| 【発明の名称】 |
可変型ベッド |
| 【発明者】 |
【氏名】佐原 仁志
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| 【要約】 |
【課題】ベッドの床面本体の一部を切り欠き、この切り欠き面に車椅子のシート部分により床面本体と同じ高さに支持される補助床面を設けて、ベッドと車椅子の使用が簡単に切り換えられるようにする。
【解決手段】■.ベッド1の床面本体2の一部を切り欠き、この切り欠き面とほぼ等しい大きさの補助床面3を設け、該補助床面3を車椅子4のシート部分6により床面本体2と同じ高さに支持する。■.車椅子4は、車台5に対してシート部分6及び操縦ハンドル8が使用状態とほぼ水平状態とに変位可能であり、かつ水平状態での上下高さ及び肘掛け7の上下高さを調節可能とした。そして、車椅子4に乗った利用者は、車椅子4から降りることなくベッド1の床面本体2に上がることができる。また、ベッド1の床面本体2から降りることなく車椅子4に乗ることができる。さらに、ベッドサイドにおいて車椅子4のシート部分6を使用状態にして利用者が座った状態で使用することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベッドの床面本体の一部を切り欠き、この切り欠き面とほぼ等しい大きさの補助床面を設け、該補助床面を車椅子のシート部分により床面本体と同じ高さに支持することを特徴とする可変型ベッド。 【請求項2】 車椅子は、車台に対してシート部分及び操縦ハンドルが使用状態とほぼ水平状態とに変位可能であり、かつ水平状態での上下高さ及び肘掛けの上下高さを調節可能としたことを特徴とする請求項1記載の可変型ベッド。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドの床面本体の一部を切り欠き、この切り欠き面に車椅子のシート部分により床面本体と同じ高さに支持される補助床面を設けて、ベッドと車椅子の使用が簡単に切り換えられるようにした可変型ベッドに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のベッドは、床面本体が一枚の長方形状のものにより形成されている。そして、例えば車椅子利用者が車椅子からベッド上に上がるときは、一旦車椅子から下に降りてベッドの側方からベッド上に上がるようにしている。また、ベッド上から車椅子に乗るときは、一旦ベッドから下に降りてからシート部分に乗るようにしている。 【0003】また、車椅子は、車台に対してシート部分が使用状態とほぼ水平状態とに変位可能なものがあるが、水平状態にしてからその上下高さを調節できるようにしたものはなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のベッドは、例えば車椅子利用者が車椅子からベッド上に上がるとき、あるいはベッド上から車椅子に乗るときは、一旦車椅子から下に降りたり、ベッド上から下に降りたりしなければならなかった。また、車椅子は、シート部分を使用状態にして利用者が乗って走行移動し、必要に応じてシート部分を水平状態にするようにしてはいるものの、水平状態のままで上下調節してその他の用途に使用されるようなことはなかった。 【0005】本発明は、上記の事情にかんがみなされたもので、車椅子利用者が車椅子から下に降りることなくベッド上に上がれ、また、ベッド上から下に降りることなく車椅子に乗ることができ、さらに、ベッドサイドにおいて車椅子のシート部分を使用状態にして利用者が座った状態で使用できるようにした,可変型ベッドを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を有することを特徴としている。 【0007】A.ベッドの床面本体の一部を切り欠き、この切り欠き面とほぼ等しい大きさの補助床面を設け、該補助床面を車椅子のシート部分により床面本体と同じ高さに支持する。 【0008】B.車椅子は、車台に対してシート部分及び操縦ハンドルが使用状態とほぼ水平状態とに変位可能であり、かつ水平状態での上下高さ及び肘掛けの上下高さを調節可能とした。 【0009】 【作用】上記A.の構成によって、車椅子利用者が車椅子からベッド上に上がるとき、車椅子から一旦下に降りることなく、ベッド上にスライドして上がることができる。また、車椅子利用者がベッド上から車椅子に乗るときは、一旦ベッド上から下に降りることなく車椅子に乗ることができる。 【0010】上記B.の構成により、車椅子のシート部分及び操縦ハンドルを水平状態にしてからその高さを調節し、また肘掛けの高さを調節して、ベッドの補助床面を床面本体と同じ高さに支持して長方形のベッドを形成する。このベッドを形成する前に、車椅子に乗った利用者は車椅子から直接、ベッドに上がることができる。また、利用者は、ベッドサイドにおいて車椅子のシート部分を使用状態にして座った状態で使用することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。 【0012】図1及び図2において、符号1は本発明に係る可変型のベッドであり、この可変型ベッド1は、全体としては通常のベッドと同様に長方形状の床面を有しているが、その床面本体2の一部は長方形状に切り欠かれている。この切り欠き面と対応して、該切り欠き面とほぼ等しい大きさの補助床面3を設けている。この補助床面3は、車椅子4の水平状態に展開したシート部分6により床面本体2と同じ高さに支持される。前記切り欠き部分には、図3に示す車椅子4の肘掛け7部分が嵌挿される肘掛け部嵌挿凹部2aが形成されている。 【0013】車椅子4は、走行車輪及びブレーキ装置などを装備した車台5に対して、シート部分6及び操縦ハンドル8が、利用者がシート部分6に座って走行移動する使用状態と、利用者がシート部分6に乗った状態で、あるいは利用者がシート部分6に乗らない状態で、ほぼ水平状態に展開される2つの状態に変位可能であり、それぞれの状態に固定されようになっている。また、シート部分6は、水平状態で上下高さが調節可能であり、さらに、肘掛け7においても上下高さの調節が可能となっている。 【0014】次に、上記のように構成された可変型ベッド1の使用動作について説明する。 【0015】ベッド1を使用するときは、図1及び図2に示されているように、床面本体2の切り欠き面に、車椅子4のシート部分6を水平状態に展開して高さを調節した上、その上に補助床面3を床面本体2と同じ高さに支持している。このとき、車椅子4にはブレーキを掛けた状態にしておいて、補助床面3がむやみに移動しないようにしておく。また、車椅子4の肘掛け7部分は肘掛け部嵌挿凹部2aに嵌挿されているので、車椅子4の前後の移動はここでも阻止される。 【0016】車椅子4のシート部分6を水平状態に展開して高さを調節し、シート部分6に乗った利用者を、床面本体2の切り欠き部分から床面本体2上にスライドさせるようにして移動させることができる。また、床面本体2から車椅子4のシート部分6に、スライドするようにして乗り移ることができる。従って、利用者は、従来のように車椅子4から一旦下に降りてからベッドに上がったり、ベッドから一旦下に降りてから車椅子4に乗ったりする必要がない。このように、車椅子4をストレッチャーと同様に使用することができる。 【0017】また、ベッド利用者が、図3に示すように、ベッドサイドにおいてシート部分6を使用状態にしてそこに座り、新聞や本を読んだり、テレビを観たり、食事をしたりすることもできる。さらに、図4に示すように、ベッド上の利用者Aは各種の治療を受けるが、例えば、排泄物自動処理装置Bを使用するような場合には、補助床面3が移動可能であると、何かと便利である。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明の可変型ベッドによれば、上記請求項1、2の構成を有しているので、以下の作用効果を奏することができる。 【0019】■.ベッドの床面本体の一部を切り欠き、この切り欠き面とほぼ等しい大きさの補助床面を設け、該補助床面を車椅子のシート部分により床面本体と同じ高さに支持するので、車椅子利用者が車椅子からベッド上に上がるとき、車椅子から一旦下に降りることなくベッド上にスライドするようにして上がることができる。また、車椅子利用者がベッド上から車椅子に乗るときは、一旦ベッド上から下に降りることなく車椅子のシート部分に直接乗ることができる。 【0020】■.車椅子は、車台に対してシート部分及び操縦ハンドルが使用状態とほぼ水平状態とに変位可能であり、かつ水平状態での上下高さ及び肘掛けの上下高さを調節可能なので、車椅子のシート部分及び操縦ハンドルを水平状態にしてからその高さを調節し、また肘掛けの高さを調節して、ベッドの補助床面を床面本体と同じ高さに支持して長方形のベッドを形成する。このベッドを形成する前に、車椅子に乗った利用者は車椅子から直接、ベッドに上がることができる。また、利用者は、ベッドサイドにおいて車椅子のシート部分を使用状態にして座った状態で使用することもできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599084636 【氏名又は名称】佐原 仁志
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| 【出願日】 |
平成12年5月9日(2000.5.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093366 【弁理士】 【氏名又は名称】桜井 常洋
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| 【公開番号】 |
特開2001−314455(P2001−314455A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月13日(2001.11.13) |
| 【出願番号】 |
特願2000−176079(P2000−176079) |
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