| 【発明の名称】 |
マッサージ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】高馬 俊樹
【氏名】中村 尚
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| 【要約】 |
【課題】足を挟み揉みしながら足裏のマッサージを効果的に行う。
【解決手段】駆動軸9に一対の揉みローラ22a、22bを取り付け、駆動軸9の回転により一対の揉みローラ22a、22bにて足を挟み揉みするもので、駆動軸9の揉みローラ22a、22b間に取り付けられる補助回転ローラ32に、刺激用突部33a、33bを設け、この刺激用突部を、補助回転ローラ32の一対の揉みローラの間隔が狭くなる位置に設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 駆動軸に一対の揉みローラを取り付け、この一対の揉みローラのうち少なくとも一方を駆動軸に対して傾斜させ、駆動軸の回転により一対の揉みローラ間の間隔を変えて被マッサージ部位を挟み揉みするものにおいて、一対の揉みローラ間の駆動軸に取り付けられる補助回転ローラに刺激用突部を設け、この刺激用突部を、前記補助回転ローラの一対の揉みローラ間が狭くなる位置に設けたことを特徴とするマッサージ機。 【請求項2】 前記刺激用突部をいずれか一方の揉みローラ側に寄せて設けたことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。 【請求項3】 前記駆動軸に前記一対の揉みローラを2組取り付け、前記補助回転ローラに、各一対の揉みローラのうち内側の揉みローラ側に寄せて前記刺激用突部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。 【請求項4】 前記刺激用突部のコーナー部を、揉みローラに寄せた側よりも反対側を大きな曲率半径で面取りしたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマッサージ機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する分野】本発明は、駆動軸に一対の揉みローラを取り付け、この一対の揉みローラの内少なくとも一方を駆動軸に対して傾斜させ、駆動軸の回転により一対の揉みローラ間の間隔を変えて被マッサージ部位を挟み揉みするマッサージ機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種マッサージ機として、実公平6−27145号公報(A61H15/00)に、駆動軸に1対の揉みローラを2組設け、揉みローラ間の中央に多数の刺激用突部を回転可能に軸支した補助回転ローラを取り付け、各組の一対の揉みローラにて足を挟み揉みすると共に、多数の刺激用突部にて足裏の中央をマッサージするものが知られている。 【0003】しかしながら、この多数の刺激用突部では足裏の中央を漠然と単調にマッサージするだけであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、足裏のマッサージを効果的に行うことができるマッサージ機を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】課題を解決するための手段は、駆動軸に一対の揉みローラを取り付け、この一対の揉みローラのうち少なくとも一方を駆動軸に対して傾斜させ、駆動軸の回転により一対の揉みローラ間の間隔を変えて被マッサージ部位を挟み揉みするものにおいて、一対の揉みローラ間の駆動軸に取り付けられる補助回転ローラに刺激用突部を設け、この刺激用突部を、前記補助回転ローラの一対の揉みローラ間が狭くなる位置に設けたものである。 【0006】これにより、刺激用突部で足裏をマッサージする際に、傾斜した揉みローラの揉み動作により足が逃げるのを阻止して、刺激用突部により効果的に足裏を押圧することができる。 【0007】ここで前記刺激用突部をいずれか一方の揉みローラ側に寄せて設けるのが好ましい。 【0008】これにより、足の土踏まず側に刺激用突部が位置するように足を補助回転ローラ上に載せることで、足を揉みローラにより挟み揉みを行いながら、足の土踏まずを刺激用突部により効果的に押圧してマッサージを行うことができる。 【0009】また本発明は、駆動軸に前記一対の揉みローラを2組取り付け、前記刺激用突部を、各一対の揉みローラのうち内側の揉みローラ側に寄せて設けるのが好ましい。 【0010】これにより、両足を補助回転ローラ上に、土踏まず側に刺激用突部が位置するように載せることができ、両足を揉みローラにより挟み揉みを行いながら、その土踏まずを刺激用突部により効果的に押圧してマッサージを行うことができる。 【0011】また、刺激用突部のコーナー部を、揉みローラに寄せた側よりも反対側を大きな曲率半径で面取りすることが好ましい。 【0012】これにより、刺激用突部を足裏に押圧させるときに、大きな曲率半径の面取りにより押圧する力を分散させて足の裏に作用させることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明のマッサージ機を一実施例として示した図1乃び図2に基づき説明する。1は平面形状がコ字型をした合成樹脂製の本体ケースで、上下2分割可能に構成されている。この本体ケース1の対峙する取付ベース2、3間に後述する揉みローラと回転ローラが装備される。本体ケース1の取付ベース2、3を連結する部分はハンドル4となる。5は本体ケースを床面に設置するための脚で、本体ケース1の下面四隅にある。 【0014】取付ベース3内には、モータ6が配設されている。モータ6は防振用ゴム7を介して取付金具8により取付ベース3に固定される。このモータ6の駆動力は、ウォーム12、ウォームホイール11の減速装置を介して駆動軸9に伝達される。10は減速装置を収納するギアケースである。ウォームホイール11は駆動軸9に固定され、ウォーム12は、モータ6の軸に連結固定されている。13はモータ6を制御するための制御部、14は電源コードを示す。 【0015】前記駆動軸9は取付ベース2、3の対峙壁間に、軸受15、15でもって回転自在に支持されている。軸受15、15は、上側と下側の本体ケース1間に挟持される。また、駆動軸9の中央部にはキー溝9aが形成されており、このキー溝9aに駆動軸9の回転を伝えるための直方体のキー9bが取り付けられている。 【0016】前記駆動軸9の中央部には、回転ローラ16が取り付けられている。回転ローラ16は、駆動軸9のキー9bに嵌合されて軸方向に摺動自在に設けられた一対の支持筒17、17と、この支持筒17の外側に周設された支持フランジ18、18と、この支持フランジ18、18間に周方向に等配をなして架設支持された複数本のローラ軸19とを備えている。 【0017】前記支持筒17には、後述する弾性体が挿入される円筒状部17aが両側面より突出して形成されている。 【0018】また、前記ローラー軸19に刺激用の突部となる刺激用玉20が回転自在に支持されている。21は刺激用玉20の位置がずれないようにするためのスペーサで、ローラ軸19に回転自在に支持されている。ローラ軸19には、両側の二つの刺激用玉20、20と中央の一つのスペーサ21が支持されたものと、中央の一つの刺激用玉20と両側の二つスペーサ21、21が支持されたものが支持フランジ18の周方向に交互に配設されている。 【0019】駆動軸9の回転により回転ローラ16が回転し、刺激用玉20は、自転しながら駆動軸9の周りを公転し、例えば足裏等の被マッサージ部位上をスムーズに移動して刺激マッサージをする。 【0020】駆動軸9の回転ローラ16の両外側には夫々、相反する方向に傾斜した一対の揉みローラ22a、22bが取り付けられている。各揉みローラ22a、22bは、駆動軸9に対して回転方向には固定された揉み基台23と、揉み基台23の外周に複数の鋼球24を介して回転自在に装着された遊転部25から構成される。遊転部25は、鋼球24に対する摺動面を夫々有する外側環状押さえ板26と、内側環状押さえ板27と、これら両環状押さえ板26、27により挟持される弾性体からなる揉み体28とから構成される。内側環状押さえ板27には、複数の開口が周方向に配列され、この開口より揉み体28に形成された弾性突部29が突出している。30は両環状押さえ板26、27を連結するネジある。 【0021】ここで駆動軸9が回転すると、揉み基台23は回転するが、遊転部25は、足を一対の遊転部25、25間に挿入するなどして負荷が加わった状態になると、鋼球24の転動を伴って非回転状態を保ち、鋼球24の摺動面が駆動軸9の軸線と平行でなく傾斜しているので、駆動軸9に対する傾倒角度を変えて、その対向面を接近離反する動作を繰り返す。従って、この間に挟まれた足等の被マッサージ部位を挟み揉むことができる。前記突部29はこの際被マッサージ部位を押圧する。 【0022】ここで、各一対の揉みローラ22a、22bのうち、外側の揉みローラ22aの揉み基台23は駆動軸9に対しその回転方向のみならず軸方向にも固定されているが、各内側の揉みローラ22bの揉み基台23は、キー9bに嵌合されて軸方向には摺動可能になっている。そして、この各内側の揉みローラ22bの揉み基台23と回転ローラ16の支持筒17との間には、揉み基台23を常時外側へ付勢する弾性体(コイルスプリング)31が介在されている。 【0023】そこで、例えば足を揉みローラ22a、22b間に入れて揉む場合、荷重(負荷)が揉み体28に加わり、負荷が大きくなっていくと、初めは揉み体28の弾性突部29が圧縮されるが、さらに負荷が大きくなると、内側の揉みローラ22bが弾性体31に抗して内方(マッサージ機の中心側)へ退避し、一対の揉みローラ22a、22b間の間隔を拡げる。これにより、被マッサージ部位である足に過大な圧力が加わることを防止できる。従って、足幅の広い人でも過大な圧力が加わって痛みを感じるとがなく、快適な揉みマッサージを行うことができる。 【0024】この時に図1に示すように両足の幅が異なり(ここでは左側が大きい場合を示す)、左側の揉みローラ間がA、右側の揉みローラ間がC(A>C)となった場合には、内側の揉みローラ22bが弾性体31に抗して退避する距離は夫々異なることになるが、回転ローラ16は駆動軸9の軸方向に摺動自在となっているので、左右の弾性体31、31の変形量が同じになるところまで移動する(図1ではAとCの差の半分であるBだけ右側に移動している)。従って、回転ローラ16の両側の弾性体31、31が内側の揉みローラ22b、22bを外側(一対の揉みローラ22a、22b間を縮める方向)に同じ力で付勢する。 【0025】このことから、足幅が異なっていても両足に加わる揉み圧を均等にすることができ、両足の挟み揉みマッサージを快適に且つ十分に行うことができる。 【0026】また、駆動軸9の一対の各揉みローラ22a、22b間には、駆動軸9により回転される補助回転ローラ32が取り付けられており、各内側の揉みローラ22bの外側への移動量を規制している。 【0027】この補助回転ローラ32には、刺激用突部となる1個の球状体33a、33bがそれぞれ軸34により回転自在に取り付けられており、駆動軸9の回転により公転をしながら自転し、足裏等の被マッサージ部位上をスムーズに移動して刺激マッサージをする。 【0028】この球状体33a、33bは一対の揉みローラ22a、22bのうち内側の揉みローラ22b側に寄せて設けられると共に、補助回転ローラ32の一対の揉みローラ22a、22b間が狭くなる位置に設けられている。これにより、両足をそれぞれ左右2組の一対の揉みローラ22a、22b間の補助回転ローラ32上にのせて駆動軸9を回転した場合に、傾斜した一対の揉みローラ22a、22bで挟み揉みをすると同時に、補助回転ローラ32が一回転する毎に、球状体33a、33bにより足の土踏まずを押圧することができる。この土踏まずを押圧する際は、揉みローラ22a、22b間の間隔が狭くなっていて、足が補助回転ローラ32から逃げないように保持されているので、球状体33a、33bによる土踏まずの押圧を十分に行うことができる。 【0029】また、一方の球状体33aのコーナー部は、左右同じ曲率半径で面取りして左右対称に形成されているのに対し、他方の球状体33bは、球状体33bを寄せた揉みローラ22b側と反対側を揉みローラ22b側に対して大きな曲率半径で面取りしている。 【0030】これにより、足の土踏まずを押圧する際に、押圧する力をこの大きな曲率半径で面取りされたコーナー部により分散させて足裏の土踏まずに作用させることができる。従って、足裏に押圧力が集中して足裏に不快感を与えるのを防止でき、快適にマッサージを行うことができる。 【0031】上記各揉みローラ22a、22bと回転ローラ16は布製のカバー35で覆われている。 【0032】各外側の揉みローラ22aと取付ベース2、3との間、及び各内側の揉みローラ22bと回転ローラ16の間に、カバー35が巻き込まれないようにするために、揉み基台23には、夫々サイドカバー36、37が取り付けられている。 【0033】以上のような構成であるので、駆動軸9が回転すると、上述の如く、傾斜した一対の揉みローラ22a、22bが挟み揉み動作をする際に球状体33a、33bにより足裏の特に土踏まずを充分に押圧することができると共に、中央部にある回転ローラ16に足を載せることにより、足裏に刺激を与えるマッサージを行うことができる。 【0034】以上の実施例では、各一対の揉みローラ22a、22bは駆動軸9に対して対称的に相反する方向に傾斜しているが、必ずしも相反する方向に傾斜させる必要はなく、各外側の揉みローラ22aを駆動軸9に対して直交するようにしてもよい。このようにすれば、マッサージ機全体の幅(駆動軸9方向の長さ)を短くできてコンパクト化が図れる。 【0035】また、各一対の揉みローラ22a、22bは、その内外揉みローラの駆動軸9に対する傾斜の位相が同じであるが、即ち図1のように、一方の(例えば図1で左側にある)揉みローラの内外揉みローラ22a、22b間の間隔が最大の時他方の(図1で右側にある)揉みローラの内外揉みローラ22a、22b間の間隔も最大になり、反対に最小の時最小になるように両揉み基台23を駆動軸9に固定しているが、位相を180度づらせて、一方の揉みローラ22a、22bの内外揉みローラ22a、22b間の間隔が最大の時他方の揉みローラの内外揉みローラ22a、22b間の間隔が最小になるように揉み基台23を駆動軸9に固定してもよい。 【0036】このようにすれば、左右の各揉みローラ間に挟まれた両足等の被マッサージ部位を交互に挟んで揉むことになり、両足を同時に挟まないので人体への負担を軽減できると共に、駆動モータへの負担も軽減でき、駆動モータの出力を大きくさせる必要なく小型化を図れる。 【0037】また、上記実施の形態において、球状体33a、33bを、それぞれ異なる形状としたが、いずれか一方と同じ形状としてもよい。 【0038】また、球状体33a、33bのコーナー部に、曲率中心が内方に位置する面取りを形成したが、図3に示すように曲率中心が外方に位置する(内側へ凹むような)面取りを形成してもよい。 【0039】また、上記実施の形態では、駆動軸9に一対の揉みローラ22a、22bを2組設け、一対の揉みローラ22a、22b間に設けた補助回転ローラ32に、球状体33a、33bを内側の揉みローラ22b側に寄せて設けたが、駆動軸9に一対の揉みローラ22a、22bを1組設け、一対の揉みローラ間に設けた補助回転ローラ32に、球状体を一方の揉みローラ22bに寄せて設けてもよい。この場合、足の土踏まず側に球状体が位置するように足を補助回転ローラ32上に載せることにより、左右いずれの足の土踏まずをも押圧することができる。 【0040】 【発明の効果】本発明の請求項1によれば、足裏をマッサージする際に、傾斜した揉みローラの挟み揉み動作により足を逃げないように保持した状態で刺激用突部でもって押圧することができるので、足裏のマッサージを効果的に行うことができる。 【0041】また請求項2の発明によれば、刺激用突部を足の土踏まず側に位置させて足を補助回転ローラ上に載せることで、足を挟み揉みしながら足が逃げないように保持した上で足裏の特に土踏まずを押圧して効果的にマッサージを行うことができる。 【0042】さらに請求項3の発明によれば、両足を補助回転ローラ上に載せ、両足の挟み揉みマッサージを行いながら、足が逃げないように保持した上で両足の土踏まずのマッサージを効果的に行うことができる。 【0043】さらに請求項4の発明によれば、刺激用突部を足裏に押圧する際に、押圧力を分散させて作用させることができるので、足裏に押圧する力が集中して足裏に不快感を与えるのを防止でき、快適にマッサージを行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年2月14日(2000.2.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111383 【弁理士】 【氏名又は名称】芝野 正雅
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| 【公開番号】 |
特開2001−224648(P2001−224648A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月21日(2001.8.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−399723(P2000−399723) |
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