| 【発明の名称】 |
呼出し装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉岡 弘道
【氏名】石川 富雄
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| 【要約】 |
【課題】ベッドとともに移動が可能で、患者に使い勝手がよい呼出し装置を提供する。
【解決手段】ベッド7の所定位置に設置された送信ユニット3と、この送信ユニット3とコード4で接続された呼出しボタン2とを備え、呼出しボタン2の押下により送信ユニット3から光信号Lsを送信するとともに、送信ユニット3の電源を駆動ユニット10に設けられた電源コンセント11から供給してベッド7とともに移動可能とした呼出し装置1。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 病室のベッド上で患者が看護婦を呼び出すための呼出しボタンと、この呼出しボタンとコードで接続された送信ユニットと、を備え、前記呼出しボタンの押下に対応した呼出し情報を前記送信ユニットから指向性の無線信号で送信することを特徴とする呼出し装置。 【請求項2】 前記送信ユニットから送信される指向性の信号は、光信号であることを特徴とする請求項1記載の呼出し装置。 【請求項3】 前記送信ユニットを前記ベッドに設置するとともに、前記送信ユニットの電源を前記ベッドの駆動ユニットに設けた電源供給部から供給し、前記ベッドとともに移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の呼出し装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は病室のベッド上で患者が看護婦を呼び出すためのナースコール用の呼出し装置に係り、特に呼出しボタンがコードで延長され、装置本体がベッドとともに移動可能な呼出し装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のナースコール用の呼出し装置には、ナースステーションに設置された親機(モニター)との間を有線で接続されたものが知られている。普通、呼出し装置は、患者がベッド上で使用することが多いため、壁の近傍に配置されたベッドの所定位置に(患者が臥せた状態で頭の方向)取り付けられており、親機(モニター)と接続される配線コードも、装置から壁や床を伝わって整然(見栄えよく)とレイアウトされている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のナースコール用の呼出し装置は、ベッドに取り付けた装置本体に接続された配線コードが壁や床に固定されているため、ベッドを移動する必要がある場合、配線コードが邪魔になって容易に移動できない課題がある。 【0004】この課題を解消するため、呼出し装置を無線化し、装置本体と壁との間の配線コードを削除すればよいが、呼出し装置に供給する電源をどこから取るのかという新たな課題が発生する。 【0005】呼出し装置の本体と呼出しボタンを一体化してバッテリで駆動するように構成すると電源供給の課題も解決するが、呼出し装置の形状が大きく、重くなって患者が手で持って使用するには、操作性や使い勝手が悪くなる虞がある。 【0006】また、一体化した場合、呼出し装置が独立してしまうので、家電機器のリモコン装置のように、見失ってしまう虞や、バッテリ切れの課題があって好ましくない。 【0007】この発明はこのような課題を解決するためなされたもので、その目的はベッドとともに移動が可能で、患者に使い勝手がよい呼出し装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するためこの発明に係る呼出し装置は、病室のベッド上で患者が看護婦を呼び出すための呼出しボタンと、この呼出しボタンとコードで接続された送信ユニットと、を備え、呼出しボタンの押下に対応した呼出し情報を送信ユニットから指向性の無線信号で送信することを特徴とする。 【0009】この発明に係る呼出し装置は、無線の送信ユニットと、この送信ユニットにコードで接続する呼出しボタンとを備えたので、患者はコードが延長できる範囲内の位置から軽い呼出しボタンを押すだけの操作で、送信ユニットから無線信号を壁や天井等に取り付けられた受信ユニットに送信し、ナースステーションを呼び出すことができる。また、送信ユニットは指向性の無線信号を送信するので、信号が拡散することがなく、医療機器等への影響を極めて小さくすることができる。なお、呼出しボタンは、コード付きなので見失ってしまうこともない。 【0010】また、この発明に係る呼出し装置は、送信ユニットから送信される指向性の信号が、光信号であることを特徴とする。 【0011】この発明に係る呼出し装置は、送信ユニットから送信される指向性の信号が、光信号であるので、送信ユニットの発光素子が向く方向以外への光信号の拡散を防止することができる。 【0012】さらに、この発明に係る呼出し装置は、送信ユニットをベッドに設置するとともに、送信ユニットの電源をベッドの駆動ユニットに設けた電源供給部から供給し、ベッドとともに移動可能としたことを特徴とする。 【0013】この発明に係る呼出し装置は、送信ユニットをベッドに取り付け、送信ユニットの電源をベッドの駆動ユニット(例えば、上下駆動部)の電源供給部(例えば、ACコンセント)から供給するので、ベッドの移動に際して送信ユニットに対してなんら作業をしなくても、ベッドとともに自由に移動させることができる。 【0014】 【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る呼出し装置のベッド配置図である。図1において、病室15内には、長手方向が壁9の一面に垂直方向になるようベッド7が配置され、このベッド7の底面側には、患者が正規(頭を壁9側)に臥せた時に、上半身を上下に移動させることができるモータ駆動の駆動ユニット10が搭載されている。 【0015】駆動ユニット10は、モータやモータ駆動回路等からなる本体装置、他の電気機器へ電源を供給するための電源供給部を構成する電源コンセント11、本体装置へAC100V電源を供給するために、壁9の下部壁面にもうけた電源コンセント13に接続するACコード12を備える。 【0016】また、ベッド7の所定位置(例えば、長手方向の仕切り板)には、呼出し装置1の送信ユニット3を設置する。呼出し装置1は、呼出しボタン2、送信ユニット3、呼出しボタン2と送信ユニット3を接続するコード4および送信ユニット3にAC100V電源を供給するためのACコード5を備える。 【0017】ACコード5は、駆動ユニット10に設けられた電源コンセント11に接続するため、駆動ユニット10にACコード12を介してAC100V電源が供給されると、送信ユニット3にもAC100V電源が供給される。 【0018】したがって、ベッド7を移動する際には、壁9の電源コンセント13から駆動ユニット10のACコード12を抜き、移動後にACコード12を別の電源コンセント13に差し込むことで、送信ユニット3に対してなんらの作業を必要としなく、ベッド7とともに自由に移動させることができるとともに、送信ユニット3にAC100V電源を供給することができる。 【0019】呼出し装置1の呼出しボタン2は、小型で軽量なノーマルブレーク接点構成の呼出しボタン・メークスイッチ等で構成し、ベッド上で患者が看護婦を呼び出すために呼出しボタンを押下した時にメーク状態となり、2芯ケーブルのコード4を介して送信情報としてのメーク信号(電気的にオン)を送信ユニット3に供給する。また、呼出しボタン2は、コード4と接続されており、コード4を適当な長さにすることにより、患者はベッド7上のどの位置からでも操作することができる。なお、コード4は、カールコードにしたり、送信ユニット3側に巻取り機構を設けることにより、使い勝手がよく、扱い易すいので、呼出しボタン2を見失うこともない。 【0020】送信ユニット3は、ベッド7に対応した、例えばコード化符号を予め記憶したROM等のメモリ、変調器、発光ダイオード(LED)等の発光素子3Aで構成し、呼出しボタン2の押下に対応してメーク信号(呼出し情報)が供給されると、予め設定されたコード化符号を光変調して発光素子3Aから指向性の強い光信号Ls(無線信号)を病室15の天井8に設置した受信ユニット6の光センサ等で構成した受光素子6Aに向けて送信する。 【0021】送信ユニット3から送信する無線信号を指向性の強い光信号で生成するので、発光素子3Aが向く方向を除いて光信号Lsの拡散を防止することができるため、医療機器等への影響を極めて小さくすることができる。 【0022】なお、発光素子3Aには、角度調整機構を設け、ベッド7を移動しても光信号Lsが受光素子6Aに最短距離で届くよう調整できるようにする。 【0023】受信ユニット6は、光センサ等の受光素子6A、復調器、増幅器等で構成し、送信ユニット3の発光素子3Aから送信されてくる光信号Lsを受信した後、光信号Lsをベッド7に対応したコード化符号の信号に復調し、この信号が有線を介してナースステーションに設置された親機(モニター)に伝送される。 【0024】なお、受信ユニット6の設置場所は、天井8や壁9の上部など送信ユニット3からの光信号Lsを遮蔽するものがない場所とする。 【0025】 【発明の効果】本発明によれば、この発明に係る呼出し装置は、無線の送信ユニットと、この送信ユニットにコードで接続する呼出しボタンとを備えたので、患者はコードが延長できる範囲内の位置から軽い呼出しボタンを押すだけの操作で、送信ユニットから無線信号を壁や天井等に取り付けられた受信ユニットに送信し、ナースステーションを呼び出すことができる。 【0026】また、送信ユニットから送信される指向性の信号が、光信号であるので、送信ユニットの発光素子が向く方向以外への光信号の拡散を防止することができ、医療機器等への影響を極めて小さくすることができる。 【0027】さらに、送信ユニットをベッドに取り付け、送信ユニットの電源をベッドの駆動ユニット(例えば、上下駆動部)の電源供給部(例えば、ACコンセント)から供給するので、ベッドの移動に際して送信ユニットに対してなんら作業をしなくても、ベッドとともに自由に移動させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591253593 【氏名又は名称】株式会社ケアコム
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| 【出願日】 |
平成12年6月13日(2000.6.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081259 【弁理士】 【氏名又は名称】高山 道夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−353190(P2001−353190A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月25日(2001.12.25) |
| 【出願番号】 |
特願2000−176728(P2000−176728) |
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