンジンを搭載する必要があることである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によるハイブリッド車両は、水素エンジンとモータとを動力源とすることにより、排気ガスの問題が全く生ずることなく車両の走行状況に即した充分な駆動力を得ることができるようにするとともに、水素エンジンの燃料となる水素を有効利用してモータに充分な駆動電力を供給できるようにするべく、水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料として水素エンジンに供給してその駆動を行わせるとともに、その水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料電池に供給して、燃料電池による発生電力をモータの駆動用電源とするようにしている。 【0007】 【実施例】図1は、車両の駆動軸1に水素エンジン2およびモータ3を直結することにより、その各駆動力をそれぞれ車両の駆動軸1に直接伝達できるようにしたシリーズ型ハイブリッド車両の場合を示している。図中、4は駆動軸1の動力を車輪軸5伝える動力伝達機構である。 【0008】この場合には、水素貯蔵装置6に貯蔵されている水素を燃料として水素エンジン2に供給してその駆動を行わせるとともに、その水素貯蔵装置6に貯蔵されている水素を燃料電池7に供給し、その燃料電池7による発生電力をモータ3の駆動用電源としてドライバ8に与えるようにしている。 【0009】水素貯蔵装置6としては、水素ボンベや、水素吸蔵合金、カーボナノチューブ、カーボナノファイバ、グラファイトナノファイバなどの水素貯蔵材料を用いたものが広く用いられる。 【0010】また、ここでは、モータ3駆動用の補助電源およびこのハイブリッド車両の制御用電源としての二次バッテリ9を設けて、燃料電池7の発生電力のうちのモータ駆動の余剰電力およびモータ3の非駆動時における燃料電池7の発生電力を二次バッテリ9に蓄電させるようにしている。 【0011】二次バッテリ9としては、通常のNi電池、鉛電池などのほか、蓄電効率の良い超伝導バッテリが用いられる。超伝導バッテリを用いる場合には、酸化物超伝導材料を用いることにより、水素貯蔵装置6から供給される液体水素で冷却することができるようになる。その場合には、超伝導バッテリを冷却した水素を水素エンジン2に供給するようにすればよい。 【0012】また、ここでは、太陽電池10を設けて、その発生電力を二次バッテリ9に蓄電させて、その蓄電効率を向上させるようにしている。 【0013】なお、特に図示しないが、車両の駆動軸1に発電機を取り付けて、その発生電力を二次バッテリ9に蓄電させるようにしてもよいことはいうまでもない。 【0014】また、特に図示しないが、二次バッテリ9を電源として水の電気分解を行う水分解装置を設けて、その水の電気分解によって発生した水素を水素貯蔵装置6に供給するようにすることも可能である。その場合には、水素エンジン2および燃料電池7で水素を燃焼することによって生じた水を水分解装置で再利用するようにする。 【0015】水素エンジン2およびモータ3は、特に図示しないが、アクセル開度や走行速度などの車両の運転状態の各種検出信号に応じて、コントローラにおいて、スタート時、加,減速時、クルーズ時、登坂時などに車両の最適な走行状態が得られるように予め設定されたプログラムにしたがって駆動制御されることになる。その具体的な制御内容は、従来のガソリンエンジンとモータとを共用したハイブリッド車両の場合と同様である。 【0016】図2は、車両の駆動軸1に水素エンジン2を変速機11を介して設けるとともに、その駆動軸1におよびモータ(発電動機)3を直結して、水素エンジン2による駆動力をモータ3によってアシストできるようにしたパラレル型ハイブリッド車両の場合を示している。 【0017】図3は、水素エンジン2およびモータ3の各駆動力を動力分割機構12によって車両の駆動軸1に配分して、その駆動軸1の動力を減速機13を介して車輪軸5に伝達するようにしたコンバインド型ハイブリッド車両の場合を示している。 【0018】 【発明の効果】以上、本発明によるハイブリッド車両にあっては、水素エンジンおよびモータを動力源とし、水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料として水素エンジンに供給してその駆動を行わせるとともに、その水素貯蔵装置に貯蔵されている水素を燃料電池に供給して、燃料電池による発生電力をモータの駆動用電源として与えるようにしたもので、排気ガスの問題が全く生ずることなく車両の走行状況に即した充分な駆動力を得ることができるとともに、水素エンジンの燃料となる水素を有効利用してモータに充分な駆動電力を供給することができるという利点を有している。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月10日(2000.3.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077746 【弁理士】 【氏名又は名称】鳥井 清
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| 【公開番号】 |
特開2001−258105(P2001−258105A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月21日(2001.9.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−114396(P2000−114396) |
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