| 【発明の名称】 |
ハイブリッド車両の制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】黒田 恵隆
【氏名】若城 輝男
【氏名】澤村 和同
【氏名】泉浦 篤
【氏名】松原 篤
【氏名】北島 真一
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| 【要約】 |
【課題】渋滞走行でバッテリ残容量が極端に低下することを防止するハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンE及びモータMは、車両の推進力を出力する。また。モータMは、バッテリ3に充電を行う。バッテリECU31は、バッテリ3の残容量を検出する。本発明のハイブリッドの制御装置は、上記のエンジンE,モータM,バッテリ3,バッテリECU31の他に、車両が渋滞走行をしているか否かを判別する渋滞走行判別手段(図示なし)等も有している。この構成において、バッテリECU31により検出されたバッテリ3の残容量が第1の所定値以下であり、渋滞走行判別手段によって車両が渋滞走行をしていると判断された場合、モータMは、車両推進力の出力を停止し、また、回生エネルギーによりバッテリ3へ充電を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両の推進力を出力するエンジン及びモータと、蓄電手段と、該蓄電手段に充電を行う充電手段とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記蓄電手段の残容量を検出する残容量検出手段と、前記車両が渋滞走行をしているか否かを判断する渋滞走行判別手段とを備え、前記残容量検出手段により検出された前記蓄電手段の残容量が第1の所定値以下であり且つ前記渋滞走行判別手段により渋滞走行であることを判別した場合、前記モータによる車両推進力の出力を禁止し、前記充電手段による蓄電手段への充電を行うことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 【請求項2】 前記渋滞走行判断手段は、前記車両が発進してから停止するまでの最高車速である発進停止間最高車速を検出する最高車速検出手段と、前記エンジンのスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段とを有し、前記発進停止間最高車速が所定の速度以下であり且つスロットル開度が所定の開度以下である場合に車両が渋滞走行であると判断することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。 【請求項3】 前記渋滞走行判断手段は、前記車両が発進してから停止するまでの最高車速である発進停止間最高車速を検出する最高車速検出手段を有し、前記発進停止間最高車速が所定の速度以下であり且つ前記蓄電装置の残容量が第1の所定値より小さい第2の所定値以下である場合に車両が渋滞走行であると判断することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。 【請求項4】 前記渋滞走行判別手段により渋滞走行であることを判別した後に、車速が所定値以上または車速が所定値以下でなお且つスロットル開度が所定値以上となったら渋滞走行判別を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のハイブリッド車両の制御装置。 【請求項5】 前記充電手段は前記モータであって、前記エンジンの出力によりモータを発電機として使用した際の発電エネルギー及び車両の減速時に前記モータの回生作動により得られる回生エネルギーを前記蓄電手段に蓄電することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン及びモータ駆動によるハイブリッド車両の制御装置に係るものであり、特に、渋滞走行における蓄電装置の残容量低下を防止できるハイブリッド車両の制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、車両走行用の動力源としてエンジンの他にモータを備えたハイブリッド車両が知られている。このハイブリッド車両の一種に、モータをエンジンの出力を補助する補助駆動源として使用するパラレルハイブリッド車がある。このパラレルハイブリッド車は、例えば、加速時においてはモータによってエンジンを駆動補助し、減速時においては減速回生によってバッテリ等への充電を行う等様々な制御を行い、バッテリの電気エネルギー(以下、残容量という)を確保して運転者の要求に対応できるようになっている(例えば、特開平7−123509号公報に示されている)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のパラレルハイブリッド車両においては、ある程度の車速で走行している場合には上述したように減速時において十分に回生エネルギーを確保できるので、低車速での発進・停止が多くなるとエネルギーマネジメント上問題が生ずることがある。すなわち、車両が発進・停止を繰り返すと、車速が十分に高くならない内に減速するため回生エネルギーを回収することができない。この様な運転を余儀なくされる車速の低い渋滞路等においては、減速回生のために十分な充電はなされないのである。本発明は、以上のことに鑑みてなされたものであり、その目的は、渋滞走行でバッテリ残容量が極端に低下することを防止できるハイブリッド車両の補助駆動制御装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両の推進力を出力するエンジン(例えば、実施形態におけるエンジンE)及びモータ(例えば、実施形態におけるモータM)と、蓄電手段(例えば、実施形態におけるバッテリ3)と、該蓄電手段に充電を行う充電手段(例えば、実施形態におけるモータM)とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記蓄電装置の残容量(例えば、実施形態におけるIMAバッテリー残容量QBAT)を検出する残容量検出手段(例えば、実施形態におけるバッテリECU31)と、前記車両が渋滞走行をしているか否かを判断する渋滞走行判別手段(例えば、実施形態におけるステップS105)とを備え、前記残容量検出手段により検出された前記蓄電装置の残容量が第1の所定値(例えば、実施形態における渋滞走行判定実施IMAバッテリー残容量上限値#QBJAM)以下であり且つ前記渋滞走行判別手段により渋滞走行であることを判別した場合、前記モータによる車両推進力の出力を禁止し、前記充電手段による蓄電手段への充電を行うことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置である。 【0005】この様に構成することで、蓄電手段の残容量が第1の所定値以下であり、渋滞走行判別手段が渋滞走行であると判別した場合、モータが推進力の出力を止め、さらに、充電手段が蓄電手段の充電を行うので、蓄電手段の残容量が極端に低下することを防ぐことができる。 【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置において、前記渋滞走行判断手段が、前記車両が発進してから停止するまでの最高車速である発進停止間最高車速(例えば、実施形態における発進停止間最高車速DRVMAX)を検出する最高車速検出手段(例えば、実施形態におけるFIECU11)と、前記エンジンのスロットル開度(例えば、実施形態におけるスロットル開度TH)を検出するスロットル開度検出手段(例えば、実施形態におけるスロットル開度センサS6)とを有し、前記発進停止間最高車速が所定の速度(例えば、実施形態における渋滞走行判定実施上限値#VJAMST)以下であり且つスロットル開度が所定の開度(例えば、実施形態における渋滞走行判定上限値スロットル開度#THJAM)以下である場合に車両が渋滞走行であると判断することを特徴とする。 【0007】この様に構成することで、発進停止間最高車速が所定の速度以下で、さらに、スロットル開度も所定の開度以下である場合、車両が渋滞走行であると判別されるので、蓄電手段の残容量が第1の所定値以下であれば、モータによる推進力の出力停止及び充電手段の蓄電手段への充電により、蓄電手段の残容量が極端に低下することを防ぐことができる。 【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置において、前記渋滞走行判断手段が、前記車両が発進してから停止するまでの最高車速である発進停止間最高車速を検出する最高車速検出手段を有し、前記発進停止間最高車速が所定の速度以下であり且つ前記蓄電装置の残容量が第1の所定値より小さい第2の所定値(例えば、実施形態におけるIMAバッテリー残容量#QBJAMST)以下である場合に車両が渋滞走行であると判断することを特徴とする。 【0009】この様に構成することで、発進停止間最高車速が所定の速度以下で、さらに、蓄電装置残容量が第1の所定値より小さい第2の所定値以下である場合、車両が渋滞走行であり、なお且つ蓄電装置の残容量が過放電側であると判別されるので、モータの推進力出力停止及び充電手段の蓄電手段への充電を早急に行い、蓄電手段の残容量が極端に低下することを防ぐことができる。 【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載のハイブリッド車両の制御装置において、前記渋滞走行判別手段により渋滞走行であることを判別した後に、車速が所定値以上または車速が所定値以下でなお且つスロットル開度が所定値以上となったら渋滞走行判別を解除することを特徴とする。 【0011】この様に構成することで、渋滞走行であると判別された後に、車速が所定値以上または車速が所定値以下でなお且つスロットル開度が所定値以上となれば、渋滞走行から抜けたものと判別し渋滞走行判別を速やかに解除することができる。 【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一に記載のハイブリッド車両の制御装置において、前記充電手段は前記モータであって、前記エンジンの出力によりモータを発電機として使用した際の発電エネルギー及び車両の減速時に前記モータの回生作動により得られる回生エネルギーを前記蓄電手段に蓄電することを特徴とする。 【0013】この様に構成することで、モータを充電装置と兼ねることができるので、モータ作動を停止させ蓄電手段への充電を確実に行える。またエンジンルーム内のスペースを有効利用できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1はパラレルハイブリッド車両において適用した実施形態を示しており、エンジンE及びモータMの両方の駆動力は、オートマチックトランスミッションあるいはマニュアルトランスミッションよりなるトランスミッションTを介して駆動輪たる前輪Wf,Wfに伝達される。また、ハイブリッド車両の減速時に前輪Wf,Wf側からモータM側に駆動力が伝達されると、モータMは発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。 【0015】モータMの駆動及び回生動作は、モータECU1からの制御指令を受けてパワードライブユニット2により行われる。パワードライブユニット2にはモータMと電気エネルギーの授受を行う高圧系のバッテリ3が接続されており、バッテリ3は、例えば、複数のセルを直列に接続したモジュールを1単位として更に複数個のモジュールを直列に接続したものである。ハイブリッド車両には各種補記類を駆動するための12ボルトの補助バッテリ4が搭載されており、この補助バッテリ4はバッテリ3にダウンバータ5を介して接続される。FIECU11により制御されるダウンバータ5は、バッテリ3の電圧を降圧して補助バッテリ4を充電する。 【0016】FIECU11は、前記モータECU1及び前記ダウンバータ5に加えて、エンジンEへの燃料供給量を制御する燃料供給量制御手段6の作動と、スタータモータ7の作動の他、点火時期等の制御を行う。そのために、FIECU11には、ミッションの駆動軸の回転数に基づいて車速Vを検出する車速センサS1からの信号と、エンジン回転数NEを検出するエンジン回転数センサS2からの信号と、トランスミッションTのシフトポジションを検出するシフトポジションセンサS3からの信号と、ブレーキペダル8の操作を検出するブレーキスイッチS4からの信号と、クラッチペダル9の操作を検出するクラッチスイッチS5からの信号と、スロットル開度THを検出するスロットル開度センサS6からの信号と、吸気管負圧PBを検出する吸気管負圧センサS7からの信号とが入力される。尚、図1中、21はCVT制御用のCVTECUを示し、31はバッテリ3を保護し、バッテリ3の残容量SOCを算出するバッテリECUを示す。 【0017】次に、図4,図5のフローチャートに基づいて、このハイブリッド車両の制御モード(「加速モード」,「クルーズモード」,「減速モード」,「アイドル停止モード」,「アイドルモード」)を決定するモータ動作モード判別について説明する。 【0018】ステップS101においてMT/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステップS102に進む。ステップS101における判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS116に進み、ここでCVT用インギア判定フラグF_ATNPのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。 【0019】ステップS116における判定結果が「NO」、つまりインギアであると判定された場合は、ステップS117においてスイッチバックフラグF_VSWBの状態をみて、スイッチバック中(シフトレバー操作中)であるか否かを判定する。ステップS117における判定結果が「NO」、つまりスイッチバック中でない場合はステップS104に進む。ステップS117における判定結果が「YES」、つまりスイッチバック中である場合には、ステップS131の「アイドルモード」に移行して制御を終了する。 【0020】また、ステップS116における判定結果が「YES」、つまりN,Pレンジであると判定された場合は、ステップS133に進み、エンジン停止制御実施フラグF_FCMGのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS133における判定結果が「NO」である場合はステップS131に進む。ステップS133における判定結果が「YES」である場合はステップS134に進み、「アイドル停止モード」に移行して制御を終了する。アイドル停止モードでは一定の条件でエンジンが停止される。 【0021】ステップS102においては、ニュートラルポジション判定フラグF_NSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS102における判定結果が「YES」、つまりニュートラルポジションであると判定された場合は、ステップS133に進む。ステップS102における判定結果が「NO」、つまりインギアであると判定された場合は、ステップS103に進み、ここでクラッチ接続判定フラグF_CLSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」でありクラッチが「断」と判定された場合は、ステップS133に進む。 【0022】ステップS103における判定結果が「NO」でありクラッチが「接」であると判定された場合は、ステップS104に進み、現在のIMAバッテリー残容量QBATが渋滞走行判定実施IMAバッテリー残量上限値#QBJAM(例えば、30%)以上か否かを判定する。なお、渋滞走行判定実施IMAバッテリー残量上限値#QBJAMはヒステリシスを持っている。判定結果が「YES」、つまり現在のIMAバッテリー残容量QBATが渋滞走行判定実施IMAバッテリー残量上限値#QBJAM以上である場合は、ステップS106に進む。 【0023】ステップS104における判定結果が「NO」、つまり現在のIMAバッテリー残容量QBATが渋滞走行判定実施IMAバッテリー残量上限値#QBJAM以上でないと判定された場合は、ステップS105に進み、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまり車両が渋滞走行をしていると判定された場合は、ステップS133に進む。なお、この渋滞走行の判定についての詳細は後述する。ステップS105における判定結果が「NO」、つまり車両が渋滞走行をしていないと判定された場合は、ステップS106に進む。 【0024】ステップS106においてはIDLE判定フラグF_THIDLMGのフラグ値が「1」か否かを判定する。判定結果が[NO」、つまりスロットルが全閉であると判定された場合はステップS118に進む。ステップS106における判定結果が「YES」、つまりスロットルが全閉でないと判定された場合はステップS107に進み、モータアシストアシスト判定フラグF_MASTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS107における判定結果が「NO」である場合はステップS118に進む。ステップS107における判定結果が「YES」である場合は、ステップS108に進む。 【0025】ステップS118においては、MT/CVT測定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステップS120に進む。ステップS118における判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS119に進み、リバースポジション判定フラグF_ATPRのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまりリバースポジションである場合は、ステップS131に進む。判定結果が「NO」、つまりリバースポジション以外であると判定された場合はステップS120に進む。【0026】ステツプS108においては、MT/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステップS110に進み加速時REGEN処理がなされ、ステップS111に進む。ステップS111においては、加速時REGEN処理フラグF_ACCRGNが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」、つまり加速時REGEN処理が行なわれていると判定された場合はステップS113に進む。ステップS111における判定結果が「NO」、つまり加速時REGEN処理が行なわれていないと判定された場合はステップS112に進みREGENF減算処理がなされステップS113に進む。【0027】ステップS113においては最終充電指令値REGENFが「0」以下か否かを判定し、最終充電指令値REGENFが「0」より大きいと判定された場合は制御を終了する。ステップS113における判定の結果、最終充電指令値REGENFが「0」以下であると判定された場合はステップS114の「加速モード」に進み、次にステップS115においてアシスト許可フラグF_ACCASTが「1」である場合は制御を終了する。ステップS115においてアシスト判定フラグF_ACCASTが「0」である場合はステップS120に進む。尚、上記加速モードにおいてはモータMによりエンジンが駆動補助される。 【0028】ステップS108における判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS109に進み、ブレーキON判定フラグF_BKSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS109における判定結果が「YES」、つまりブレーキを踏み込んでいると判定された場合はステップS120に進む。ステップS109における判定結果が「NO」、つまりブレーキを踏み込んでいないと判定された場合はステップS110に進む。 【0029】ステップS120においてはエンジン制御用車速VPが「0」か否かを判定する。判定結果が「YES」、つまり車速VPが0であると判定された場合はステップS133に進む。ステップS120における判定結果が「NO」、つまり車速が0でないと判定された場合はステップS121に進む。ステップS121においてはエンジン停止制御実施フラグF_FCMGのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。 【0030】ステップS121における判定結果が「NO」である場合はステップS122に進む。ステップS121における判定結果が「YES」、つまりフラグ値が「1」であると判定された場合はステップS134に進む。ステップS122においては、エンジン回転数NEとクルーズ/減速モード下限エンジン回転数#NERGNLxとを比較する。ここでクルーズ/減速モード下限エンジン回転数#NERGNLxにおける「x」は各ギアにおいて設定された値(ヒステリシスを含む)である。 【0031】ステップS122における判定の結果、エンジン回転数NE≦クルーズ/減速モード下限エンジン回転数#NERGNLx、つまり低回転側であると判定された場合は、ステップS131に進む。一方、ステップS122における判定の結果、エンジン回転数NE>クルーズ/減速モード下限エンジン回転数#NERGNLx、つまり高回転側であると判定された場合は、ステップS123に進む。ステップS123においては制御用車速VPが減速モードプレーキ判断下限車速#VRGNBK以下か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS126に進む。ステップS123における判定結果が「NO」である場合はステップS124に進む。 【0032】ステップS124においてはブレーキON判定フラグF_BKSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS124における判定結果が「YES」、つまりブレーキを踏み込んでいると判定された場合はステップS125に進む。ステップS124における判定結果が「NO」、つまりブレーキを踏み込んでいないと判定された場合はステップS126に進む。 【0033】ステップS125においてはIDLE判定フラグF_THIDLMGのフラグ値が「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりスロットルが全閉であると判定された場合はステップS130の「減速モード」に進み、次のステップS132において加速時REGEN処理を行ない制御を終了する。尚、減速モードではモータMによる回生制動が実行される。ステップS125における判定結果が「YES」、つまりスロツトルが全閉でないと判定された場合はステップS126に進む。 【0034】ステップS126においてはフューエルカット実行フラグF_FCのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまりフューエルカット中であると判定された場合はステップS130に進む。ステップS126の判定結果が「NO」である場合は、ステップS127に進み最終アシスト指令値ASTPWRFの減算処理を行ない、さらにステップS128において最終アシスト指令値ASTPWRFが「0」以下か否かを判定し、「0」以下であると判定された場合はステップS129の「クルーズモード」に移行する。このクルーズモードではモータMは駆動せず車両はエンジンEの駆動力で走行する。そして、ステップS132に進む。ステップS128において最終アシスト指令値ASTPWRFが「0」より入きいと判定された場合は制御を終了する。 【0035】従って、IMAバッテリー残容量が#QBJAM以下(ステップS104でNO)で、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値が「1」(ステップS105でYES)であれば、バッテリ3の充電エネルギーは、車両の渋滞走行により少なくなったと推定されるので、F_FCMGのフラグ値が「0」である限り、アイドルモードに移行してバッテリ3の充電を行う。 【0036】「渋滞走行判定」次に、図2,図3のフローチャートに基づいて、このハイブリッド車両が渋滞走行をしているか否かの判定をする渋滞走行判定について説明する。 【0037】まず、ステップS001において、エンジンまたはモータ(ECU含み)の故障モードに入っているか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまりエンジンまたはモータ(ECU含み)の故障モードに入っていると判定された場合はステップS018に進み、渋滞走行判定スロットル開度フラグF_THJAMに「0」をセットしてステップS021に進む。ステップS021では、渋滞走行判定フラグF_JAMSTに「0」をセットしてステップS022に進む。ステップS001における判定結果が「NO」、つまりエンジンまたはモータ(ECU含み)の故障モードに入っていないと判定された場合はステップS002に進み、IG OFF→ON後に渋滞走行判定開始フラグF_VJAMIGSTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまりF_VJAMIGSTが「1」であると判定された場合はステップS005に進む。 【0038】ステップS002における判定が「NO」、つまりフラグF_VJAMIGSTのフラグ値が「0」と判定された場合はステップS003に進み、現在の車速VPがIG OFF→ON後に渋滞走行判定開始下限車速#VJAMIGST(例えば、20km/h)以下であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまり現在の車速VPが#VJAMIGSTより大きいと判定された場合はステップS004に進む。ステップS003における判定が「YES」、つまり現在の車速VPが#VJAMIGST以下であると判定された場合はステップS018に進み、渋滞走行判定スロットル開度フラグF_THJAMに「0」をセットしてステップS021に進む。ステップS021では、渋滞走行判定フラグF_JAMSTに「0」をセットしてステップS022に進む。ステップS022においては、渋滞走行判定実施フラグF_JAMCHKに「1」をセットして終了となる。 【0039】ステップ004においては、フラグF_VJAMIGSTに「1」をセットしてステップS005に進み、現在の車速VPが渋滞走行判定実施上限値#VJAMST(例えば、5km/h)以下であるか否かを判定する。なお、渋滞走行判定実施上限値#VJAMSTは、ヒステリシスを持っている。判定結果が「YES」、つまり現在の車速VPが渋滞走行判定実施上限値#VJAMST以下である場合はステップS015に進む。尚、ステップS004にてセットされたフラグ「1」はイグニッションをOFFにするまで保持される。 【0040】ステップS005における判定が「NO」、つまり現在の車速VPが渋滞走行判定実施上限値#VJAMSTより大きい場合はステップS006に進み、渋滞走行判定実施フラグF_JAMCHKのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまり渋滞走行判定実施フラグF_JAMCHKのフラグ値が「0」と判定された場合はステップS009に進む。 【0041】ステップS006における判定が「YES」、つまり渋滞走行判定実施フラグF_JAMCHKのフラグ値が「1」と判定された場合はステップS007に進み、発進停止間最高車速DRVMAXに「0」をセットしてステップS008に進む。ステップS008においては、渋滞走行判定実施フラグF_JAMCHKのフラグ値に「0」をセットしてステップS009に進む。 【0042】ステップS009においては、現在の車速VPが発進停止間最高車速DRVMAX以上であるか否かの判定を行う。判定結果が「NO」、つまり現在の車速VPが発進停止間最高車速DRVMAX未満である場合は発進停止間最高車速DRVMAXは更新されないまま、ステップS011に進む。ステップS009における判定が「YES」、つまり現在の車速VPが発進停止間最高車速DRVMAX以上である場合はステップS010に進み、発進停止間最高車速DRVMAXに現在の車速VPをセットしてステップS011に進む。ステップS011においては、現在の車速VPが通常走行判定下限車速#VJAMC(例えば、20km/h)以上か否かの判定を行う。判定結果が「YES」、つまり現在の車速が通常走行判定下限車速#VJAMC以上である場合はステップS013に進む。ステップS011における判定が「NO」、つまり現在の車速が通常走行判定下限車速#VJAMC未満である場合はステップS012に進み、現在のスロットル開度THが通常走行下限スロットル開度#THJAMC(例えば、20deg)以上か否かの判定を行う。判定結果が「NO」、つまり現在のスロットル開度THが通常走行下限スロットル開度#THJAMC未満である場合はステップS014に進む。ステップS012における判定が「YES」、つまり現在のスロットル開度THが通常走行下限スロットル開度#THJAMC以上である場合は、ステップS013に進む。ステップS013においては、渋滞走行判定フラグF_JAMSTに「0」をセットしてステップS014に進む。ステップS014においては、渋滞走行判定スロットル開度フラグF_JAMに「1」をセットして終了となる。 【0043】ステップS005における判定が「YES」、つまり車速VPが#VJAMST以下である場合はステップS015に進み、発進停止間最高車速DRVMAXが渋滞走行判定上限車速#VJAM(例えば18km/h)以上であるか否か判定する。判定結果が「YES」、つまり発進停止間最高車速DRVMAXが渋滞走行判定上限車速#VJAM以上である場合は、ステップS018に進む。 【0044】ステップS015における判定が「NO」、つまり発進停止間最高車速DRVMAXが渋滞走行判定上限車速#VJAM以上でない場合、つまり渋滞走行の可能性がある車速で走行している場合はステップS016に進み、現在のIMAバッテリー残容量QBATが所定値#QBJAMST(例えば18%)以下であるか否かを判定する。なお、#QBJAMSTは、ヒステリシスを持っている。判定結果が「YES」、つまり現在のIMAバッテリー残容量QBATが所定値#QBJAMST以下である場合はステップS020に進む。 【0045】ステップS016における判定が「NO」、つまり現在のIMAバッテリー残容量QBATが所定値#QBJAMSTより大きい場合はステップS017に進み、現在のスロットル開度THが渋滞走行判定上限スロットル開度THJAM(例えば20deg)以下であるか否か判定する。判定結果が「NO」、つまり現在のスロットル開度THが渋滞走行判定上限スロットル開度THJAMより大きい場合はステップS018に進む。ステップS017における判定結果が「YES」、つまり現在のスロットル開度THが渋滞走行判定上限スロットル開度THJAM以下である場合はステップS019に進み、渋滞走行判定スロットル開度フラグF_THJAMに「1」をセットしてステップS020に進む。ステップS020では、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値に「1」をセットしてステップS022に進む。 【0046】従って、発進停止間最高車速が#VJAM未満であり、スロットル開度が#THJAM以下の場合は、車両が渋滞走行をしていると推定されるので、渋滞走行によってバッテリ3の充電エネルギーが必要以上に持ち出されることを防ぐため、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値に「1」がセットされる。また、発進停止間最高車速が#VJAM未満である場合に、IMAバッテリー残量が#QBJAMST以下(第2の所定値)となった場合は、バッテリ3の残容量が持ち出されすぎているため、車速だけで渋滞判定を行い、充電エネルギーを早急に回復させるために渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値に「1」がセットされる。 【0047】「アイドルモード」次に、図6,図7のフローチャートに基づいてアイドルモードを説明する。ステップS200において、アイドルモードか否かを判定する。判定の結果アイドルモードであると判定された場合は、ステップS202に進む。ステップS200における判定の結果アイドルモード外であると判定された場合はステップS201において、最終アイドル充電指令値IDLRGNFに「0」をセットしてステップS202に進む。つまり、アイドルモード以外の減速モード等からこのアイドルモードに入った場合はアイドル充電量の初期値として「0」を代入する。 【0048】ステップS202においては、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「YES」、つまり車両が渋滞走行をしていると判定された場合はステップS217に進み、「アイドル充電モード」に移行する(詳細は後述する)。ステップS217のアイドル充電モードではアイドル充電量の計算を行いステップS218に進む。ステップS218においては「トルクリミット切換処理」を行い、ステップS219に進む。なお、トルクリミット処理とは、アイドル充電によってエンジンがストールしないように、エンジンにかけるトルクの上限値を決める処理である。 【0049】ステップS202における判定が「NO」、つまり車両が渋滞走行をしていないと判定された場合は、ステップS203に進み、MT/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステツプS208に進む。ステップS203における判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS204に進み、ここでCVT用インギア判定フラグF_ATNPのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。 【0050】ステップS204における判定の結果が「YES」、つまりN,Pレンジであると判定された場合は、ステップS208に進む。ステップS204における判定結果が「NO」、つまりインギアであると判定された場合は、ステップS205において、前回のCVT用インギア判定フラグF_ATNPのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS205における判定結果が「YES」、つまりN,Pレンジであると判定された場合は、ステップS214に進む。 【0051】ステップS214においてはアイドル外維持タイマTIDLOUTに所定値#TMIDLOUTをセットしてステップS215に進み、ここで最終アイドル充電指令値IDLRGNFに「0」をセットし、ステップS216において、モードをアイドルモード外にし、ステップS219において最終充電指令値REGENFに最終アイドル充電指令値IDLRGNFをセットし、ステップS220において最終アシスト指令値ASTPWRFに「0」をセットして制御を終了する。【0052】ステップS205における判定結果が「NO」、つまりインギアであると判定された場合はステップS206において、ブレーキON判定フラグF_BKSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS206における判定結果が「YES」、つまりブレーキを踏み込んでいると判定された場合はステップS208に進む。ステップS206における判定結果が「NO」、つまりブレーキを踏み込んでいないと判定された場合はステップS207に進む。【0053】ステップS207においては前回のブレーキON判定フラグF_BKSWのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS207における判定結果が「YES」、つまり前回もブレーキを踏み込んでいると判定された場合はステップS214に進む。ステップS207における判定結果が「NO」、つまり前回はブレーキを踏み込んでいないと判定された場合はステップS208に進む。 【0054】ステップS208においては、IDLE判定フラグF_THIDLMGのフラグ値が「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりスロットルが全閉であると判定された場合はステップS209に進む。ステップS208における判定結果が「YES」、つまりスロットルが全閉でないと判定された場合はステップS210に進む。ステップS209においては、前回のIDLE判定フラグF_THIDLMGのフラグ値が「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりスロットルが全閉であると判定された場合はステップS211に進む。ステップS209における判定結果が「YES」、つまりスロットルが全閉でないと判定された場合はステップS214に進む。 【0055】一方、ステップS210においても、前回のIDLE判定フラグF_THIDLMGのフラグ値が「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりスロットルが全閉であると判定された場合はステップS214に進む。ステップS210における判定結果が「YES」、つまりスロットルが全閉でないと判定された場合はステップS213に進む。ステップS211においては前回の減速フューエルカット判定フラグF_DECFCが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」、つまりフラグ値が「1]である場合はステップS212において減速フューエルカット判定フラグF_DECFCが「1」か否かを判定する。ステップS211における判定結果が「NO」、つまりフラグ値が「0」である場合はステップS213に進む。 【0056】ステップS212における判定結果が「YES」、つまりフラグ値が「1」である場合はステップS213に進む。ステップS212における判定結果が「NO」、つまりフラグ値が「0」である場合はステップS214に進む。ステップS213においてはアイドル外維持タイマTIDLOUTが「0」か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS217に進む。ステップS213における判定結果が「NO」である場合はステップS215に進む。 【0057】従って、渋滞走行判定フラグF_JAMSTのフラグ値が「1」であれば、アイドルモードの他の判別を行わずにすぐさま確実にアイドル充電モードにてバッテリ3の充電を行うことができる。 【0058】「アイドル充電モード」次に、図8のフローチャートに基づいてアイドル充電モードを説明する。まず、ステップS300において、現在のIMAバッテリー残容量QBATが所定の目標値#QBNOBJより大きいか否か判定する。なお、所定の目標値#QBNOBJはヒステリシスを持っている。判定結果が「YES」、つまり現在のSOCの残容量が大きい場合は、ステップS305に進み、アイドル充電量IDLRGNに「0」をセットしてステップS309に進む。 【0059】ステップS300における判定結果が「NO」、つまり現在のSOC残量が少ない場合は、ステップS301に進み、MA/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否か判定する。判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステップS303に進む。判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS302に進み、ここでCVT用インギア判定フラグF_ATNPのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS302における判定が「YES」、つまりN,Pレンジであると判定された場合は、ステップS303に進む。 【0060】ステップS302における判定結果が「NO」、つまりインギアであると判定された場合は、ステップS304に進み、エアコンクラッチSW−ON判断フラグF_ACCのフラグ値が「1」であるか否か判定する。判定結果が「NO」、つまりエアコンクラッチがOFFの場合は、ステップS307に進む。ステップS304における判定結果が「YES」、つまりエアコンクラッチがONである場合はステップS306に進み、アイドル充電量IDLRGNにLoモードアイドル充電量#IDLRGNLをセットしてステップS309に進む。 【0061】ステップS303においては、エアコンクラッチSW−ON判断フラグF_ACCのフラグ値が「1」であるか否か判定する。判定結果が「YES」、つまりエアコンクラッチがONである場合はステップS307に進み、アイドル充電量IDLRGNにMidモードアイドル充電量#IDLRGNMをセットしてステップS309に進む。ステップS303における判定が「NO」、つまりエアコンクラッチがOFFの場合はステップS308に進み、アイドル充電量IDLRGNにHiモードアイドル充電量#IDLRGNHをセットしてステップS309に進む。 【0062】ステップS309においては、微少アイドル充電量DIDLRGNにアイドル充電量徐々移行量#DIDLRGN0をセットし、ステップS310に進む。ステップS310においては、アイドル充電タイマ値TIDLRGNが「0」であるか否かを判定する。判定結果が「NO」、つまりアイドル充電タイマ値TIDLRGNが「0」でない場合は終了となる。 【0063】ステップS310における判定結果が「YES」、つまりアイドル充電タイマ値TIDLRGNが「0」である場合はステップS311に進み、アイドル充電タイマ値TIDLRGNにアイドル充電徐々移行ディレイタイマ値#TMIDLRGNをセットしてステップS312に進む。ステップS312においては、最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGNより大きいか否か判定する。判定結果が「YES」、つまり最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGNより大きい場合はステップS315に進む。 【0064】ステップS312における判定結果が「NO」、つまり最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGN以下である場合はステップS313に進み、最終アイドル充電指令値IDLRGNFに微少アイドル充電量DIDLRGNを加えて、ステップS314に進む。ステップS314においては、最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGNより大きいか否か判定する。判定結果が「YES」、つまり最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGNより大きい場合はステップS317に進む。 【0065】ステップS314における判定結果が「NO」、つまり最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGN以下の場合は終了となる。ステップS315においては、最終アイドル充電指令値IDLRGNFから微少アイドル充電量DIDLRGNを減じてステップS316に進み、最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGN未満か否か判定する。判定結果が「NO」、つまり最終アイドル充電指令値IDLRGNFがアイドル充電量IDLRGN以上の場合はアイドル充電モードを終了する。ステップS316で判定結果が「YES」の場合ステップS317に進み、最終アイドル充電指令値IDLRGNFにアイドル充電量IDLRGNをセットしてアイドル充電モードを終了する。 【0066】従って、上記実施形態によれば、IMAバッテリー残容量が#QBJAM以下である場合において、発進停止間最高車速が#VJAM未満であり、スロットル開度が#THJAM以下の場合、バッテリ3の充電エネルギーは、車両の渋滞走行により持ち出されたと推定され、バッテリ3の充電を行うためにアイドルモードのサブルーチンであるアイドル充電モードに移行する。また、IMAバッテリー残容量が#QBJAMST以下である場合において、発進停止間最高車速が#VJAM未満の場合、バッテリ3の充電エネルギーは、車両の渋滞走行により持ち出されたと推定され、バッテリ3の充電を行うために、スルットル開度の大小に関わらずアイドルモードのサブルーチンであるアイドル充電モードに移行する。 【0067】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、この発明には、上述した実施形態のみならず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計,変更等も勿論含まれる。 【0068】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、発進停止間最高速度が所定の速度であり、かつスロットル開度が所定の開度である場合に、蓄電装置の残容量が第1の所定値以下であれば蓄電装置はモータに電力を供給しないので、バッテリ残容量が極端に低下することを防ぐ効果が得られる。また、請求項2に記載の発明によれば、蓄電装置の残容量が第2の所定値以下であり、かつ発進停止間最高速度が所定の車速以下である場合において、蓄電装置は、スロットル開度に関わらず、モータに電力を供給しないので、バッテリ残容量が極端に低下することをより慎重に防ぐ効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月29日(1999.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−128311(P2001−128311A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月11日(2001.5.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−310349 |
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