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【発明の名称】 マッサージユニット及びマッサージ機
【発明者】 【氏名】久米 正夫

【要約】 【課題】脚や腕などの一様でない患部の太さに応じて、揉み幅を変えることのできるマッサージユニット及び該マッサージユニットを具えたマッサージ機を提供する。

【解決手段】被施療者の脚や腕などの太さが一様でない患部を挟み揉みするマッサージユニットにおいて、一対の施療体62,64を接近離間可能に具えた挟みモジュール26を一列に複数並べたものであり、各挟みモジュール26には、施療体62,64を強制的に接近させる接離駆動機構30を夫々連繋したものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被施療者の脚や腕などの太さが一様でない患部を挟み揉みするマッサージユニットに於いて、一対の施療体(62)(64)を接近離間可能に具えた挟みモジュール(26)を一列に複数並べ、各挟みモジュール(26)には、施療体(62)(64)を強制的に接近させる接離駆動機構(30)を具えることを特徴とするマッサージユニット。
【請求項2】 接離駆動機構(30)は、両施療体(62)(64)が接近可能となるように、一対の施療体(62)(64)間に掛けられたベルト(81)と、該ベルト(81)の長さを変更するベルト長さ変更手段(43)を具える請求項1に記載のマッサージユニット。
【請求項3】 ベルト(81)は、伸縮性を有する請求項2に記載のマッサージユニット。
【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマッサージユニット(10)を、被施療者の腰掛ける座部(13)の前方に搭載し、被施療者のふくらはぎを挟み揉みすることを特徴とするマッサージ機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚や腕などの太さが一様でない患部に挟み揉みを行なうマッサージユニット及び/又は該マッサージユニットを搭載したマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被施療者の脚や腕などの患部を挟み揉みするマッサージ機として、空気圧を利用したものが実用化されている。該マッサージ機に配備されている空気圧式マッサージユニットは、空気ポンプに接続された一対の空気袋を、所定の間隔を存して配備されたものであり、ふくらはぎなどを空気袋間に挟んで空気ポンプを作動し、空気袋への空気の送り込みと排出を所定周期で繰り返すと、空気袋が膨張又は収縮し、空気圧による患部の挟み揉みが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空気圧式マッサージユニットには、作動の際に大容量の空気を送り込む必要があるため、加圧と減圧に時間を要する。従って、即応性に欠け、メリハリのあるマッサージを施すことができない。また、空気圧を利用しているため、空気袋に挟まれている患部が、全体に亘って同じ強さでマッサージされる。従って、ある部分だけを集中的にマッサージすることはできない問題がある。さらに、空気ポンプは、モータ式のマッサージユニットに比べて、騒音が大きく、エネルギー効率が低い。効果的にマッサージを行なうには、被施療者をリラックスさせる必要があるが、大きな騒音はリラックスの妨げになる問題がある。
【0004】本発明の目的は、脚や腕などの一様でない患部の太さに応じて、揉み幅を変えることのできるマッサージユニット及び/又は該マッサージユニットを搭載したマッサージ機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のマッサージユニット(10)は、被施療者の脚や腕などの太さが一様でない患部を挟み揉みするマッサージユニットにおいて、一対の施療体(62)(64)を接近離間可能に具えた挟みモジュール(26)を一列に複数並べたものであり、各挟みモジュール(26)には、施療体(62)(64)を強制的に接近させる接離駆動機構(30)を夫々連繋したものである。
【0006】本発明の請求項2のマッサージユニット(10)は、接離駆動機構(30)を、両施療体(62)(64)が接近可能となるように施療体(62)(64)に掛けられたベルト(81)と、該ベルト(81)の長さを変更するベルト長さ変更手段(43)から構成する。
【0007】本発明の請求項3に記載のマッサージユニット(10)は、ベルト(81)を伸縮性材料から形成している。
【0008】本発明の請求項4に記載のマッサージ機は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマッサージユニットを、被施療者の腰掛ける座部(13)の前方に配備したものである。
【0009】
【作用及び効果】請求項1のマッサージユニット(10)は、被施療者が患部を一列に並べられた挟みモジュール(26)の施療体(62)(64)間に挿入し、接離駆動機構(30)を駆動する。接離駆動機構(30)の駆動によって、各挟みモジュール(26)の施療体(62)(64)はタイミングを違えて夫々接近し、被施療者の患部を挟み揉みする。施療体(62)(64)の離間は、接離駆動機構(30)によって強制的に行なってもよいし、施療体(62)(64)を挟み込んだときの患部からの反力によって、施療体(62)(64)を離間させるようにしてもよい。上記動作を繰り返すことによって、被施療者の患部は挟み揉みされる。
【0010】請求項2に記載のマッサージユニット(10)は、施療体(62)(64)に接近可能となるようにベルト(81)を掛けており、該ベルト(81)をベルト長さ変更手段(43)で引っ張ることによって施療体(62)(64)の間隔を狭めて患部を挟み揉みする。この場合、ベルト(81)を緩めると、患部からの反力によって、施療体(62)(64)の間隔は離間する。
【0011】請求項3に記載のマッサージユニット(10)は、伸縮性を有するベルト(81)を使用しているから、挟み揉みの際の施療力の加わり方を柔らかなものとすることができる。また、無負荷の状態における施療体(62)(64)の間隔を患部の太さよりも狭くしておくと、施療体(62)(64)の間に患部を挿入したときにベルト(81)が伸びて、施療体(62)(64)を、患部の太さに応じた間隔に広げ、その状態から挟み揉みを行なうことができる。従って、被施療者毎に異なる患部の太さや、同じ被施療者でも、脚と腕、或いは脚のふくらはぎと足首等では太さが異なるが、このように患部の太さが異なっていても、患部の太さに関係なく、各挟みモジュール(26)の施療体(62)(64)は、患部に密着して、挟み揉みを行なうことができる。
【0012】本発明の請求項4に記載のマッサージ機は、座部(13)の前方に、上記請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマッサージユニット(10)を搭載しているから、被施療者は、座部(13)に腰を掛けて、ふくらはぎをマッサージユニット(10)の挟みモジュール(26)に挟み、施療体(62)(64)を接近離間させることによって、ふくらはぎに挟み揉みマッサージを施すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のマッサージユニット(10)は、単独のユニットとして使用することもできるし、図1に示すように、椅子型マッサージ機(12)に取り付けて使用することもできる。以下では、本発明のマッサージユニット(10)をふくらはぎマッサージ用として、椅子型マッサージ機(12)に搭載した実施例について説明する。
【0014】椅子型マッサージ機(12)の椅子は、図1に示すように、被施療者が腰掛ける座部(13)と、該座部(13)の後端から上向きに形成された背凭れ(14)、座部(13)の左右両側に上向きに形成された肘掛け(15)(15)を具える。図1には示していないが、背凭れ(14)、座部(13)等は、クッションや当て布で包囲されている。背凭れ(14)には、被施療者の上半身に揉み、叩き、ローリング等のマッサージを施す上半身用のマッサージユニット(18)が昇降可能に配備されている。上半身用のマッサージユニット(18)は、公知のものを用いることができる。
【0015】座部(13)の前端には、座部(13)に対して下向きにほぼ垂直な角度から、座部(13)とほぼ平行な角度まで回動可能且つ位置決め可能に2本のフレーム(20)(20)を具えたリンクが連繋されている。該フレーム(20)(20)には、被施療者のふくらはぎを揉み挟みマッサージする本発明のマッサージユニット(10)が配備される。
【0016】マッサージユニット(10)は、図1及び図2に示すように、前記フレーム(20)(20)間に複数の挟みモジュール(26)を並べて構成される。図示のマッサージユニット(10)は、被施療者の両脚のふくらはぎを夫々マッサージできるように挟みモジュール(26)を二列に並べたものである。図3乃至図6は、挟みモジュール(26)を1基だけ残して、他のモジュールを取り外した状態を示している。なお、説明をわかりやすくするために、図2中に矢印で示すように、図2において紙面手前側、即ち座部側を前、紙面後方、即ち被施療者の足首側を後ろ、以下、図示のとおりとする。
【0017】フレーム(20)(20)間には、一対のプレート(22)(24)を並設しており、該プレート(22)(24)の中央は、プレート(22)(24)間を連繋する支持パイプ(28)(28)によって連結されている。両プレート(22)(24)間には、挟みモジュール(26)と、挟みモジュール(26)を駆動する接離駆動機構(30)が配備される。
【0018】挟みモジュール(26)は、図2に示すように、一対のプレート(22)(24)間に支持パイプ(28)(28)を挟んで左右に夫々一列に並べられており、各列は、5基の挟みモジュール(26)から構成されている。なお、挟みモジュール(26)の数は増減自由であって5基に限定されるものではない。各挟みモジュール(26)は、図7及び図10に示すように、一対の施療体(62)(64)から構成される。施療体(62)(64)は、上向きに突設され、被施療者のふくらはぎを挟み揉みする押圧片(66)(68)を具える。中央側に位置する第1施療体(62)の押圧片(66)の下端には、側面にスライド孔(70)が開設された下抑え片(72)が突設されている。押圧片(66)と下抑え片(72)との間には、後述するベルト(81)を通すベルト孔(74)が開設されている。また、外側に位置する第2施療体(64)の押圧片(68)の下端には、内側に向けて前記下抑え片(72)を両側から挟む一対の抑え片(76)(76)が突設されている。押圧片(68)の基端にも、ベルト(81)を通すベルト孔(78)が開設されている。抑え片(76)(76)の先端は、スライド棒(80)によって連結されている。該スライド棒(80)は、第1施療体(62)のスライド孔(70)に嵌められており、両施療体(62)(64)は、スライド可能且つスライド面内にてスライド棒(80)を中心にして回転可能となっている。
【0019】施療体(62)(64)のベルト孔(74)(78)には、図7、図9及び図10に示すように、一本のベルト(81)が両施療体(62)(64)を巻いて接近させる方向に付勢した状態で配備される。ベルト(81)は、図8に示すように、中央部分が幅細(81a)の形状であり、両端にテンションバー(54)の突起(60)に引っ掛けられる孔(82)(82)が開設されている。ベルト(81)の一方の端部(81b)との間には、幅細部分(81a)よりも少し幅の広い長孔(84)が開設されている。ベルト(81)は、端部(81b)を第2施療体(64)のベルト孔(78)に通し、端部(81c)を第1施療体(62)のベルト孔(74)に通した後、図7及び図9に示すように、ベルト(81)の一方の端部(81c)をベルト(81)の長孔(84)に通して、環状にし、第2施療体(64)側からベルト(81)の一端(81c)をフレーム(20)の下を通し、更に、ベルト(81)の両端(81b)(81c)を重ねて支持パイプ(28)の下を通し、両端を揃えて孔(82)(82)を後述するテンションバー(54)の突起(60)に掛けている。無負荷の状態では、ベルト(81)はほぼ自然長であり、各挟みモジュール(26)の押圧片(66)(68)は、少し開いた状態にある。後述するとおり、ベルト(81)の掛けられたテンションバー(54)を上方向に動かすと、ベルト(81)の屈曲部が引き寄せられて、押圧片(66)(68)の間隔は接近する。逆に、テンションバー(54)を下方向に動かすと、ベルト(81)が緩められて、押圧片(66)(68)の間隔は広がる。
【0020】上記挟みモジュール(26)の施療体(62)(64)の接近離間は、接離駆動機構(30)によって行なわれる。接離駆動機構(30)は、例えば、図2乃至図4に示す如く、動力源となる駆動部(31)と、該駆動部(31)からの動力を挟みモジュール(26)に伝達するベルト長さ変更手段(43)から構成することができる。駆動部(31)は、基端側の第1プレート(22)の前側に、正逆回転可能なモータ(32)と、該モータ(32)にベルト(34)とプーリ(36)(36)を介して接続された送りネジ(38)を具えている。送りネジ(38)には、内面にネジが刻設された昇降ブロック(40)が螺合している。モータ(32)を駆動すると送りネジ(38)が回転し、ネジ推力によって昇降ブロック(40)が昇降する。前記第1プレート(22)の中央には、送りネジ(38)と向かい合った位置に第1長孔(42)が上下方向に開設されている。送りネジ(38)を昇降する昇降ブロック(40)の一部は、図5に示すように、第1長孔(42)から後方に突出(42a)しており、該第1長孔(42)を介して、駆動部(31)と後述するベルト長さ変更手段(43)が連繋されている。
【0021】ベルト長さ変更手段(43)は、プレート(22)(24)間に傾動可能に配備されたシーソーバー(44)及びテンションバー(54)を具えている。昇降ブロック(40)が第1長孔(42)から突出している部分(42a)には、シーソーバー(44)の一端(前端)が軸支されている。シーソーバー(44)の他端(後端)は、第2プレート(24)の近傍まで伸びており、略中央位置にて、支持パイプ(28)(28)の中央に取り付けられた軸受部材(46)に軸支されている。昇降ブロック(40)を昇降させると、シーソーバー(44)は、軸受部材(46)との軸支部分を中心として揺動運動する。シーソーバー(44)の後端上側には、後述するテンションバー(54)に当たる樹脂製のローラ(48)が支持されている。
【0022】第2プレート(24)の中央には、前記第1長孔(42)と対向して、上下方向に第2長孔(50)が開設されている。該第2長孔(50)には、上下に移動可能なスライド軸受(52)が嵌められている。スライド軸受(52)には、図3、図5に示すように、テンションバー(54)の一端が上下方向に平行な面内で回転自由に支持されている。前述の軸受部材(46)の上端は、前後に平行な支持部(56)(56)を有しており、テンションバー(54)の傾きが、ほぼ平行なときには、テンションバー(54)は、両方の支持部(56)(56)に当たった状態で支持される。テンションバー(54)の他端は、第1プレート(22)まで伸びており、端部には、第1長孔(42)を貫通して、昇降ブロック(40)の移行路中に臨出し、昇降ブロック(40)と係合可能な係止受片(58)が形成されている。テンションバー(54)の左右には、前述の挟みモジュール(26)のベルト(81)の孔(82)(82)が引っ掛けられて、ベルト(81)を牽引する突起(60)(60)が、所定間隔毎に複数突設されている。
【0023】マッサージユニット(10)には、図13乃至図16に示すように、カバー(100)を装着した状態で使用される。カバー(100)は、マッサージユニット(10)の外周を覆う主カバー(102)と、押圧片(66)(68)を覆う側面カバー(104)と、押圧片(66)(68)間のベルト(81)の上側を覆う下面カバー(106)から構成することができる。主カバー(102)は、樹脂等により作製することができ、側部カバー(104)や下面カバー(106)は、伸縮性の布などから作製することができる。側部カバー(104)の周囲は、図16に示すように、主カバー(102)の裏面に接着(104a)により取り付けることができる。また、下面カバー(106)は、面ファスナー(108)等により着脱可能とすることができる(図15参照)。伸縮性を有する側部カバー(104)で施療体(62)(64)を覆うことによって、ベルト(81)を緩めると、施療体(62)(64)は離れる方向に移動する。
【0024】以下、本発明のマッサージユニット(10)の動作について説明する。挟みモジュール(26)に、被施療者がふくらはぎを挿入すると、ふくらはぎの太さに応じて、夫々の施療体(62)(64)の押圧片(66)(68)が押し広げられ、ベルト(81)は張った状態となる。このとき、図11に示すように、ふくらはぎ(90)が押圧片(66)(68)間のベルト(81)に当り、施療体(62)(64)の下抑え片(72)と抑え片(76)の枢支部分が下方に押し下げられて、施療体(62)(64)は、枢支部分を中心として押圧片(66)(68)が接近する方向に回転して、ふくらはぎに密着する。従って、被施療者毎にふくらはぎの太さの違いや、また、ふくらはぎの膨らんでいる部分と足首に近い部分で太さの違いがあっても、各挟みモジュール(26)の施療体(62)(64)は、押圧片(66)(68)がふくらはぎにフィットした状態となる。
【0025】施療体(62)(64)は、剛体であるフレーム(20)や支持パイプ(28)、プレート(22)(24)に固定されているのではなく、伸縮性を有するベルト(81)上に載せられているから、被施療者がふくらはぎを挟みモジュール(26)に挿入したときに、ゴツゴツした感触ではなく、柔らかい感触を受ける。
【0026】被施療者がふくらはぎを挟みモジュール(26)間に挿入した状態で、モータ(32)を駆動すると、挟み揉みマッサージが施される。図5に示すように、昇降ブロック(40)が下端に位置するときには、シーソーバー(44)の自由端は最も上側に位置し、ローラ(48)がテンションバー(54)の後端を上向きに押し上げており、後端側の挟みモジュール(26)のベルト(81)は引っ張られた状態にあり、押圧片(66)(68)は接近している(図12参照)。この状態で、モータ(32)を正転させ、送りネジ(38)によって昇降ブロック(40)を上昇させると、シーソーバー(44)は、軸受部材(46)の枢支部を中心に揺動して、自由端側が下降する。自由端側の下降によって、ローラ(48)によって押し上げられていたテンションバー(54)の後端も下降し、後端側の挟みモジュール(26)のベルト(81)は緩められて、押圧片(66)(68)の間隔が広がる(図11参照)。シーソーバー(44)が略水平な状態になると、シーソーバー(44)のローラ(48)がテンションバー(54)から離れる。その後、更に昇降ブロック(40)を上昇させると、昇降ブロック(40)の上部が、テンションバー(54)の係止受片(58)に当たって、係止受片(58)を押し上げ、図6に示すように、テンションバー(54)の前端を上昇させる。テンションバー(54)の前端の上昇によって、前端側の挟みモジュール(26)のベルト(81)が引っ張られて押圧片(66)(68)が接近し、ふくらはぎ上部を挟みマッサージする(図12参照)。
【0027】逆に、図6の状態から、昇降ブロック(40)を下降させると、昇降ブロック(40)によって押し上げられていた係止受片(58)が、昇降ブロック(40)と共に下降し、テンションバー(54)の前端が下降し、前端側の挟みモジュール(26)のベルト(81)は緩められて、押圧片(66)(68)の間隔が広がる(図11参照)。同時に、シーソーバー(44)は、後端側が上昇する。テンションバー(54)が略平行な状態になると、係止受片(58)が昇降ブロック(40)から離れ、シーソーバー(44)のローラ(48)がテンションバー(54)の後端に当たる。更に昇降ブロック(40)を下降させると、シーソーバー(44)は、ローラ(48)がテンションバー(54)の後端に当たって、図5に示すように、テンションバー(54)の後端を押し上げる。テンションバー(54)の後端の上昇によって、後端側の挟みモジュール(26)のベルト(81)が引っ張られて押圧片(66)(68)が接近し、ふくらはぎ下部を挟みマッサージする(図12参照)。
【0028】モータ(32)を正転、逆転させることによって、テンションバー(54)が揺動し、ふくらはぎを順に挟みマッサージすることができる。
【0029】上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【0030】上記実施例では、ベルト(81)の両端部(81b)(81c)をテンションバー(54)に掛けて牽引しているが、一方の端部は、フレーム(20)等に固定し、他方の端部のみを牽引するようにしてもよい。また、上記実施例では、伸縮性を有するベルト(81)を使用しているが、伸縮性を有しない材料からなるベルトを使用することもできる。なお、ベルトには、図示のもの以外に、ワイヤ等の索体を例示することができ、これら索体もベルトに含むものとする。
【0031】また、接離駆動機構(30)は、上記実施例に限定されるものではなく、チェーンやギヤ等を用いることもできる。さらに、ベルト長さ変更手段(43)は、上記実施例では、シーソーバー(44)及びテンションバー(54)によって、各挟みモジュール(26)を順に接近離間させているが、テンションバー(54)を平行に昇降可能とすることによって、全ての挟みモジュール(26)を同時に接近又は離間させることもできる。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成12年2月29日(2000.2.29)
【代理人】 【識別番号】100066728
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 敏之 (外2名)
【公開番号】 特開2001−238926(P2001−238926A)
【公開日】 平成13年9月4日(2001.9.4)
【出願番号】 特願2000−53447(P2000−53447)