| 【発明の名称】 |
つぼ刺激具 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 知司
|
| 【要約】 |
【課題】人体へのつぼ刺激強度を自在に調節することにより、腰や背中はもとより、体圧の少ない肩や首周辺においても、より効果的なつぼ刺激を実現できるつぼ刺激具を提供する。
【解決手段】突起部20を摺動自在に保持するケース体10と、該ケース体10に設けられた、湾曲部33を有する操作部30とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 突起部を摺動自在に保持するケース体と、該ケース体に設けられた、湾曲部を有する操作部とで構成されていることを特徴とするつぼ刺激具。 【請求項2】 前記操作部を、ケース体に遊着状態に設置した請求項1記載のつぼ刺激具。 【請求項3】 前記突起部内に、磁石を収容させた請求項1または2記載のつぼ刺激具。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、突起部による人体のつぼ刺激強度を、自在に調節することができるつぼ刺激具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、人体に点在するつぼを圧迫し刺激することにより、筋肉のこりをほぐし、血行を促進する効果があることが知られている。そのつぼを刺激する用具として、ケース体の上面に複数の突起部を設けたつぼ刺激具が開発されている。 【0003】一般的なつぼ刺激具を使用する場合、複数の突起部が設けられたケース体上に横臥し、体重を利用して突起部により腰や背中、また肩や首周辺に点在するつぼを圧迫し刺激していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、体重を利用してつぼを圧迫する場合、圧迫する強度が一定であるため、しばらくすると、感覚が麻痺して快適な刺激感が得られなくなってしまうという欠点があった。 【0005】また、体圧の少ない肩や首周辺においては、圧迫強度が得られず、効果的なつぼの刺激が得られなかった。 【0006】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消して、人体へのつぼ刺激強度を自在に調節することにより、腰や背中はもとより、体圧の少ない肩や首周辺においても、より効果的なつぼ刺激を実現できるつぼ刺激具を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のつぼ刺激具は、突起部を摺動自在に保持するケース体と、該ケース体に設けられた、湾曲部を有する操作部とを備えていることを特徴とするものである。 【0008】本発明のつぼ刺激具は、前記操作部をケース体に遊着状態に設置することが好ましい。 【0009】本発明のつぼ刺激具は、前記突起部内に磁石を収容することが好ましい。 【0010】上記より、刺激するつぼの位置に突起部を摺動させ、ケース体上に横臥して、突起部にてつぼを圧迫し刺激する。また、つぼへの刺激強度を調節する場合、操作部を移行させケース体を上昇させて刺激強度を高める。 【0011】また、前記操作部は、ケース体に遊着状態に設置されているので、人体が傾斜した状態でも、突起部がつぼに効率よく押圧される。 【0012】さらに、突起部内に磁石を収容させることにより、つぼを刺激すると共に、磁気により血行の促進を良好にすることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明のつぼ刺激具の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1はつぼ刺激具の全体斜視図、図2は操作部を移行させた状態の側面図、図3はケース体の底面図、図4は突起部の断面図、図5は操作部を折り畳んだ状態、図6乃至図8は使用状態をそれぞれ表す。 【0014】本発明のつぼ刺激具1は、突起部20を摺動自在に保持するケース体10と、該ケース体10に設けられた、湾曲部33を有する操作部30とを備えている。 【0015】ケース体10は蓋形状を呈しており、上面には突起部20を摺動させるための長孔11が複数穿設されている。また内部には、操作部30の中央部分を保持する保持具12が設置されている。さらに前記ケース体10の側面には、前記操作部30を収容する欠切部13が設けられている。 【0016】突起部20の上部は、人体のつぼを効率よく、しかも快適に圧迫し刺激できるように半球状に形成されている。また前記突起部20は、ねじ21を調節することにより、ケース体10の長孔11内に摺動自在に設置される。そのため、例えば首周辺を刺激する場合、突起部20の間隔を狭め、また腰や背中を刺激する場合、突起部20の間隔を広めることができる。 【0017】また、前記突起部20内に磁石22を収容させることが好ましい。磁石22を収容させることにより、突起部20にてつぼを刺激すると共に、磁石22の磁気により血行の促進を良好にすることができる。なお、前記磁石22の磁力の強度や形状は特に限定されるものではない。 【0018】操作部30は中空状のパイプにて形成されており、中央部分がケース体10の内部に設置されている。前記操作部30は、両端32が屈曲状に形成されている直状部31と、直状部31の両端32に回動自在に設置された、湾曲部33を有するアーム34と、該アーム34の先端に設置された把持部35とで形成されている。 【0019】また、前記操作部30の直状部31の中央部分は、ケース体10の内部に保持具12により遊着状態に設置されている。そのため、操作部30を移行させケース体10を上昇させた場合、ケース体10が自在に遊動され、人体が傾斜した状態、また人体の凹凸部分でも、突起部20をつぼに効率よく押圧することができる。 【0020】次に、本発明のつぼ刺激具の使用方法を図6乃至図8に基づいて説明する。 【0021】図6においては、ケース体10を肩もしくは首周辺に配置させ、肩や首周辺に点在するつぼを刺激する状態を示す。ケース体10を肩や首周辺に配置させ、操作部30の把持部35を矢印a方向に移行させる。すると、湾曲部33が支点となり、てこの原理でケース体10が矢印b方向に上昇され、突起部20にてつぼを圧迫して刺激することができる。なおこの場合、突起部20間の間隔を狭くしておくことが好ましい。 【0022】図7においては、ケース体10を背中や腰に配置させた状態を表す。ケース体10を背中や腰に配置させ、操作部30の把持部35を矢印c方向に移行させる。すると、ケース体10が矢印d方向に上昇され、突起部20にてつぼを圧迫して刺激する。なおこの場合、突起部20間の間隔を広くしておくことが好ましい。 【0023】図8においては、座いす等の座具2に着座し、本発明のつぼ刺激具1を使用する状態を表す。着座した状態でケース体10を背中や腰に配置し、操作部30の把持部35を矢印e方向に移行させる。すると、ケース体10がf方向に移動し、突起部20にてつぼを圧迫して刺激する。なお図中、座具2として座いすが明記されているがこれに限らず、車両のシートに着座した状態でも使用できることは言うまでもない。 【0024】使用後は、図5に示すように、両側のアーム34を内側方向に折り曲げることにより、コンパクトに折り畳むことができる。 【0025】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のつぼ刺激具は、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏するものである。 【0026】操作部を移行させることにより、人体へのつぼ刺激強度を自在に調節できるので、腰や背中はもとより、体圧の少ない肩や首周辺においても、より効果的なつぼ刺激を実現できる。 【0027】また、前記操作部は、ケース体に遊着状態に設置されているので、人体が傾斜した状態でも、突起部がつぼに効率よく押圧される。 【0028】さらに、突起部内に磁石を収容させることにより、つぼを刺激すると共に、磁気により血行の促進を良好にすることができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】595077223 【氏名又は名称】小林 知司
|
| 【出願日】 |
平成12年2月17日(2000.2.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096714 【弁理士】 【氏名又は名称】本多 一郎
|
| 【公開番号】 |
特開2001−224658(P2001−224658A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月21日(2001.8.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−39442(P2000−39442) |
|