| 【発明の名称】 |
変形素地面へパテ付け方法及びパテへら |
| 【発明者】 |
【氏名】川上 好光
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| 【要約】 |
【課題】曲面等を有する変形素地面へ効率的にパテ付けして平滑な仕上げ面とする方法、及びそれに用いるパテへらを提供する。
【解決手段】変形素地面にパテを塗布し、このパテ面に柔軟性フィルムを被せた後、素地面の形状に合わせて変形可能なパテへらを用いて均す。このパテへらは、不乾性パテ、プラスチック粘土、天然ゴム、合成ゴム等の常温可塑性材料を柔軟性パックに充填してなり、好ましくはパテへらの片面に剛性体薄板を備えたものがよい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 曲面等を有する変形素地面にパテを塗布し、このパテ面に柔軟性シートを被せた後、素地面の形状に合わせて変形可能なパテへらを用いて均すことを特徴とする変形素地面へのパテ付け方法。 【請求項2】 柔軟性パックに充填された常温可塑性材料よりなることを特徴とする素地面の形状に合わせて変形可能なパテへら。 【請求項3】 常温可塑性材料が、不乾性パテ、プラスチック粘土、天然ゴム又は合成ゴムである請求項2記載のパテへら。 【請求項4】 片面に剛性体薄板を備えてなる請求項2又は3記載のパテへら。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、曲面、凸面、凹面等の変形素地面、例えば自動車バンパーなどへ平滑にパテ付けする方法、及びそれに用いるパテへらに関する。 【0002】 【従来の技術】建築物の接合部に生じた隙間の密封、壁面に生じた段差の解消や、機械装置等の製作過程で生じた凹凸の平坦化には、パテを塗布しこれを均すパテ付けが一般的に行われている。このパテ付け作業は、素地面がほぼ平坦の場合は、パテへらを使って容易に施工できるが、例えば自動車バンパーなど曲面を有する変形素地面では、よほどの熟練者でなければ平滑に仕上げるのが難しい。 【0003】従来からパテへらの改良が試みられており、例えば実開昭55−39132号公報には、弾性体にへらを前後に摺動可能に取り付けたコーナー用へらが、実開昭63−122533号公報には、硬質層と接着層と軟質層とからなる板状へらが、実開平1−69684号公報には、巾広い板体を縦方向に湾曲させた掬い部を柄の裏側に凸状となるように形成したへらが提案されている。しかし、これらのへらでは、変形素地面に追随できず、平滑な仕上げ面とすることができない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の目的は、曲面等を有する変形素地面へ効率的にパテ付けして平滑な仕上げ面とする方法、及びそれに用いるパテへらを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、曲面等を有する変形素地面にパテを塗布し、このパテ面に柔軟性フィルムを被せた後、素地面の形状に合わせて変形可能なパテへらを用いて均すことを特徴とする変形素地面へのパテ付け方法である。 【0006】また、本発明は、柔軟性パックに充填された常温可塑性材料よりなることを特徴とする素地面の形状に合わせて変形可能なパテへらである。常温可塑性材料としては、不乾性パテ、プラスチック粘土、天然ゴム又は合成ゴムであることがよい。また、このパテへらは、その片面に剛性体薄板を備えてなるものがよい。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、曲面を有する変形素地面の一例として自動車バンパーにパテ付けする例を、図1に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 【0008】図1に示すように、曲面で形成されるバンパー1は、通常のパテへらでは平滑にパテ付けするのが難しい。本発明においては、先ず、バンパー1の補修を要する箇所に、パテ2を通常のパテへらで塗布する。このパテ2には、通常の補修用パテを用いることでよい。 【0009】次に、パテ2面上に柔軟性シート3を被せて、パテ面2を均す際本発明のパテへら4にパテが付着しないようにする。柔軟性シート3としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、フッ素系樹脂、PETなどのプラスチックシート(フィルム)や、合成ゴムシート(フィルム)などが挙げられる。この柔軟性シート3は、パテ2面が見えるように透明なものが好ましい。 【0010】本発明のパテへら4は、常温可塑性材料5を柔軟性パック6に充填してなり、素地面の形状に合わせて変形可能としている。常温可塑性材料5としては、例えば不乾性パテ、プラスチック粘土、天然ゴム、合成ゴムなどが挙げられ、また柔軟性パック6としては、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、フッ素系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの柔軟性を有するプラスチックフィルムなどが挙げられる。このパテへら4は、任意の形状、大きさでよいが、手に持って作業することから、巾7〜10cm程度、長さ12〜15cm程度、厚さ2〜3cm程度で、重さ数百g程度の直方体状のものが使いやすい。また必要に応じて、パテへら4に把手などを取り付けてもよい。 【0011】必要に応じて、パテへら4の片面に、例えば鋼製薄板、ステンレス薄板、真鍮薄板、アルミニウム薄板、硬質プラスチック薄板等の剛性体薄板7を、接合、接着など任意の方法で設けると、パテへら4に剛性をもたせることができる。 【0012】最後に、柔軟性シート3を被せたパテ2面に、パテへら4の変形可能な面側を当ててこれをしごき、パテ面2を均す。このようにすれば、変形素地面1の大きな変形箇所はもちろん微妙な変形箇所にもパテへら4が変形して追随し、原形を忠実に再現したパテ付けができる。 【0013】上記の説明では、自動車バンパーへのパテ付けの例について説明したが、本発明は、自動車、オートバイ等のボディの複雑な曲面箇所や、建築物の複雑なアール部分など曲面、凸面、凹面等を有する変形素地面へのパテ付けに広く適用が可能である。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、曲面等を有する変形素地面へ効率的にパテ付けでき、熟練技能者でなくても平滑な仕上げ面を容易に形成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599010141 【氏名又は名称】関西パテ化工株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月24日(1999.8.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082739 【弁理士】 【氏名又は名称】成瀬 勝夫 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−58151(P2001−58151A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月6日(2001.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−237133 |
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