| 【発明の名称】 |
介護システム |
| 【発明者】 |
【氏名】臼木 章
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| 【要約】 |
【課題】介護者が被外語者と一緒に同じ室で介護をしながら日常生活が送れるようにし、又必要に応じて一ケ所から各室の浴槽に湯水を供給し又は排水できるようにして各室ごとに湯水源や排水回収機構を設ける必要をなくし、配管もコンパクトに収納できるようにした介護システムを提供すること。
【解決手段】複数の室内に昇降自在なネットを備えたベッドと、ベッドの下方に設けた浴槽と、ベッドの付近に移動自在に設けた車椅子及び便器とを設け、同じく室のコーナーと壁際に台所,タンス,食器棚,応接セット,テレビ,絵画等を配設し、ベッドに寝ている被介護者の介護をしながら介護者が日常生活をおくれるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の室内に昇降自在なネットを備えたベッドと、ベッドの下方に設けた浴槽と、ベッドの付近に移動自在に設けた車椅子及び便器とを設け、同じく室のコーナーと壁際に台所,タンス,食器棚,応接セット,テレビ,絵画等を配設し、ベッドに寝ている被介護者の介護をしながら介護者が日常生活をおくれるようにした介護システム。 【請求項2】 複数の室に設けられている各浴槽は湯水の供給部と排出部とを備え、各浴槽の供給部は家屋の壁,天井又は床に組込んだ供給パイプを介して湯水源に接続され、各浴槽の排出部にはポンプを設け、当該ポンプを家屋の壁,天井,又は床に組込んだ排出パイプを介して家屋外の湯水回収機構に接続させたことを特徴とする請求項1の介護システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、病人等の被介護者の介護をしながら介護者が日常生活をおくれる介護システムに関し、特に起伏自在なベッドとこのベッドの下方に設けた浴槽とを備えた浴槽に被介護者を洗う湯水を供給したり排水させることができる介護システムに関する。 【0002】 【従来の技術】ベッドに寝たきりの病人,身体障害者等のために下着の交換,入浴なとの介護に適する介護装置として、例えば、起伏自在なベッドと、ベッド上から吊り下げたネットと、ベッドの下方に設けた浴槽とからなるものが、例えば、実用新案登録第3032280号公報に開示されている。 【0003】この介護装置は介護施設である建物の各室に設けられており、各室ごとに病人などの介護を行なっている。この場合、通常は被介護者がベッドに設けたネットに寝ており、食事等をする時はベッドを起伏させ、下着を交換する等の作業ではベッド上の吊り具を介してネットを吊り上げながら被介護者の手,足等をベッド上に吊り上げて行なう。更に、被介護者を入浴させる時はベッドを起立し、その下方の浴槽内にネットを介して被介護者を入れるようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような介護装置では家族が自宅から通ったり、看護婦がその都度来て、必要に応じて看護しているので一日中昼夜を通じて介護できないし、家族が自宅から通うのも大変困難である。更に介護用の浴槽によって被介護者を入浴させる時、必要な湯水は多量になり、各室ごとに湯をわかし、排水させることは大がかりな設備が必要となり、経済性が悪く、非能率的であり、設備を設けるスペースも各室ごとに確保しなければならない。 【0005】特に浴槽に湯水を供給したり、湯水を排出させる時、その吸水用配管、排水用の配管が必要となるが、この配管も各室ごとの床上に設けると介護者の邪魔となり、外観も悪くなる。 【0006】そこで、本発明の目的は、介護者が被介護者と一緒に同じ室で介護をしながら日常生活が送れるようにし、又必要に応じて一ケ所から各室の浴槽に湯水を供給し又は排水できるようにして各室ごとに湯水源や排水回収機構を設ける必要をなくし、配管もコンパクトに収納できるようにした介護システムを提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の手段は、複数の室内に昇降自在なネットを備えたベッドと、ベッドの下方に設けた浴槽と、ベッドの付近に移動自在に設けた車椅子及び便器とを設け、同じく室のコーナーと壁際に台所,タンス,食器棚,応接セット,テレビ,絵画等を配設し、ベッドに寝ている被介護者の介護をしながら介護者が日常生活をおくれるようにしたことである。 【0008】この場合、各浴槽は湯水の供給部と排出部とを備え、各浴槽の供給部は家屋の壁,天井又は床に組込んだ供給パイプを介して湯水源に接続され、各浴槽の排出部にはポンプを設け、当該ポンプを家屋の壁,天井,又は床に組込んだ排出パイプを介して家屋外の湯水回収機構に接続させている。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。 【0010】図1,図2は、本発明の一実施の形態に係る介護システムに使用する循環装置の斜視図と断面図を示す。 【0011】介護施設を設けた家屋Aの各室B,B……ごとにベッド機構1とベッド機構1の下方に設けた浴槽2を設けている。ベッド機構1は骨組内に起伏自在に設けたベッドと、ベッド上に設けられて骨組から昇降自在に吊り下げたネットとを備え、ベッドの下方に浴槽2を配設している。 【0012】通常被介護者はベッド上のネットの上に寝ており、食事をしたり、下着を交換する時はベッドを起伏させたり、ネットで手や足を引き上げて行なう。入浴する時にはベッドを骨組に沿って立てかけ、ネットで吊り上げた被介護者の身体を浴槽内に入れ、この状態で介護者の身体を洗うようにしている。 【0013】各室B内の各浴槽2内には一ケ所の湯水源たる湯わかし器を介して湯水が供給され、同じく各浴槽2の湯水は一ケ所の湯水回収機構たるポンプP側や下水側に排水されるようになっている。 【0014】湯水源たる湯わかし器3には供給パイプ4と水供給パイプ5が接続され、水道管6aから導入した水をわかして供給パイプ4より各室Bの各浴槽2に湯水を供給するようになっている。 【0015】供給パイプ4は壁7の外面又は壁7の内部を貫通して天井8の下方又は天井8内に配管され、更に各室Bの壁7の外面又は内部に通って各浴槽2の湯水供給部、例えば、蛇口9に接続されている。 【0016】他方、各浴槽2は湯水の排水部たるポートを備え、このポートの付近にポンプP1を接続して設け、各ポンプP1に接続された排出パイプ10は各壁7の外面又は内部を通って天井8側に配管され、この排出パイプ10の外端は屋外の下水側にバルブ13を介して接続させ、又はポンプPに接続されている。ポンプPと湯わかし器3との間にはフイルター11を設け、ポンプPより回収した排水を濾過して戻りパイプ12とバルブ14と水供給パイプ5とを介して湯わかし器3に循環させている。この為、排出した湯水をフイルター11で濾過して再使用することにより湯水を有効に使用できる。 【0017】尚、他の水道管6aに接続した水パイプ14を各浴槽2の蛇口9に接続することにより水のみを浴槽2に供給しても良く、又は供給パイプからの湯水と混合して浴槽2に供給するようにしてもよい。 【0018】上記の浴槽における湯水の循環装置によれば、必要に応じて、各室Bの各浴槽2にぞれぞれ蛇口9を開くことにより独立して湯水又は湯水と水の混合水を供給でき、使用済みの拝湯水はポンプP1から回収してそれぞれ外部に回収できる。この際、供給パイプ4や排出パイプ10は壁7と天井8側の外面又は内部に配管されているから配管が邪魔にならず、各室B内の外観,インテリヤを美しく保っことができる。 【0019】図3は、本発明の他の実施の形態に係る循環装置を示し、これは供給パイプ4と排出パイプ10を各室Bの壁7と床15を利用して配管したものである。即ち、各供給パイプ4と排出パイプ10を壁7の外面に沿わせ、又はその内部を貫通させ、更に床15の下側又は床15の内部と貫通して配設させたものである。この場合には上記図1の実施の形態と同じ効果があり、併せて床の暖房を兼ねることができる。 【0020】図4は、本発明に係る介護システムに使用する部材の配列の一実施の形態を示す。これは、図1,図3における各室B内のシステムの詳細を示すものである。即ち、複数の室B内に昇降自在なネット20を備えたベッド21と、ベッド21の下方に設けた浴槽2と、ベッド21の付近に移動自在に設けた車椅子22及び便器23とを設け、同じく室Bのコーナーと壁際に台所,タンス24、食器棚25、応接セット26、テレビ27、絵画28、その他の家具等を配設している。従って、ベッド21に寝ている被介護者の介護をしながら介護者が同じ室B内で日常生活をおくれるようしている。この介護システムでは家具等が全てそろっているから、同じ室Bに長時間に亘って居ることができ、あるいは同時に寝とまりすることもでき、わざわざ自宅から通わなくても良くなるものである。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。 【0022】(1) 各請求項の発明によれば、一つの室にベッド,浴槽,その他の家具が一式全てそろっているので被介護者は一人で全ての入院生活が出来、併せて介護者も被介護者に一日中付きそって日常生活を送りながら介護ができ、安心して介護できるものである。 【0023】(2) 請求項の発明によれば、各室の各浴槽が一ケ所の湯水源と湯水回収機構に供給パイプと排出パイプを介して接続されているから、湯水源と湯水回収機構を各室ごとに設ける必要がなく、部品点数が少なく、構造がコンパクトで加工性,組付性,経済性の向上が図れる。 【0024】(3) 同じく供給パイプと排出パイプは天井,床,壁側に配置されているから、配管がコンパクトであり、配管が邪魔にならず、各室の外観,インテリヤが美しくなる。 【0025】(4) 配管を床や壁に沿って行なった場合には、暖房効果を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593119125 【氏名又は名称】有限会社ラブスターハマ
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| 【出願日】 |
平成11年11月12日(1999.11.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067367 【弁理士】 【氏名又は名称】天野 泉
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| 【公開番号】 |
特開2001−137296(P2001−137296A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−321948 |
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