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【発明の名称】 揺動式ベッド
【発明者】 【氏名】渡辺 康夫

【氏名】濱野 幸次郎

【要約】 【課題】本発明は、モーターの小型化を図りながら、駆動力の伝達機構における騒音の低減を図り、しかも簡素な構成でマットレス装着用レストフレームの左右への揺動を的確に行えるようにした揺動式ベッドを提供することを課題とする。

【解決手段】マットレス装着用レストフレーム115の下側に装着されたモーターの減速機120の出力軸121に、アーム122の上端が固着され、同アーム122の先端部のローラー123が、上記モーターの正逆転に伴い鉛直案内部材124に沿って上下に案内されると、出力軸121は左右に振り出されるので、レストフレーム115は揺動軸線115aを中心として静かに且つ緩やかに揺動する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベースフレームと、同ベースフレームの両端部にそれぞれ立設された支柱と、同支柱の上端部に左右に揺動可能に支持されたマットレス装着用レストフレームと、同レストフレームを揺動させるための駆動機構とをそなえ、同駆動機構が、上記レストフレームの下側に装着されたモーターと、同モーターの回転軸に連結された減速機と、上記レストフレームの揺動軸線の下方で同揺動軸線と平行に上記減速機から突出した出力軸と、同出力軸の先端に上端部を固着されて上記レストフレームの水平状態では鉛直下方に垂下されるアームと、同アームの下端部の被案内部材を上下にのみ案内すべく上記ベースフレーム上に設けられた鉛直案内部材とにより構成されるとともに、上記出力軸の正逆回動により上記レストフレームを左右に揺動させるべく、上記モーターを正逆転させるモーター制御部が設けられたことを特徴とする、揺動式ベッド。
【請求項2】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおいて、上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着された単一のローラとして構成され、上記鉛直案内部材が、上記ローラを上下方向に案内しうる一対の案内面を同ローラの両側にそれぞれ近接してそなえていることを特徴とする、揺動式ベッド。
【請求項3】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおいて、上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材に枢着された一対のローラとにより構成され、上記鉛直案内部材が、上記一対のローラにより挟持されて鉛直方向に延在するガイドバーとして構成されていることを特徴とする、揺動式ベッド。
【請求項4】 請求項1に記載の揺動式ベッドにおいて、上記モーター制御部が、上記レストフレームの傾斜角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、上記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記モーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成されたことを特徴とする、揺動式ベッド。
【請求項5】 請求項4に記載の揺動式ベッドにおいて、上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定器が、上記モーター制御部に接続されていることを特徴とする、揺動式ベッド。
【請求項6】 請求項5に記載の揺動式ベッドにおいて、上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節するためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御部に接続されていることを特徴とする、揺動式ベッド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストフレーム(担架部)を左右に揺動させうるようにした揺動式ベッドに関し、特に医療用として大角度の揺動を静粛に行えるようにした揺動式ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揺動式ベッドとしては図13に示すような全ギヤ式のものが提案されており、ベースフレーム(架台)1上の支柱2に揺動軸3を介し支持されたレストフレーム4が、揺動軸3と一体のウォームホイール11に噛み合うウォーム12の回転および反転により左右へ揺動しうるように構成されている。そして、ウォーム12と一体の第1回転軸13が、駆動部20における電動モーター20Aにより、減速・反転機構20B,出力軸20a,ギヤカップリング21,第1伝動軸15,傘歯軸16,18,第2回転軸17,平歯車14, 19を介し回転駆動されるようになっている。
【0003】上述のような揺動式ベッドでは、レストフレーム4を揺動させる伝動機構が、すべて歯車伝動機構で構成されているため、製造コストを低くおさえることができる半面、作動時の各歯車による騒音が激しくなるという不具合があり、また動力源としての電動モーターの大型化を招き、全体としてコスト高になるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、モーターの小型化を図りながら、駆動力の伝達機構における騒音の低減を図り、しかも簡素な構成でマットレス装着用レストフレームの左右への揺動を的確に行えるようにした揺動式ベッドを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するため、本発明の揺動式ベッドは、ベースフレームと、同ベースフレームの両端部にそれぞれ立設された支柱と、同支柱の上端部に左右に揺動可能に支持されたマットレス装着用レストフレームと、同レストフレームを揺動させるための駆動機構とをそなえ、同駆動機構が、上記レストフレームの下側に装着されたモーターと、同モーターの回転軸に連結された減速機と、上記レストフレームの揺動軸線の下方で同揺動軸線と平行に上記減速機から突出した出力軸と、同出力軸の先端に上端部を固着されて上記レストフレームの水平状態では鉛直下方に垂下されるアームと、同アームの下端部の被案内部材を上下にのみ案内すべく上記ベースフレーム上に設けられた鉛直案内部材とにより構成されるとともに、上記出力軸の正逆回動により上記レストフレームを左右に揺動させるべく、上記モーターを正逆転させるモーター制御部が設けられたことを特徴としている。
【0006】また、本発明の揺動式ベッドは、上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着された単一のローラとして構成され、上記鉛直案内部材が、上記ローラを上下方向に案内しうる一対の案内面を同ローラの両側にそれぞれ近接してそなえていることを特徴としている。
【0007】さらに、本発明の揺動式ベッドは、上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材に枢着された一対のローラとにより構成され、上記鉛直案内部材が、上記一対のローラにより挟持されて鉛直方向に延在するガイドバーとして構成されていることを特徴としている。
【0008】また本発明の揺動式ベッドは、上記モーター制御部が、上記レストフレームの傾斜角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、上記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記モーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成されたことを特徴としている。
【0009】さらに本発明の揺動式ベッドは、上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定器が、上記モーター制御部に接続されていることを特徴としている。
【0010】また、本発明の揺動式ベッドは、上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節するためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御部に接続されていることを特徴としている。
【0011】上述の本発明の揺動式ベッドでは、マットレス装着用レストフレームの下側の駆動機構においてモーターの回転軸に連結された減速機の出力軸が緩やかに回動するのに伴い、同出力軸の先端に同出力軸と直角に固着されたアームが旋回しようとして、同アームの先端の被案内部材が、その鉛直案内部材に当接する反力を受けるので、上記アームは側方へ緩やかに振り出されるようになり、このようにして上記被案内部材の上記鉛直案内部材に沿う上昇を伴いながら、上記レストフレームが静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようになる。
【0012】そして、モーター制御部により上記モーターの正逆転制御が行われるのに伴い、上記レストフレームは左右へ的確に揺動するようになる。
【0013】また上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着された単一のローラとして構成されて、同ローラの両側に近接する一対の案内面をそなえた鉛直案内部材が設けられていると、上記アームの先端部の上下動が著しく円滑に行われるようになり、これによりマットレスを搭載する上記レストフレームの左右への揺動も滑らかに且つ静粛に行われるようになる。
【0014】さらに、上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材に枢着された一対のローラとして構成されて、同ローラの相互間に上記鉛直案内部材としてのガイドバーが挟持される場合も、上記アームの先端部の上下動が極めて円滑に行われるようになり、その際、上記一対のローラは互いに逆向きに回転しながら昇降できるので、上記ガイドバーとの間に常時隙間を有することなく密着した状態で的確に作動し、このようにして上記レストフレームの左右への揺動が一層滑らかに且つ静粛に行われる。
【0015】また、上記モーターの制御部が、上記レストフレームの傾斜角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、上記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記モーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成されていると、上記モーターの正転よび反転の制御が常に適切に行われ、上記レストフレームの過度の傾斜が防止されるようになる。
【0016】さらに、上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定信号を送る傾斜角設定器が上記モーターの制御部に接続されている場合は、上記レストフレームの最大傾斜角を、このベッドに横たわる患者の容態に応じて適切に設定することができ、患者の拘束を十分に行ってから、必要に応じ60度付近の最大傾斜角の設定も可能になる。
【0017】また、上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節するためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御部に接続されていると、上記レストフレームの周期変更が容易に且つ円滑に行われるようになり、前記レストフレームの最大傾斜角の調節と相まって、患者の姿勢変化を最適に行わせる効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図1は本発明の一実施形態としての揺動式ベッドについてマットレスを取外して示す平面図、図2は図1のベッドのA−A矢視側面図、図3は図1のベッドのB−B矢視正面図、図図4は図3のベッドの制御部を取外して示す正面図、図5は図4のベッドの斜視図、図6は図4のベッドの傾斜状態を示す正面図、図7は図6のベッドの要部を示す斜視図、図8は図6のベッドがさらに傾斜して最大傾斜角に到達した状態を示す正面図、図9は図8のベッドの要部を示す斜視図、図10は図2のベッドにおける駆動機構の拡大側面図、図11は上記ベッドにおける制御系を示すブロック図であり、図12は上記揺動式ベッドにおける駆動機構の変形例を示す正面図である。
【0019】図1〜5および図10に示すように、車輪111をそなえたベースフレーム112の両端部に支柱113, 114が立設されて、同支柱113, 114の上端部にマットレス装着用レストフレーム115が支軸116(図4参照)を介し左右に揺動可能に支持されている。なお、図示の状態ではレストフレーム115における患者横臥用マットレスは取外されている。また車輪111の支持部材を駆動してベッド高さを調整するための伸縮シリンダ111aが設けられている。
【0020】レストフレーム115を揺動させるための駆動機構G(図2および図10参照)は、レストフレーム115の下側に支持部材117を介して設けられた電動モーター118と、同モーター118の回転軸に連結された第1段減速機としての遊星歯車減速機119(減速比1/10)と、同減速機119に連結された第2段減速機としてのウォーム減速機120(減速比1/150)とをそなえている。このようにして、減速機全体としては減速比が1/1500になっている。
【0021】そして、ウォーム減速機120の出力軸121は、レストフレーム115の揺動軸線115a(図5参照)の下方で同軸線115aと平行に突出しており、この出力軸121の先端には同出力軸121と直角に上端を固着されたアーム122が設けられて、レストフレーム115の水平状態では同アーム122は鉛直に垂下された状態になっている。
【0022】またアーム122の下端部には被案内部材としての単一のローラ123が設けられて、同ローラ123はベースフレーム112上に設けられた鉛直案内部材124により上下にのみ案内されるようになっており、同案内部材124はローラ123の両側にそれぞれ近接して配置された一対の互いに平行な案内面124aをそなえている。なお、一対の案内面124aの相互間隔に比べて、ローラ123の直径は0.2mm小さくなっており、これにより僅かな余裕が形成されている。
【0023】このようにして、レストフレーム115を左右に揺動させる駆動機構Gが構成されている。すなわち、駆動機構Gにおけるモーター118が回転すると、遊星歯車減速機119およびウォーム減速機120により十分に減速された出力軸121が、同出力軸121に一端を固着されたアーム122と共にゆっくりと回動してゆき、図6,7に示すように、アーム122の先端のローラ123が鉛直案内部材124に案内されながら上昇するのに伴い、レストフレーム115が支軸116を中心として傾動する構成になっている。
【0024】さらに、出力軸121の正逆回動によりレストフレーム115を左右に揺動させるように、モーター118を正逆転させるモーター制御部125(図11参照)が設けられており、同モーター制御部125はレストフレーム115の水平状態からの傾斜角を検出する角度センサー126からの検出信号に基づき、レストフレーム115の最大傾斜角(例えば62度;図8,9参照)到達時にモーター118を反転させる切換スイッチをそなえている。
【0025】また、レストフレーム115の最大傾斜角を所望の傾斜角に調節しうる傾斜角設定器127がモーター制御部125に接続されていて、本実施形態では角度センサー126の検出信号が傾斜角設定器127を経由してモーター制御部125に送られるようになっている。
【0026】また、レストフレーム115の左右への揺動(部分的な回動)の周期を調節するためのモーター回転速度設定器130(図11参照)が、モーター制御部125に接続されて、同制御部125へ回転速度設定信号を送るように構成されている。
【0027】上述の本実施形態の揺動式ベッドでは、マットレス装着用レストフレーム115の下側の駆動機構Gにおいてモーター118の回転軸に連結された減速機119, 120の出力軸121が緩やかに回動するのに伴い、同出力軸121の先端に同出力軸121と直角に固着されたアーム122が旋回しようとして、同アーム122の先端の被案内部材としてのローラ123が、その鉛直案内部材124に当接する反力を受けるので、アーム122は側方へ緩やかに振り出されるようになり、このようにしてローラ123の鉛直案内部材124に沿う上昇を伴いながら、レストフレーム115が静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようになる。
【0028】そして、モーター制御部125によりモーター118の正逆転制御が行われるのに伴い、レストフレーム115は左右に揺動するようになる。またアーム122の先端部の被案内部材が、同アーム122の先端部に枢着された単一のローラ123として構成されて、同ローラ123の両側に近接する一対の案内面をそなえた鉛直案内部材124が設けられているので、アーム122の先端部の上下動が著しく円滑に行われるようになり、これによりマットレスを搭載するレストフレーム115の左右への揺動も滑らかに且つ静粛に行われるようになる。
【0029】さらに、モーター118の制御部が、レストフレーム115の傾斜角を検出する角度センサー126からの検出信号に基づき、レストフレーム115の最大設定傾斜角への到達時にモーター118を反転させる切換スイッチをそなえて構成されているので、モーター118の正転よび反転の制御が常に適切に行われ、レストフレーム115の過度の傾斜が防止されるようになる。
【0030】さらに、レストフレーム115の最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定信号を送る傾斜角設定器127がモーター118の制御部に接続されているため、レストフレーム115の最大傾斜角を、このベッドに横たわる患者の容態に応じて適切に設定することができ、患者の拘束を十分に行ってから、必要に応じ60度付近の最大傾斜角の設定も可能になる。
【0031】また、レストフレーム115の左右への揺動の周期を調節するためのモーター回転速度設定器130が、モーター制御部125に接続されていると、レストフレーム115の周期変更が容易に且つ円滑に行われるようになり、レストフレーム115の最大傾斜角の調節と相まって、患者の姿勢変化を最適に行わせる効果が得られる。
【0032】なお、アーム122の先端部の被案内部材の変形例として、図12に示す構成を採用することも可能である。すなわち、出力軸121に上端部を固着されたアーム122の先端部の被案内部材が、同アーム122の先端部に支軸128aで枢着されたローラ支持部材128と、同ローラ支持部材128に枢着された一対のローラ123a, 123aとにより構成され、これらのローラ123a,123aにより挟持されて鉛直方向に延在する鉛直案内部材としてのガイドバー129がベースフレーム112上に立設されるようにしてもよい。
【0033】このように、アーム122の先端部の被案内部材が、同アーム122の先端部に枢着されたローラ支持部材128と、同ローラ支持部材に枢着された一対のローラ123aとして構成されて、同ローラ123aの相互間に鉛直案内部材としてのガイドバー129が挟持される場合も、アーム122の先端部の上下動が極めて円滑に行われるようになり、その際、一対のローラ123aは互いに逆向きに回転しながら昇降できるので、ガイドバー129との間に常時隙間を有することなく密着した状態で的確に作動し、このようにしてレストフレーム115の左右への揺動が一層滑らかに且つ静粛に行われる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の揺動式ベッドによれば次のような効果が得られる。
(1) マットレス装着用レストフレームの下側の駆動機構においてモーターの回転軸に連結された減速機の出力軸が緩やかに回動するのに伴い、同出力軸の先端に同出力軸と直角に固着されたアームが旋回しようとして、同アームの先端の被案内部材が、その鉛直案内部材に当接する反力を受けるので、上記アームは側方へ緩やかに振り出されるようになり、上記被案内部材の上記鉛直案内部材に沿う上昇を伴いながら、上記レストフレームが静かに傾斜してその傾斜角を増してゆくようになる。そして、モーター制御部により上記モーターの正逆転制御が行われるのに伴い、上記レストフレームは左右へ的確に揺動するようになる。このようにして、モーターの小型化を図りながら騒音の低減をもたらすことができ、構造も全歯車式の場合に比べて大幅に簡素化されるようになる。
(2) 上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着された単一のローラとして構成されて、同ローラの両側に近接する一対の案内面をそなえた鉛直案内部材が設けられていると、上記アームの先端部の上下動が著しく円滑に行われるようになり、これによりマットレスを搭載する上記レストフレームの左右への揺動も滑らかに且つ静粛に行われるようになる。
(3) 上記アームの先端部の被案内部材が、同アームの先端部に枢着されたローラ支持部材と、同ローラ支持部材に枢着された一対のローラとして構成されて、同ローラの相互間に上記鉛直案内部材としてのガイドバーが挟持される場合も、上記アームの先端部の上下動が極めて円滑に行われるようになり、その際、上記一対のローラは互いに逆向きに回転しながら昇降できるので、上記ガイドバーとの間に常時隙間を有することなく密着した状態で的確に作動し、このようにして上記レストフレームの左右への揺動が一層滑らかに且つ静粛に行われる。
(4) 上記モーターの制御部が、上記レストフレームの傾斜角を検出する角度センサーからの検出信号に基づき、上記レストフレームの最大設定傾斜角への到達時に上記モーターを反転させる切換スイッチをそなえて構成されていると、上記モーターの正転よび反転の制御が常に適切に行われ、上記レストフレームの過度の傾斜が防止されるようになる。
(5) 上記レストフレームの最大傾斜角を所望の傾斜角に調節するための傾斜角設定信号を送る傾斜角設定器が上記モーターの制御部に接続されている場合は、上記レストフレームの最大傾斜角を、このベッドに横たわる患者の容態に応じて適切に設定することができ、患者の拘束を十分に行ってから、必要に応じ60度付近の最大傾斜角の設定も可能になる。
(6) 上記レストフレームの左右への揺動の周期を調節するためのモーター回転速度設定器が、上記モーター制御部に接続されていると、上記レストフレームの周期変更が容易に且つ円滑に行われるようになり、前記レストフレームの最大傾斜角の調節と相まって、患者の姿勢変化を最適に行わせる効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】390034740
【氏名又は名称】株式会社日本エム・ディ・エム
【出願日】 平成12年3月13日(2000.3.13)
【代理人】 【識別番号】100071401
【弁理士】
【氏名又は名称】飯沼 義彦 (外2名)
【公開番号】 特開2001−252311(P2001−252311A)
【公開日】 平成13年9月18日(2001.9.18)
【出願番号】 特願2000−69037(P2000−69037)