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【発明の名称】 ヘアケア施術方法
【発明者】 【氏名】橋本 葉末

【氏名】荻野 智子

【氏名】大関 三枝子

【要約】 【課題】洗髪という日常的な動作時に優れたヘアケア効果を得ることのできるヘアケア施術方法を提供する。

【解決手段】シャンプーを用いて洗髪する際、指先を上下にスライドさせながら髪の生え際から後頭部に向かってジグザグに動かすことを、場所を移して頭皮全体に行うようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シャンプーを用いて洗髪する際、指先を上下にスライドさせながら髪の生え際から後頭部に向かってジグザグに動かすことを、場所を移して頭皮全体に行うようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【請求項2】 請求項1記載の洗髪に先立って、乾いた頭皮に、複数回に分けてクレンジング剤を塗布し、指先を小さな円を描くようにスライドさせながら髪の生え際から頭頂部に向かってらせん状に動かすことを、場所を移して頭皮全体に行った後、洗い流すようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【請求項3】 請求項1記載の洗髪後、濡れた髪を複数に小分けし、小分けされた髪の束ごとに根元から毛先に毛髪化粧料をゆきわたらせることを順次行ったのち洗い流すようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【請求項4】 請求項2記載のクレンジング剤によるヘアケア施術を行ったのち、請求項1記載のシャンプーによるヘアケア施術を行い、ついで、請求項3記載の毛髪化粧料によるヘアケア施術を行うようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【請求項5】 少なくとも髪の状態と頭皮の状態の2項目においてそれぞれ複数のチェック項目が列挙され、これらのチェック項目のうち該当項目をチェックすることにより、髪と頭皮の状態を評価することができるよう構成された問診表を被施術者に提示し、問診表の該当項目をチェックさせることにより、被施術者の髪と頭皮の状態を評価し、その評価結果に応じて、請求項1〜4に記載されたヘアケア施術から最適なへアケア施術を選択して施術を行うようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【請求項6】 請求項5記載の問診表を用いて被施術者の髪と頭皮の状態を評価し、その評価結果に応じて、請求項1〜4に記載されたヘアケア施術から少なくとも2つの最適なヘアケア施術の組み合わせを選択し、上記選択されたヘアケア施術を、互いに異なる周期で行うようにしたことを特徴とするヘアケア施術方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品販売員等が顧客に対して行う、ヘアケア施術方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、シャンプーやリンス,ヘアパック等、ヘアケア用の化粧品は、セルフサービス用の陳列棚に陳列され、顧客自身が選択して購入する形態で販売されるのが一般的であるが、ヘアケアに強い関心を持つ顧客に対しては、専門の販売員(もしくはカウンセラー)が、店頭あるいは訪問販売先で、メーカーから配布された化粧品販売用情報シートにもとづいてカウンセリングを行い、顧客の髪の質に応じたヘアケア化粧品を推奨することが行われている。そして、上記カウンセリングの延長として、頭皮をもむ、叩く等のヘアケアマッサージを、実際に顧客に対して行う場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不定期的に、このようなヘアケアマッサージを行っても、そのとき限りの効果が得られるにすぎず、長期にわたって維持される効果は小さい。そこで、最近、このように独立したヘアケアマッサージとは別に、日々行う洗髪時の指使いを、マッサージを兼ねるような効果的な指使いにして、日常的に顧客自身がヘアケア施術を行えるよう支援することが検討されているが、そのような施術方法は、いまだ実用化されていないのが実情である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、洗髪という日常的な動作時に優れたヘアケア効果を得ることのできるヘアケア施術方法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、シャンプーを用いて洗髪する際、指先を上下にスライドさせながら髪の生え際から後頭部に向かってジグザグに動かすことを、場所を移して頭皮全体に行うようにしたヘアケア施術方法を第1の要旨とし、上記洗髪に先立って、乾いた頭皮に、複数回に分けてクレンジング剤を塗布し、指先を小さな円を描くようにスライドさせながら髪の生え際から頭頂部に向かってらせん状に動かすことを、場所を移して頭皮全体に行った後、洗い流すようにしたヘアケア施術方法を第2の要旨とする。
【0006】また、本発明は、上記洗髪後、濡れた髪を複数に小分けし、小分けされた髪の束ごとに根元から毛先に毛髪化粧料をゆきわたらせることを順次行ったのち洗い流すようにしたヘアケア施術方法を第3の要旨とし、上記クレンジング剤によるヘアケア施術を行ったのち、上記シャンプーによるヘアケア施術を行い、ついで、上記毛髪化粧料によるヘアケア施術を行うようにしたヘアケア施術方法を第4の要旨とする。
【0007】さらに、本発明は、少なくとも髪の状態と頭皮の状態の2項目においてそれぞれ複数のチェック項目が列挙され、これらのチェック項目のうち該当項目をチェックすることにより、髪と頭皮の状態を評価することができるよう構成された問診表を被施術者に提示し、問診表の該当項目をチェックさせることにより、被施術者の髪と頭皮の状態を評価し、その評価結果に応じて、上記4通りのヘアケア施術から最適なへアケア施術を選択して施術を行うようにしたヘアケア施術方法を第5の要旨とし、同じく問診表を用いて被施術者の髪と頭皮の状態を評価し、その評価結果に応じて、上記4通りのヘアケア施術から少なくとも2つの最適なヘアケア施術の組み合わせを選択し、上記選択されたヘアケア施術を、互いに異なる周期で行うようにしたヘアケア施術方法を第6の要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
【0009】本発明は、化粧品販売員やヘアケア施術者が、顧客に対して行うヘアケアカウンセリングの一環として、もしくはヘアケアカウンセリングとは別個に行われるヘアケア施術方法で、例えばつぎのような手順でヘアケア施術が行われる。
【0010】まず、来店した顧客に対し、ヘアケア施術者(化粧品販売員等も含む)が、図1に示すような問診表1を提示して問診を行うことにより、顧客の髪と頭皮の状態を評価する。問診表1へのチェックは、顧客自身が行ってもよいし、チェック項目をヘアケア施術者が読み上げ、顧客に該当するかしないかを尋ねて記入するようにしてもよい。
【0011】上記問診表1の構成を詳細に説明する。まず、問診表1の上部には、「Special esthetique」という見出し2と、「毛髪の修復と頭皮のケアのために、コラーゲンに着目したヘアエステティック」という、このヘアケア施術のキャッチフレーズ3が表示されている。そして、その下には、「髪と頭皮の健康状態を確かめてみましょう。」という問診を促す文4が表示されており、さらにその下に、「髪の状態」に関するチェック項目5と、「頭皮の状態」に関するチェック項目6と、「生活環境」に関するチェック項目7が、左右に並べて表示されている。そして、各項目5〜7の右側には、該当した場合にチェックするための四角枠8が設けられている。
【0012】ちなみに、「髪の状態」に関するチェック項目5としては、「パーマやカラーリングをしている」、「枝毛や切れ毛が多い」、「最近、髪にツヤがなくなってきた」、「髪がパサつきがち」の4項目があげられている。また、「頭皮の状態」に関するチェック項目6としては、「頭皮の赤みが気になる」、「頭皮が脂っぽい」、「頭皮がかたく張っている感じ」、「頭皮がかゆくなる」の4項目があげられている。さらに、「生活環境」に関するチェック項目7としては、「食事が不規則で偏食がち」、「肩こりや冷え症に悩んでいる」、「ストレスを感じることが多い」、「紫外線に当たる機会が多い」の4項目があげられている。
【0013】そして、上記チェック項目5〜7の下には、「アドバイス」の小見出し9と、「チェックが多いほど、髪のダメージと老化が進みやすくなっています。」の文10が表示されており、その下に、上記チェック項目5〜7による問診結果に対するアドバイス11が表示されている。具体的には、「髪の状態にチェックの多い方−傷みの進行を防ぎ、美しい髪に整えるお手入れを。」、「頭皮の状態にチェックの多い方−頭皮の脂っぽさや乾燥を防ぎ、毛根をすこやかに保つお手入れを。」、「髪の状態、頭皮の状態ともにチェックの多い方−デイリーケアーと週に1度の集中ケアを組み合わせたお手入れをおすすめします。」というアドバイス11である。
【0014】つぎに、上記問診表1を用いた問診の結果に従い、顧客の髪と頭皮の状態に最も適したヘアケア施術を行う。まず、問診の結果、該当項目に特に偏りがなく、チェック数も少ない顧客に対しては、現状維持もしくは髪と毛髪の状態をさらによくするためのヘアケア施術として、特殊な指使いによって洗髪を行う施術を行う。この施術は、予めヘアケア施術をまとめた3枚組のヘアケアテクニックシート12の一枚目のシート12a(図2参照)に記載された内容にもとづいて行われる。
【0015】上記シート12aの左側には、「シャンプーテクニック」の見出し13が表示されており、その下に、帯状枠14が設けられている。そして、その中に、「まず頭皮と髪を十分ぬらして素洗いします。」の文15が表示されており、その下に、逆三角の矢印16を介して、シャンプーによる洗髪の手順17が箇条書きで表示されている。この手順17の箇条書きをより詳しく説明すると、「(1)シャンプーを手のひらに適量取り、両手のひらで軽く泡立て、ぬらした髪と頭皮にムラなくなじませます。」、「(2)指の腹をスライドさせるようにジグザグと動かし、生え際から後頭部に向かって、頭皮全体をマッサージするように洗います。髪はこすり合わさず、泡でやさしく洗います。」、「(3)シャンプーの泡を手ぐしで取ってから、ぬるま湯で十分にすすぎます。」となっている。
【0016】そして、その下には、洗髪前の頭皮の拡大写真18と、洗髪後の頭皮の拡大写真19が並べて表示されており、洗髪によっていかに頭皮が清浄になるかが一目でわかるようになっている。
【0017】また、このシート12aの右側には、左側で示した洗髪の手順17において、特に重要なポイントがイラスト入りで表示されている。すなわち、上段に、シャンプーを手で泡立てている状態を示すイラスト20と、「手で泡立ててから洗うと髪にやさしい」という文21が表示されており、下段に、シャンプー時の指の動かし方を矢印で示す2枚のイラスト22,23と、「ジグザグマッサージなら、地肌がしっかり洗えて、髪1本1本の根元がきれいになる。」という文24が表示されている。
【0018】したがって、ヘアケア施術者は、顧客に対し、上記シート12aに表示されたシャンプーテクニックに従って洗髪によるヘアケア施術を行う。これにより、地肌の、髪1本1本の根元まできれいにすることができ、毛根をすこやかに保つことができる。
【0019】また、問診の結果、「髪の状態」の項目に比べて「頭皮の状態」の項目にチェックの多い顧客は、頭皮にトラブルを抱えていることがわかる。したがって、これを改善するためのヘアケア施術として、上記洗髪による施術に先立って、頭皮にクレンジング剤を塗布してマッサージを行う施術を行う。上記クレンジング剤を用いた施術は、上記ヘアケアテクニックシート12の二枚目のシート12b(図3参照)に記載された内容にもとづいて行われる。
【0020】上記シート12bの左側には、「疲れた頭皮のダメージ防止に」の見出し25が表示されており、その下に、頭皮の状態を改善するための2つの提案が表示されている。すなわち、上段に、「スカルプマッサージ」の小見出し26と、「3本指で、頭頂部に向かって指の腹で頭皮を動かすように、ゆっくりと全体をマッサージします。」という説明文27と、指の動きを示すイラスト28とが表示されている。また、下段には、「シャンプー前のブラッシング」の小見出し29と、「ブラッシングの際は、血行をより促すとともに、髪の間に入り込んだ汚れを落とすためにも、一方向だけでなく、いろいろな方向から行うのがポイント。」という説明文30と、ブラッシングをしている状態を示すイラスト31とが表示されている。
【0021】また、このシート12bの右側には、四角枠32が設けられており、その内側の上部に、「頭皮の皮脂や汚れが気になるときはスカルプクレンジング」という見出し33が表示されている。そして、その下に、「頭皮をマッサージすることで、ストレスや加齢などで滞った血行を促進。頭皮をリフレッシュさせ、すこやかに保ちましょう。」という説明文34が表示されており、さらにその下に、クレンジング剤によるマッサージの手順35が箇条書きで表示されている。この手順35の箇条書きをより詳しく説明すると、「(1)シャンプー前の乾いた頭皮に、5〜6回に分けて塗布し、生え際から頭頂部に向かって小さく円を描くようにマッサージします。」、「(2)蒸しタオルやビニールキャップで頭全体を包み、3〜5分くらいおくと、頭皮の疲れがいやされます。」、「(3)最後に洗い流します。」となっている。そして、上記四角枠32内の余白には、クレンジング剤によるマッサージを行う際の指の動かし方を矢印で示すイラスト36が表示されている。
【0022】したがって、ヘアケア施術者は、頭皮にトラブルのある顧客に対し、上記シート12bに表示されたスカルプクレンジングマッサージによるヘアケア施術を行い、ついで前述の洗髪によるヘアケア施術を行う。これにより、頭皮をリフレッシュさせ、トラブルを改善することができる。なお、頭皮のトラブルの程度によっては、上記スカルプクレンジングマッサージを行わず、シート12bの左側に表示されている、「スカルプマッサージ」もしくは「シャンプー前のブラッシング」を行うだけにしても差し支えない。もちろん、上記「スカルプマッサージ」,「シャンプー前のブラッシング」と、スカルプクレンジングマッサージとを組み合わせて行うようにすれば、より効果的である。
【0023】さらに、問診の結果、「頭皮の状態」の項目に比べて「髪の状態」の項目にチェックの多い顧客は、髪にトラブルを抱えていることがわかる。したがって、これを改善するためのヘアケア施術として、前記洗髪による施術の後に、濡れた髪に毛髪化粧料をゆきわたらせる施術を行う。上記毛髪化粧料を用いた施術は、上記ヘアケアテクニックシート12の三枚目のシート12c(図4参照)に記載された内容にもとづいて行われる。
【0024】上記シート12cの左側には、「傷んだ髪のダメージ防止に」の見出し37が表示されており、その下に、髪の状態を改善するための2つの提案が表示されている。すなわち、上段に、「タオルドライ」の小見出し38と、「シャンプー後、軽く水気をきり、髪をタオルでやさしくはさみ、軽くたたくようにして髪の水分を吸い取るのがポイント。」という説明文39と、タオルドライをしている状態を示すイラスト40とが表示されている。また、下段には、「低温ドライヤー」の小見出し41と、「ドライヤーは低温で、風を地肌に当てて乾かし、一ケ所に熱を与えすぎないように。」という説明文42と、ドライヤーで髪を乾かしている状態を示すイラスト43とが表示されている。
【0025】また、このシート12cの右側には、四角枠44が設けられており、その内側の上部に、「傷んだ髪のためのヘアリペアマスク」という見出し45が表示されている。なお、「ヘアリペアマスク」とは、この施術に用いる毛髪化粧料の商品名である。そして、その下に、「毛髪内部から流出したたんぱく質を補うように、毛髪1本1本にていねいになじませ、しなやかな髪を保ちましょう。」という説明文46が表示されており、さらにその下に、ヘアリペアマスクによるマッサージの手順47が箇条書きで表示されている。この手順47の箇条書きをより詳しく説明すると、「(1)シャンプー後、髪を6つに小分けしながら、両手で包むようにヘアリペアマスクをゆきわたらせます。」、「(2)蒸しタオルやビニールキャップで頭全体を包み、5〜10分くらいおくと血行がいちだんとよくなり、栄養がゆきわたります。」、「(3)最後に洗い流します。」となっている。そして、上記四角枠44内の余白には、ヘアリペアマスクをゆきわたらせるために髪を小分けした状態を示すイラスト48が表示されている。
【0026】したがって、ヘアケア施術者は、髪にトラブルのある顧客に対し、前述の洗髪によるヘアケア施術を行ったのち、上記シート12cに表示されたヘアリペアマスクを用いたヘアケア施術を行う。これにより、髪に栄養が補給され、髪のトラブルを改善することができる。なお、髪のトラブルの程度によっては、上記ヘアリペアマスクによる施術を行わず、シート12cの左側に表示されている、「タオルドライ」もしくは「低温ドライヤー」を行うだけにしても差し支えない。もちろん、上記「タオルドライ」,「低温ドライヤー」と、ヘアリペアマスクによる施術とを組み合わせて行うようにすれば、より効果的である。
【0027】また、問診の結果、「髪の状態」の項目にも「頭皮の状態」の項目にもチェックの多い顧客は、髪と頭皮の両方にトラブルを抱えていることがわかる。したがって、これを改善するためのヘアケア施術として、まず、シート12bに記載された手順で、頭皮にクレンジング剤を塗布してマッサージを行い、つぎに、シート12aに記載された手順で、シャンプーによる洗髪を行う。そして、最後に、シート12cに記載された手順で、髪に毛髪化粧料をゆきわたらせる施術を行う。これにより、頭皮のリフレッシュと髪への栄養付与を行うことができ、両者の状態を同時に改善することができる。
【0028】なお、上記洗髪による施術は、日々の洗髪に適用することで、優れた効果を継続して得ることができる。したがって、顧客は、上記洗髪による施術の手順を習得すれば、いちいち来店する必要がなく、これを自宅で日常的に行うことができる。また、クレンジング剤による施術および毛髪化粧料による施術は、日々の洗髪ごとに行う必要はなく、例えば1週間ごと、とか10日ごとといった適宜の間隔で実行すれば、充分に優れた効果が得られるため、周期的に来店して集中的に施術を受けるようにしてもよいが、どちらの施術も、洗髪時に組み合わせて行うことができるものであるから、やはり顧客自身が、これらの施術の手順を習得して、自宅で適宜の間隔で行うことが好適である。
【0029】このように、上記ヘアケア施術方法によれば、顧客の髪と頭皮の状態を問診によって評価し、その評価結果によって、その顧客の髪と頭皮の状態に応じたヘアケア施術を、特殊な指使いの洗髪を中心とした、適宜の組み合わせで行うことができるため、顧客の抱えたトラブルに対応した、効果的なヘアケア施術を効率よく行うことができる。しかも、上記ヘアケア施術は、顧客が、その手順を習得すれば、自宅で日常的に行うことができるため、わざわざ来店する必要がなく、顧客の負担が小さい。また、クレンジング剤による施術を行う間隔や、毛髪化粧料による施術を行う間隔を適宜に設定し、洗髪とこれらの施術とを適宜に組み合わせることにより、最も自分に適した施術サイクルを、自分の髪と頭皮の状態を見ながら設定することができるため、優れた施術効果を得ることができる。
【0030】なお、上記の例では、顧客の髪と頭皮の状態を評価するための問診表1(図1参照)として、「髪の状態」、「頭皮の状態」、「生活環境」の3項目についてチェック項目5〜7を設けたものを用いたが、項目の種類は、少なくとも「髪の状態」、「頭皮の状態」の2種類があれば差し支えない。
【0031】また、上記の例では、ヘアケア施術方法に関する情報を1枚の問診表1と3枚のシート12a〜12cという形にまとめておき、施術者がこれを見ながら問診および施術を進めるようにしているが、必ずしもこのような印刷物を用いる必要はなく、TVモニターや、CRT,液晶モニター等の画像装置を利用したり、コンピュータを利用したりすることができる。また、問診表1については、ヘアケア商品の宣伝も兼ねて、予め店頭や街頭で無料配布するかダイレクトメールで顧客に送付し、「該当する項目のある方は、ぜひこのヘアケア施術をお試し下さい。」というような文言を付記して来店を促すようにすることができる。
【0032】また、髪と頭皮の状態を評価するのに、問診表1を用いるだけでなく、髪や頭皮の拡大画像を観察することのできる機器(例えばビューティアナライザー、鐘紡社製)を用いた評価を組み合わせたり、触診による評価を組み合わせたりすることができる。もちろん、問診表1や機器を用いず、口頭で顧客とやりとりした結果にもとづいて、適宜のヘアケア施術を選択するようにしても差し支えはない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明は、特殊な指使いの洗髪方法による施術を提案するものであり、洗髪時に、優れた洗浄効果、頭皮へのリフレッシュ効果を得ることができる。また、本発明は、上記洗髪による施術だけでなく、顧客の髪と頭皮の状態に応じたヘアケア施術を、適宜の組み合わせで行うことを提案するものであるため、顧客の抱えたトラブルに対応した、効果的なヘアケア施術を効率よく行うことができる。しかも、上記ヘアケア施術は、顧客が、その手順を習得すれば、自宅で日常的に行うことができるため、わざわざ来店する必要がなく、顧客の負担が小さい。また、クレンジング剤による施術を行う間隔や、毛髪化粧料による施術を行う間隔を適宜に設定し、洗髪とこれらの施術とを適宜に組み合わせることにより、最も自分に適した施術サイクルを、自分の髪と頭皮の状態を見ながら設定することができるため、施術の効果が高い。
【出願人】 【識別番号】000000952
【氏名又は名称】カネボウ株式会社
【出願日】 平成12年2月15日(2000.2.15)
【代理人】 【識別番号】100079382
【弁理士】
【氏名又は名称】西藤 征彦
【公開番号】 特開2001−224649(P2001−224649A)
【公開日】 平成13年8月21日(2001.8.21)
【出願番号】 特願2000−37023(P2000−37023)