| 【発明の名称】 |
マッサージ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】水野 孝則
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| 【要約】 |
【課題】簡便に叩きマッサージも受けることができるマッサージ機を得る。
【解決手段】HI時間が経過する間は電動モータ4を高速又は全速で駆動し(ステップ110,120)、LOW時間が経過する間は電動モータ4を低速で駆動又は停止し(110,130)、これを繰り返し実行する。HI時間ではベルトが強く急激に引かれ、LOW時間ではベルトの振動をほとんど感じることがないので、使用者は患部に叩きマッサージと同様の感じを受ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 施療部材にマッサージ運動を与える駆動源を備えたマッサージ機において、前記駆動源の駆動を低速と高速との間で繰り返す叩き制御手段を備えたことを特徴とするマッサージ機。 【請求項2】 ベルトに振動を与える駆動源を該ベルトの両端に吊下げたマッサージ機において、前記駆動源を低速と高速との間で繰り返す叩き制御手段を備えたことを特徴とするマッサージ機。 【請求項3】 前記叩き制御手段は、前記低速と前記高速とを予め設定された時間で繰り返すことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。 【請求項4】 前記低速は前記駆動源の停止であり、前記高速は前記駆動源の全速駆動であることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のマッサージ機。 【請求項5】 前記高速は前記低速よりも短時間で、前記低速の時間は十分に速度が減速する時間であることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のマッサージ機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、施療部材にマッサージ運動を与えることにより、施療部材を当接させた患部にマッサージを施すマッサージ機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、種々のマッサージ機が知られている。例えば、特公平51−4033号公報にあるように、施療部材としてのベルトに振動を与える駆動源をそのベルトの両端に垂下したマッサージ機が知られている。また、特開平3−75061号公報にあるように、駆動源の回転運動により施療部材としての振動板を揺動させるマッサージ機が知られている。更に、特開平7−155358号公報にあるように、施療部材に往復運動を付与するマッサージ機が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうした従来のものでは、叩きマッサージを受ける場合、施療部材を往復動させる叩きマッサージ用のマッサージ機を用いなければならず、例えば、施療部材としてベルトや振動板を用いたもので、叩きマッサージを受けることができない。即ち、叩きマッサージを受ける場合には、それ専用のマッサージ機を用意しなければならないという問題があった。 【0004】本発明の課題は、簡便に叩きマッサージも受けることができるマッサージ機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、施療部材にマッサージ運動を与える駆動源を備えたマッサージ機において、前記駆動源の駆動を低速と高速との間で繰り返す叩き制御手段を備えたことを特徴とするマッサージ機がそれである。 【0006】また、ベルトに振動を与える駆動源を該ベルトの両端に吊下げたマッサージ機において、前記駆動源を低速と高速との間で繰り返す叩き制御手段を備えたことを特徴とするマッサージ機がそれである。 【0007】前記叩き制御手段は、前記低速と前記高速とを予め設定された時間で繰り返すようにしてもよい。あるいは、前記低速は前記駆動源の停止であり、前記高速は前記駆動源の全速駆動であってもよい。また、前記高速は前記低速よりも短時間で、前記低速の時間は十分に速度が減速する時間であるのが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1、図2に示すように、1は本体ケースで、本体ケース1内には駆動源2が収納されている。駆動源2は電動モータ4を備え、電動モータ4は本体ケース1内に複数の支持部材5を介して支持されている。電動モータ4はその両側にそれぞれ回転軸4a,4bが突出されている。 【0009】両回転軸4a,4bには、それぞれ回転部材6a,6bが一体回転可能に嵌着されており、回転部材6a,6bには、回転軸4a,4bから所定量偏心した位置にネジ孔8a,8bが形成されている。両回転部材6a,6bの両ネジ孔8a,8bは、180度位相が異なるようにその偏心方向が逆方向となるように形成されている。このネジ孔8a,8bには偏心軸10a,10bが螺入されている。また、回転部材6a,6bには、ネジ孔8a,8bと回転軸4a,4bを間にして180度反対側にバランスウエイト12a,12bが取り付けられている。 【0010】偏心軸10a,10bには、クランク軸14a,14bが軸受け16a,16bを介して回転可能に取り付けられており、偏心軸10a,10bに取り付けられた止め輪18a,18bにより抜け止めが図られている。クランク軸14a,14bは、軸受け20a,20bを介して本体ケース1に揺動、かつ摺動可能に支持されている。軸受け20a,20bは、クランク軸14a,14bが軸方向に摺動可能に挿入された球部材22a,22bを備え、球部材22a,22bの外形は球面状に形成されている。 【0011】球部材22a,22bの外形を、一対の支持部材24a,24b,26a,26bにより挟持して、球部材22a,22bがその球面を中心にして揺動可能に支持されている。支持部材24a,24b,26a,26bは、本体ケース1にカバー部材28a,28bを介して固定されている。 【0012】電動モータ4の回転軸4a,4bと平行方向に、本実施形態では、回転軸4a,4bと同軸上に、本体ケース1から外側に棒状の加重部30a,30bが突出されて形成されている。加重部30a,30bは、使用者の手で握りやすい、あるいは、押し付けやすい長さに形成されている。 【0013】一方、クランク軸14a,14bは、カバー部材28a,28bを通って、本体ケース1の外部に延出されており、クランク軸14a,14bの先端には、それぞれ平坦なベルト32の両端が締結されている。ベルト32の途中には、着脱用バックル34と長さ調節用バックル36が介装されている。また、ベルト32の中程には、複数の、本実施形態では2個の指圧突起38a,38bが取り付けられている。 【0014】指圧突起38a,38bは、半球状に形成されており、指圧突起38a,38bはベルト32に本体ケース1側に突出するように配置されている。また、指圧突起38a,38bはホルダ部材40に配置されており、ホルダ部材40は患部の形状に応じてたわむように、比較的柔らかく形成するとよい。 【0015】本体ケース1内には、回路基板50が装着されており、回路基板50には、整流回路52、制御回路54、駆動回路56が設けられている。整流回路52は交流電源58からの電流を整流して制御回路54に供給する。制御回路54は、周知のマイクロコンピュータ等を用いた回路で、予め設定されたプログラム等により駆動回路56に制御信号を出力する。駆動回路56は、交流電源58からの電流を整流すると共に、制御信号に応じてモータ4を駆動するように構成されている。 【0016】次に、前述した本実施形態のマッサージ機の作動について、図4に示すフローチャートと共に説明する。本マッサージ機では、さすりモードと叩きモードとを選択できる図示しない選択スイッチが設けられており、さすりモードが選択されたときには、例えば、患部が肩である場合には、図6に示すように、指圧突起38a,38bを肩に当て、本体ケース1がベルト32の両端に吊下げられた状態となるようにする。そして、本体ケース1に設けられたスイッチ42を投入すると、電動モータ4が一定速度で回転駆動される。 【0017】回転軸4a,4bの回転と共に、回転部材6a,6bが回転し、偏心軸10a,10bが回転軸4a,4bの廻りに旋回する。よって、クランク軸14a,14bは球部材22a,22b内を摺動すると共に、球部材22a,22bが揺動する。従って、クランク軸14a,14bは、交互に本体ケース1から出入するように往復動する。 【0018】このクランク軸14a,14bの往復動により、ベルト32の両端が交互に引かれて振動が付与され、肩に当てた指圧突起38a,38bにより、指圧マッサージが行われる。その際、使用者は、両手を加重部30a,30bに当てて、下方に押し下げるように力を加えると、指圧突起38a,38bが肩に押し付けられる。 【0019】押し下げる力を調節し、適度な力で押し下げることにより、より快適な指圧マッサージを簡便に受けることができる。患部としては、肩に限らず、腰、股等でもよく、駆動源2をスタンド等に固定することなく、容易にマッサージを受けることができる。尚、指圧突起38a,38bは必要に応じて設けるとよい。 【0020】一方、叩きモードが選択されたときには、叩き制御処理が実行される。叩き制御処理では、まず、タイマ処理が実行される(ステップ100)。タイマ処理では、図5に示すように、モータ駆動のHI時間とLOW時間との経過を計測する。HI時間はLOW時間よりも短い、例えば、50〜200ms程度の時間であり、その長さは予め設定されている。LOW時間は、電動モータ4を全速で駆動している状態から停止する状態にまで減速できる十分な時間である。HI時間が50ms程度であるならLOW時間は200ms程度、HI時間が200ms程度であるならLOW時間は1000ms程度が好ましい。 【0021】次に、HI時間か否かを判断する(ステップ110)。HI時間であるときには、電動モータ4を高速又は全速で駆動する(ステップ120)。一方、HI時間でないと判断されると、即ち、LOW時間であると、電動モータ4を低速で駆動又は停止する(ステップ130)。 【0022】本制御処理を繰り返し実行することにより、HI時間が経過する間は電動モータ4を高速又は全速で駆動し、LOW時間が経過する間は電動モータ4を低速で駆動又は停止し、これを繰り返し実行する。よって、HI時間ではベルト32が強く急激に引かれ、LOW時間ではベルト32の振動をほとんど感じることがないので、使用者は患部に叩きマッサージと同様の感じを受ける。即ち、ベルト32を用いているにもかかわらず、叩きマッサージを受けることができる。高速と低速との速度差が大きい方が、叩きマッサージの感じをよりよく受けることができる。尚、施療部材としてベルト32を用いたマッサージ機に限らず、他のマッサージ機、例えば、揺動する振動板を施療部材として用いているものでも、振動板を高速又は全速駆動と、低速駆動又は停止とを繰り返すことにより、同様に、叩きマッサージ感を受けることができる。 【0023】以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。 【0024】 【発明の効果】以上詳述したように本発明のマッサージ機は、高速又は全速駆動と、低速駆動又は停止とを繰り返すことにより、叩きマッサージと同様の感じを受けることができるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145091 【氏名又は名称】株式会社寺西電機製作所
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| 【出願日】 |
平成12年1月21日(2000.1.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082500 【弁理士】 【氏名又は名称】足立 勉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−198173(P2001−198173A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月24日(2001.7.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−12967(P2000−12967) |
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