| 【発明の名称】 |
電動カート |
| 【発明者】 |
【氏名】溝口 総一郎
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| 【要約】 |
【課題】後輪を跨ぎ且つ駆動ブロックを取付けることができるとともに軽量な条件を満たしながら強度が強く、構造も簡単で乗車スペースも広く取れる。
【解決手段】左右対の下横フレーム材1とこの左右対の下横フレーム材1を連結する連結材2とで前下部フレーム3を構成する。前下部フレーム3の後部から上方に立ち上がった立ち上がりフレーム材4とこの立ち上がりフレーム材4から後方に向けて突出した後フレーム材5と後フレーム材5の後部から下方に突出した後垂下フレーム材6とで後輪を跨ぐ後部フレーム7を構成する。後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とにモーター8や減速機9を有する駆動ブロック10の前後を取付ける。立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とを補強部材11により前後方向に連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右対の下横フレーム材とこの左右対の下横フレーム材を連結する連結材とで前下部フレームを構成し、前下部フレームの後部から上方に立ち上がった立ち上がりフレーム材とこの立ち上がりフレーム材から後方に向けて突出した後フレーム材と後フレーム材の後部から下方に突出した後垂下フレーム材とで後輪を跨ぐ後部フレームを構成し、後部フレームの立ち上がりフレーム材と後垂下フレーム材とにモーターや減速機を有する駆動ブロックの前後を取付け、立ち上がりフレーム材と後垂下フレーム材とを補強部材により前後方向に連結して成ることを特徴とする電動カート。 【請求項2】 電動カートの制御部を内装した制御部ケースにより補強部材を構成して成ることを特徴とする請求項1記載の電動カート。 【請求項3】 略逆U字状をしたU状部材の両脚部の下端を前下部フレームの左右の下横フレーム材に連結すると共に両脚部を立ち上がりフレーム材に連結して成ることを特徴とする請求項1記載の電動カート。 【請求項4】 U状部材と後フレーム材とを補強用接続材により連結して成ることを特徴とする請求項3記載の電動カート。 【請求項5】 U状部材と補強用接続材とが共に上方に行くほど後側となるように後傾していることを特徴とする請求項4記載の電動カート。 【請求項6】 左右の後フレーム材から側方に後輪用のサスペンション支持部材を突設し、略逆U字状をしたU状連結部材を左右の後フレーム材間に架設してU状連結部材の両縦材部を左右の後フレーム材に固定すると共にU状連結部材の横材部を後輪用のサスペンション支持部材よりも上方に位置させて成ることを特徴とする請求項1記載の電動カート。 【請求項7】 前下部フレームの前部に左右の前輪用のサスペンション支持部材を取付け、この左右の前輪用のサスペンション支持部材を前補強材により連結し、前補強材上に荷物を入れるかごを載設して成ることを特徴とする請求項1記載の電動カート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、足の不自由な人やお年寄りなどが利用する電動カートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から足の不自由な人やお年寄りなどが利用する電動カートが知られている。この電動カートの車体の骨組みを構成する車体フレームの後部にはモーターや減速機を有する駆動ブロックが搭載され駆動ブロックから駆動軸に動力を伝達し、駆動軸から車輪に動力を伝達して走行するようになっている。 【0003】一方、電動カートは取扱がしやすいように軽量化が望まれており、特に車体フレームは軽量なものが望まれている。また、車体フレームの後部は駆動ブロックを搭載するだけでなく後輪を跨ぐ構造とする必要がある。このような、駆動ブロックを搭載する後部フレームにおいて、後輪を跨ぐという条件と軽量であるという2つの条件を満たす必要がある。この2つの条件を満たした後部フレームを備えた車体フレームとして、本発明者は本発明に至る過程で前下部フレームの後部に逆L字状または逆U字状をした後部フレームを連設して車体フレームを形成することを考えた。このような車体フレームは後部フレームが逆L字状または逆U字状をしているため後輪を跨ぐことができ、さらに逆L字状または逆U字状をした後部フレームに駆動ブロックを搭載し、しかも、後部フレームを逆L字状または逆U字状とするだけで上記のように後輪を跨ぎ、駆動ブロックを装着できるという条件を満たすことができるので、軽量化も図ることができる。 【0004】ところが、このものの場合、駆動ブロックを搭載するための後部フレームを逆L字状または逆U字状とすることで、後輪を跨ぎ、しかも軽量化が図れるが、前下部フレームの後部に逆L字状または逆U字状の後部フレームを連出した構造であるため、車体の前後方向の荷重に対して発生するモーメントや、後部フレームで左右の後輪のサスペンションを支持するに当たって左右のサスペンションの荷重が等しくないような状況の場合に後部フレームに発生するねじれ力や、車体が転倒した場合や、他の交通手段と衝突した場合の衝撃に対して、上記逆U字状の後部フレームだと強度が弱く、後部フレームが破損しやすいという問題点がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、後輪を跨ぎ且つ駆動ブロックを取付けることができるとともに軽量な条件を満たしながら強度が強く、構造も簡単で乗車スペースも広く取れ、また、重い荷物を載せてもかごが変形しない電動カートを提供することを課題とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明に係る電動カートは、左右対の下横フレーム材1とこの左右対の下横フレーム材1を連結する連結材2とで前下部フレーム3を構成し、前下部フレーム3の後部から上方に立ち上がった立ち上がりフレーム材4とこの立ち上がりフレーム材4から後方に向けて突出した後フレーム材5と後フレーム材5の後部から下方に突出した後垂下フレーム材6とで後輪29を跨ぐ後部フレーム7を構成し、後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とにモーター8や減速機9を有する駆動ブロック10の前後を取付け、立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とを補強部材11により前後方向に連結して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、立ち上がりフレーム材4と後フレーム材5と後垂下フレーム材6とで構成された略逆U字状をした後部フレーム7により後輪29を跨ぐに当たって簡単な構造にできながら、略逆U字状をした後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とに駆動ブロック10の前後を取付けて駆動ブロック10を確実に取付けることができるとともに立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とを補強部材11により連結して略逆U字状をした後部フレーム7の補強ができて、後部フレーム7を軽量化が図れる簡単な構造で補強できるものである。 【0007】また、電動カート12の制御部を内装した制御部ケース13により補強部材11を構成することが好ましい。このような構成とすることで、後部フレーム7に制御部ケース13を搭載するだけでなく、該制御部ケース13が略逆U字状をした後部フレーム7の補強部材11を兼ねることで、部材点数の削減が図れ、構造を簡略化できることになる。 【0008】また、略逆U字状をしたU状部材14の両脚部15の下端を前下部フレーム3の左右の下横フレーム材1に連結すると共に両脚部15を立ち上がりフレーム材4に連結することが好ましい。このような構成とすることで、略逆U字状をしたU状部材14により前下部フレーム3の左右の下横フレーム材1同士を連結して前下部フレーム3の補強を行うと共に、U状部材14により下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4とを連結して両者の結合の補強ができるものである。 【0009】また、U状部材14と後フレーム材5とを補強用接続材16により連結することが好ましい。このような構成とすることで、左右の下横フレーム材1同士を連結すると共に下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4とを連結するU状部材5に補強用接続材16により後フレーム材5を連結できて、下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4と後フレーム材5とをU状部材14及び補強用接続材16により相互に連結一体化して補強できるものである。 【0010】また、U状部材14と補強用接続材16とが共に上方に行くほど後側となるように後傾していることが好ましい。このようにU状部材14と補強用接続材16とが共に後傾していることで、U状部材14を背もたれ用の支持部材とできるとともに後傾のU状部材14と補強用接続材16を後傾することで電動カート12の後面部を後傾の外観にできて、必要以上にボディーが大きくならないようにできるものである。 【0011】また、左右の後フレーム材5から側方に後輪用のサスペンション支持部材17を突設し、略逆U字状をしたU状連結部材18を左右の後フレーム材5間に架設してU状連結部材18の両縦材部19を左右の後フレーム材5に固定すると共にU状連結部材18の横材部20を後輪用のサスペンション支持部材17よりも上方に位置させることが好ましい。このような構成とすることで、後輪用のサスペンション25からの反力でモーメントが発生してねじれが生じてもU状連結部材18によりこの変形を抑えることができるものである。 【0012】また、前下部フレーム3の前部に左右の前輪用のサスペンション支持部材21を取付け、この左右の前輪用のサスペンション支持部材21を前補強材22により連結し、前補強材22上に荷物を入れるかご23を載設することが好ましい。このような構成とすることで、前輪用のサスペンション26からの反力でモーメントが発生してねじれが生じても前補強材22によりこの変形を抑えることができ、また、荷物を入れるかご23を前補強材22により支持することで、重い荷物を載せてもかご23が変形しないようにできるものである。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。 【0014】電動カート12は図8乃至図11に示すように、車体27に前後左右に車輪を設け(すなわち本体27の前部の左右に前輪28を設け、車体27の後部の左右に後輪29を設け)、車体27に駆動ブロック10を搭載し、駆動ブロック10に設けた駆動源であるモーター8の駆動を駆動軸に駆動伝達し、駆動軸の駆動を後輪29に駆動伝達することで走行するように構成してある。車体27には運転者が座るための座面30が設けてあり、座面30の下方位置にはモーター8に電力を供給するための蓄電池が載設してある。また、車体27の前部にハンドル31が設けてあり、ハンドル31部分にはアクセル24や電動カート12の動作の種類(速度、前進、後進)を操作するための操作パネル(図示せず)が設けてある。 【0015】そして、運転者は座面30に座り、ハンドル31を手で持って運転するものであり、ハンドル31部分に設けたアクセル24を操作するとモーター8の駆動が駆動輪である後輪29に伝達されて電動カート12が走行するものであり、速度、前進、後進等は操作パネルを操作して設定するものであり、また、ハンドル31を回転すると操舵方向が変わるようになっている。 【0016】運転者がアクセル24から手を放すとモーター8からの動力が切断され、電磁ブレーキ33により駆動輪である後輪29に制動力が働き、電動カート12が停止するようになっている。 【0017】また、車体27には方向指示器34、前方照射器35などの灯火装置が備えてあり、操作パネルに設けたスイッチを操作することで点灯するようになっている。また、車体27には機械式ブレーキ操作部36が設けてあって、機械式ブレーキ操作部36を操作することで、ブレーキシューにより車輪に機械的に制動をかけることができるようになっている。また、車体27には後方確認用のミラー37が設けてある。 【0018】車体27の骨組みを構成する車体フレーム27aは図1乃至図7に示すように、前下部フレーム3と前下部フレーム3から後方に一体に連出された後部フレーム7とで構成してある。 【0019】前下部フレーム3は左右対の下横フレーム材1の前後をそれぞれ連結材2により連結して一体に枠組みしてあり、更に左右対の下横フレーム材1間に中間連結材2aを架設し、中間連結材2a間、中間連結材2aと連結材2間にそれぞれ前後方向連結材38が架設してある。前の連結材2にはU状をした前垂下部材39が固着してあり、前垂下部材39に固着した縦板材39aにそれぞれ側方に向けて左右の前輪用のサスペンション支持部材21を取付けてあり、更に、この左右の前輪用のサスペンション支持部材21を前補強材22により連結してある。 【0020】後部フレーム7は、前下部フレーム3の後部から上方に立ち上がった略逆U状をした立ち上がりフレーム材4とこの立ち上がりフレーム材4から後方に向けて突出した略水平な後フレーム材5と後フレーム材5の後部から下方に突出した後垂下フレーム材6とで略逆U状に形成してあり、このように後部フレーム7を略逆U状に形成することで、簡単な構成で後輪29を跨ぐ後部フレーム7とすることができるものである。 【0021】立ち上がりフレーム材4は略逆U状をしており、両縦材4aの上下方向の略中間に中間横材4bが架設してあり、中間横材4bの中央部と後の連結材2の中央部とを中間縦材4cにより連結してある。中間縦材4cの両側に駆動ブロック前取付け部4dが設けてある。 【0022】略逆U字状をしたU状部材14の両脚部15の下端を前下部フレーム3の左右の下横フレーム材1に固着してあり、このU状部材14は上方ほど後側となるように後傾しており、後傾したU状部材14は更に両脚部15を立ち上がりフレーム材4に固着してあり、下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4とU状部材14とで三角形構造となっている。したがって、U状部材14により前下部フレーム3の左右の下横フレーム材1同士を連結して前下部フレーム3の補強を行うと共に、U状部材14により下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4とを連結して両者の結合の補強をおこなっている。 【0023】後フレーム材5は水平または略水平をしており、この後フレーム5と上記U状部材14とを補強用接続材16により連結してある。このように、左右の下横フレーム材1同士を連結すると共に下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4とを連結するU状部材5に補強用接続材16により後フレーム材5を連結できて、下横フレーム材1と立ち上がりフレーム材4と後フレーム材5とをU状部材14及び補強用接続材16により相互に連結一体化して補強してある。補強用接続材16は上方ほど後側となるように後傾しており、このようにU状部材14と補強用接続材16をいずれも後傾姿勢とすることで、U状部材14を背もたれ用の支持部材とできるとともに後傾のU状部材14と補強用接続材16を後傾することで電動カート12の後面部を図9に示すように後傾の外観にできて、必要以上にボディーが大きくならないようにできるものである。 【0024】左右の後フレーム材5から側方に後輪用のサスペンション支持部材17が突設してあり、左右の後フレーム材5の後輪用のサスペンション支持部材17を突設した部分の付近同士を略逆U字状をしたU状連結部材18により連結してある。つまり、U状連結部材18を左右の後フレーム材5間に架設してU状連結部材18の両縦材部19を左右の後フレーム材5に固定すると共にU状連結部材18の横材部20を後輪用のサスペンション支持部材17よりも上方に位置させてある。左右の後輪用のサスペンション支持部材17にはそれぞれ左右の後輪用のサスペンション25の上部が取付けられ、この場合、図14に示すように後輪用のサスペンション25からの反力Fが取付け部分からの距離L1のモーメントとなって後フレーム材5にねじれが発生するが、このねじれに対してU状連結部材18により変形を抑えるものであり、この場合、図14の距離L2で示す縦材部19の長さが長い程少ない力で変形を抑えることができるものである。 【0025】後垂下フレーム材6は後フレーム材5の後端部から下方に一体に垂設されたもので、垂下脚6aと垂下脚6aの上下方向の略中間部から両側方に一体に突設した横材6bとで構成された略十字状をしたものである。垂下脚6aの下端部には駆動ブロック後取付け部6cが設けてある。 【0026】上記のような構成の骨組みフレーム27aには更に座面支持フレーム30aが設けてある。 【0027】骨組みフレーム27aの後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とにはモーター8や減速機9を有する駆動ブロック10の前後を取付ける。 【0028】駆動ブロック10は、図12に示すようにモーター8、電磁ブレーキ33、減速機9を備えたもので、減速機9を内装した減速機ケース9aの両側にモーター8を内装したモータケース8aと電磁ブレーキ33を内装した電磁ブレーキケース33aをボルトのような固着具により固着して一つの駆動ブロック10として構成してある。減速機ケース9aの前部と後部には前被取付け部40と後被取付け部41とが設けてある。そして、後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6との間に駆動ブロック10を配置し、立ち上がりフレーム材4側に設けた駆動ブロック前取付け部4dに駆動ブロック10の前被取付け部40を取付けるとともに、後垂下フレーム材6の駆動ブロック後取付け部6cに駆動ブロック10の後被取付け部41を取付けるものである。ここで、中間縦材4cの両側に設けた駆動ブロック前取付け部4dはボスとなっており、前被取付け部40は一対の軸受け筒となっているが、減速機ケース9aは2分割したものをボルトにより結合するようになっており、このため、ボルトで結合する前に各軸受け筒をボスに嵌め込み、その後ボルトで2分割した減速機ケース9aを一体化し、その後、駆動ブロック10の後被取付け部41を後垂下フレーム材6の駆動ブロック後取付け部6cにボルトにより連結するようになっている。 【0029】このように後部フレーム7の立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6との間に駆動ブロック10を配置して駆動ブロック10の前後を立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とに連結して取付けるのであるが、本発明においては更に立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6とを補強部材11により前後方向に連結している。図1、図13に示す実施形態においては、電動カート12の電気系統を制御するための制御部を内装した制御部ケース13が上記補強部材11を兼ねており、制御部ケース13の前部と後部とをそれぞれ立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6に連結して制御部ケース13により略逆U字状をした後部フレーム7の補強をしており、前後からかかる荷重により略逆U字状をした後部フレーム7が変形しないように補強している。また、制御部ケース13が略逆U字状をした後部フレーム7の補強部材11を兼ねることで、部材点数の削減が図れ、構造を簡略化できることになる。制御ケース13の前後両端部を立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6に取付けるには図6、図7、図13に示すように、立ち上がりフレーム材4の中間横材4bの後面にL状をした前受け部材45を固着し、後垂下フレーム材6の横材6bの前面にL状をした後受け部材46を固着し、制御部ケース13の前端部及び後端部をそれぞれ前受け部材45と後受け部材46に載置すると共にボルト47により固着することで制御ケース13の前後部を立ち上がりフレーム材4と後垂下フレーム材6に連結してある。 【0030】また、図17に示すように、パイプ状の別体の補強部材11の前後両端部をフレーム材4と後垂下フレーム材6に固着するようにしてもよい。 【0031】また、前下部フレーム3の前部に左右の前輪用のサスペンション支持部材21は前述のように前補強材22により連結してあるが、前輪用のサスペンション26からの反力でモーメントが発生してねじれが生じても前補強材22によりこの変形を抑えることができる。また、図15に示すように、前補強材22上には荷物を入れるかご23を載設され、ボルトにより固着してある。このように、荷物を入れるかご23を前補強材22により支持することで、かご23に重い荷物を載せてもかご23が変形しないようにできるものである。 【0032】なお、車体フレーム27aを構成する各部材としては金属製のパイプ、コ字型鋼材、L型鋼材等が用いられる。 【0033】なお、駆動ブロック10は取付け状態でモータケース8aが前下部フレーム3よりも上方に位置するように取付けられるものであって、地面の突出物がモータケース8aに衝突しないように構成してある。また、減速機ケース9aの前面部は図12(d)のように前程上となるように傾斜しており、地面の突出物が減速機ケース9aに当たるようなことがあっても、傾斜により乗り越えることできるようになっている。 【0034】 【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、左右対の下横フレーム材とこの左右対の下横フレーム材を連結する連結材とで構成される前下部フレームと、前下部フレームの後部から上方に立ち上がった立ち上がりフレーム材とこの立ち上がりフレーム材から後方に向けて突出した後フレーム材と後フレーム材の後部から下方に突出した後垂下フレーム材とで後輪を跨ぐ後部フレームを構成し、後部フレームの立ち上がりフレーム材と後垂下フレーム材とにモーターや減速機を有する駆動ブロックの前後を取付け、立ち上がりフレーム材と後垂下フレーム材とを補強部材により前後方向に連結してあるので、後輪を跨ぎ且つ駆動ブロックを取付けることができるとともに軽量な条件を満たしながら強度が強く構造が簡単な車体フレームを形成でき、しかも構造も簡単であるので乗車スペースも広く取れるものである。 【0035】また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、電動カートの制御部を内装した制御部ケースにより補強部材を構成してあるので、略逆U字状をしたU状部材により前下部フレームの左右の下横フレーム材同士を連結して前下部フレームの補強を行うと共に、U状部材により下横フレーム材と立ち上がりフレーム材とを連結して両者の結合の補強ができるものであって、簡単な構造で強度の強い車体フレームとすることができるものである。 【0036】また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、略逆U字状をしたU状部材の両脚部の下端を前下部フレームの左右の下横フレーム材に連結すると共に両脚部を立ち上がりフレーム材に連結してあるので、略逆U字状をしたU状部材により前下部フレームの左右の下横フレーム材同士を連結して前下部フレームの補強を行うと共に、U状部材により下横フレーム材と立ち上がりフレーム材とを連結して両者の結合の補強ができて、いっそう強度の強い車体フレームを形成できるものである。 【0037】また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、U状部材と後フレーム材とを補強用接続材により連結してあるので、下横フレーム材と立ち上がりフレーム材と後フレーム材とをU状部材及び補強用接続材により相互に連結一体化して補強できて、いっそう強度の強い車体フレームを形成できるものである。 【0038】また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、U状部材と補強用接続材とが共に上方に行くほど後側となるように後傾しているので、U状部材を背もたれ用の支持部材とできるとともに後傾のU状部材と補強用接続材を後傾することで電動カートの後面部を後傾の外観にできて、必要以上にボディーが大きくならないようにできるものである。 【0039】また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、左右の後フレーム材から側方に後輪用のサスペンション支持部材を突設し、略逆U字状をしたU状連結部材を左右の後フレーム材間に架設してU状連結部材の両縦材部を左右の後フレーム材に固定すると共にU状連結部材の横材部を後輪用のサスペンション支持部材よりも上方に位置させてあるので、後輪用のサスペンションからの反力でモーメントが発生してねじれが生じてもU状連結部材によりこの変形を抑えることができて、強度の強い車体フレームを形成できるものである。 【0040】また、請求項7記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、前下部フレームの前部に左右の前輪用のサスペンション支持部材を取付け、この左右の前輪用のサスペンション支持部材を前補強材により連結し、前補強材上に荷物を入れるかごを載設するので、前輪用のサスペンションからの反力でモーメントが発生してねじれが生じても前補強材によりこの変形を抑えることができ、また、荷物を入れるかごを前補強材により支持することで、重い荷物を載せてもかごが変形しないようにできるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月7日(2000.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087767 【弁理士】 【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−346835(P2001−346835A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月18日(2001.12.18) |
| 【出願番号】 |
特願2000−171266(P2000−171266) |
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