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【発明の名称】 電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材
【発明者】 【氏名】李 奎 東

【要約】 【課題】銅板にて形成したスライド通電部材上で端子ホルダを移動するように調整することにより、バッテリー間の直列連結を便利にし、センシングワイヤの結線作業を容易にした電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材を提供する。

【解決手段】伝導体板26に長孔28を形成し、モータに電気的に連結可能な連結端子部30を一側に形成したスライド通電部材と、前記スライド通電部材の長孔を移動するように組立設置されたホルダ端子キャップ24とを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 伝導体板に長孔を形成し、モータに電気的に連結可能な連結端子部を一側に形成したスライド通電部材と、前記スライド通電部材の長孔を移動するように組立、設置されたホルダ端子キャップとを有することを特徴とする電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材。
【請求項2】 前記ホルダ端子キャップは、バッテリーの端子を覆い被せるように形成したカバー部と、前記カバー部の上部にスライド通電部材に固定するように形成したロッカーとで構成されることを特徴とする請求項1記載の電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材。
【請求項3】 前記カバー部にはバッテリーコントロールユニットと、電線にて連結するためのセンシング端子を外周面に形成することを特徴とする請求項1に記載の電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材。
【請求項4】 前記ロッカーは、カバー部の上部に螺旋部を形成しながらスライド通電部材の長孔を貫通するように突出形成した締結軸と、前記締結軸に締結されながら伝導体板を加圧するように組み立てられる締結ナットとよりこうせいされることを特徴とする請求項2記載の電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材に関し、より詳しくは、銅板にて形成したスライド部材で端子ホルダを移動調整することにより、バッテリー間の直列連結を便利にし、且つセンシングワイヤの結線作業を容易にした電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の技術であって、電気自動車のバッテリー間のワイヤリング結線を示した図面であり、電気自動車の動力源であるバッテリー2はバッテリートレイ4に数個配置されており、このバッテリー2は直列連結されてインバータ6を通じモータ8を駆動するように連結設置されている。
【0003】そして、バッテリートレイ4に積載されたバッテリー2の容量を感知するために、バッテリー2の各端子10に連結されたセンシングワイヤ12を利用してバッテリコントロールユニット14に連結設置し、常時チェックするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来の技術は、数個のバッテリー間をワイヤにて結線する作業が手作業で行われ、センシングワイヤの結線作業も同様に手作業で行われるため、不便であるという問題点がある。
【0005】また、バッテリー端子へのワイヤリングの結線作業において、ワイヤリングの切断やリングターミナルなどを使用するときに半田づけを行うため、時間がかかるという問題点がある。
【0006】なお、バッテリー交換による作業の際に隣接バッテリーとのショートの可能性があるという問題点もある。
【0007】本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、銅板にて形成したスライド通電部材上で端子ホルダを移動するように調整することにより、バッテリー間の直列連結を便利にし、センシングワイヤの結線作業を容易にした電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、伝導体板に長孔を形成し、モータに電気的に連結可能な連結端子部を一側に形成したスライド通電部材と、前記スライド通電部材の長孔を移動するように組立設置されたホルダ端子キャップとを有することを特徴とする電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材を提供する。
【0009】本発明は、電気自動車のバッテリートレイに収容されたバッテリー間を直列に連結するために、一定の長さで形成されたスライド通電部材の長孔に組立てられたホルダ端子キャップを、バッテリーの端子位置と一致するように調整して固定する。
【0010】次に、スライド通電部材を持上げてバッテリー端子を直列に通電するように組立てた後、スライド通電部材の一端に突出形成された連結端子部を通じてモータと電線にて連結すればいい。
【0011】そして、ホルダ端子キャップの外周面に形成されたセンシング端子とバッテリーコントロールユニットとの間を電線にて連結すると、作業が簡単に完了する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる、電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明によるバッテリーワイヤリング結線部材を示した分解斜視図であり、図2は、本発明によるバッテリーワイヤリング結線部材を示した斜視図であり、図3は図2のX−X断面を示した図面である。
【0014】電気自動車のバッテリーワイヤリング結線部材20は、スライド通電部材22とホルダ端子キャップ24とで構成されている。
【0015】スライド通電部材22は、伝導体板26に長孔28を形成し、モータに電気的に連結可能に連結端子部30を一側に突出形成している。
【0016】ホルダ端子キャップ24は、スライド通電部材22の長孔28を移動するように組立設置され、バッテリー32の突出端子34を覆い被せるように形成されている。
【0017】ホルダ端子キャップ24は、バッテリー32の端子34を覆い被せるように形成したカバー部36と、このカバー部36の上部にスライド通電部材22に固定されるように形成したロッカー38とで構成されている。
【0018】ロッカー38は、カバー部36の上部に螺旋部を形成しながらスライド通電部材22の長孔28を貫通するように突出形成した締結軸Sと、この締結軸Sに締結されながら伝導体板26を加圧するように組み立てられる締結ナットNとで構成されている。
【0019】前記カバー部36にはバッテリーコントロールユニットと電線にて連結するためのセンシング端子40を外周面に形成している。
【0020】上述したように構成される本発明の作用は、まず、電気自動車のバッテリートレイに収容されたバッテリー間を直列に連結するために、バッテリー32の端子34にホルダ端子キャップ24を被せる。
【0021】次に、スライド通電部材22の長孔28を通じホルダ端子キャップ24のロッカー38を組立てた後、固定させる。
【0022】これにより、モータに連結されている電線をスライド通電部材22の連結端子部30に連結し、通電がなされるようにする。
【0023】そして、ホルダ端子キャップ24のカバー部36の外周面に形成したセンシング端子40とバッテリーコントロールユニットとを電線にて連結し、バッテリーの容量を常時感知するようにする。
【0024】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によると、電気自動車のバッテリ間の直列結線作業が、スライド通電部材とホルダ端子キャップとによって簡単で迅速に行われることにより、作業工程が単純化し、堅固に締結されるため、安全性が増大する効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】591251636
【氏名又は名称】現代自動車株式会社
【出願日】 平成11年12月27日(1999.12.27)
【代理人】 【識別番号】100093399
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬谷 徹 (外1名)
【公開番号】 特開2001−16707(P2001−16707A)
【公開日】 平成13年1月19日(2001.1.19)
【出願番号】 特願平11−369148