| 【発明の名称】 |
ナースコール補助装置及び呼出確認方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】谷島 博
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| 【要約】 |
【課題】被介護者が介護者を呼び出す際に、呼出信号が正常に介護者に受信されたことを視覚、聴覚、触覚などで確認できるナースコール補助装置を提供する。
【解決手段】呼出握りボタン1に、ナースコール親機4に呼出信号を伝送する呼出スイッチ11と、ナースコール親機より伝送されナースコール子機2のスピーカー23から出力される音を感知するマイク16と、マイクの感知信号を検出する検出部15と、検出部の出力により制御される駆動部14と、駆動部により駆動される呼出確認灯12または振動モータ13とを設ける。被介護者は、呼出握りボタンを操作するとき、この呼出握りボタンの確認灯や振動モータにより、視覚や触覚で呼出確認ができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ナースコール親機とナースコール子機とを有するナースコール装置のナースコール子機に接続する呼出握りボタンであって、ナースコール親機に呼出信号を伝送するための呼出スイッチと、ナースコール親機より伝送されナースコール子機のスピーカーから出力される音を感知するマイクと、前記マイクの感知信号を検出する検出部と、前記検出部の出力により制御される駆動部と、前記駆動部により駆動される呼出確認灯または振動モータとを備えることを特徴とする呼出握りボタン。 【請求項2】 前記呼出スイッチと前記検出部と前記駆動部と前記呼出確認灯または振動モータとが同一筺体に収められ、前記マイクがナースコール子機に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の呼出握りボタン。 【請求項3】 前記呼出スイッチと前記駆動部と前記呼出確認灯または振動モータとが無線部とともに可動部を構成し、前記マイクと前記検出部とが無線部とともに、ナースコール子機に装着されて固定部を構成し、前記無線部を介して、前記可動部から前記固定部に呼出スイッチの出力が送信され、前記固定部から前記可動部に検出部の出力が送信されることを特徴とする請求項1に記載の呼出握りボタン。 【請求項4】 ナースコール親機とナースコール子機とを有するナースコール装置のナースコール子機に接続する呼出握りボタンであって、ナースコール親機に呼出信号を伝送するための呼出スイッチと、ナースコール子機の呼出確認灯からの光を感知する受光部と、前記受光部の感知信号を検出する検出部と、前記検出部の出力により制御される駆動部と、前記駆動部により駆動される呼出確認灯または振動モータとを備えることを特徴とする呼出握りボタン。 【請求項5】 前記呼出スイッチと前記検出部と前記駆動部と前記呼出確認灯または振動モータとが同一筺体に収められ、前記受光部がナースコール子機に装着されていることを特徴とする請求項4に記載の呼出握りボタン。 【請求項6】 前記呼出スイッチと前記駆動部と前記呼出確認灯または振動モータとが無線部とともに可動部を構成し、前記受光部と前記検出部とが無線部とともに、ナースコール子機に装着されて固定部を構成し、前記無線部を介して、前記可動部から前記固定部に呼出スイッチの出力が送信され、前記固定部から前記可動部に検出部の出力が送信されることを特徴とする請求項4に記載の呼出握りボタン。 【請求項7】 ナースコール親機とナースコール子機とを有するナースコール装置のナースコール子機に装着される呼出確認補助装置であって、ナースコール親機より伝送されナースコール子機のスピーカーから出力される音を感知するマイクと、前記マイクの感知信号を検出する検出部と、前記検出部の出力により制御される駆動部と、前記駆動部により駆動される呼出確認灯とを備えることを特徴とする呼出確認補助装置。 【請求項8】 前記駆動部と前記呼出確認灯とが無線部とともに可動部を構成し、前記マイクと前記検出部とが無線部とともに、ナースコール子機に装着されて固定部を構成し、前記無線部を介して、前記固定部の検出部の出力が前記可動部の駆動部に伝送されることを特徴とする請求項7に記載の呼出確認補助装置。 【請求項9】 ナースコール親機とナースコール子機とを有するナースコール装置のナースコール子機に装着される呼出確認補助装置であって、ナースコール子機の呼出確認灯からの光を感知する受光部と、前記受光部の感知信号を検出する検出部と、前記検出部の出力により制御される駆動部と、前記駆動部により駆動される呼出確認灯とを備えることを特徴とする呼出確認補助装置。 【請求項10】 前記駆動部と前記呼出確認灯とが無線部とともに可動部を構成し、前記受光部と前記検出部とが無線部とともに、ナースコール子機に装着されて固定部を構成し、前記無線部を介して、前記固定部の検出部の出力が前記可動部の駆動部に伝送されることを特徴とする請求項9に記載の呼出確認補助装置。 【請求項11】 前記呼出確認灯として読書灯を利用し、前記駆動部が、前記読書灯の制御スイッチを駆動することを特徴とする請求項7または9に記載の呼出確認補助装置。 【請求項12】 ナースコール装置のナースコール子機から伝送した呼出信号がナースコール親機で正常に受信されたかどうかを確認する呼出確認方法であって、前記呼出信号を受信したナースコール親機より伝送される音声信号を検知して光または振動で表示することを特徴とする呼出確認方法。 【請求項13】 ナースコール装置のナースコール子機から伝送した呼出信号がナースコール親機で正常に受信されたかどうかを確認する呼出確認方法であって、前記ナースコール子機の呼出確認灯の光を検知して光または振動で表示することを特徴とする呼出確認方法。 【請求項14】 前記検知した検知信号を無線伝送し、前記検知信号を受信した任意の場所で前記光または振動での表示を行うことを特徴とする請求項12または13に記載の呼出確認方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、既存のナースコール装置に付加するナースコール補助装置とそれを用いた呼出確認方法に関し、特に、被介護者が介護者を呼び出す際に、呼出信号が正常に介護者に受信されたことを視覚、聴覚及び触覚で確認できるようにしたものである。 【0002】 【従来の技術】ナースコール装置は、一般に、ナースステーションに置かれる親機と各病床ごとに設置される子機とを備えている。図9は、一般的なナースコール子機のパネル部を示しており、呼出握りボタンに接続する接続端子21、呼出握りボタンが押されたときに点灯する確認灯26、スピーカー23、マイク22、読書灯スイッチを接続する読書灯スイッチ端子24などがある。 【0003】図10は一般的なナースコール装置のブロック図を示しており、ナースコール親機4と各病床のナースコール子機2とが、各病室ごとに設置した廊下灯部3を介して接続されている。 【0004】ナースコール親機4は、伝送路L1を通じて通信を行う通信部41と、通話のための信号処理を行う通話部42と、ハンドセットから成る送受器43と、子機2を選択する選局部44と、選局部44の選択結果を表示する選局表示部46と、呼出音を生成する呼出音生成部48と、呼出音を放音するスピーカー47と、各部を制御する制御部45とを備えている。 【0005】また、廊下灯部3は、伝送路L1を通じて親機4との通信を行う通信部33と、子機2のマイク22及びスピーカー23と接続して通話のための信号処理を行う通話部31と、子機2の呼出握りボタンや確認灯26に接続して、呼出握りボタンの信号に応じた処理を制御する制御部32とを備え、さらに図示していないが、呼出握りボタンが押されたときに点灯する廊下灯を備えている。 【0006】また、子機2は、呼出握りボタンの呼出スイッチ11と、この呼出スイッチ11が接続する接続端子21と、確認灯26と、マイク22及びスピーカー23とを備えている。 【0007】ナースコール親機4の通信部41は、制御部45の制御により、通話部42を介して送受器43に接続される。また、通信部41は、制御部45の制御により、選局部44及び選局表示部46に接続される。スピーカー47は呼出音生成部48に接続され、呼出音生成部48は制御部45に接続される。 【0008】廊下灯部3の通信部33は、制御部32の制御により、通話部31を介してナースコール子機2のスピーカー23及びマイク22に接続される。ナースコール子機2の呼出確認灯26は、制御部32に接続され、呼出スイッチ11はナースコール子機2の呼出スイッチ端子21を介して制御部32に接続される。 【0009】このナースコール装置では、介護者に対して呼出用件が発生した被介護者が、呼出スイッチ11の呼出握りボタンを押下操作すると、制御部32は、呼出信号を通信部33を介して伝送路L1に出力するとともに、呼出確認灯26及び廊下灯を点灯させる。 【0010】ナースコール親機4では、伝送路L1から入力した呼出信号が制御部45で感知され、呼出音生成部48で生成された呼出音がスピーカー47から出力され、選局表示部46に通信接続した子機23が表示される。介護者が送受器43を取り上げ、被介護者との通話を開始すると、廊下灯部3は消灯し、ナースコール子機2の呼出確認灯26も消灯する。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10に示したナースコール装置では、被介護者はナースコール子機2の呼出確認灯26を見ることで介護者への呼出を確認することは出来るが、視覚に障害を持つ被介護者は介護者への呼出を確認することが出来ないという課題を有していた。 【0012】また、被介護者はナースコール子機2のマイク22及びスピーカー23を用いて介護者と通話することで介護者への呼出を確認することは出来るが、聴覚に障害を持つ被介護者は介護者への呼出を確認することが出来ないという課題を有していた。 【0013】さらに、図9のナースコール子機パネルは一般的に病床の頭部付近に設置されており、身体を自由に動かすことが出来ない場合には、ナースコール子機2の呼出確認灯26を見て介護者への呼出を確認することが難しいという課題を有していた。 【0014】本発明は、こうした課題を解決するものであり、既存のナースコール装置に付加することにより、被介護者が介護者を呼び出す際に、呼出信号が正常に介護者に受信されたことを視覚、聴覚、触覚などで確認することができるナースコール補助装置を提供し、また、それを用いた呼出確認方法を提供することを目的としている。 【0015】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、呼出握りボタンに、ナースコール親機に呼出信号を伝送する呼出スイッチと、ナースコール親機より伝送されナースコール子機のスピーカーから出力される音を感知するマイクと、マイクの感知信号を検出する検出部と、検出部の出力により制御される駆動部と、駆動部により駆動される呼出確認灯または振動モータとを設けている。 【0016】また、呼出握りボタンに、ナースコール親機に呼出信号を伝送するための呼出スイッチと、ナースコール子機の呼出確認灯からの光を感知する受光部と、受光部の感知信号を検出する検出部と、検出部の出力により制御される駆動部と、駆動部により駆動される呼出確認灯または振動モータとを設けている。 【0017】また、ナースコール子機に装着する呼出確認補助装置に、ナースコール親機より伝送されナースコール子機のスピーカーから出力される音を感知するマイクと、マイクの感知信号を検出する検出部と、検出部の出力により制御される駆動部と、駆動部により駆動される呼出確認灯とを設けている。 【0018】また、ナースコール子機に装着する呼出確認補助装置に、ナースコール子機の呼出確認灯からの光を感知する受光部と、受光部の感知信号を検出する検出部と、検出部の出力により制御される駆動部と、駆動部により駆動される呼出確認灯とを設けている。 【0019】また、ナースコール装置のナースコール子機から伝送した呼出信号がナースコール親機で正常に受信されたかどうかを確認する呼出確認方法において、呼出信号を受信したナースコール親機より伝送される音声信号を検知して光または振動で表示するようにしている。 【0020】さらに、この呼出確認方法において、ナースコール子機の呼出確認灯の光を検知して光または振動で表示するようにしている。 【0021】そのため、被介護者は、呼出握りボタンを操作するとき、この呼出握りボタンに設けた確認灯や振動モータにより、視覚や触覚で呼出確認を行うことができる。 【0022】また、被介護者は、呼出確認補助装置を見やすい位置に置くことにより、視覚による呼出確認を容易に行うことができる。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。 【0024】(第1の実施形態)第1の実施形態では、呼出信号が介護者に受信されたことを視覚及び触覚で確認できるナースコール装置について説明する。 【0025】この装置では、図1に示すように、呼出握りボタン1を改良してこの機能を実現している。呼出握りボタン1以外のナースコール親機4、廊下灯部3及びナースコール子機2の構成は従来の装置(図10)と変わりがない。 【0026】呼出握りボタン1は、呼出スイッチ11の他に、ナースコール子機2のスピーカー23の出力音声を感知するマイク16と、マイク16の感知信号を検出する検出部15と、振動を発生する振動モータ13と、点灯表示する呼出確認灯12と、検出部15の検出結果に基づいて振動モータ13を駆動し、呼出確認灯12を点灯する駆動部14とを備えている。 【0027】この呼出握りボタン1の構成の内、呼出スイッチ11と検出部14と駆動部14と振動モータ13と呼出確認灯12とは同一の筐体内に収められ、マイク16は、ナースコール子機2のスピーカー23から発せられる音のみを感知できるように図9に示すナースコール子機パネル部に装着される。 【0028】次に、この装置の動作について説明する。 【0029】介護者に対して呼出用件が発生した被介護者が、呼出握りボタン1の呼出スイッチ11を押下操作すると、ナースステーション子機2より発生した呼出信号は、廊下灯部3を点灯させるとともに、伝送路L1を介してナースコール親機4に入力する。呼出信号を検知したナースコール親機4では、呼出音生成部48で生成された呼出音がスピーカー47から出力され、選局表示部46に、呼出信号を送出したナースコール子機が表示される。 【0030】介護者が送受器43を用いて被介護者に対して呼び掛けを行うと、この音声がナースコール子機2のスピーカー23から放声される。呼出握りボタン1のマイク16は、スピーカー23から出力される介護者の音声や呼出音を感知し、検出部15は感知信号を検出し、駆動部14は検出信号により振動モータ13と呼出確認灯12とを駆動する。 【0031】被介護者は、振動モータ13で発生する振動と呼出確認灯12の発光とで、呼出信号が受信されたことの確認、即ち、「呼出確認」が可能となる。駆動部14は、振動モータ13と呼出確認灯12とを一定時間駆動し、その後は駆動を停止する。 【0032】このように、この実施形態の呼出握りボタンを備えるナースコール装置では、被介護者は視覚及び触覚により呼出確認が可能となり、被介護者が視覚及び聴覚に障害がある場合でも呼出確認が可能である。さらに、呼出握りボタンは既存のナースコール装置のナースコール子機に付加するため、既存の装置がそのまま使え、被介護者の視覚及び触覚による呼出確認が容易に実現できる。 【0033】(第2の実施形態)第2の実施形態のナースコール装置では、子機の呼出確認灯の点灯・消灯を感知して、呼出握りボタンの振動モータ及び確認灯が駆動する。 【0034】この装置の呼出握りボタン1は、図2に示すように、マイクに代わるものとして、ナースコール子機2の呼出確認灯26から発光される光を感知する受光部17を備えている。その他の構成は第1の実施形態(図1)と同じであり、呼出スイッチ11、検出部14、駆動部14、振動モータ13及び呼出確認灯12は同一の筐体内に収められ、受光部17は、ナースコール子機2の呼出確認灯26から発光される光のみを感知するようにナースコール子機パネル部に装着される。 【0035】次に、この装置の動作について説明する。 【0036】介護者に対して呼出用件が発生した被介護者が、呼出握りボタン1の呼出スイッチ11を押下操作すると、ナースコール子機2の呼出確認灯26が点灯し、ナースステーション子機2より発生した呼出信号が、廊下灯部3を点灯させるとともに、伝送路L1を介してナースコール親機4に入力する。呼出信号を検知したナースコール親機4では、呼出音生成部48で生成された呼出音がスピーカー47から出力され、選局表示部46に呼出信号を送出したナースコール子機2が表示される。介護者が送受器43を用いて被介護者に対して呼び掛けを開始すると、ナースコール子機2の呼出確認灯26が消灯する。 【0037】呼出握りボタン1の受光部17は、呼出確認灯26の点灯と消灯とを感知し、検出部15は点灯時の感知信号と消灯時の感知信号とを検出し、駆動部14は、検出信号により振動モータ13と呼出確認灯12とを駆動する。 【0038】被介護者は、振動モータ13で発生する振動と呼出確認灯12の発光とで、呼出信号が送出され、または、受信されたことを確認することができる。 【0039】駆動部14は振動モータ13と呼出確認灯12とを一定時間駆動し、その後は駆動を停止する。 【0040】このように、この実施形態の呼出握りボタンを備えるナースコール装置では、被介護者は視覚及び触覚により呼出確認が可能となり、被介護者が視覚及び聴覚に障害がある場合でも呼出確認が可能である。また、呼出確認の検出を呼出確認灯26によって行なうので、スピーカー23には何も装着されず、そのため、視覚及び触覚に加えて聴覚でも呼出確認が可能である。さらに、呼出握りボタンは既存のナースコール装置のナースコール子機に付加するため、既存の装置がそのまま使え、被介護者の視覚及び触覚による呼出確認が容易に実現できる。 【0041】(第3の実施形態)第3の実施形態のナースコール装置は、コードレスの呼出握りボタンを有している。 【0042】この装置は、図3に示すように、呼出握りボタンが、ナースコール子機2に固定された固定部1aと、コードレスの可動部1bとに分かれ、固定部1aは、ナースコール子機2のスピーカー23の音声に感知するマイク16と、マイク16の感知信号を検出する検出部15と、可動部1bとの間で無線通信を行う無線部17とを具備し、可動部1bは、呼出スイッチ11と、振動モータ13と、呼出確認灯12と、振動モータ13及び呼出確認灯12を駆動する駆動部14と、固定部1aとの間で無線通信を行う無線部18とを備えている。 【0043】可動部1bの呼出スイッチ11、無線部18、駆動部14、振動モータ13及び呼出確認灯12は同一の筐体内に収められ、被介護者の手元に置かれる。一方、固定部1aのマイク16、検出部15及び無線部17は同一の筐体に収められ、マイク16がスピーカー23から発せられる音のみを感知できるように、ナースコール子機2に装着される。 【0044】次に、この装置の動作について説明する。 【0045】介護者に対して呼出用件が発生した被介護者が、呼出握りボタン可動部1bの呼出スイッチ11を押下操作すると、無線部18は呼出スイッチ11の出力を送信する。呼出握りボタン固定部1a内の無線部17は呼出スイッチ11の出力を受信してナースコール子機2に出力し、ナースコール子機2より出力された呼出信号は、廊下灯部3を点灯させるとともに、伝送路L1を介してナースコール親機4に入力する。 【0046】呼出信号を検知したナースコール親機4では、呼出音生成部48で生成された呼出音がスピーカー47から出力され、選局表示部46に、呼出信号を送出したナースコール子機2が表示される。 【0047】介護者が送受器43を用いて被介護者に呼び掛けを行うと、この音声がナースコール子機2のスピーカー23から放声される。呼出握りボタン固定部1aのマイク16は、スピーカー23から出力される介護者の音声や呼出音を感知し、検出部15はこの感知信号を検出し、無線部17は、検出部15の出力を送信する。呼出握りボタン可動部1bの無線部18は、検出部15の出力を受信して駆動部14に伝え、駆動部14は振動モータ13と呼出確認灯12を駆動する。 【0048】被介護者は、振動モータ13で発生する振動と呼出確認灯12の発光で呼出確認が出来る。駆動部14は振動モータ13と呼出確認灯12を一定時間駆動し、その後停止する。 【0049】このように、この実施形態の呼出握りボタンは、ナースコール子機2に装着するもの(1a)と、被介護者の手元に置かれるもの(1b)とに別れていて、ナースコール子機2と呼出握りボタン1bとの間には接続線等が無い。そのため、被介護者は、呼出握りボタン1bを自由な場所に置くことが出来る。また、呼出握りボタン1aは既存のナースコール装置のナースコール子機に付加することができ、既存の装置をそのまま使って、被介護者の視覚及び触覚による呼出確認を実現できる。 【0050】なお、この実施形態では、検出部15にマイク16を接続し、スピーカー23から発せられる音を感知する構成を示しているが、第2の実施形態(図2)に示すように、検出部15に受光部17を接続して、受光部17が呼出確認灯26の点灯と消灯を感知するようにしてもよい。 【0051】(第4の実施形態)第4の実施形態のナースコール装置は、呼出確認灯を任意の位置に設置することができる。 【0052】この装置は、図4に示すように、呼出確認灯を有する呼出確認補助装置5を備えている。この呼出確認補助装置5は、第1の実施形態(図1)の呼出握りボタン1から呼出スイッチ11と振動モータ13とを取り去ったものであり、マイク56、検出部55、駆動部54及び呼出確認灯52を備えている。呼出スイッチ11は、既存のナースコール装置で使用しているものをそのまま使用する。 【0053】この検出部55と駆動部54と呼出確認灯52とは同一の筐体内に収められ、マイク56は、ナースコール子機2のスピーカー23から発せられる音のみを感知できるようにナースコール子機パネル部に装着される。 【0054】この呼出確認灯52を収納した筺体を被介護者が確認できる場所に設置することにより、身体を自由に動かすことが出来ない場合でも、視覚によって介護者への呼出を確認することが可能になる。また、呼出握りボタン1としての呼出スイッチ11は既存のナースコール装置で使用しているものがそのまま使用できるため、被介護者の視覚による呼出確認が容易に実現できる。 【0055】また、ナースコール子機2に呼出確認灯26を有していない既存のナースコール装置に装着することで、介護者への呼出しを聴覚でしか確認できなかった装置を、視覚によっても確認できる装置に変えることができる。 【0056】(第5の実施形態)第5の実施形態のナースコール装置は、図5に示すように、呼出確認補助装置5が、ナースコール子機2の呼出確認灯26の点灯・消灯を検知する受光部57を具備している。この呼出確認補助装置5は、第2の実施形態(図2)の呼出握りボタン1から呼出スイッチ11と振動モータ13とを取り去ったもので、呼出スイッチ11としては、既存のナースコール装置で使用しているものをそのまま使用している。 【0057】呼出確認灯52を被介護者が確認できる場所に設置することにより、呼出確認灯52の視認性が良くなり、身体を自由に動かすことが出来ない場合でも、視覚によって介護者への呼出しを確認することが可能になる。また、呼出握りボタン1としての呼出スイッチ11は既存のナースコール装置で使用しているものがそのまま使用できるため、被介護者の視覚による呼出確認が容易に実現できる。 【0058】さらに、呼出確認の検出を呼出確認灯26によって行なうため、スピーカー23には何も装着されず、視覚及に加えて聴覚でも呼出確認が可能である。 【0059】(第6の実施形態)第6の実施形態のナースコール装置では、図6に示すように、第4の実施形態(図4)の呼出確認補助装置を、マイク56及び検出部55を備える固定部5aと、駆動部54及び呼出確認灯52を備える可動部5bとに分け、固定部5a及び可動部5bのそれぞれに無線部75、58を設け、検出部55の検出信号が無線部57、58を通じて、駆動部54に伝えられるように構成している。 【0060】このように、呼出確認補助装置がナースコール子機2に装着するもの(5a)と、被介護者が視覚によって介護者への呼出を確認するもの(5b)とに別れているため、被介護者は、呼出確認補助装置5bを自由な場所に置くことが可能である。 【0061】また、無線部57は検出部55の検出信号を送信するのみであり、無線部58は無線部57の送信信号を受信するのみであり、図3に示す第3の実施形態の無線部よりも簡素な構成で実現できる。 【0062】また、呼出握りボタン1としての呼出スイッチ11は既存のナースコール装置で使用しているものがそのまま使用できるため、被介護者の視覚による呼出確認が容易に実現できる。 【0063】なお、この実施形態では、検出部55にマイク56を接続し、スピーカー23から発せられる音を感知しているが、図5に示すように、検出部55に受光部57を接続して、受光部57で呼出確認灯26の点灯と消灯を感知するようにしてもよい。 【0064】(第7の実施形態)第7の実施形態のナースコール装置は、読書灯を呼出確認に利用している。この装置は、図7に示すように、ナースコール子機2が読書灯スイッチのスイッチ端子24を具備しており、このスイッチ端子24に読書灯27と読書灯スイッチ25とが接続している。呼出確認補助装置6は、マイク66によりスピーカー23からの放音を検出する検出部65と、読書灯のスイッチ端子24に接続する制御スイッチ回路67と、制御スイッチ回路67のスイッチを駆動する駆動部64とを備えている。 【0065】この呼出確認補助装置6は、第4の実施形態(図4)の呼出補助装置5の呼出確認灯52の代わりに、制御スイッチ回路67を通じて読書灯27を点灯し、呼出信号が正常に介護者に受信されたことを被介護者に伝える。 【0066】制御スイッチ回路67は、ナースコール子機2の読書灯スイッチ端子24に接続され、駆動部64によって制御される。駆動部64は、検出部65の検出信号により一定時間読書灯27を点滅させる。読書灯は被介護者から視認性の良い場所に設置されているため、被介護者が身体を自由に動かすことが出来ない場合でも、視覚によって介護者への呼出を確認することが可能になる。 【0067】また、呼出スイッチ11は既存のナースコール装置で使用しているものがそのまま使用できるため、被介護者の視覚による呼出確認が容易に実現できる。また、この呼出確認補助装置6を、ナースコール子機2に呼出確認灯26を有していない既存のナースコール装置に装着することで、介護者への呼出しを聴覚でしか確認できなかった装置を、視覚によっても確認できる装置に変えることができる。 【0068】なお、ここでは、検出部65にマイク66を接続して、スピーカー23から発せられる音を感知しているが、図8に示すように、検出部65に受光部67を接続して、受光部67で呼出確認灯26の点灯と消灯を感知するようにしてもよい。 【0069】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、既存のナースコール装置にナースコール補助装置を付加する事で、被介護者は、介護者を呼び出す際の呼出信号が正常に介護者に受信されたことを視覚、聴覚または触覚で確認することが可能になる。 【0070】このナースコール補助装置を利用すれば、既存のナースコール装置を簡単に、視覚、聴覚または触覚での呼出確認が可能な装置に変えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月17日(2000.1.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099254 【弁理士】 【氏名又は名称】役 昌明 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−198166(P2001−198166A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月24日(2001.7.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−10315(P2000−10315) |
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