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【発明の名称】 高さ調整機構を備えたベッド
【発明者】 【氏名】小屋原 睦弘

【要約】 【課題】変動の際に大きなスペースを必要とせず、上下運動が容易な高さ調整機構を備えたベットの提供。

【解決手段】リンクA機構Aはベッドの下側フレーム1の内側に備えられ、レール面上を滑動自在に配置されたローラ4を有するレール2と、一端がローラ4に回動自在に連結され、他端が上側フレーム5の一方の端部に回動自在に連結されたリンクA6と、下側フレーム1および対向の下側フレーム1間に回転自在に架設された回転軸8と、一端が回転軸8に固定され、他端がリンクA6に回動自在に連結されたステー9と、一端が回転軸8に固定され、他端がアクチュエータ10に回動自在に連結されたアーム11とからなり、リンクB機構Bは、リンクA機構のレール位置から離れて備えられたリンクA機構と同様なレール2と、一端がローラ4に回動自在に連結され、他端が上側フレーム5の他方の端部に回動自在に連結されたリンクB12とからなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 リンクA機構と、リンクB機構とを備え、リンクA機構はベッドの下側フレームの内側に備えられ、レール面上を滑動自在に配置されたローラを有するレールと、一端がローラに回動自在に連結され、他端が上側フレームの一方の端部に回動自在に連結されたリンクAと、下側フレームおよび対向の下側フレーム間に回転自在に架設された回転軸と、一端が回転軸に固定され、他端がリンクAに回動自在に連結されたステーと、一端が回転軸に固定され、他端がアクチュエータに回動自在に連結されたアームとからなり、リンクB機構はベッドの下側フレームの内側であって、リンクA機構のレール位置から離れて備えられたリンクA機構と同様なレールと、一端がローラに回動自在に連結され、他端が上側フレームの他方の端部に回動自在に連結されたリンクBとからり、リンクAおよびリンクBは連結棒によって互いに連結されてなる高さ調整機構を備えたベッド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護用ベッドとして最適な、高さ調整機構を備えたベッドに係り、特にベッドのフレームを円弧運動ではなく垂直方向に、すなわち、直線的に変動し得、このため、変動の際に大きなスペースを必要とせず、狭い部屋でも上下運動が容易である高さ調整機構を備えたベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、益々高齢化社会になりつつあり、これに伴って常時介護を必要とする人、あるいは随時介護を必要とする人等が増加の傾向にあり、特に最近では介護制度の施行に伴い、自宅で介護を受ける人々が増加している。
【0003】自宅で介護を受ける場合、部屋が狭いため、なるべくコンパクトなベッドが望まれている。特にベッドの高さ調整をする場合、なるべく大きなスペースを必要としないべッドが望まれている。
【0004】ベッドの高さ調整機構を備えたベッドとして、従来、いずれも円弧運動による高さ調整が主流であって、この場合、ベッドの長さに加えてさらに7cm程度の長さが必要であるのみならず、さらにより一層の面積をも必要とする。
【0005】
【発明が解決すべき課題】そこで、本発明の目的はベッドのフレームを円弧運動ではなく、垂直方向に、すなわち直線的に変動し得、このため変動の際に大きなスペースを必要とせず、狭い部屋でも上下運動が容易であり、上述の公知技術に存する欠点を改良した高さ調整機構を備えたベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、本発明によれば、リンクB機構とを備え、リンクA機構はベッドの下側フレームの内側に備えられ、レール面上を滑動自在に配置されたローラを有するレールと、一端がローラに回動自在に連結され、他端が上側フレームの一方の端部に回動自在に連結されたリンクAと、下側フレームおよび対向の下側フレーム間に回転自在に架設された回転軸と、一端が回転軸に固定され、他端がリンクAに回動自在に連結されたステーと、一端が回転軸に固定され、他端がアクチュエータに回動自在に連結されたアームとからなり、リンクB機構はベッドの下側フレームの内側であって、リンクA機構のレール位置から離れて備えられたリンクA機構と同様なレールと、一端がローラに回動自在に連結され、他端が上側フレームの他方の端部に回動自在に連結されたリンクBとからり、リンクAおよびリンクBは連結棒によって互いに連結されてなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、本発明を添付図面を用いて詳述する。
【0008】図1は本発明にかかるベッドのフレーム高さを下降した状態の側面図であり、図2は本発明にかかるベッドのフレーム高さを上昇させた状態の側面図であり、図3はレールのローラとリンクAとの結合手段を説明した部分斜視図である。
【0009】本発明にかかるベッドXは図1および2に示されるようにリンクA機構Aと、リンクB機構Bとを備えてなる。
【0010】リンクA機構AはベッドXの下側フレーム1の内側に備えられ、図3に示されるようにレール面3上を滑動自在に配置されたローラ4を有するレール2と、一端がローラ4にピン7によって回動自在に連結され、他端が上側フレーム5の一方の端部、例えば前方の端部にピン止め等によって回動自在に連結されたリンクA6と、下側フレーム1および図示しない対向の下側フレーム間に回転自在に架設された回転軸8と、一端が回転軸8に固定され、他端がリンクA6に回動自在に連結された回転軸8の回転とともに回転するステー9と、一端が回転軸8に固定され、他端がアクチュエータ10の先端にピン止め等により回動自在に連結され、図1に示される矢印方向にアクチュエータ10によって押圧されて回転軸8とともに回転するアーム11とからなる。
【0011】リンクB機構BはベッドXの下側フレーム1の内側であって、リンクA機構のレール位置から離れて備えられたリンクA機構と同様なレール2と、一端がリンクA機構Aと同様、ローラ4にピン7によって回動自在に連結され、他端が上側フレーム5の他方の端部にピン止め等により回動自在に連結されたリンクB12とからなり、リンクA6およびリンクB12は連結棒13によって互いに連結される。
【0012】上述構成からなる本発明ベッドは図1に示されるように、具体的に図示しないアクチュエータ10の作動によりアーム11の先端を矢印方向に押圧すると、アーム11は回転軸8を中心に回転を開始する。このとき、アーム11の末端は回転軸8に固定されているので、回転軸8も回転を始め、この回転とともにステー9が回転する。
【0013】ステー9が回転すると、リンクA6はステー9とともに、末端でレール2上のローラ4を回転移動させながら図2に示されるように立ち上がる。このとき、リンクA6は連結棒13を介してリンクB12と連結されているので、リンクB12もリンクA6と同様、末端でレール2上のロール4を回転移動させながら立ち上がり、上側フレーム5を垂直方向に持ち上げる。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり、本発明はベッドのフレームを円弧運動ではなく、垂直方向に、すなわち直線的に変動し得、このため変動の際に大きなスペースを必要とせず、狭い部屋でも上下運動が容易であり、特に家庭で使用する介護用ベッドとして最適である。
【出願人】 【識別番号】000162010
【氏名又は名称】京和装備株式会社
【出願日】 平成12年4月17日(2000.4.17)
【代理人】 【識別番号】100070758
【弁理士】
【氏名又は名称】染谷 仁
【公開番号】 特開2001−293038(P2001−293038A)
【公開日】 平成13年10月23日(2001.10.23)
【出願番号】 特願2000−115306(P2000−115306)