| 【発明の名称】 |
磁石を内蔵又は嵌着したインソ−ル |
| 【発明者】 |
【氏名】八 木 信 彦
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| 【要約】 |
【課題】靴の内部に装着して使用するインソ−ルに関するもので、インソ−ル本体に内蔵又は嵌着された磁石によって、特に、足裏の土踏まず部相当箇所などのツボに磁気を与え刺激することにより血行を促進し、疲労回復や健康増進を図る。
【解決手段】軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体の少なくとも土踏まず部相当箇所に、少なくとも1個以上の磁石を、磁石の全部又は大部分を内蔵してなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体の少なくとも土踏まず部相当箇所に、少なくとも1個以上の磁石を、磁石の全部又は大部分を内蔵してなることを特徴とする磁石を内蔵したインソ−ル。 【請求項2】軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体の少なくとも土踏まず部相当箇所の表面側に凹部を凹設し、該凹部に磁石を嵌着してなることを特徴とする磁石を嵌着したインソ−ル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、靴の内部に装着して使用するインソ−ルに関するもので、インソ−ル本体に内蔵又は嵌着された磁石によって、足裏の土踏まず部相当箇所などのツボに磁気を与え刺激することにより血行を促進し、疲労回復や健康増進を図るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、磁石をインソ−ル本体に取り付けた発明は種々提案されている。例えば、[図5]に示すように、インソ−ル本体(11)の上部に磁石(12)の挿入穴(13)を有する突起部(14)を固定し、該突起部(14)の挿入穴(13)に磁石(12)を嵌挿することにより、突起部(14)の押圧と磁石(12)磁気により、足裏のツボを刺激するものである。 【0003】また、[図6]に示すように、インソ−ル本体(15)を上層部(16)と下層部(17)の上下2層構造とし、下層部(17)に磁石(18)を接着すると共に該磁石(18)の相当位置に、磁石(18)を嵌挿させるための透孔(19)を透設した上層部(16)を、接着または縫製してインソ−ル本体(15)を一体成形する。このとき、上記上層部(16)の厚みを磁石(18)の厚みより薄くし、磁石(18)をインソ−ル本体(15)より突出させて突起部を突設することにより、上述と同様に突起部の押圧と磁石(18)の磁気により、足裏のツボを刺激するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のインソ−ルは磁石による押圧と磁気の影響をツボに与えるものの、下記のような欠点が指摘された。 ■磁石による押圧効果を高めるために磁石が突起状に形成されているので、これを靴内に装填して使用すると、足裏の磁石が接触する箇所が極めて痛く、とても歩くことが出来ない。 ■足裏は土踏まず部などの極めて複雑なる三次元構造を有する形状となっているため、かかる足裏形状に沿ってツボの刺激を効率よく確実にすることを配慮して、インソ−ル本体に磁石を配置することは不可能であった。 ■インソ−ル本体へ磁石を固定するために接着加工する際、ツボ相当箇所又は[図6]の透孔に磁石をズレなく合わせることは熟練性を要する手技が必要となるので、コストが高くなるばかりか、接着不良という不良品が多く発生することとなる。 【0005】 【課題を解消するための手段】上記問題点を解決するために、本発明は軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体の少なくとも土踏まず部相当箇所に、少なくとも1個以上の磁石を、磁石の全部又は大部分を内蔵してなることを特徴とする磁石を内蔵したインソ−ルを提供する。また、本発明は 軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体の少なくとも土踏まず部の表面側相当箇所に凹部を凹設し、該凹部に磁石を嵌着してなることを特徴とする磁石を嵌着したインソ−ル提供する。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図面は本発明のインソ−ル本体を示し、図1は本発明の斜視図、図2は縦断面図である。 【0007】(1)は軟質合成樹脂で成形されたインソ−ル本体、該インソ−ル本体(1)の適宜箇所、例えば土踏まず相当箇所に膨出部(2)を形成し、該膨出部(2)内部には磁石(3)を内蔵してなる。(4)は足裏のツボ「湧泉」に相当する箇所に形成した膨出部で、該膨出部(4)内部にも磁石(3)を内蔵してなる。 【0008】しかして、上記インソ−ル本体(1)の膨出部(2)(4)に内蔵した磁石(3)がインソ−ル本体(1)から容易に離脱しないように、一般には次のようにするのが常である。 【0009】インソ−ル本体(1)状に形成された熱金型の上面に、予め比較的狭い適当な間隔毎にすりばち状の磁石内蔵用の凹部を凹設しておき、凹部内に磁石(3)の位置決めのための3本のピンを植設し、該3本のピンの中央部のそれぞれに、直径2〜15mmの円盤形状に形成した強磁性金属(例えば、フェライト微粒子など)の粒体を置きピンで固定する。 【0010】ついで熱金型の上に、伸縮性と柔軟性とを有するシ−トの材料(例えば、シリコ−ンゴムのゴム材料やプラスチック材料など)が流し込まれる。その際、熱金型はシ−トの材料に応じて成形加工の間、所定温度(例えば、シリコ−ンゴムの場合は160度)に維持されている。 【0011】上方から上型をプレス機にて約10分間押圧すると、シリコ−ンゴムのようなシ−トの材料が所定温度の熱で流動性をおびながら、粒体の周囲にもまわりこみ、粒体が埋め込まれた成形品を熱金型及び上型から引き離し、各型の外部へ取りだすものである。 【0012】また、上記と異なる製法として、成形されたインソ−ル本体(1)の膨出部(3)(4)の裏面部に、磁石を内蔵するための凹部を凹設し、該凹部に磁石を嵌挿した後、インソ−ル本体(1)の裏面部に磁石脱落防止用シ−ルを貼着することにより本発明は可能である。 【0013】[図3]は本発明の他の実施例を示す膨出部(2)の拡大縦断面図で、上記実施例では磁石(3)をインソ−ル本体(1)に完全に内蔵してなるものであるが、磁石(3)の頭部(5)を外部に臨ませた状態で、磁石(3)の大部分を内蔵してもよいものである。 【0014】[図4]は本発明の他の実施例を示す膨出部(2)の拡大縦断面図で、上記実施例では磁石(3)をいずれもインソ−ル本体(1)に内蔵したが、インソ−ル本体(1)の膨出部(2)の表面側に凹部(6)を凹設し、該凹部(6)内に磁石(3)を嵌着するものである。 【0015】磁石(3)は酸化第二鉄、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化シリコン、水酸化アルミニウムの組成からなる異方性ストロンチウムフェライト製で、磁束密度135mTの磁石を配置してなる。 【0016】以上本発明の代表例と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明のいう目的を達成し、以下の効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。 【0017】 【発明の効果】本発明は以上のように、磁石の全部又は大部分が軟質性合成樹脂で被覆されているために、使用時に磁石が直接に足裏を押圧することがないので、磁石が足を傷めることはない。土踏まず等極めて複雑な三次元構造を有する足裏形状に沿った面や、ツボの刺激を配慮した面が構成でき、また、これらに対応して磁石の配置が可能となるので、磁石の磁気が確実にツボを刺激する。従来のように熟練を必要とする作業ではなく、磁石の位置を固定するピンを設けた軟質合成樹脂成型金型に磁石を装填し軟質樹脂を射出成型する、いわゆるインサ−ト成型で磁石と軟質樹脂が一体成型できるため、接着加工という手技が入らず、コストが比較的安価に提供できる上に、かつ磁石も確実に固定できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000112299 【氏名又は名称】ピップフジモト株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月22日(1999.12.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】399121807 【氏名又は名称】林 昭夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−178833(P2001−178833A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月3日(2001.7.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−364685 |
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