| 【発明の名称】 |
液処理装置及び液処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】新藤 尚樹
【氏名】北原 重徳
【氏名】田口 啓治
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| 【要約】 |
【課題】構造を簡単にすると共に、薬液の吐出側で所定時間内での薬液の量を管理して、処理効率の向上を図れるようにした液処理装置及び液処理方法を提供すること。
【解決手段】薬液Lを貯留する貯留槽62aと、貯留槽62a内の薬液Lの量を検出する秤量センサ70cと、貯留槽62a内の薬液Lが貯留槽62a内から吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出する吐出量検出センサ70dと、秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dからの信号に基いて所定の信号を発する制御手段(CPU80)とを設けることにより、貯留槽62a内の薬液Lが吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出し、検出された時間に基いて貯留槽62aから吐出される薬液Lの吐出量が適正か否かを監視する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 薬液を貯留する貯留槽と、上記貯留槽内の薬液の量を検出する秤量検出手段と、上記貯留槽内から吐出される薬液の所定量を検出する吐出量検出手段と、上記秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号に基いて所定量吐出される時間を検出し、所定の信号を発する制御手段と、を具備することを特徴とする液処理装置。 【請求項2】 請求項1記載の液処理装置において、上記貯留槽の吐出側に接続する薬液供給管と、薬液を混合して被処理体に処理を施す処理部に純水を供給する処理液供給管とを開閉切換手段を介して接続し、制御手段からの信号に基いて上記開閉切換手段を制御可能に形成してなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項3】 請求項2記載の液処理装置において、上記薬液供給管に流量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項4】 請求項2記載の液処理装置において、上記薬液供給管を複数設け、各薬液供給管に流量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項5】 請求項1又は2記載の液処理装置において、上記貯留槽と、この貯留槽内の薬液を搬送するためのガスの供給源とを開閉手段を介設するガス供給管を介して接続し、制御手段からの信号に基いて上記開閉手段を制御可能に形成してなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項6】 請求項5記載の液処理装置において、上記開閉手段は、加圧のガス圧が調整可能な圧力調整機能を具備する、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項7】 請求項5記載の液処理装置において、上記貯留槽とガス供給源とを複数のガス供給管を介して接続し、各ガス供給管に、各々異なる圧力調整機能を具備する開閉手段を介設してなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置において、上記貯留槽は、異なる種類の薬液を貯留する複数のタンクを含む、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置において、上記貯留槽は、同一種類の薬液を貯留する同一形状の複数のタンクからなり、上記各タンクの吐出口を集合し、上記タンクのうちの1つに秤量検出手段と吐出量検出手段を設けてなる、ことを特徴とする液処理装置。 【請求項10】 貯留槽内に貯留された薬液を貯留槽から吐出するに当たって、上記貯留槽内の薬液が吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出し、検出された時間に基いて上記貯留槽から吐出される薬液の吐出量が適正か否かを判別可能にした、ことを特徴とする液処理方法。 【請求項11】 貯留槽内に貯留された薬液を貯留槽から吐出して、処理液供給管内を流れる純水中に混合するに当たって、上記貯留槽内の薬液が吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出し、検出された時間に基いて上記貯留槽から吐出される薬液の吐出量が適正か否かを判別し、上記薬液の吐出量が適正範囲外の場合に、薬液の吐出を停止する、ことを特徴とする液処理方法。 【請求項12】 請求項10又は11記載の液処理方法において、上記処理槽内に薬液搬送用のガスを供給して、ガス圧によって薬液の吐出を行うようにし、上記薬液の吐出量が適正範囲外の場合に、ガスの供給を停止する、ことを特徴とする液処理方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、液処理装置及び液処理方法に関するもので、例えば半導体ウエハやLCD用ガラス基板等の被処理体を処理する薬液を適正量で使用可能にする液処理装置及び液処理方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、半導体製造装置の製造工程においては、半導体ウエハやLCD用ガラス等の被処理体(以下にウエハ等という)を例えばアンモニア水(NH4OH)やフッ化水素酸(HF)等の薬液やリンス液(純水)等の洗浄液が貯留された洗浄槽に順次浸漬して洗浄処理を行う液処理方法が広く採用されている。この液処理すなわち洗浄処理においてウエハ等を洗浄処理する洗浄液の薬液濃度は、プロセス性能を満たすために、重要な管理項目に挙げられている。 【0003】そこで、従来では、図10に示すように、洗浄槽1と図示しない純水供給源とを接続する処理液供給管に開閉切換弁2を介して薬液貯留槽3を接続し、この薬液貯留槽3の上部と薬液搬送用ガス例えば窒素(N2)ガスの供給源(図示せず)とを開閉弁4を介設したガス供給管5を介して接続して、ガス圧によって薬液貯留槽3内の薬液の所定量を処理液供給管6内を流れる純水中に混合(調合)して所定濃度の洗浄液を生成している。この際、薬液貯留槽3の外部側方に配設された上限センサ7a及び下限センサ7bによって薬液貯留槽3内の薬液Lの許容上限量と下限量を検出し、また、秤量センサ7cによって薬液の所定貯留量を検出し、更に薬液吐出確認センサ7dによって薬液の吐出の確認例えば薬液吐出確認センサ7dがOFFすれば薬液が吐出されたことが確認でき、薬液吐出確認センサ7dがONのままであれば薬液が吐出されないことが確認できるような洗浄液濃度の調整機構が採用されている。 【0004】また、別の薬液濃度調整機構として、図11に示すように、洗浄槽1内の洗浄液の薬液濃度を検出、あるいは、処理液供給管6中を流れる薬液が混合(調合)された洗浄液の薬液濃度を検出する濃度計8を設けて、洗浄液の薬液濃度を監視するものも知られている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者すなわち薬液吐出確認センサ7dによって薬液の吐出の確認を行うものにおいては、薬液吐出確認センサ7dのON,OFF動作によって薬液を圧送(吐出)した/圧送(吐出)しないの判別を行うことは可能であるが、肝心の洗浄槽へ圧送する洗浄液の薬液濃度を管理することはできないという問題があった。これに対し後者すなわち洗浄槽1内又は処理液供給管6中を流れる洗浄液の薬液濃度を濃度計8を用いて検出するものにおいては、薬液濃度を管理することができるが、濃度計8は高価な上、設置にスペースを要するという問題があった。 【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもので、構造を簡単にすると共に、薬液の吐出側で薬液濃度を管理して、処理効率の向上を図れるようにした液処理装置及び洗浄処理方法を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、この発明は以下のように構成する。 【0008】(1)請求項1記載の液処理装置は、薬液を貯留する貯留槽と、 上記貯留槽内の薬液の量を検出する秤量検出手段と、 上記貯留槽内から吐出される薬液の所定量を検出する吐出量検出手段と、 上記秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号に基いて所定量吐出される時間を検出し、所定の信号を発する制御手段と、を具備することを特徴とする。ここで、薬液としては、例えばフッ化水素酸(HF)、塩酸(HCL)、アンモニア水(NH4OH)や過酸化水素(H2O2)等の薬液が使用される。 【0009】このように構成することにより、貯留槽内に貯留された薬液の量と薬液の吐出し始めの量を秤量検出手段にて検出し、貯留槽内から吐出される薬液の所定量を吐出量検出手段にて検出し、そして、秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号を受けて制御手段で所定量吐出するまでの時間を検出し、制御手段から所定の信号例えばアラーム等の制御信号を発することができる。この場合の制御手段の制御形態としては、予め記憶(設定)された時間外に吐出量検出手段からの検出信号が制御手段に伝達された場合に所定の制御信号を発する制御と、吐出量検出手段からの検出信号により検出される時間と、予め実験等により求められた所定時間当りの吐出量のデータとを比較して、所定の制御信号を発する制御とがある。したがって、薬液の吐出側で所定時間内での薬液の量を管理することができるので、処理効率の向上を図ることができる。 【0010】(2)請求項2記載の液処理装置は、請求項1記載の液処理装置において、上記貯留槽の吐出側に接続する薬液供給管と、薬液を混合して被処理体に処理を施す処理部に純水を供給する処理液供給管とを開閉切換手段を介して接続し、制御手段からの信号に基いて上記開閉切換手段を制御可能に形成してなる、ことを特徴とする。 【0011】このように構成することにより、秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号を受ける制御手段からの制御信号に基いて開閉切換手段を制御することができるので、薬液の吐出量が適量範囲外の場合には開閉切換手段を閉じて不適量の薬液の吐出を停止することができる。したがって、純水中に混合される薬液の濃度を管理できるので、処理効率の向上が図れ、また、薬液濃度が不十分な場合の処理を即座に回避することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。 【0012】(3)請求項3記載の液処理装置は、請求項2記載の液処理装置において、上記薬液供給管に流量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする。 【0013】このように構成することにより、薬液の吐出量を調整することができるので、使用目的に応じた吐出量の薬液を使用することができる。 【0014】(4)請求項4記載の液処理装置は、請求項2記載の液処理装置において、上記薬液供給管を複数設け、各薬液供給管に流量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする。 【0015】このように構成することにより、薬液の吐出量を選択的に調整することができるので、使用目的に応じた吐出量の薬液を使用することができる。 【0016】(5)請求項5記載の液処理装置は、請求項1又は2記載の液処理装置において、上記貯留槽と、この貯留槽内の薬液を搬送するためのガスの供給源とを開閉手段を介設するガス供給管を介して接続し、制御手段からの信号に基いて上記開閉手段を制御可能に形成してなる、ことを特徴とする。 【0017】このように構成することにより、秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号を受ける制御手段からの制御信号に基いて開閉手段を制御することができるので、薬液の吐出量が適量範囲外の場合には開閉手段を閉じて搬送用ガスの供給を停止すると共に、不適量の薬液の吐出を停止することができる。したがって、薬液濃度が不十分な場合の処理を即座に回避することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。 【0018】(6)請求項6記載の液処理装置は、請求項4記載の液処理装置において、上記開閉手段は、加圧のガス圧が調整可能な圧力調整機能を具備する、ことを特徴とする。 【0019】このように構成することにより、搬送用ガスの供給圧を調整することができるので、薬液の吐出量を調整することができると共に、薬液濃度を調整することができる。 【0020】(7)請求項7記載の液処理装置は、請求項5記載の液処理装置において、上記貯留槽とガス供給源とを複数のガス供給管を介して接続し、各ガス供給管に、各々異なる圧力調整機能を具備する開閉手段を介設してなる、ことを特徴とする。 【0021】このように構成することにより、搬送用ガスの供給圧を選択的に調整することができるので、薬液の吐出量を微調整することができると共に、薬液濃度を微調整することができる。 【0022】(8)請求項8記載の液処理装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置において、上記貯留槽は、異なる種類の薬液を貯留する複数のタンクを含む、ことを特徴とする。 【0023】このように構成することにより、異なる種類の複数の薬液の吐出量を管理することができると共に、薬液濃度を管理することができる。 【0024】(9)請求項9記載の液処理装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置において、上記貯留槽は、同一種類の薬液を貯留する同一形状の複数のタンクからなり、上記各タンクの吐出口を集合し、上記タンクのうちの1つに秤量検出手段と吐出量検出手段を設けてなる、ことを特徴とする。 【0025】このように構成することにより、目的に応じた薬液の使用量(吐出量)を適宜増大することができると共に、1つの秤量検出手段と吐出量検出手段で吐出量を管理することができる。したがって、貯留槽を構成するタンクの数に関係なく一箇所で薬液の吐出量を管理することができ、検出機器類の削減を図ることができると共に、貯留槽のスペースの有効利用を図ることができる。 【0026】(10)請求項10記載の液処理方法は、貯留槽内に貯留された薬液を貯留槽から吐出するに当たって、上記貯留槽内の薬液が吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出し、検出された時間に基いて上記貯留槽から吐出される薬液の吐出量が適正か否かを判別可能にした、ことを特徴とする。 【0027】このように構成することにより、上記請求項1記載の発明と同様に、薬液の吐出側で所定時間内での薬液の量を管理することができるので、処理効率の向上を図ることができる。 【0028】(11)請求項11記載の液処理方法は、貯留槽内に貯留された薬液を貯留槽から吐出して、処理液供給管内を流れる純水中に混合するに当たって、上記貯留槽内の薬液が吐出し始めてから所定量を吐出するまでの時間を検出し、検出された時間に基いて上記貯留槽から吐出される薬液の吐出量が適正か否かを判別し、上記薬液の吐出量が適正範囲外の場合に、薬液の吐出を停止する、ことを特徴とする。 【0029】このように構成することにより、上記請求項2記載の発明と同様に、貯留槽から吐出される薬液の吐出量が適正か否かを判別し、薬液の吐出量が適正範囲外の場合に、薬液の吐出を停止するので、純水中に混合される薬液の濃度を管理できるので、処理効率の向上が図れ、また、薬液の吐出量が不十分な状態の薬液による処理を停止することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。 【0030】(12)請求項12記載の液処理方法は、請求項10又は11記載の液処理方法において、上記処理槽内に薬液搬送用のガスを供給して、ガス圧によって薬液の吐出を行うようにし、上記薬液の吐出量が適正範囲外の場合に、ガスの供給を停止する、ことを特徴とする。 【0031】このように構成することにより、上記請求項5記載の発明と同様に、薬液の吐出量が適量範囲外の場合には開閉手段を閉じて搬送用ガスの供給を停止すると共に、不適量の薬液の吐出を停止することができるので、薬液の吐出量や薬液濃度が不十分な場合の処理を即座に回避することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。 【0032】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。この実施形態では半導体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説明する。 【0033】図1はこの発明に係る液処理装置を適用した洗浄処理システムの一例を示す概略平面図である。 【0034】上記洗浄処理システムは、被処理体である半導体ウエハW(以下にウエハという)を水平状態に収納する容器例えばキャリア10を搬入、搬出するための搬送部20と、ウエハWを薬液、洗浄液等の液処理すると共に乾燥処理する処理部30と、搬送部20と処理部30との間に位置してウエハWの受渡し、位置調整及び姿勢変換等を行うインターフェース部40とで主に構成されている。 【0035】上記搬送部20は、洗浄処理システムの一側端部に併設して設けられるキャリア搬入部21とキャリア搬出部22が併設されると共に、ウエハ搬出入部23が設けられている。この場合、キャリア搬入部21とウエハ搬出入部23との間には図示しない搬送機構が配設されており、この搬送機構によってキャリア10がキャリア搬入部21からウエハ搬出入部23へ搬送されるように構成されている。 【0036】また、キャリア搬出部22とウエハ搬出入部23には、それぞれキャリアリフタ(図示せず)が配設され、このキャリアリフタによって空のキャリア10を搬送部20の上方に設けられたキャリア待機部(図示せず)への受け渡し及びキャリア待機部からの受け取りを行うことができるように構成されている。 【0037】上記ウエハ搬出入部23は、上記インターフェース部40に向かって開口しており、その開口部には蓋開閉装置24が配設されている。この蓋開閉装置24によってキャリア10の蓋体(図示せず)が開放あるいは閉塞されるようになっている。したがって、ウエハ搬出入部23に搬送された未処理のウエハWを収納するキャリア10の蓋体を蓋開閉装置24によって取り外してキャリア10内のウエハWを搬出可能にし、全てのウエハWが搬出された後、再び蓋開閉装置24によって蓋体を閉塞することができる。また、キャリア待機部からウエハ搬出入部23に搬送された空のキャリア10の蓋体を蓋開閉装置24によって取り外してキャリア10内にウエハWを搬入可能にし、全てのウエハWが搬入された後、再び蓋開閉装置24によって蓋体を閉塞することができる。なお、ウエハ搬出入部23の開口部近傍には、キャリア10内に収納されたウエハWの枚数を検出するマッピングセンサ25が配設されている。 【0038】上記インターフェース部40には、ウエハ搬出入部23のキャリア10から1枚又は複数枚(例えば25枚)のウエハWを取り出して搬送する水平方向(X,Y方向),垂直方向(Z方向)及び回転(θ方向)可能なウエハ取出しアーム41と、後述する姿勢変換装置43から1枚又は複数枚(例えば25枚)のウエハWを受け取ってウエハ搬出入部23に搬送された空のキャリア10内に収納する水平方向(X,Y方向),垂直方向(Z方向)及び回転(θ方向)可能なウエハ収納アーム42と、ウエハ取出しアーム41によって取り出された1枚又は複数枚(例えば25枚)のウエハWを垂直状態に変換する姿勢変換装置43が配設されている。 【0039】一方、上記処理部30には、ウエハWに付着するパーティクルや有機物汚染、酸化膜等を除去する第1〜第4の洗浄処理ユニット31〜34と、乾燥処理ユニット35が直線状に配列されている。この場合、第1〜第4の洗浄処理ユニット31〜34にこの発明に係る液処理装置が組み込まれている。また、上記各ユニット31〜34,35と対向する位置から上記インターフェース部40に延在して設けられた搬送路36に、X,Y方向(水平方向)、Z方向(垂直方向)及び回転(θ)可能なウエハ搬送チャック37が配設されている。 【0040】次に、この発明に係る液処理装置について説明する。 ◎第一実施形態図2はこの発明に係る液処理装置の第一実施形態を示す概略断面図、図3は液処理装置の第一実施形態の一部を示す概略断面図である。 【0041】上記液処理装置は、薬液としての薬液例えばフッ化水素酸(HF)の希釈液(DHF)やリンス液例えば純水等の洗浄液を貯留すると共に洗浄液中に被処理体であるウエハWを浸漬してその表面を洗浄する洗浄槽50と、この洗浄槽50と純水供給源60とを接続すべく洗浄槽50内に配設される洗浄液供給ノズル51と純水供給源60とを接続する処理液供給管61と、薬液例えばフッ化水素酸(HF)、塩酸(HCL)、アンモニア水(NH4OH)及び過酸化水素(H2O2)を貯留する貯留槽62a〜62dと、注入開閉切換弁63(開閉切換手段)を介して処理液供給管61と貯留槽62a〜62dとを接続する薬液供給管64と、貯留槽62a〜62d内に薬液搬送用ガス例えば窒素(N2)ガス等の不活性ガスを供給するN2ガス供給手段65と、貯留槽62a〜62d内の薬液Lの状況を監視する検出部70と、この検出部70からの検出信号に基いて所定の制御信号を発する制御手段80とで主に構成されている。 【0042】この場合、洗浄槽50は、洗浄液を貯留する内槽50aと、この内槽50aの開口部の外方縁部を覆う外槽50bとで構成されており、外槽50bの底部に設けられた排出口に排出管52が接続されている。また、洗浄槽50は筐体53内に収容されて洗浄処理部が構成されており、この洗浄処理部には、後述する排気機構54と排液機構55が設けられている。 【0043】上記処理液供給管61には、純水供給源60側から順に、処理時間制御用の温度計66、開閉弁67、フローメータ68、圧力レギュレータ69及び上記注入開閉切換弁63が介設されており、圧力レギュレータ69には、空気開閉弁71と大容量用及び精密用の2つのレギュレータ72a,72bを介設した空気供給管73を介して空気供給源74が接続されている。したがって、空気供給源74から圧力レギュレータ69に供給される制御用の空気によって圧力レギュレータ69を制御することにより、所定流量の純水が洗浄槽50内に供給されるように構成されている。なお、処理液供給管61に介設される開閉弁67と、空気供給管73に介設される空気開閉弁71は、共にソレノイド式に形成されると共に、図示しないリレー回路を介して互いに接続されており、処理液供給管61に介設された開閉弁67が閉じた時に空気開閉弁71も閉じるように形成されている。このように、開閉弁67が閉じた時に空気開閉弁71を閉じるようにしたのは、開閉弁67が閉じることで、圧力レギュレータ69に純水が流れない状態となった際に、圧力レギュレータ69に制御用の空気が供給し続けることとなり、圧力レギュレータ69に過負荷がかかるので、これを防止するために、開閉弁67と同時に空気開閉弁71を閉じるようにしたためである。 【0044】また、処理液供給管61における開閉弁67の上流側(純水供給源60側)と注入開閉切換弁63の上流側(開閉弁67側)との間には、洗浄処理(薬液処理、リンス処理)以外のときに常時純水を少量供給する節水用のバイパス管75が接続されている。このバイパス管75の処理液供給管61と近接する部位に、補助開閉弁76が介設されている。このように、補助開閉弁76を処理液供給管61に近接して設けることにより、上記洗浄槽50で薬液処理を行った後に、洗浄槽50内に残留する薬液がバイパス管75に流れ込んで、次のリンス処理の際に純水中に薬液が混入するのを防止することができる。 【0045】一方、上記貯留槽62a〜62dは、それぞれ有底円筒状の容器(タンク)にて形成されており、底部に設けられたポート(図示せず)にそれぞれ薬液供給管64が接続されている。また、各薬液供給管64には、薬液開閉弁77a〜77dを介設した薬液補給管78a〜78dを介して薬液供給源79a〜79dが接続されており、各貯留槽62a〜62d内に例えばHF、HCL、NH4OH、H2O2 が貯留されるようになっている。なお、各薬液供給管64には薬液の流量を調整するオリフィス64a〜64dが介設されている。 【0046】また、上記N2ガス供給手段65は、各貯留槽62a〜62dの上部に設けられた供給ポート(図示せず)にガス供給管81を介して接続される搬送用ガスの供給源82(以下にN2ガス供給源82という)と、このガス供給管81において、ガス供給源82側から順に介設される大容量用及び精密用のレギュレータ83a,83bと、フィルタ84と、圧力調整機能を具備するガス開閉弁85(開閉手段)とで形成されている。なお、貯留槽62a〜62dの上部には排気ポート(図示せず)が設けられており、この排気ポートに接続する排気管86に排気用開閉弁87が介設されている。また、排気管86から分岐する分岐管88に安全弁89が介設されている。 【0047】上記検出部70は、各貯留槽62a〜62dの外側部に配設される上限センサ70a、下限センサ70b、秤量センサ70c(秤量検出手段)及び吐出量検出センサ70d(吐出量検出手段)とで構成されている。このうち、上限センサ70aと下限センサ70bによって貯留槽62a〜62d内に貯留された薬液Lの上限量と下限量が検出され、秤量センサ70cによって貯留槽62a〜62d内に貯留された薬液Lの所定量の有無が検出され、また、吐出量検出センサ70dによって貯留槽62a〜62d内の薬液Lが貯留槽62a〜62d内から吐出し始めてから所定量の吐出が検出されるようになっている。これらセンサ70a〜70dは、いずれも静電容量型センサ素子にて形成されており、吐出量検出センサ70dからの検出信号により制御手段80に組み込まれたタイマによって時間が検出され、制御手段80から所定の制御信号が発せられるように形成されている。すなわち、制御手段80において、予め記憶(設定)された時間外に吐出量検出センサ70dからの検出信号が制御手段80に伝達された場合に、制御手段80から所定の制御信号、例えばアラーム等が発せられる。また、制御手段80の別の制御形態としては、吐出量検出センサ70dからの検出信号により検出される時間と、予め実験等により求められた所定時間当たりの吐出量のデータとを比較して、所定の制御信号、例えばアラーム等を発するような制御がある。 【0048】なお、上記センサ70a〜70dは、必ずしも静電容量型センサである必要はなく、例えば透過型センサ等その他の形式のセンサであってもよい。 【0049】上記制御手段80は、検出部70の秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dからの検出信号により検出された時間と、予め記憶された情報{例えば実験等によって求められた所定の薬液濃度に適合した一定時間当りの吐出量}とを比較演算処理して所定の制御信号、例えばアラーム等の警報や上記注入開閉切換弁63とガス開閉弁85の閉成操作指令等を発する中央演算処理装置(CPU)にて形成されている(図3参照)。 【0050】以下に、この発明に係る液処理装置を用いた薬液濃度の管理方法(制御方法)について、図3に示すHFの貯留槽62aを代表して詳細に説明する。 【0051】上記のように形成される検出部70の吐出量検出センサ70dと制御手段80(以下にCPU80という)を設けることにより、例えば吐出量検出センサ70dが、貯留槽62a内の薬液Lの吐出し始めから60±5秒以内の領域を検出した場合を適量な吐出量と設定しておくと、この吐出量検出センサ70dがOFFの検出信号を制御手段80(以下にCPU80という)に伝達した時、この時間内の場合は、所定の吐出量の薬液Lが吐出されて純水に混合(調合)されて所定の薬液濃度の洗浄液が生成される。また、吐出量検出センサ70dが、貯留槽62a内の薬液Lの吐出し始めから60±5秒以内にOFFしなければ、所定の吐出量の薬液Lが吐出されず、薬液濃度が不十分であることが判る。したがって、例えば、吐出量検出センサ70dからの、OFF信号(検出信号)が、CPU80に貯留槽62a内の薬液Lの吐出し始めから55秒より早く伝達すれば、薬液Lが所定量より多量に吐出され、洗浄槽50内の洗浄液の薬液濃度が濃くなるので、この場合は、CPU80から注入開閉切換弁63及びガス開閉弁85に制御信号が伝達されて、注入開閉切換弁63及びガス開閉弁85が即座に閉じられる。これと同時にアラームが表示される。また、吐出量検出センサ70dからのOFF信号(検出信号)が、CPU80に貯留槽62a内の薬液Lの吐出し始めから65秒より遅く伝達すれば、薬液Lが所定量より少なく吐出され、洗浄槽50内の洗浄液の薬液濃度が薄くなるので、この場合も、CPU80から注入開閉切換弁63及びガス開閉弁85に制御信号が伝達されて、注入開閉切換弁63及びガス開閉弁85が即座に閉じられる。また、これと同時にアラームが表示される。したがって、所定量の薬液Lが吐出されない場合は、純水のみが洗浄槽50内に供給され、ウエハWが不十分な濃度の洗浄液によって処理されることを防止することができる。 【0052】なお、上記薬液Lの吐出量は、薬液濃度に応じて設定され、純水の供給量に対するN2ガスの加圧力すなわちN2ガスの供給圧によって設定される。 【0053】次に、洗浄処理部側における排気及び排液構造について、図2、図4〜図6を参照して説明する。図4は洗浄処理部における排気機構を示す概略断面図、図5は図4のA−A線に沿う断面図、図6は洗浄処理部における排液機構を示す横断面図(a)及び縦断面図である。 【0054】上記排気機構54は、上記洗浄槽50を収容する筐体53の底部の一側に設けられた排気口90に連通する主排気通路91と、この主排気通路91に接続する排気切換ボックス92と、この排気切換ボックス92内に配設されて排気されるガスを酸系ガスとアルカリ系ガスとに切り換える排気切換弁93と、排気切換ボックス92から分岐されて外部の排気回収部94a,94b(図2)に接続する2つの分岐通路95a,95bとで主に構成されている。 【0055】この場合、筐体53の底部における排気口90と洗浄槽50との間には、仕切板96が排気口90側に向かって傾斜状に立設されている。この仕切板96によって筐体53内の排気ガスが排気口90側に流れるようになっている。また、主排気通路91内には、図示しないアクチュエータによって開閉するダンパ97が配設されている。また、排気切換ボックス92内に配設される排気切換弁93は、図4及び図5に示すように、排気切換ボックス92に設けられた分岐口92a,92bの間に位置する回転可能な操作軸93bに一端が装着された板状弁体93aと、操作軸93bを回転するアクチュエータ93cとで構成されており、図示しない制御部からの信号を受けてアクチュエータ93cが正逆方向に回動することで、板状弁体93aが分岐口92a,92bの一方を閉塞し得るように構成されている。例えば、洗浄槽50内に酸系の薬液Lが使用されて洗浄処理される場合には、その情報を制御部から受けてアクチュエータ93cが回動(図5において半時計方向に回動)して板状弁体93aが酸側の分岐口92aを開放すると共に、アルカリ側の分岐口92bを閉塞して、酸系の排気ガスを酸系の分岐通路95a側へ流すことができる(図5参照)。排気ガスがアルカリ系である場合は、上記動作と逆にアクチュエータ93cが逆方向に回動(図5において時計方向に回動)して板状弁体93aがアルカリ側の分岐口92bを開放すると共に、酸側の分岐口92aを閉塞して、アルカリ系の排気ガスをアルカリ系の分岐通路95b側へ流すことができる。なお、分岐通路95a,95bには、それぞれ図示しないアクチュエータによって開閉するダンパ98a,98bが配設されている。 【0056】一方、上記排液機構55は、図2に示すように、洗浄槽50の底部に設けられた排液口(図示せず)にドレン弁100を介して接続する主排液通路101と、この主排液管路101に接続する薬液切換ボックス102と、この薬液切換ボックス102に設けられる3つの切換通路103a,103b,103cをそれぞれを開閉する薬液切換弁104a,104b,104cと、切換通路103a,103b,103cに接続する薬液分岐管路105a,105b,105cとで主に構成されている(図6参照)。 【0057】この場合、切換通路103a,103b,103cは、薬液切換ボックス102の一側部に互いに平行に設けられており、各切換通路103a,103b,103cに直交状に薬液分岐管路105a,105b,105cが接続されている(図6参照)。そして、各切換通路103a,103b,103c内に設けられた弁座106に薬液切換弁104a,104b,104cが就座可能に配設され、各薬液切換弁104a,104b,104cは、薬液切換ボックス102の外側に配設された往復動可能な直動アクチュエータ107a,107b,107cによって開閉移動可能に構成されている。 【0058】上記のように排液機構を構成することにより、例えば、上記洗浄槽50内でHFの薬液を使用した場合、その情報を制御部から受けて直動アクチュエータ107a,107b,107cが作動し、例えばHF排液用の直動アクチュエータ107aが、図6(a)において左側に移動して薬液切換弁104aを弁座106から離隔し、切換通路103aと薬液分岐管路105aとの接続口108を開放する。すると、排液(HF)は、主排液通路101を流れて薬液切換ボックス102内に流れた後、切換通路103aを介して薬液分岐管路105aに流れ、薬液回収部109a(図2)に回収される。このとき、他の薬液切換弁104b,104cは弁座106に就座しており、薬液分岐管路105b,105cにはHFは流れないようになっている。また、洗浄処理に使用する薬液がHCLやNH4OHの場合には、上記薬液切換弁104aに代わって薬液切換弁104b又は104cが開放し、HCLやNH4OHを薬液分岐管路105b,105cを介して同様に所定の薬液回収部109b,109c(図2)に回収することができる。 【0059】なお、図2に示すように、上記洗浄槽50の上方には純水供給ノズル56が配設されている。この純水供給ノズル56は、処理液供給管61の純水供給源60と開閉弁67との間から分岐される分岐管57に接続されている。また、処理液供給管61における開閉弁67とフローメータ68との間には、補助開閉弁58を介設した補助供給管59を介して温調純水供給源60Aが接続されている。なお、補助供給管59には、戻り開閉弁59aを介設した戻り管59bが接続されている。 【0060】上記のように構成される洗浄処理装置において、ウエハWを洗浄処理する場合は、まず、処理液供給管61の開閉弁67を開放すると共に、圧力レギュレータ69に空気を供給して圧力レギュレータ69を開放して、純水供給源60から純水を洗浄槽50内に供給する。そして、この状態で、所定の薬液例えばHFを貯留する貯留槽62aの注入開閉切換弁63を開放する一方、貯留槽62aに接続するガス供給管81に介設されたガス開閉弁85を開放して貯留槽62a内に貯留された薬液(HF)の液面に向かってN2ガスを供給することにより、所定の吐出量のHFを処理液供給管61内を流れる純水中に混合(調合)して所定濃度の洗浄液(DHF)を生成して、洗浄槽50内に供給することができる。この際、上述したように、検出部70の秤量センサ70cによって貯留槽62a内に貯留された薬液Lの設定量の有無が検出され、また、吐出量検出センサ70dによって貯留槽62a内の薬液L(HF)が貯留槽62a内から吐出し始めてから所定量を吐出するまでが検出され、この検出信号がCPU80に伝達されて、CPU80で時間が検出され、所定の吐出量のHFが吐出されたか否かが監視される。ここで、HFが所定の吐出量より多いか、少ない場合には、上述したようにCPU80からの制御信号によって注入開閉切換弁63及びガス開閉弁85が閉じられて、HFの供給が即座に停止され、洗浄槽50内には純水のみが供給される。また、これと同時にアラームが表示される。したがって、濃度が不十分な洗浄液によってウエハWが処理されるのを防止することができ、ウエハWのダメージを少なくすることができる。なお、所定量のHFが吐出されている場合は、洗浄処理が続行される。 【0061】また、別の薬液例えばHCLを用いて洗浄処理する場合は、HCLを貯留した貯留槽62bの注入開閉切換弁63を開放する一方、貯留槽62bに接続するガス供給管81に介設されたガス開閉弁85を開放して、HFの場合と同様に所定の吐出量のHCLを処理液供給管61内を流れる純水中に混合(調合)して所定濃度の洗浄液(HCL)を生成して、洗浄槽50内に供給する。以下、同様にNH4OHを用いた洗浄処理を行うことができる。したがって、1つの処理ユニットで異なる種類の薬液を用いた洗浄処理を行うことができる。なお、1種類の薬液を用いた洗浄処理を行う場合には、上記貯留槽62a〜62dの1つを処理液供給管61に接続した構造とすればよい。 【0062】◎第二実施形態図7は、この発明に係る液処理装置の第二実施形態を示す概略断面図である。 【0063】第二実施形態は、N2ガス圧を微調整可能にして、薬液例えばHFの濃度の微細調整を可能にした場合である。すなわち、ガス供給管81を複数(図面では2つの場合を示す)並設して貯留槽62aに接続すると共に、薬液供給管64も複数(図面では2つの場合を示す)並設して処理液供給管61に接続し、各ガス供給管81にそれぞれ精密量のレギュレータ83b、フィルタ84及びガス開閉弁85を介設し、また、各薬液供給管64にそれぞれ流量調整用のオリフィス64Aと薬液開閉弁77を介設した場合である。なお、各ガス供給管81に介設されるレギュレータ83bは、それぞれ同じ圧力調整できるものであってもよく、異なる圧力調整できるものであってもよい。また、各薬液供給管64に介設されるオリフィス64Aも同様に、それぞれ同じか、あるいは異なる流量調整できるものであってもよい。 【0064】このように構成することにより、各ガス開閉弁85,85の1つをを選択的に開閉動作するか、あるいは双方のガス開閉弁85,85を同時に開閉動作することができ、それに伴ってN2ガス圧を任意の設定圧に調整することができると共に、HFの吐出量を調整することができる。また、各薬液開閉弁77,77の1つをを選択的に開閉動作するか、あるいは双方の薬液開閉弁77,77を同時に開閉動作することによって、HFの吐出量を調整することができる。したがって、薬液(HF)の濃度の微細調整が可能となり、ウエハWの種類や枚数等に対応した濃度のHFを供給して薬液処理を施すことができる。また、一度に全てのガス開閉弁85,85と全ての薬液開閉弁77,77を開放して濃度の高いHFを洗浄槽50に供給することにより、薬液処理の立上げを早くする等の手法も採用することができる。 【0065】なお、第二実施形態において、ガス供給管81及び薬液開閉弁77が2つの場合について説明したが、勿論3つ以上のガス供給管81及び薬液開閉弁77を設けてもよい。 【0066】なお、第二実施形態において、その他の部分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。 【0067】◎第三実施形態図8は、この発明に係る液処理装置の第三実施形態を示す概略断面図である。 【0068】第三実施形態は、同一種類の薬液を一度に多量に吐出可能にした場合である。すなわち、貯留槽62a〜62d(以下に符号62aで代表する)を、同一種類の薬液を貯留する同一形状の複数(図面では3個の場合を示す)のタンク110a〜110cにて形成し、各タンク110a〜110cの吐出口を集合し、タンク110a〜110cのうちの1つ110aに秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dを設けた場合である。この場合、各タンク110a〜110cの底部に設けられた吐出ポート(図示せず)に接続する薬液供給分岐管111a〜111cを同じ長さにして薬液供給管64に接続させて吐出口を集合させる方が望ましい。また、ガス供給管81から分岐されて各タンク110a〜110cに接続するガス供給分岐管111a〜111cも同様に同じ長さにする方が好ましい。なお、各タンク110a〜110cには、上限センサ70aと下限センサ70bが設けられて、タンク110a〜110c内の薬液Lの排液状況等の検出が可能になっており、上限センサ71aにより、N2ガスの過剰加圧によるタンク110a〜110cの破裂防止が図られている。 【0069】上記のように、貯留槽62aを、同一種類の薬液を貯留する同一形状の複数のタンク110a〜110cにて形成し、各タンク110a〜110cの吐出口を集合し、タンクのうちの1つ110aに秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dを設けることにより、1組の秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dで吐出量を監視して各タンク110a〜110c内の薬液Lを同時に吐出することができる。この場合、タンク110a〜110cの数を適宜増減することで、使用目的に応じた薬液濃度の洗浄液を生成することができる。したがって、各タンク110a〜110cに秤量センサ70cと吐出量検出センサ70dを設けることなく、多量の薬液Lを吐出することができるので、検出機器類の削減が図れると共に、貯留槽62aの設置スペースの有効利用が図れる。 【0070】なお、第三実施形態において、その他の部分は上記第一実施形態及び第二実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。 【0071】◎第四実施形態図9は、この発明に係る液処理装置の第四実施形態の要部を示す概略断面図である。 【0072】第四実施形態は、純水の流量の変動による洗浄処理精度の体はを防止すべく純水の流量を一定に制御可能にした場合である。すなわち、上記処理液供給管61における純水供給源60側に純水の流量を検出する検出手段例えば流量計112を介設すると共に、この流量計112の二次側すなわち洗浄槽50側に圧力調整手段例えば圧力レギュレータ113を介設し、そして、流量計112にて検出された検出信号(流量の変動値)を受けて一定の流量となるような制御信号を圧力レギュレータ113に伝達するコントローラ114を設けて、純水の流量を一定に制御するようにした場合である。 【0073】このように、純水の流量を一定に制御することにより、薬液濃度を一定に維持することができるので、洗浄処理精度の向上が図れる。例えば、薬液にHFを使用する洗浄処理においては、洗浄槽50内の薬液濃度(HF濃度)が一定化されるので、エッチングの再現性の向上が図れる。 【0074】なお、上記説明では、流量計112の二次側すなわち洗浄槽50側に圧力レギュレータ113を配設する場合について説明したが、圧力レギュレータ113を流量計112の一次側即ち純水供給源60側に配設してコントローラ114からの制御信号をフィードバックさせるようにしてもよい。 【0075】なお、第四実施形態において、その他の部分は上記第一実施形態ないし第三実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。 【0076】なお、上記実施形態では、この発明に係る液処理装置及び液処理方法を半導体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説明したが、半導体ウエハ以外の例えばLCD用ガラス基板等にも適用できることは勿論である。 【0077】 【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。 【0078】(1)請求項1、10記載の発明によれば、貯留槽内に貯留された薬液の量と薬液の吐出し始めの量を秤量検出手段にて検出し、貯留槽内から吐出される薬液の所定量を吐出量検出手段にて検出し、これら両信号を受けて制御手段で所定量吐出するまでの時間を検出し、制御手段から所定の信号例えばアラーム等の制御信号を発することができる。したがって、薬液の吐出側で所定時間内での薬液の量を管理することができるので、処理効率の向上を図ることができる。 【0079】(2)請求項2、11記載の発明によれば、秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号を受ける制御手段からの制御信号に基いて開閉切換手段を制御することができるので、薬液の吐出量が適量範囲外の場合には開閉切換手段を閉じて不適量の薬液の吐出を停止することができるので、純水中に混合される薬液の濃度を管理できるので、処理効率の向上が図れ、また、薬液濃度が不十分な場合の処理を即座に回避することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。したがって、上記(1)に加えて製品歩留まりの向上が図れると共に、装置及び処理の信頼性の向上が図れる。 【0080】(3)請求項3記載の発明によれば、薬液の吐出量を調整することができるので、使用目的に応じた吐出量の薬液を使用することができる。 【0081】(4)請求項4記載の発明によれば、薬液の吐出量を選択的に調整することができるので、上記(1)に加えて使用目的に応じた吐出量の薬液を使用することができる。 【0082】(5)請求項5、12記載の発明によれば、秤量検出手段と吐出量検出手段からの信号を受ける制御手段からの制御信号に基いて開閉手段を制御することができるので、薬液の吐出量が適量範囲外の場合には開閉手段を閉じて搬送用ガスの供給を停止すると共に、不適量の薬液の吐出を停止することができるので、薬液濃度が不十分な場合の処理を即座に回避することができ、処理に供される被処理体のダメージを少なくすることができる。したがって、上記(1)に加えて製品歩留まりの向上が図れると共に、装置及び処理の信頼性の向上が図れる。 【0083】(6)請求項6記載の発明によれば、搬送用ガスの供給圧を調整することができるので、薬液の吐出量を調整することができると共に、薬液濃度を調整することができる。したがって、上記(1)に加えて処理能力の向上を図ることができる。 【0084】(7)請求項7記載の発明によれば、搬送用ガスの供給圧を選択的に調整することができるので、薬液の吐出量を微調整することができると共に、薬液濃度を微調整することができる。したがって、上記(1)に加えて処理能力の向上を図ることができる。 【0085】(8)請求項8記載の発明によれば、異なる種類の複数の薬液の吐出量を管理することができると共に、薬液濃度を管理することができるので、上記(1)に加えて処理効率の向上を図ることができる。 【0086】(9)請求項9記載の発明によれば、目的に応じた薬液の使用量(吐出量)を適宜増大することができると共に、1つの秤量検出手段と吐出量検出手段で吐出量を管理することができるので、上記(1)に加えて貯留槽を構成するタンクの数に関係なく一箇所で薬液の吐出量を管理することができ、スペースの有効利用を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000219967 【氏名又は名称】東京エレクトロン株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月3日(1999.12.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096644 【弁理士】 【氏名又は名称】中本 菊彦
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| 【公開番号】 |
特開2001−157833(P2001−157833A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月12日(2001.6.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−345004 |
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