| 【発明の名称】 |
粉体塗装ブース |
| 【発明者】 |
【氏名】海住 晴久
【氏名】堀田 研二
【氏名】宮田 繁朋
【氏名】高橋 照信
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| 【要約】 |
【課題】粉体塗料が付着しにくく、粉体塗料が付着しても均一に付着して、エアーブローによる清掃を容易に行うことができる粉体塗装ブースを提供すること。
【解決手段】粉体塗装ブースの壁面材料として、表面に平滑なスキン層を有する非導電性の発泡樹脂パネル、特に、硬質塩ビ発泡板を採用したのである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 粉体塗装ブースの壁面を、表面に平滑なスキン層を有する非導電性の発泡樹脂パネルによって構成した粉体塗装ブース。 【請求項2】 上記発泡樹脂パネルが、硬質塩ビ発泡板であることを特徴とする請求項1記載の粉体塗装ブース。 【請求項3】 上記硬質塩ビ発泡板の厚みが、15〜30mmであることを特徴とする請求項2記載の粉体塗装ブース。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、粉体塗装を行う粉体塗装ブースに関するものである。 【0002】 【従来の技術】粉体塗装ブースは、被塗物を囲みオーバースプレー粉の飛散を防止するためのものである。 【0003】かかる粉体塗装ブースとして、壁面をステンレス等の金属板によって形成したものがある。 【0004】ところが、壁面が金属板によって形成されている場合、接地された金属板に、帯電した粉体塗料が吸引されるため、被塗物への粉体塗料の付着効率が悪くなるという問題と共に、色替え時に、エアーブローによって壁面を清掃する際に、付着した粉体塗料が除去しにくいという問題があった。 【0005】このため、ブース壁面への粉体塗料の付着を少なくするために、ブースの壁面を、非導電性パネルで構成することが従来から行われている。 【0006】ところで、従来、この種の非導性パネルとしては、内外面を塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリカーボネート等によって形成し、その内部に発泡ウレタンを注入したものや、ポリエチレンあるいは塩化ビニール等の発泡板に塩化ビニール板を貼り合わせたものが使用されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、、非導電性パネルは、金属製パネルに比し粉体塗料の付着が少ないという利点がある。 【0008】しかしながら、ブースの壁面として使用されている上記従来の非導電性パネルは、パネル自体の強度が弱く、ブースを構成する場合に、背面側に補強材をねじ止めや接着剤で取り付ける必要がある。 【0009】背面側に補強材があると、補強材がある部分とない部分とで電気抵抗に差ができ、補強材がある部分に粉体塗料が斑に多く付着するため、ブース壁面の清掃作業が面倒である。 【0010】また、従来の非導電性パネルのうち、内外のパネル内に発泡材を注入したものや、パネルに発泡材を貼り合わせたものも、発泡材とパネルの間の隙間部分や、接着剤のある部分に粉体塗料が斑に多く付着するという問題がある。 【0011】そこで、この発明は、粉体塗料が付着しにくく、粉体塗料が付着しても均一に付着して、エアーブローによる清掃を容易に行うことができる粉体塗装ブースを提供しようとするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題を解決するために、粉体塗装ブースの壁面材料として、表面に平滑なスキン層を有する非導電性の発泡樹脂パネルを採用したのである。 【0013】表面に平滑なスキン層を有する非導電性の発泡樹脂パネルには、例えば、スキン層を持った硬質塩ビ発泡板、商品名「ケマセル」(ドイツのゲブリユーダー・ケメルリング・クンストシュトフベルケ社)があり、厚さ15〜30mm程度のものであれば、補強材を必要とせずに、パネル同士をねじ止め等によって結合してブースを組み立てることができる。 【0014】この発明で採用する上記発泡樹脂パネルは、発泡と同工程で表面に平滑なスキン層を形成しているので、内部の発泡部と表面のスキン層の間に継ぎ目がないため、平滑なスキン層に粉体塗料が付着しにくく、付着しても均一で斑にはならない。 【0015】上記発泡樹脂パネルが、硬質塩ビ発泡板の場合には、自己消火性があるため、防火性能に優れ、安全性が高い。 【0016】 【実施の形態】図1には、側壁1と天井壁2を、表面にスキン層3を持ち、内部に発泡層4を持つ硬質塩ビ発泡板(商品名「ケマセル」)で構成し、底面をフィルターベルト5で構成したこの発明に係る粉体塗装ブースの一例を示している。 【0017】この硬質塩ビ発泡板は、硬質塩ビ板に比べて、約1/2の比重(0.55〜0.65)と軽く、しかも釘打ち、ビス止め、穴あけ加工、切削加工、溶接、接着等優れた加工性を有する。 【0018】 【発明の効果】以上のように、この発明の粉体塗装ブースは、壁面に粉体塗料が付着しにくく、粉体塗料が付着しても均一に付着するので、エアーブローによる清掃を容易に行うことができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591001411 【氏名又は名称】松尾産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月19日(1999.8.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074206 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−54751(P2001−54751A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月27日(2001.2.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−232799 |
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