| 【発明の名称】 |
パチンコ遊技機の遊技盤装飾板体 |
| 【発明者】 |
【氏名】松岡 憲明
【氏名】佐藤 久芳
|
| 【要約】 |
【課題】装飾板体表面の浅い凹窪を視認,識別し易くして上記塗装またはシール紙貼付の作業性を向上させる。
【解決手段】遊技盤9面に貼付される透光性プラスチック製の装飾板体1であって、裏面に表面からの入射光を反射する凹凸反射面6が形成され、表面には塗料流込用またはシール紙貼付用の浅い凹窪4a,4bを形成した装飾板体において、装飾板体の凹窪を形成した部分の裏面は他部分と同じ凹凸反射面を形成しないことで凹窪が形成された部分を他部分から際立たせるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤面に貼付される透光性プラスチック製の装飾板体であって、裏面に表面からの入射光を反射する凹凸反射面が形成され、表面には塗料流込用またはシール紙貼付用の浅い凹窪を形成した装飾板体において、装飾板体の凹窪を形成した部分の裏面は他部分と同じ凹凸反射面を形成しないことで凹窪が形成された部分を他部分から際立たせるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機の遊技盤装飾板体。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機の遊技盤面を装飾する透光性プラスチック製の装飾板体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】パチンコ遊技機の遊技盤面には周知のように種々の形態の入賞装置,画像表示装置,装飾ランプ等が設けられているとともに、光を反射するためのいわゆるダイヤモンドカット等の凹凸反射面が裏面に形成された透光性プラスチック製の装飾板体が、ランプケースや入賞装置,画像表示装置の前面あるいは周縁部等に一体に形成されている。 【0003】そして該装飾板体にはさらに装飾性を高めるために表面に形成された浅い凹窪に赤,青,黄等の塗料を注射器を使って流し込んで着色したり、あるいはこの浅い凹窪に絵柄等が印刷されたシール紙を貼り付けている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のような塗料の流し込み、あるいはシール紙を貼り付けするに当たっては、装飾板体表面の浅い凹窪を目安として作業を行うものであるが、この装飾板体の裏面には従来から上記のような凹凸反射面が一様に形成されていてその凹凸反射面がそのまま表面に透視されるので、上記作業をするに当って表面の浅い凹窪の縁(境界)が非常に分かりずらくなり、そのために作業性を著しく害している状況であった。 【0005】本発明は、従来のこのような問題点を解消し、装飾板体表面の浅い凹窪を視認,識別し易くして上記塗装またはシール紙貼付の作業性を向上させようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】そのために本発明は、遊技盤面に貼付される透光性プラスチック製の装飾板体であって、裏面に表面からの入射光を反射する凹凸反射面が形成され、表面には塗料流込用またはシール紙貼付用の浅い凹窪を形成した装飾板体において、装飾板体の凹窪を形成した部分の裏面は他部分と同じ凹凸反射面を形成しないことで凹窪が形成された部分を他部分から際立たせるようにしたことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る装飾板体1の表面の斜視図である。この装飾板体1は、黄色に着色された透光性プラスチック製であって、厚さ2mm程の板状部2の両端部に一体にランプカバー3が形成されている。4aは板状部2の表面に形成された塗料流込用の深さ0.25mm程の浅い凹窪、4bは同じく板状部2の表面に形成されたシール紙貼付用の深さ0.25mm程の浅い凹窪、5は該凹窪4bに貼付されるシール紙で、該シール紙には図示したように文字または図柄が印刷される。そしてこの装飾板体1の板状部2の裏面には、図2の断面図に示したように、該凹窪4a,4bの真裏を除いて凹凸反射面6が形成される。該凹凸反射面6は光をその入射方向に反射し得るように装飾板体1の裏面をいわゆるダイヤモンドカットしたものである。7は遊技盤への固着の際の位置決め用のためにこの装飾板体1の裏面に突設された軸である。なお、この装飾板体1は材料が透光性であるために図1に示したように正面からも裏面のこの凹凸反射面6が透視される。なお、図3はこの装飾板体1の裏面図で、同図に示されるように凹凸反射面6は表面に凹窪4a,4bが形成された部分には形成されない。 【0008】このように構成された装飾板体1では、図4に示したように、凹窪4aに例えば赤色の塗料8を注射器等を使用して流し込むことにより着色し、凹窪4bには上記シール紙5が貼着される。この塗料塗着作業およびシール紙貼着作業をするに際して、この装飾板体1では凹窪4aおよび凹窪4bの真裏面は他部分と異なり凹凸反射面6が形成されてないので、凹窪が形成された部分を他部分から際立たせることができ該各凹窪の境界がよく視認できるようになる。このため境界がわからず塗料をはみ出させたり、シール紙5がずれて貼着されるような作業ミスが防止され作業性を大幅に向上させることができる。 【0009】図5はこの装飾板体1が貼着されたパチンコ遊技機の遊技盤9の正面図で、10は該遊技盤上に固設された普通入賞口,11は画像表示装置,12は可変入賞口、13は電動開閉式大入賞口である。 【0010】なおこの実施形態に示した装飾板体1では、凹窪4a,4bの真裏面を凹凸反射面6を形成しないことで他部分から際立たせるようにしたが、凹窪4a,4bの真裏面を例えばストライプ模様を施すなど、凹凸反射面6以外の他の模様を形成することで他部分から際立たせるようにしてもよい。また、この実施形態に示した装飾板体1は電動開閉式大入賞口13の下側に貼着される形態のものを説明したが、本発明の装飾板体は、上記画像表示装置11の表面や可変入賞口12の周囲等、その他の遊技盤面部品にも適用することができる。 【0011】 【発明の効果】このように本発明は、遊技盤面に貼付される透光性プラスチック製の装飾板体であって、裏面に表面からの入射光を反射する凹凸反射面が形成され、表面には塗料流込用またはシール紙貼付用の浅い凹窪を形成した装飾板体において、装飾板体の凹窪を形成した部分の裏面は他部分と同じ凹凸反射面を形成しないことで凹窪が形成された部分を他部分から際立たせるようにしたので、装飾板体表面の浅い凹窪を視認,識別し易くして上記塗装またはシール紙貼付の作業性を向上させる有益な効果がある。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591044614 【氏名又は名称】株式会社足立ライト工業所
|
| 【出願日】 |
平成11年11月22日(1999.11.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100112531 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 浩二
|
| 【公開番号】 |
特開2001−145726(P2001−145726A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月29日(2001.5.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−331266 |
|