| 【発明の名称】 |
電磁昇降機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】松木 陽介
【氏名】和田 正記
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| 【要約】 |
【課題】マッサージ機の施療機構の昇降を磁石の吸着力を利用して行う事により、部材の軽量化及び作動騒音の沈静化と商品寿命の延命化を図る事ができる電磁昇降機構を提供する。
【解決手段】マッサージ機1に内装され、施療機構2を上下に移動させる昇降機構3であって、該昇降機構3は、施療機構2を上下に移動可能に支持し得る案内杆4と、該案内杆4の上下端に対向状に固設した電磁誘導板5と、前記施療機構2の上下面に着設した電磁従動板6とを備え、該電磁誘導板5と電磁従動板6の磁力を制御するマイコン制御装置7とで構成している。また、施療機構2の各電磁従動板6には非磁性板63を介設している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 マッサージ機に内装され、施療機構を上下に移動させる昇降機構であって、該昇降機構は、施療機構を上下に移動可能に支持し得る案内杆と、該案内杆の上下端に対向状に固設した電磁誘導板と、前記施療機構の上下面に着設した電磁従動板とを備え、該電磁誘導板と電磁従動板の磁力を制御するマイコン制御装置とで構成する事を特徴とする電磁昇降機構。 【請求項2】前記施療機構の上下面に着設した両電磁従動板間に、非磁性板を介設する事を特徴とする請求項1記載の電磁昇降機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、背凭れ部に内装される施療機構を昇降自在に構成するマッサージ機に係り、詳しくは、マッサージ機の施療機構を可及的に消音で昇降移動できるようにするマッサージ機における電磁昇降機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般にマッサージ機には、指圧動作や揉み動作及び叩き動作を行う施療子が設けられており、該施療子は施療機構により上記動作を行い得るように構成している。 【0003】ところで、上記施療機構による施療は、常時同一位置の施療を目的とするものではなく、使用者の背部全体を施療し得るようにすべく、昇降機構により施療機構を昇降自在にしており、該昇降機構を備えたマッサージ機構全体を椅子の背凭れ部に内装している。 【0004】ところで該施療機構を昇降する昇降機構は、ラックとピニオンを利用したピニオン機構や、棒螺子を利用した送り螺子機構の他、チェーンやベルトを利用した伝動機構等の機械式のものが採用されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したような従来の昇降機構にあっては、鉄等の金属部材を利用しているため重量が大きくなり、運搬や設置に不便であると共に、昇降時の摺動音等の作動騒音が発生して耳障りであるという問題が生じていた。 【0006】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、昇降機構を構成する部材の軽量化及び作動騒音の沈静化と商品寿命の延命化を図る事を目的として、マッサージ機の施療機構の昇降を磁石の吸着力を利用して行い得る電磁昇降機構を提供する事を目的として成されたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の電磁昇降機構は、マッサージ機に内装され、施療機構を上下に移動させる昇降機構であって、該昇降機構は、施療機構を上下に移動可能に支持し得る案内杆と、該案内杆の上下端に対向状に固設した電磁誘導板と、前記施療機構の上下面に着設した電磁従動板とを備え、該電磁誘導板と電磁従動板の磁力を制御するマイコン制御装置とで構成する事を特徴とするものである。 【0008】また、本発明の電磁昇降機構は、前記施療機構の上下面に着設した両電磁従動板間に非磁性板を介設する事を特徴とするものである。 【0009】 【作用】上記のような構成を採用することにより次のような作用をもたらす。本発明の電磁昇降機構は、案内杆に沿って上下に移動可能な施療機構を電磁石の吸着力を利用した電磁誘導板及び電磁従動板により移動するよう構成している為、鉄材等の多くの金属部材を利用する必要がなく、部材の軽量化を図ることができると共に昇降時の摺動音等の作動騒音を軽減でき、しかも金属部材等の劣化や破損等の問題がなく、商品寿命の延命化を図る事ができる。 【0010】また、本発明の電磁昇降機構の両電磁従動板間に非磁性板を介設する事で施療機構の駆動モータ等に影響を与えず誤作動を防止する事ができる。 【0011】 【発明の実施の態様】以下、本発明の電磁昇降機構を、その実施例を示す図面に基づいて説明する。図1は、本発明の電磁昇降機構を内装したマッサージ機の一実施例を示す斜面図であり、図2及び図3は本発明の電磁昇降機構の一実施例を示す説明図である。 【0012】すなわち本発明の電磁昇降機構は、マッサージ機1に内装され、施療機構2を上下に移動させる昇降機構3であって、該昇降機構3は、施療機構2を上下に移動可能に支持し得る案内杆4と、該案内杆4の上下端に対向状に固設した電磁誘導板5と、前記施療機構2の上下面に着設した電磁従動板6とを備え、該電磁誘導板5と電磁従動板6の磁力を制御するマイコン制御装置7とで構成している。 【0013】前記マッサージ機1は、本実施例では椅子型形状のものを表しており、椅子本体11の背凭れ部12に指圧動作や揉み動作及び叩き動作を行う施療子13を対向配備した施療機構2を内装している。 【0014】前記背凭れ部12内部には、前記施療機構2を上下に移動可能に支持して案内する案内杆4の一対が立設されており、前記昇降機構3の稼動により施療機構2が両案内杆4・4に沿って昇降するようにしている。 【0015】前記昇降機構3は、前述したように施療機構2を昇降させる為の機構であり、前記両案内杆4・4と、これらの上下端に枠状になるよう対向状に固設した電磁誘導板5と、前記施療機構2の上下面に各々着設した電磁従動板6と、これら電磁誘導板5と各電磁従動板6の磁力を制御するマイコン制御装置7とで構成している。 【0016】前記電磁誘導板5は、前記両案内杆4・4の上端に架設される電磁誘導板51と両案内杆4・4の下端に架設される電磁誘導板52とで構成されており、各電磁誘導板51・52には通電により電磁力を付与する電磁石が内装されており、各電磁石の磁力を、別途設けられるコントロール装置(図示せず)の操作によりマイクロコンピュータ等を内装したマイコン制御装置7を介して、通電制御する事ができるようにしている。 【0017】また前記電磁従動板6は、前記施療機構2の上面側に一体的に着設した電磁従動板61と、前記施療機構2の下面側に一体的に着設した電磁従動板62とで構成されており、各電磁従動板61・62には、前記電磁誘導板5と同様に、通電により電磁力を付与する電磁石が内装されており、各電磁石の磁力を、別途設けられるコントロール装置(図示せず)の操作によりマイクロコンピュータ等を内装した前記マイコン制御装置7を介して、通電制御する事ができるようにしている。 【0018】前記電磁誘導板51と電磁従動板61及び電磁誘導板52と電磁従動板62とは、電磁力が互いに反発するように設定するものであり、各電磁誘導板51・52や各電磁従動板61・62の電磁力の通電制御を前記マイコン制御装置7で行なっているのである。 【0019】前記施療機構2の各電磁従動板61・62間には、非磁性板63を介設しており、両電磁従動板61・62や両電磁誘導板51・52等の磁力より、施療機構2の駆動モータや他の部材にモータロック現象や暴走等の誤作動を防止する事ができるようにしている。 【0020】以上のように構成された本発明の電磁昇降機構を使用するにあっては、前記マイコン制御装置7で電磁誘導板51と電磁従動板61との電磁反発力を弱まる設定とし、電磁誘導板52と電磁従動板62の電磁反発力を強まる設定の通電制御を行う事で、前記施療機構2は上昇し、電磁誘導板51と電磁従動板61の電磁反発力を電磁誘導板52と電磁従動板62との電磁反発力と均衡にした時点で施療機構2の上昇はその位置で停止する。 【0021】また、前記マイコン制御装置7で電磁誘導板51と電磁従動板61との電磁反発力を強まる設定にし、電磁誘導板52と電磁従動板62の電磁反発力を弱まる設定の通電制御を行う事で、前記施療機構2は下降し、電磁誘導板52と電磁従動板62の電磁反発力を電磁誘導板51と電磁従動板61との電磁反発力と均衡にした時点で施療機構2の下降はその位置で停止する。 【0022】 【発明の効果】以上のように、本発明の電磁昇降機構は、鉄等の金属部材を利用して重量物になる従来の昇降機構とは異なり、案内杆に沿って上下に移動可能な施療機構を、電磁石の吸着力を利用した電磁誘導板及び電磁従動板により移動するよう構成おり、軽量化を図る事ができるため運搬や設置に不便であると共に、昇降時の摺動音等の作動騒音を軽減でき、しかも金属部材等の劣化や破損等の問題がなく、商品寿命の延命化を図る事ができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000136491 【氏名又は名称】株式会社フジ医療器
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| 【出願日】 |
平成11年11月17日(1999.11.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−137305(P2001−137305A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−327381 |
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