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【発明の名称】 強度調整和弓
【発明者】 【氏名】吉田 茂

【要約】 【課題】従来の和弓では弓力を調整出来ない。

【解決手段】従来の和弓の、上の弦輪4を掛ける末弭6を数センチ毎の複数段に、下の弦輪4を掛ける本弭8も数センチ毎の複数段とした強度調整和弓1.
【特許請求の範囲】
【請求項1】 従来の和弓の、上の弦輪4を掛ける末弭6を数センチ毎の複数段に、下の弦輪4を掛ける本弭8も数センチ毎の複数段とした強度調整和弓1.
【請求項2】 従来の和弓の、上の弦輪4を掛ける末弭6のみを数センチ毎の複数段とした強度調整和弓1.
【請求項3】 従来の和弓の、下の弦輪4を掛ける本弭8のみを数センチ毎の複数段とした強度調整和弓1.
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和弓における弓力調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、和弓では弓力は固定で、使用者がその弓の弓力を調整することは出来ない。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】和弓には竹弓とグラスフアイバー弓とがあるが、竹弓は特に弓力が弱りやすく、新弓をおろして毎日引いていると、数ヶ月で1割くらい弓力は落ちてしまう。そのために自分に合った弓力の弓より1割くらい強い弓を購入し、数ヶ月はその強すぎる弓を使用しなければならない。
【0004】又グラスフアイバー弓においても、練習を積んでいるうちに自分の力が付いてきて、もっと強い弓に変える必要が出てくる場合も多い。
【0005】逆に練習不足の場合などには、弓力を落とさないと引けない事も多い。
【0006】しかし現状では弓力の調整は出来ず、又竹弓は非常に高価なものであるので多くの弓力の弓を揃えて置くことは困難である。このために弓力を調整出来る和弓を供給しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に、本発明の強度調整和弓においては、従来の和弓の、上の弦輪掛けである末弭を複数段に、下の弦輪掛けである本弭も複数段とする。
【0008】又はどちらか一方だけを複数段にする。
【0009】但し末弭においては、弦輪と上関板の下端との距離が短すぎると、弦音がしなくなるのであまり末弭の段数は増やせない。本弭は強度さえとれれば段数を多くしても良い。上下の関板を長くしておくと段数を多く取ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1、図2において、上の弦輪4を掛ける末弭6の3〜4センチ下に第二末弭7を、下の弦輪4を掛ける本弭8の3〜4センチ上に第二本弭9を設ける。
【0011】和弓の本体2の幅は25ミリくらいあり、末弭及び本弭の弦を受ける肩は2〜3ミリ程度あれば十分であるので、数段の末弭及び本弭を設けることが可能である。
【0012】又図3のように末広がりの形状にすれば段数を増やすことが可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているので次のような効果がある。
【0014】和弓は中仕掛け13あたりで弦の高さ12が15センチ前後と決められているので、仮に弦輪4の取り付け位置を、末弭6から第二末弭7に移したとするとその分弦14を短くしなければならない。その人の引く距離、つまり矢尺は人によって決まっているので、弦14を短くしてその矢尺を引くと、弓力は末弭6に付けていた時と比べると強くなる。
【0015】同様に本弭8から第二本弭9に移しても弓力は強くなる。
【出願人】 【識別番号】000160120
【氏名又は名称】吉田 茂
【出願日】 平成12年5月22日(2000.5.22)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−327641(P2001−327641A)
【公開日】 平成13年11月27日(2001.11.27)
【出願番号】 特願2000−191847(P2000−191847)