| 【発明の名称】 |
着脱自在型のスプレーノズルおよびこのスプレーノズルを用いた転圧ローラ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】石川 真樹
【氏名】川村 忠
【氏名】岸 達康
【氏名】石毛 孝晴
|
| 【要約】 |
【課題】本発明はスプレーノズルの配管への脱着を、ネジを回すことなく、且つ工具を要することなく可能にし、また殊に転圧ローラ機に適用して有用にする。
【解決手段】スプレーチップを支点として作動自在にスプレーチップに取り付けられ、配管把持部を備えたクランプを有し、クランプによりボディ並びにスプレーチップが共に配管に着脱自在に装着される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体導入口と流体導入口に連通する流路を備えたボディと、流路に連通する噴射口を備えたスプレーチップと、スプレーチップを支点として作動自在にボディに取り付けられ、配管把持部を備えたクランプとからなるスプレーノズルにおいて、クランプによりボディ並びにスプレーチップが共に配管に着脱自在に装着されることを特徴とするスプレーノズル。 【請求項2】 スプレーチップの流体流入側にストレーナー、チェックバルブ、並びにストレーナー付チェックバルブ内の少なくとも一が取り付けられた請求項1のスプレーノズル。 【請求項3】 流体導入口と流体導入口に連通する流路を備えたボディと、流路に連通する噴射口を備えたスプレーチップと、スプレーチップを支点として作動自在にボディに取り付けられ、配管把持部を備えたクランプとを有し、クランプによりボディ並びにスプレーチップが共に配管に着脱自在に装着されるスプレーノズルが転圧輪近傍に且つ流体の噴出可能に構成された転圧ローラ機。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は特に洗浄液、冷却液などの流体を噴射する、配管への装着に独特の構成を持ったスプレーノズルおよびこのスプレーノズルを用いた転圧ローラ機に関する。 【0002】この種のスプレーノズルは例えば金属材の塗装工程における洗浄用、道路舗装用のロードローラーのような転圧ローラ機への散水、散油用などに用いられ得る。 【0003】 【従来の技術】従来スプレーノズルを配管に取り付ける構成としては、図3に示す如く配管10に溶接などで固定されたソケット11にボディ12を装着し、袋ナット13でスプレーノズル14を固定する構成が挙げられる。この場合スプレーノズル14の着脱には、レンチなどの工具を使用して袋ナット13を回す要があり、装着ないしは交換の作業が煩雑になっていた。また袋ナット13を取り外す際、チェックバルブ付ストレーナーなどの内部部品が落下して、破損、損失する危惧もあった。 【0004】殊にロードローラーのような転圧ローラ機による散水、散油では、スプレーノズルの噴霧口付近が目詰まりし易く、頻繁にスプレーノズルを配管に対し脱着作業を行ない、清掃する必要があり、作業に時間がかかるなど煩雑になっていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかして本発明は上記の問題点を解決し、配管への脱着を、ネジを用いてこれを回すことなく、且つ工具を要せずに可能にすること、配管にソケットを、溶接などで固定することなく、穴を穿つだけで装着可能にすること、配管への脱着の際、ストレーナーなどの内部部品の落下を抑止することによって、作業性を大幅に良好にするスプレーノズル、ないしはこのスプレーノズルを採用する転圧ローラ機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によれば流体導入口と流体導入口に連通する流路を備えたボディと、流路に連通する噴射口を備えたスプレーチップと、スプレーチップを支点として作動自在にスプレーチップに取り付けられ、配管把持部を備えたクランプとからなるスプレーノズルにおいて、クランプによりボディ並びにスプレーチップが共に配管に着脱自在に装着されることを特徴とするスプレーノズルを提供することにより上記の目的が実現される。 【0007】 【作用】上述の構成をとる本発明においては配管把持部を備えたクランプがスプレーチップを支点として作動自在に装着され得、配管把持部と支点の部位との間のボディ及びスプレーチップが固定され得る。 【0008】 【発明の実施の形態】図1並びに図2を参照するに、本発明によるスプレーノズル1が開示されている。このスプレーチップ1にはボディ2が備えられ、このボディ2の一端部に配管3に開けた穴部(図示せず)に挿入可能な流体導入部4が設けられる。また流体導入部4にはO−リング5が周設されており、配管3に流体導入部4を装着したとき、配管3と流体導入部4との間が液密に維持される。 【0009】ボディ2には流体が流動する挿通穴2aが具備され、挿通穴2a内にはバネ負荷が加えられた開閉弁6が配設される。この開閉弁6は流体導入部4からバネ負荷に打勝つ流圧が加わると開放される。この開閉弁6にはストレーナーが一体化されることが好ましい。且つボディ2の他端部には噴霧口を有するスプレーチップ7が装着され、このスプレーチップ7に対しこれを外囲しO−リング8が配設されていて、ボディ2とスプレーチップ7との間が液密に維持される。 【0010】更にボディ2にはスプレーチップ7を支点として作動自在の配管把持部9aを有するクランプ9が装着されている。この場合配管把持部9aを引き起こして配管3を把持させれば、容易に配管3にスプレーノズル1を装着できる、配管3に対しスプレーノズル1を外すときは配管把持部9aを上述の逆に動作させればよい。且つ配管3からスプレーノズル1を取り外した後は、スプレーチップ7とボディ2が工具を使用することなく容易に分離することができる。 【0011】図4、図5には上述の本発明によるスプレーノズル1を用いる、転圧ローラ機の一としてのロードローラー20が示される。このロードローラー20には前部並びに後部に転圧輪21、22が備えられ、前記転圧輪21、22の各々の近傍にスプレーノズル1が配設されていて、転圧輪21、22に好適な流体噴霧が実現される。この場合転圧輪21、22若しくは道路面からの跳ね返りなどでスプレーチップ7の噴出口が目詰まりし易いが、スプレーノズル1の脱着が極めて容易であるから清掃作業、交換作業が相当に簡単化される。 【0012】 【発明の効果】上述の本発明のスプレーノズルによればネジを回す要がなく、且つ工具を必要とせずに、クランプを操作するだけで、スプレーノズルの配管への脱着を行なうことが可能になる、流体導入部を挿入する穴部を配管に穿つだけでスプレーノズルの装着が可能になり、配管にソケットを溶接することが不要になる、配管への脱着の際、ストレーナーなどの内部部品が落下することがない、例えば転圧ローラ機に適用して高作業性を持たせること等々の有効な効果を達成できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】599113693 【氏名又は名称】日本ボーマク株式会社 【識別番号】000107767 【氏名又は名称】スプレーイングシステムスジャパン株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年7月8日(1999.7.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061088 【弁理士】 【氏名又は名称】高山 敏夫
|
| 【公開番号】 |
特開2001−17897(P2001−17897A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月23日(2001.1.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−228807 |
|