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【発明の名称】 画像表示部付ピッチングマシン
【発明者】 【氏名】松井 謙二
【課題】打撃練習をする者にピッチャーの投球フォーム画像を見せながらボールを投げ出す画像表示部付ピッチングマシンを提供する。

【解決手段】ピッチングマシン(1)に画像表示部(2)とマシン制御部(3)を設け、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)を有する画像再生装置(4)を画像信号線(7)と制御信号線(8)で接続して構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 マシン制御部(3)を有するピッチングマシン(1)の前面に画像表示部(2)を設け、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)を有する画像再生装置(4)を画像信号線(7)と制御信号線(8)で接続した画像表示部付ピッチングマシン。
【請求項2】 画像再生装置(4)が、あらかじめマシン起動信号を付加した投球フォーム画像を再生し、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)の検出したマシン起動信号を制御信号線(8)を介してマシン制御部(3)に送り、マシン制御部(3)が送られてきたマシン起動信号を基にピッチングマシン(1)を起動することを特徴とするピッチングマシン起動制御方法。
【請求項3】 画像再生装置(4)が、あらかじめ球種信号と球速信号を付加した投球フォーム画像を再生し、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)の検出した球種信号と球速信号を制御信号線(8)を介してマシン制御部(3)に送り、マシン制御部(3)が送られてきた球種信号と球速信号を基にピッチングマシン(1)の投げ出すボールの球種と球速を制御することを特徴とするピッチングマシン球種・球速制御方法。
【請求項4】 画像表示部(2)の前に透明の防球用強化ガラス(9)を設置することで、打撃練習者(11)が画像表示部(2)に表示される投球フォーム画像を見ることを可能にしながら、打球の衝突による画像表示部(2)の破壊を防止することを特徴とする画像表示部防御方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピッチャーの投球フォーム画像を画像表示部に表示しながら、ボールを投げ出す画像表示部付ピッチングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピッチングマシンはボールを投げ出すマシン部があるのみの装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ピッチングマシンを使って打撃を練習する人は、ピッチングマシンからボールが投げ出されたときにボールが投げ出されたことを自分の目で確認してからタイミングをとり、ボールを打たなければならなかった。
【0004】このことは、打撃練習者にとって、投げ出されてくるボールとスイングのタイミングがとりにくく、ボールが速くなるに連れこの傾向は強くなり、効果的な打撃練習が行いにくかった。本発明は、このような欠点を解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マシン制御部(3)を有するピッチングマシン(1)の前面に画像表示部(2)を設け、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)を有する画像再生装置(4)を画像信号線(7)と制御信号線(8)で接続している。
【0006】あらかじめ、球種信号、球速信号、マシン起動信号を付加した投球フォーム画像を画像再生装置(4)で再生させて画像表示部(2)にピッチャーの投球フォーム画像を表示させる。
【0007】画像再生装置(4)は、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)が検出した球種信号、球速信号、マシン起動信号を制御信号線(8)を介してマシン制御部(3)に送り、マシン制御部(3)は送られてきた球種信号、球速信号を基にピッチングマシン(1)の球種と球速を決め、さらに送られてきたマシン起動信号を基にピッチングマシン(1)を起動して、画像表示部(2)に表示されるピッチャーの投球フォーム画像のボールリリース時にタイミングを合わせてボールを投げ出すことを特徴とする画像表示部付ピッチングマシン。
【0008】
【発明の実施形態】以下に、本発明の一実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。図4は、本発明の使用状態を示す斜視図である。
【0009】図1に示すように、本発明はマシン制御部(3)を有するピッチングマシン(1)の前面に画像表示部(2)を設け、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)を有する画像再生装置(4)を画像信号線(7)と制御信号線(8)で接続している。本発明は、以上のような構成になっている。
【0010】本発明を使用するにあたっては、実際に投球しているピッチャーの投球フォームを前方よりビデオカメラなどで撮影し、そのディジタルテープの投球フォーム画像に対しにビデオタイトラーなどを使い、たとえば図2のように画像の一部に球種信号や球速信号を付加する。また、ピッチングマシン(1)が起動されボールが投げ出されるまでの動作時間分、投球フォーム画像のボールリリース時点から遡り、遡った時点の投球フォーム画像にマシン起動信号を付加しておく。
【0011】打撃練習者(11)は、ピッチャーの投球フォーム画像の入ったディジタルテープを画像再生装置(4)の画像メモリ部(6)にセットし、再生させて画像表示部(2)にピッチャーの投球フォーム画像を表示させる。
【0012】画像再生装置(4)は、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)が球種信号と球速信号を検出すると、制御信号線(8)を介して球種信号と球速信号をマシン制御部(3)に送り、マシン制御部(3)は送られてきた球種信号と球速信号を基にピッチングマシン(1)の球種と球速を決定して投球のためのマシン設定をする。投球フォーム画像の再生が進み、球種・球速・マシン起動信号検出部(5)がマシン起動信号を再生画像から検出すると、画像再生装置(4)は制御信号線(8)を介してマシン制御部(3)にマシン起動信号を送る。マシン制御部(3)は、マシン起動信号を基にピッチングマシン(1)を起動し、画像表示部(2)に表示されている投球フォーム画像のボールリリースタイミングに合わせてボールを投げ出す。
【0013】打撃練習者(11)は、図3に示すような画像表示部(2)に表示されるピッチャーの投球フォーム画像を見ながらタイミングをとり、ピッチングマシン(1)より投げ出されるボールを打って打撃練習をする。
【0014】本発明の応用例としては、ピッチングマシン部をテニスボールサーブマシンに取り替えることにより、テニスのサーブレシーブ練習をするための画像表示部付テニスボールサーブマシンが考えられる。又、ピッチングマシン部をサッカーボールシュートマシンに取り替えることにより、サッカーでのペナルティキックのセービング練習をするための画像表示部付ペナルティーキックマシンが考えられる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、打撃練習者がピッチャーの投球フォーム画像を見ながらタイミングをとって、ピッチングマシンより投げ出されるボールを打つことができることを特徴としている。このため、ピッチングマシンを相手にした打撃練習がより効率的に行える。また、投球フォーム画像を対戦相手チームのピッチャーのものにすることで相手チームのピッチャーの投球時の特徴や癖を掴んだ練習ができ、より実戦的で効率のよい打撃練習が行える。
【0016】さらに、バッティングセンターなどでは、日本のプロ野球やアメリカの大リーグなどの多くの有名ピッチャーの投球フォーム画像を入れることで、従来より娯楽性の高いバッティングマシンとして利用することができる。
【0017】他のスポーツに対しても、画像表示付テニスボールサーブマシンや画像表示付ペナルティーキックマシンに応用していけば、それぞれのスポーツにおいて対戦相手選手の特徴や癖を掴みながらのより実戦的で効率的な練習が可能になるとともに、娯楽設備としても利用できる。
【出願人】 【識別番号】591169087
【氏名又は名称】松井 謙二
【出願日】 平成11年7月14日(1999.7.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−29529(P2001−29529A)
【公開日】 平成13年2月6日(2001.2.6)
【出願番号】 特願平11−233075