| 【発明の名称】 |
マッサージ機、ならびにそれを用いるマッサージ方法およびマッサージシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】阿部 勇
【氏名】和田 哲郎
【氏名】土田 弘子
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| 【要約】 |
【課題】ネットワークを用いて、被施療者の体調に合わせた治療を行なうことができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】被施療者をマッサージするマッサージ部を駆動する駆動機構と、外部の情報管理部とのあいだで相互に通信を伝送し合えるインターフェース部とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被施療者をマッサージするマッサージ部を駆動する駆動機構と、外部の情報管理部とのあいだで相互に通信を伝送し合えるインターフェース部とを備えたマッサージ機。 【請求項2】 請求項1記載のマッサージ機を用いるマッサージ方法であって、前記マッサージ機を使用する被施療者が、ネットワークを介して現在の体調情報を前記情報管理部に送り、当該送られてきた体調情報に基づいて、最適なマッサージプログラムをネットワークを介して前記マッサージ機に送信し、当該送信された信号に基づいて前記駆動機構を駆動させるマッサージ方法。 【請求項3】 前記最適なマッサージプログラムが、前記送られてきた体調情報を基に情報管理部により設定される請求項2記載のマッサージ方法。 【請求項4】 前記最適なマッサージプログラムが、前記送られてきた体調情報を基に自動的に設定される請求項2記載のマッサージ方法。 【請求項5】 前記最適なマッサージプログラムを記憶しておき、その内容を被施療者が読み出して実行できるようにするとともに、実行した情報が情報管理部に記憶される請求項2記載のマッサージ方法。 【請求項6】 前記自動的に設定される場合、予め用意された複数のプログラムの中から自動的に選択される請求項4記載のマッサージ方法。 【請求項7】 前記最適なマッサージプログラムを情報管理部が設定する場合と自動的に設定する場合とで、被施療者の利用料金に差をつける請求項3または4記載のマッサージ方法。 【請求項8】 請求項1記載のマッサージ機と、該マッサージ機の外部に設けられた情報管理部と、前記マッサージ機と情報管理部とを相互に通信し得るように接続するネットワークとを含み、前記マッサージ機を使用する被施療者が、前記ネットワークを介して現在の体調情報を前記情報管理部に送り、当該送られてきた体調情報に基づいて、最適なマッサージプログラムをネットワークを介して前記マッサージ機に送信し、当該送信された信号に基づいて前記駆動機構を駆動させるマッサージシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はマッサージ機、ならびにそれを用いるマッサージ方法およびマッサージシステムに関する。さらに詳しくは、ネットワークを用いて、被施療者の体調に合わせた治療を行なうことができるマッサージ機、ならびにそれを用いるマッサージ方法およびマッサージシステムに関する。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来より、被施療者の肩や腰などの患部にマッサージを施す装置として、椅子式やベッド型などのマッサージ機がある。たとえば被施療者の背中が当る背当り部の内部に一対の揉玉を備えており、該揉玉をモータにより駆動させて首筋から腰方向へローリングマッサージできるようにしたマッサージ機がある(特開昭62―253060号公報参照)。 【0003】かかるマッサージ機では、前記揉玉の駆動時間や揉玉の動作方向などが被施療者の体調に無関係にタイマーおよび動作機構などにより予め設定されている。 【0004】このため、被施療者は、体調に合わせて、揉玉の配置を変更したり、揉み動作の変更などを行なって、最適なマッサージ治療を受けることができない。 【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、ネットワークを用いて、被施療者の体調に合わせた治療を行なうことができるマッサージ機、ならびにそれを用いるマッサージ方法およびマッサージシステムを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のマッサージ機は、被施療者をマッサージするマッサージ部を駆動する駆動機構と、外部の情報管理部とのあいだで相互に通信を伝送し合えるインターフェース部とを備えたことを特徴とする。 【0007】また本発明のマッサージ方法は、請求項1記載のマッサージ機を用いるマッサージ方法であって、前記マッサージ機を使用する被施療者が、ネットワークを介して現在の体調情報を前記情報管理部に送り、当該送られてきた体調情報に基づいて、最適なマッサージプログラムをネットワークを介して前記マッサージ機に送信し、当該送信された信号に基づいて前記駆動機構を駆動させることを特徴とする。 【0008】さらに本発明のマッサージシステムは、請求項1記載のマッサージ機と、該マッサージ機の外部に設けられた情報管理部と、前記マッサージ機と情報管理部とを相互に通信し得るように接続するネットワークとを含み、前記マッサージ機を使用する被施療者が、前記ネットワークを介して現在の体調情報を前記情報管理部に送り、当該送られてきた体調情報に基づいて、最適なマッサージプログラムをネットワークを介して前記マッサージ機に送信し、当該送信された信号に基づいて前記駆動機構を駆動させることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発明のマッサージ機、ならびにそれを用いるマッサージ方法およびマッサージシステムを説明する。 【0010】図1は本発明の一実施の形態にかかわる椅子式マッサージ機を示す斜視図、図2は図1における椅子式マッサージ機の要部断面図、図3は図1におけるマッサージ機の動作を説明する図、図4は本発明の他の実施の形態にかかわる椅子式マッサージ機を示す斜視図、図5本発明のさらに他の実施の形態にかかわる椅子式マッサージ機を示す斜視図、図6は図1おける椅子式マッサージ機のフローチャートの一例である。 【0011】図1〜2に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわる椅子式マッサージ機は、被施療者の背中が当る背当り部1と、被施療者が腰掛ける座部2と、被施療者の肘を載せる肘掛け部3と、被施療者が足を載せる足受け部4とからなる椅子に、前記背当り部1に上下左右方向に内蔵された、マッサージ部である一対の揉玉5と、該揉玉5を背当り部1の長手方向および幅方向に沿って移動させる駆動機構6と、該駆動機構6を最適なマッサージプログラムに基づいて制御する制御手段とが内蔵されている。前記駆動機構6は、揉玉5を長手方向に移動させる、ボールねじユニットなどの昇降手段7と、揉玉5の間隔を広狭変化させる方向へ往復移動させる、ギアユニットなどの往復手段8とから構成されている。また、前記揉玉5と往復手段8とは、リンク機構のアーム9により接続されているとともに、下フレーム10が、リクライニング機構11に連結され、背当たり部1が座部2に対して揺動できるようにされている。 【0012】前記制御手段としては、前記肘掛け部3に設けられる操作部12、内臓されるインターフェース部、メモリ部および演算処理部とからなるものを用いることができる。操作部12には声紋認証用の受信マイクが内蔵されている。 【0013】本実施の形態では、図3に示されるように、健康サービス会社や医療機関などが接続して構成されるネットワークに、椅子に備えられる音声対話型のインターフェース部を用いた操作部12から、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)システムにおけるホームゲートウエイを通して接続できるようにされている。したがって、ネットワークを経由して、椅子に備えられる操作部12の画面で、健康サービス会社に居る健康アドバイザー、たとえばプロのマッサージ師と対話しながら、被施療者の現在の体調やマッサージに対する要望などの体調情報をマッサージ師に伝送るとともに、健康サービス会社のサーバーに割り当てられている個人マッサージプログラムソフトにメモリされる。これにより、健康サービス会社のマッサージ師により、個人に対する最適なマッサージプログラムが設定されるため、最適なマッサージ治療を受けることができる。また前記個人マッサージプログラムソフトには、逐次被施療者の体調情報がメモリされるため、被施療者の使用履歴が保存される。前記最適なマッサージプログラムとしては、たとえば予め被施療者の体調情報である、肩凝りや腰痛などの日常の生活で感じる肉体的な情報とともに、治療前の治療要望または治療中に感じる肉体的な感覚に対する治療要望の情報などにより適宜設定される。なお、前記音声対話型のインターフェース部に代えて、液晶タッチパネル方式のインターフェース部を用いることができる。 【0014】なお、本明細書において情報管理部とは、マッサージ機の外部にあって、当該マッサージ機とのあいだで情報のやりとりをしたり、情報の処理または記憶をするデバイスのことであり、サーバー、メモリ、情報管理部側で入力したり出力(表示)する入出力装置などが含まれる。 【0015】本実施の形態では、健康サービス会社(マッサージ師)により、個人に対する最適なマッサージプログラムが設定されているが、この最適なマッサージプログラムは、前記送られてきた体調情報を基に自動的に設定することもできる。このように、自動的に設定する場合は、予め用意された複数のプログラムの中から自動的に選択することができる。 【0016】なお、被施療者に対し、最適なマッサージプログラムを、健康サービス会社が設定する場合と自動的に設定する場合とに選択できるようにするときには、利用料金に差をつけるのが好ましい。 【0017】また、最適なマッサージプログラムを記憶しておき、その内容を被施療者が読み出して実行できるようにするとともに、実行した情報が健康サービス会社に記憶させることもできる。このとき、利用料金を算出するときに、この情報を使うことができるとともに、健康サービス会社が休みのときでも利用できる。 【0018】なお、本実施の形態では、体調情報の入力が声紋認証用の受信マイクにより行なわれているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、たとえば操作部のキー入力により行なうことができる。 【0019】また、本実施の形態の椅子は、個人認証の読取りが声紋で行なわれているが、本発明においては、これに限定されるもではなく、図4に示されるように、肘掛け部3に指紋認証用の穴13を設けて、この穴13に指を差し込むことにより、個人を認証することができる。または図5に示されるように、肘掛け部3にカードリーダー14を設けて、このカードリーダー14にIDカード15を差し込むことにより、個人を認証することもできる。 【0020】本実施の形態では、一日せいぜい30分間マッサージするとき以外は、普通の椅子として使うことができる。この場合、図1および図3に示されるようにピロースピーカー20を搭載することにより、静かに音楽を聞いてリラックスしたり、耳元でTV音声を楽しむこともできる。 【0021】また、椅子に付属品として、体重計を内蔵して座るだけで体重を測定したり、操作部を設けた肘掛け部または他の肘掛け部に医療測定器を内蔵し、その穴に指を入れると血圧や脈拍、さらには体脂肪などをチェックすることができるようにすることもできる。それらは、個人個人のデーターとして蓄積され過去の履歴などから、簡単な健康アドバイスも操作部の画面に表示することができる。これも、図3に示されるように、医療機関にアクセスすることで、そのデーターを参考に、ホームドクターとの対話による直接的なアドバイスも受けられるようにすることもできる。さらにメーカーサービス会社にも接続して保守点検を依頼することもできる。 【0022】つぎに図1にかかわるマッサージ機の動作を図6に基づいて説明する。 【0023】まずマッサージ機を購入すると、健康サービス会社に会員登録をする。その内容は、そのマッサージ機を使用する使用者(被施療者)A、B、Cごとの体格情報を登録する。 【0024】今、使用者Cが使用する場合を説明する。使用者は現在の体調、たとえば肩が凝る、腰が痛い、だるい、疲れる、眠れない、リフレッシュしたいなどの体調を操作部から音声で入力し、その体調情報を健康サービス会社へ伝送する。健康サービス会社には、肩凝り用などの予め基本のマッサージプログラムが何種類か用意されている。 【0025】使用者Cから送られてきた体調情報を判断して、それに合った基本のマッサージプログラムを選択するとともに、使用者CのIDを認識して、使用者Cのサーバーに登録されている体格情報(座高および肩幅など)が読み出され、前記選択された基本のマッサージプログラムを体格に適したプログラムに修正し、マッサージ機へ伝送する。この修正プログラムの内容は、たとえば揉玉の上下位置や左右の位置関係である。なお、前記修正プログラムには、指示に対応するプログラムを自動的に選択、組合せて体格データ、使用履歴などを参照して修正が加えられることもある。 【0026】マッサージ機側では、そのプログラムをメモリするとともに、その内容を演算処理して揉玉を駆動してマッサージを実行する。 【0027】マッサージ実行中、使用者Cが、もっと強くとか、もっと上の方などの要望を出せば、それによってメモリされているプログラムの内容が修正されるようになる。 【0028】マッサージプログラムを修正すれば、使用者の使用履歴を保存するために、その修正済みの実行した内容が使用者Cのサーバーへ送られる。 【0029】つぎに使用者が同じような体調でマッサージ機を利用する場合、その体調情報を健康サービス会社へ伝送すれば、直ちにサーバーに保存されている前回最適だったプログラムが読み出されて、それが実行される。したがって、現在の体調により適したマッサージを行なうことができる。 【0030】健康サービス会社側では、単にマッサージプログラムを伝送するだけでなく、関連情報(肩凝りの予防方法や専門医療機関など)をインターネットで伝送し、マッサージ機の操作部の画面で見られるようにすることもできる。 【0031】マッサージ機側にあるメモリや演算処理装置は健康サービス会社側に備えてもよい。このようにすれば、マッサージ機は、送受信機能だけ備えておればよいことになる。 【0032】なお、本実施の形態では、椅子式マッサージ機について説明したが、本発明においては、これに限定されるものではなく、ベッド型または足専用のマッサージ機にも適用することができる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、ネットワークを用いて、個人の体調に合わせた治療を行なうことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065226 【弁理士】 【氏名又は名称】朝日奈 宗太 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−269381(P2001−269381A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月2日(2001.10.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−87853(P2000−87853) |
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