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【発明の名称】 ミストサウナ装置
【発明者】 【氏名】長瀬 秀明

【氏名】福原 晃

【要約】 【課題】本発明は、ミストサウナ装置において、噴霧ノズルから吐出する給湯温水の出湯時間を制御して、ミスト運転を良好に行なうミストサウナ装置を提供することを課題とする。

【解決手段】熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設けたことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設けたことを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項2】 熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を停止する燃焼停止手段を設けたことを特徴とするミストサウナ装置。
【請求項3】 熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を間欠的に燃焼させる間欠燃焼手段を設けたことを特徴とするミストサウナ装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室、シャワー室に設置するミストサウナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミストサウナ装置は給湯器等の熱源機で加熱した給湯温水を噴出ノズルから浴室内に設けた熱交換器に吹き付け、熱交換器の表面積を利用してミストを発生させ、この発生したミストを送風ファンにより浴室に噴出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のミストサウナ装置では、噴出ノズルから熱交換器に吹き付けるための温水を供給する熱源機には、給湯使用時の安全のために一定時間連続して給湯使用した場合(例えば1時間)には、自動的に給湯を停止し燃焼を強制的に停止させて安全側に動作させる出湯時間タイマが内蔵されていた。このため、冬季等外気温が低い場合、あるいは浴室壁が断熱性に優れない場合等サウナ装置の使用環境によっては、浴室内に噴霧されるミストによる浴室の温度が設定した温度に達するまでに前述した出湯時間タイマが作動し、熱源機が燃焼を停止してしまい、ミスト運転が中断されるという問題を有していた。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、浴室内にビルトインされる給湯器の端末機器であるミストサウナ装置において、噴霧ノズルから吐出する給湯温水の出湯時間を制御してミスト運転を中断されることなく、いかなる使用環境下においてもミスト運転を良好に行なうミストサウナ装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設けたことを第1の特徴としている。この第1の特徴によれば、熱源機側の出湯時間タイマによる安全動作になんら影響を受けることなく、自動的に浴室の温度をミスト使用温度に高めることができ、良好なミスト運転を可能にすることができる。また、本発明のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を停止する燃焼停止手段を設けたことを第2の特徴としている。この第2の特徴によれば、上記の特徴に加えてミスト運転に最適な設定温度にまで高めることができる利点がある。
【0006】さらに、本発明のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を間欠的に燃焼させる間欠燃焼手段を設けたことを第3の特徴としている。この第3の特徴によれば、上記の特徴に加えて、設定温度に達したのちはバーナを間欠的に燃焼させることで、浴室の温度をほぼ一定温度に維持できしかも燃料使用量の節約を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明のミストサウナ装置の一実施形態を示す全体構成図である。図2は本発明の他の実施形態を示す全体構成図である。図3は本発明のミストサウナ装置の電気回路構成を示すブロック図である。図4は設置状態を示す断面図である。図5は本発明の実施形態を示すフローチャートである。
【0008】図1において、1はシステムバス、シャワー室等の浴室であり、この浴室1に対しては外部から湯水の給湯を行なうための給湯器、給湯器付風呂釜、暖房機能付給湯器等の熱源機2が設けられ、浴室1の内部には浴槽が設置されている。この浴槽には公知の浴槽エプロン3が設けられており、浴槽外側と浴槽エプロン3との間の空間には細長い直方体のケーシングに納まったミストサウナ本体4が位置してある。
【0009】そして、熱源機2には給水管5が接続され、また内部に位置する図示しないバーナ、給湯用熱交換器により加熱された給湯湯水を浴室に導くための給湯管6を接続してある。
【0010】また、前述したミストサウナ本体4内には、ミストの発生に必要な各種の部材が収納されている。この部材のうち、7は熱源機2からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器であり、多数の放熱用の薄板フインにパイプを貫通して設けられる。この熱交換器7の近傍には熱交換器7に給湯湯水を噴霧し吹き付けるノズル8が設けられており、ノズルの形状としては細長のスリット等とすれば良い。さらに、熱交換器7の下方には送風用の送風ファン9が設けられ、熱交換したミストを浴室内に噴出させるためのものである。なお、図示してはいないが浴槽エプロン3には送風ファン9と対応して吹き出しのための開口部を設けてある。
【0011】また、前記給湯管6からは分岐してノズル8に至る給湯配管10を接続してある。給湯配管10には、湯水量を一定に調整する定流量弁16と、止水栓17と、電磁弁24および逆止弁を有する逆流防止装置18とを配置してある。ノズル8側からの汚染湯水の上水側への逆流を阻止するためである。さらに、前記ノズル8と熱交換器7との中間位置にはサーミスタ等の温度検出器19を設けてあり、熱源機に設けたバーナの燃焼を制御している。20はミストサウナ本体を制御するためのコントローラであり浴室1の天井21の裏面に固定される。22はミスト運転用のリモコンであり、浴室1の内壁面に取り付けられる。
【0012】図1において熱交換器7の下方にはこの熱交換器7に吹き付けられた後の湯水を回収するための回収皿12が設けられている。回収した湯水は送圧管13により浴槽エプロン3の上部を貫通して浴槽に導かれる。この送圧管13途中にはポンプ14を設けてある。これら回収皿12と送圧管13とポンプ14とで熱交換器7に吹き付けた湯水を浴槽内に回収するための回収手段15を構成してある。さらに、この回収手段15は、浴槽エプロン3の内部空間に収納してある。もちろん、回収手段15のみならずミストサウナ本体4をも一体化して浴槽エプロン3の内部空間内に収納しても良い(図4参照)。そして、本実施形態ではミスト効率を向上させるため、熱交換器7のパイプに熱源機からの暖房湯水を循環させており、25は暖房湯水の往管、26は暖房湯水の戻管である。
【0013】図2は本発明の他の実施形態であり、共通の部材は共通の番号で示す。ここでは、特に図1のものと異なる部分について説明する。図において給湯配管10の途中には、給湯湯水を再度加熱するための電気式の再加熱手段27が設けられており、再加熱手段27は具体的には少容量の貯水タンク28とシーズヒータ等からなる電気ヒータ29とから構成してある。これにより、熱源機2から給湯される温水を再加熱手段27で再度加熱することができ、ノズル8部から吹き出す温水を高温水にすることが可能となって、噴出するミストの温度を高めることができる。ミスト運転の具体例についてはフローチャートを用いて後述する。
【0014】次に図3において、前述した各種部材とコントローラ20との連動関係についてブロック図を用いて説明する。
【0015】図において、リモコン22のミストスイッチ23をオンすると、コントローラ20を介して、逆流防止装置18内の電磁弁24が開いて、熱源機2から給湯が開始されてノズル8から温水が熱交換器7に向かって吹き付けられる。
【0016】熱交換器7に吹き付けられる温水の温度は温度検出器19によって検出され、所定の温度になるように熱源機2のバーナである熱源機バーナ30を制御するようになっている。熱交換器7部で発生したミストは送風ファン9によって浴室1内に噴出するのである。熱交換器7に吹き付けられた後の温水は、回収手段15によって浴槽内に回収される。具体的には、熱交換器7の下方に設けた回収皿12に溜まった温水はポンプ14により送圧管13を介して汲み上げられ、浴槽内に戻されるのである。送圧管13は浴槽エプロン3の上部を貫通して設けられている。また回収皿12は熱交換器7の下方に熱交換器と一体的に設けることも推奨できる。これにより一層の小型化を図ることができる。
【0017】また、回収手段15を浴槽エプロン3の内部空間に収納することにより、回収手段15を浴槽近傍に設置でき、回収した湯水温度の低下を生じさせることなく、迅速かつ確実に回収することができ、ミスト効率を尚一層高めることができる。加えて、熱交換器7に吹き付けた湯水を浴槽内に回収する回収手段のみならず熱交換器7とノズル8と送風ファン9とを浴槽エプロン3の内部空間に収納しておくことにより、浴槽との距離が短くなり、回収湯水の温度低下をさらに防ぐこととなる。ノズル8から吹き付ける給湯量は1分間で5リットル程度で充分である。加えて、熱交換器7には熱源機2により加熱した暖房循環水を循環させることで、ミスト温度の低下を防ぐことができる。
【0018】また図2の実施形態のものにおいては、熱源機2から給湯される温水は、再加熱手段27である貯水タンク28とタンク内に設けられた電気ヒータ29によって、再び高温に加熱されるので、ノズル8から吹き付ける温水の温度は高いものとなる。この温水の温度は例えば80度前後に設定しておくと良い。再加熱手段として、貯水タンクと電気ヒータを用いることは例えば制御が行ない易くまた装置全体を比較的小型化できる点で利点があり、推奨できる。さらに小型化を図るには、銅製のコイル状のパイプ内に電気ヒータを設けることも推奨される。また、電気ヒータ29は温度検出器19により制御するようにしても良い。
【0019】また、ノズル8に至る給湯配管10の配管途中に定流量弁16を設けることで、ノズル8から吹き付ける高温水の吐出量を一定量に維持させ、常に安定した吹き付け量が得られ、ミスト効率を向上させることが可能になる。特にミスト運転途中でミスト噴霧量に変化がないことは使用上も快適なものである。
【0020】そして、図3においてコントローラ20には熱源機2のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマ31を接続してある。このタイマ31は熱源機のコントローラ側に設けて、熱源機のコントローラと浴室側のコントローラとを通信により連結させても良い。本実施形態ではこのタイマ31は給湯使用時において熱源機2内に設けた図示しない水流スイッチのオン動作によってタイマスタートするものであり、例えば浴槽の排水栓忘れの場合に無駄な給湯を防止するために浴槽満水量を上回る給湯時間である一定時間(1時間)連続して給湯使用し続けたときに熱源機のバーナ燃焼を停止して、浴槽への給湯を停止するための出湯安全用の出湯時間タイマである。またコントローラ20には、ミスト運転を開始した場合において前記タイマ31が一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段32を設けてある。この強制燃焼停止手段32は具体的にはタイマ31よりも若干短い時間に設定した短縮タイマから構成してあり、ミスト運転スイッチの押圧を検出して前記タイマ31とは別個に前記タイマ31よりも若干短い時間(例えば55分)に設定した短縮タイマを作動させ、この短縮タイマのタイムアップでバーナの燃焼を停止させ、ミスト運転を停止させるようにしてある。短縮タイマのタイムアップにより前記出湯安全用の出湯時間タイマ31もキャンセルされるようにしてある。
【0021】そして、タイマ31がキャンセルされると、このキャンセル信号を受けてコントローラ20のマイコンにより自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段33によって、ミスト運転スイッチをオンしたときと同様に再びミスト運転が開始されタイマ31および短縮タイマがスタートするのである。2つのタイマを同時にスタートさせるのは1のタイマが故障したときの安全のためである。
【0022】また、リモコン20には浴室の温度を設定する温度設定器34と浴室の温度を検出してバーナ燃焼を制御する浴室温度検出器35とを設けてある。そしてコントローラ20のソフトウエアによって構成される燃焼停止手段により、ミスト噴霧による浴室温度が設定温度に達するとバーナの燃焼を停止するようになっている。本発明はこの例に限られず、ミスト噴霧による浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を間欠的に燃焼させる間欠燃焼手段36を設けても良い。間欠燃焼手段36は具体的にはタイマを設けてもよく、またはサーミスタ等の温度検出器19あるいは浴室温度検出器35により浴室が一定温度になるようにバーナを間欠的に制御してもよい。
【0023】次に、図5のフローチャートに基づいて本発明の一実施形態の作用を説明する。図においてまず、ミストスイッチ以外の図示しない給湯スイッチを操作して給湯使用した場合(ステップS1でノーの場合)、例えば浴槽への自動給湯スイッチを押圧した場合には、熱源機2に水が供給されて水流スイッチが作動し(ステップS2)バーナに点火して、浴槽への給湯が開始される。このとき水流スイッチのオン動作の信号で出湯時間を制限するタイマ31がタイマカウントを開始する(ステップS3)。そして浴槽の排水栓が忘れられて開いている場合には浴槽内に給湯され続けることとなり湯の無駄が生じる。そこで一定時間、例えば1時間経過すると(ステップS4でイエスの場合)、給湯を停止して水およびガスの供給をストップするのである(ステップS5)。それと同時にタイマをキャンセルして(ステップS6)、次の操作に備えるようになっている。
【0024】次に、ミスト運転使用の場合を説明する。使用に際しては、ミストスイッチ23をオンして(ステップS1でイエス)、熱源機2を作動させると、図示しない水流スイッチがオンとなって(ステップS7)出湯時間タイマ31が作動を開始する(ステップS8)と同時にミストスイッチ23が押されたことでこの信号をコントローラ20のマイクロコンピュータに入力し短縮タイマ等の強制燃焼停止手段32を作動させる(ステップS9)。この短縮タイマは前述した出湯時間のタイマ31よりもやや短くタイマ設定してあるので、短縮タイマが優先してタイムアップする。短縮タイマがタイムアップすると(ステップS10でイエスの場合)、ノズル8から吐出していた給湯湯水は停止すると共に熱源機2の燃焼は停止され、ミスト運転は一旦停止される(ステップS11)。併せて短縮タイマおよび出湯時間タイマ31はキャンセルされる(ステップS12、13)。そして出湯時間タイマ31のキャンセル信号を受けてコントローラの自動燃焼開始手段33により、自動的にバーナ燃焼を再開するようにしてある(ステップS14)。しかして、熱源機2は再びノズル8への給湯を開始し、両タイマは再びカウントを開始する(ステップ15、16)。これにより出湯時間のタイマ31に影響されることなく、1時間を超えてミスト運転を操作使用することが可能となる。ミスト運転使用時には浴室内に人が居るから、浴槽の排水栓忘れを考慮にいれる必要はないので、出湯時間タイマを作動させておく必要性はないが、短縮タイマのみが故障した場合には他方のタイマ31で燃焼をストップさせることができ安全上有効である。
【0025】そして、浴室内にミストが噴霧され続けることで、浴室の温度は上昇していき、やがて浴室温度検出器35の検出によって設定した設定温度になると(ステップS17)、コントローラ20を介して燃焼停止手段を作動させて給湯をストップさせて、ミスト運転を停止させるのである(ステップS18)。併せて、このとき短縮タイマおよび出湯時間のタイマ31はキャンセルされるのである(ステップS19、20)。
【0026】本発明はこの例に限られず、ミスト噴霧による浴室温度が設定温度に達すると、バーナ燃焼を間欠的に燃焼させる間欠燃焼手段36を設けても良い。間欠燃焼手段36は具体的にはタイマを設けてもよく、またはサーミスタ等の温度検出器19あるいは浴室温度検出器35により浴室が一定温度になるようにバーナを間欠的に制御するようにしてもよい。この結果浴室温度はほぼ一定の温度に維持されることとなる。
【0027】なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。たとえば、図2のようにポンプを省略して水道水直結型として、再加熱手段27よりも上流側の給湯配管に定流量弁16と逆流防止装置18を上流側からこの順序で配置しているが、水道水直結型とすることなく、一旦貯水タンクに湯水を溜めた後、ポンプ等によりノズルに送るようにしても良いものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請求項1に記載のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設けたので、熱源機側の出湯時間タイマによる安全動作になんら影響を受けることなく、自動的に浴室の温度をミスト使用温度に高めることができ、良好なミスト運転を可能にすることができる。また、本発明のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を停止する燃焼停止手段を設けたので、上記の特徴に加えてミスト運転に最適な設定温度にまで高めることができる利点がある。さらに、本発明のミストサウナ装置は、熱源機からの給湯湯水が吹き付けられる熱交換器と、該熱交換器に給湯湯水を噴霧するノズルと、熱源機からノズルに至る給湯配管と、浴室内にミストを噴出させる送風ファンと、熱源機のバーナを一定時間連続燃焼させたのちバーナの燃焼を停止させるタイマとからなるものであって、ミスト運転を開始した場合において前記タイマが一定時間に達するまでの間にバーナの燃焼を強制的に停止させる強制燃焼停止手段を設けると共に燃焼停止後自動的にバーナ燃焼を開始する自動燃焼開始手段を設け、かつ、浴室温度が設定温度に達するとバーナ燃焼を間欠的に燃焼させる間欠燃焼手段を設けたので、上記の特徴に加えて、設定温度に達したのちはバーナを間欠的に燃焼させることで、浴室の温度をほぼ一定温度に維持できしかも燃料使用量の節約を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000004709
【氏名又は名称】株式会社ノーリツ
【出願日】 平成12年1月20日(2000.1.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−198178(P2001−198178A)
【公開日】 平成13年7月24日(2001.7.24)
【出願番号】 特願2000−11107(P2000−11107)