| 【発明の名称】 |
健康具 |
| 【発明者】 |
【氏名】高山 和則
【氏名】波戸 輝勝
【氏名】星 加代子
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| 【要約】 |
【課題】敷布団が水分を吸収しても速やかに吸収水分を取り除け、常時乾燥状態での利用を可能とし、また、有毒物質の吸収やマイナスイオン発生効果等を併せ持ち、部屋の雰囲気の改善を図ることが可能な健康具を提供する。
【解決手段】生体の接触可能面を構成する複数の小孔の配設された上部板である桐板材1と、桐板材1より所定距離離間した下部に配設される通気性を有する小孔の配設された底部部材2と、底部部材2下面が生活空間の床より所定距離離間して通気層を形成する足部材5、6と、底部部材2と桐板材1間に配置された活性炭袋3とで構成され、桐板材1は周囲側枠11〜14の上部凸部の上に開閉自在に載置されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生体の接触可能面を構成する複数の小孔の配設された桐板材と、前記桐板材より所定距離離間した下部に配設される通気性を有する底部部材と、前記底部部材下面が生活空間の床より所定距離離間し、前記底部部材と前記桐板材間が所定距離離間するように前記桐板材及び前記底部部材を保持する保持部と、前記底部部材と前記桐板材間に配置された炭材とを有することを特徴とする健康具。 【請求項2】 前記底部部材は、前記桐板材に配設された小孔より小径の小穴を多数配設して通気性を確保した板部材で構成されることを特徴とする請求項1記載の健康具。 【請求項3】 健康具はベッドであり、前記保持部は、ベッド側面を構成し、内側に前記桐板材を係止する上部凸部と、前記上部凸部より所定距離離間して配設される前記底部部材を係止する底部凸部とを有する側面部と、前記側面部を少なくともベッドの頭部方向側面及び足方向側面部分で前記床面より一定距離離間する位置に係止する足部とを含み、前記底部凸部で前記底部部材を係止し、係止された前記底部部材上に所定量の前記炭材を載置し、その後前記上部凸部で前記桐板材を係止し、前記桐板材の上部に敷布団を載置してベッドとして利用可能とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の健康具。 【請求項4】 前記側面部はベッドの4方の側面を形成すると共に前記上部凸部は側面部頂部より所定距離下側に配設されており、前記底部板材は全体として前記側面部内側形状とほぼ同形状に形成され、前記底部凸部上に載置されて底部を構成し、前記桐板材は全体として前記側面部内側形状とほぼ同形状に形成され、前記上部凸部上に載置されて上面を構成することを特徴とする請求項3記載の健康具。 【請求項5】 健康具は椅子であり、前記保持部は、足部と、前記足部に連続する少なくとも前記底部部材と前記桐板材とが一定距離離間した状態に維持されるように前記底部部材を係止する底部部材係止部と前記桐板材を係止する上部凸部とを有する椅子側面を備え、係止された前記底部部材上部に所定量の前記炭材を配置すると共に前記上部凸部で前記桐板材を係止し、前記桐板材の上部を座面とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の健康具。 【請求項6】 前記炭材は袋中に粒状活性セラミック炭を収納した活性炭袋で構成され、前記底部部材と前記桐板材間に単位面積あたりのセラミック炭の量がほぼ一定となるように少なくとも1つの活性炭袋を配置してなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の健康具。 【請求項7】 前記桐板材は前記保持部に保持される複数の小孔の配設された少なくとも2つの単板で構成され、前記少なくとも2つの単板を並べて前記保持部に保持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の健康具。 【請求項8】 前記底部部材は前記保持部に保持される複数の小孔の配設された少なくとも2つの合板で構成され、前記少なくとも2つの合板を並べて前記保持部に保持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の健康具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は健康具に関し、湿気による悪影響のない、有害物質の除去にも効果がある健康ベッドあるいは健康椅子等に適した健康具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のベッドとしては、ベッド本体の上にスプリングマットを載置したスプリングベッドや、ベッド本体を畳マットを有する構造としてこの畳マットの上に布団を載置する畳ベッドなどがあった。 【0003】また、中には炭の遠赤外線効果などを利用するためにマットの中に木炭又は木炭の粉末を含有させたベッドや、木炭又は木炭の粉末を含有させた寝具等も用いられるようになってきている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、ベッドは健常者であっても睡眠中常時使用するものであり、利用時間が長時間となる。更に病人などであれば一日中ベッドに寝たきりということも多々ある。 【0005】そして、人間が一晩で発汗する水分の量は予想以上に多く、1リットル以上にものぼる。ベッドは箱形のケースの中にマットを収納した形状であり、ベッドの使用中のこの発汗に伴う水分は敷布団とマットで吸収することになる。また、和室で就寝する場合には敷布団と畳等でこの水分を吸収する。 【0006】わが国では欧米各国と比べて湿度が高いため、水分を吸収した敷布団の水分がなかなか外に放出されず、一定間隔で天陽に干すことを怠るとだんだん含有水分が増えてダニが住み付いたり、極端な場合にはカビがはえたり、内部の綿などの弾力性が減少してぼろぼろになるなどの現象起きてしまっていた。 【0007】また、マットの中に木炭又は木炭の粉末を含有させたものや、木炭又は木炭の粉末を含有させた寝具の場合には、炭材がこの水分を吸収してしまい炭材部分が結露するため、他の部分まで湿気を帯びてしまっていた。更には炭材の周りが腐るなどの不具合が発生し、寝具などの寿命も短いものであった。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を解決することを目的とし、例えば敷布団が水分を吸収してもかびなどが生じることがなく、乾燥状態での利用を可能とし、また、部屋の雰囲気の改善を図ることが可能な健康具を提供することを目的とする。そして上述した目的を達成する一手段として以下の構成を備える。 【0009】即ち、生体の接触可能面を構成する複数の小孔の配設された桐板材と、前記桐板材より所定距離離間した下部に配設される通気性を有する底部部材と、前記底部部材下面が生活空間の床より所定距離離間し、前記底部部材と前記桐板材間が所定距離離間するように前記桐板材及び前記底部部材を保持する保持部と、前記底部部材と前記桐板材間に配置された炭材とを有することを特徴とする。 【0010】そして例えば、前記底部部材は、前記桐板材に配設された小孔より小径の小穴を多数配設して通気性を確保した板部材で構成されることを特徴とする。 【0011】また、例えば、健康具はベッドであり、前記保持部は、ベッド側面を構成し、内側に前記桐板材を係止する上部凸部と、前記上部凸部より所定距離離間して配設される前記底部部材を係止する底部凸部とを有する側面部と、前記側面部を少なくともベッドの頭部方向側面及び足方向側面部分で前記床面より一定距離離間する位置に係止する足部とを含み、前記底部凸部で前記底部部材を係止し、係止された前記底部部材上に所定量の前記炭材を載置し、その後前記上部凸部で前記桐板材を係止し、前記桐板材の上部に敷布団を載置してベッドとして利用可能とすることを特徴とする。 【0012】そして例えば、前記側面部はベッドの4方の側面を形成すると共に前記上部凸部は側面部頂部より所定距離下側に配設されており、前記底部板材は全体として前記側面部内側形状とほぼ同形状に形成され、前記底部凸部上に載置されて底部を構成し、前記桐板材は全体として前記側面部内側形状とほぼ同形状に形成され、前記上部凸部上に載置されて上面を構成することを特徴とする。 【0013】あるいはまた、健康具は椅子であり、前記保持部は、足部と、前記足部に連続する少なくとも前記底部部材と前記桐板材とが一定距離離間した状態に維持されるように前記底部部材を係止する底部部材係止部と前記桐板材を係止する凸部とを有する椅子側面を備え、係止された前記底部部材上部に所定量の前記炭材を配置すると共に前記上部凸部で前記桐板材を係止し、前記桐板材の上部を座面とすることを特徴とする。 【0014】更に例えば、前記炭材は袋中に粒状活性セラミック炭を収納した活性炭袋で構成され、前記底部部材と前記桐板材間に単位面積あたりのセラミック炭の量がほぼ一定となるように少なくとも1つの活性炭袋を配置してなることを特徴とする。 【0015】更に例えば、前記桐板材は前記保持部に保持される複数の小孔の配設された少なくとも2つの単板で構成され、前記少なくとも2つの単板を並べて前記保持部に保持されていることを特徴とする。或いは、前記底部部材は前記保持部に保持される複数の小孔の配設された少なくとも2つの合板で構成され、前記少なくとも2つの合板を並べて前記保持部に保持されていることを特徴とする。 【0016】 【作用】以上の構成において、吸湿性、断熱性などに優れた桐材を介してその下に十分な周囲空間をもって配置された炭材で利用者等より発生される水分や雰囲気中の有害物質を吸収すると共に、木炭の下部の通気性を確保したことにより木炭がで吸収した水分を有効に発散させることができ、更に炭材の下に通気層を確保したことにより、下部に発散させた湿気を効率よく拡散することが出来る。更にこの除湿効果及び有毒物質吸収効果に加え、利用者に木炭より発生するマイナスイオンの効果を最大限に発揮することができる健康具を提供する。 【0017】また、炭材を袋中に収納しているため、しみが周囲に拡散して汚れるのを有効に防止できる。更に、過ぎ板材及び底部板材を少なくとも2つの板材で構成し、並べて使用するため、組み立て、運搬時、メンテナイス時においても容易に行なうことができる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 【0019】[第1の実施の形態例]以下の説明は健康具一例として本発明を健康ベッドに適用した例を説明する。しかし本発明は以上の例に限定されるものではなく、同様の構成のベンチに適用しても、あるいは同様構成の椅子に適用しても良く、更にテーブルなどに適用しても同様の作用効果が得られることは勿論である。 【0020】図1は本発明に係る一発明の実施の形態例の健康ベッドの上部一部切り欠き平面図、図2が前面一部切り欠き正面図、図3は前面一部切り欠き側面図である。いずれの図も図面の左側が切り欠き部分である。 【0021】本実施の形態例の健康ベッド本体は、左右の側板11、13と頭部方向側板14と足方向側板12とを組み合わせて長方形状の筐体部分を構成している。例えば、外側寸法で1000mm×2000mmの長方形状とすれば、一人用ベッドとして余裕のものと出来る。 【0022】そして、頭部方向側板14の下部両端部近傍下部にキャスター6を固着し、足方向側板12の下部にキャスター6とほぼ同じ高さの足方向側板12よりやや短尺の足部材5を有している。これにより筐体下部に通気層を確保している。この通気層は、底部より拡散される湿気を効率よく拡散するためのもので、筐体内部が結露したりすることを防ぐために必要な構造である。この床面より筐体底部までの通気層は例えば90mm〜100mm程度あれば良い。 【0023】また、キャスター6を有することにより、足方向側板が部を持ち上げて押すことにより、キャスター6が回転して容易にベッド本体の移動及び位置決めが可能となる。また、頭部方向側板14の略中央部と足方向側板12の略中央部間には両側板12、14のやや小幅の仕切り板15が下端を合わせるようにして懸架固定されている。 【0024】また、4は頭部方向側板14に装着可能な頭部パネル4である。なお、この頭部パネルに変えて飾り棚や照明器具などを備える構成としても良い。 【0025】更に本実施の形態例の筐体部分の下部近傍の内側及び仕切り板15の側面下部近傍には、上面がほぼ同一平面となる所定角の角材が夫々固着されている。即ち、両側板11、13の下部端部近傍内側には両側板の内側とほぼ同じ長さの角材11a、13aが固着されている。また、仕切り板15の両側面下部近傍には前記角材11a、13a上面と上面がほぼ同一平面となるように角材15a、15bが固着されている。 【0026】更に、足方向側板12の下方端部近傍の角材11a、15a間には上面がほぼ同一平面となる所定角の角材12aが、角材15b、13a間には上面がほぼ同一平面となる所定角の角材12bが夫々固着されており、頭部足方向側板14の下方端部近傍の角材11a、15a間には上面がほぼ同一平面となる所定角の角材14aが、角材15b、13a間には上面がほぼ同一平面となる所定角の角材14bが夫々固着されている。 【0027】そして各側板内側及び仕切り板間に例えば厚さ直径5mφで40mmピッチの小孔を配設した合板製底板2a、2bを載置する。この小孔は通気性を確保するためのものであり、後述するようにこの底板2a上に活性炭袋を載置した時に活性炭よりの水分を効率よく放出させるため、及び下部の有毒成分を活性炭に吸収させ易くするために設けられている。この小孔のサイズ及びピッチは以上の例に限定されるものではなく、任意の大きさ及びピッチでよい。 【0028】また、本実施の形態例の筐体部分の上部近傍の内側には、上面が仕切り板15の上面とほぼ同一平面となる所定角の角材が夫々固着されている。即ち、両側板11、13の上部端部近傍内側には両側板の内側とほぼ同じ長さの角材11b、13bが固着されている。この角材11b、13bは、上部にベッド使用者が乗る桐材を保持するためのものであり、下部角材より側板接触面積が広くなるように長方形角材となっている。なお、図示の例では側板に各角材を固着して凸部を形成したが、本実施の形態例は以上の例に限定されるものではなく、側板を整形して側板の上端部近傍及び下端部近傍に凸部が形成されるようにしても良い。 【0029】そして各側板内側及び仕切り板上面間に例えば直径9mφで50mmピッチの小孔を配設した合計4枚の桐板材1A、1b、1c、1dを図示の様に並べて載置する。この小孔は上に載置される蒲団よりの水分を効率よく活性炭部に吸収させるためと蒲団及び使用者周囲の有毒成分を活性炭に吸収させ易くするために設けられている。なお、桐板材1の厚さは、利用者が上部に乗ることを常態とするため、例えば厚さとして28mm〜30mm程度とすればよい。 【0030】本実施の形態例においては、上部の桐板材1A、1b、1c、1dを載置する前に、有孔合板2a、2b上部の、仕切り板15と両側板間に等間隔で4個づつ図1に図示の様に内部に所定量の活性炭を収納した活性炭袋3を収納する。なお、ダブルベッドとした場合など、ベッドサイズが更に大型となった場合にはこの仕切り板を増やしたりする必要があるが、炭材に関しては単にこの活性炭袋3の数を増やせば足りる。 【0031】この活性炭袋には例えば約9リットルの活性炭を収納する構造とし、この活性炭袋を8袋等間隔となるよう合板製底板2上に載置することにより、ベッド内に72リットル分の活性炭を配置することができる。或いは特に水分を多く発する上半身部分にもう1袋余計に配置し、合計9袋をベッド内に載置すれば、81リットル分の活性炭を配置することができる。このように本実施の形態例では、かなり多量の活性炭であっても、無理なくベッド内に配置することが可能であり、湿気の吸収のみでなく、周囲環境の改善のために必要な活性炭を美観等を悪化させることなく有効に部屋内に配置できる。 【0032】なお、以上の説明では側板を板部材で構成する例を説明したが、以上の例に限定されるものではなく、上述した内側形状を有する銅板等の毒性の少ない金属板や、表面加工された金属で構成し、容易に組み立て可能に構成しても良い。また、板部材であっても、例えば例えば4角に側板上部まで貫通する角材を配置する等して該角材に固定可能とするなど、組み立て可能な構造とすれば、使用時に誰でも容易に組み立てて使用できる。 【0033】更に、本実施の形態例のベッドは、以上の様に筐体内側に底板2を収納し、一定間隔で活性炭収納袋3を並べ、更に上部に桐板材1を並べて載置する構成であるため、誰でも容易にベッドを組み立てることができる。 【0034】このため、各部材に分けて梱包することができ、運搬が容易なものと出来る。更に、極めて容易に各部材を組み立てることができ、顧客側でベッドを組み立てることも可能となる。この結果、カタログ販売やインターネットを介しての販売を行ない、商品たるベッドを直接顧客に送付しても、顧客側で容易に組み立てて所望の作用効果を得ることが出来る。 【0035】なお、本実施の形態例で用いる炭材は、例えば通常の木炭を底板2上に敷き詰めても良いが、下部に粉末が落下したり、取扱に伴って手が汚れたりする。また、通常の炭は易燃性であり、喫煙者などでは取扱に注意が必要となってしまう。そこで本実施の形態例では、西日本セラテック株式会社が「愛炭」として販売している床下・天井・壁等の中に組み込むことを前提として開発した粒状の間伐材粉砕物にセラミックを特殊コーティングした活性セラミック炭を用いることとしている。しかし、炭材の中でも備中炭などは粉末が落下したりすることが無く、汚れなどの可能性も少ないため、この備中炭を敷き詰めてもよい。 【0036】なお、本実施の形態例で活性セラミック炭を採用したのは、セラミックを特殊コーティングした構造であり、炭のもついろいろな効果をそのまま生かすと共に、火に強い超難燃性の炭を実現しているためである。この結果、半永久的な高い調湿効果と有毒成分吸収効果を併せ持つ安心して快適な生活を享受できる優れた新素材であるからであり、室内に置くベッドに転用することに問題は無いと判断した。 【0037】本実施の形態例で用いる活性セラミック炭は、高温(850度)、短時間(15分)で焼き上げており、多孔質でほぼ空洞状態という優れたものであり、且つ成分の大部分がセラミック(石状)化しているため形状の変化も無く、半永久的に使用できるものとしている。 【0038】本願発明者は、ベッドの中に炭材を収納する構造を取った場合において、従来のベッドのように周囲を単に木材で囲み、この中に炭材を入れて上部を通常の木材で蓋をした構成では、炭材が吸収した水分が炭材の周囲に結露してしまい、極端な場合にはベッド下部に水がたまってしまうことを発見した。これでは、炭の除湿効果が劣化したりベッド本体が腐ってしまったりする。このため、底板として、一定間隔で小穴を配設して炭材が吸収した水分の外部への拡散を保証し、且つ底板2の下部に通気層を確保して発散された水分を効率よく周囲に拡散可能な構成を採用している。更に、この底板として強度が確保でき、しかも廉価な合板を採用してコストを抑えることを可能としている。この底部部材としては通気性の有る材料であれば炭材を保持できればよく、強度が確保できれば不織布などで構成しても良い。 【0039】更に、以上の構成に加えて、上部に桐板材を採用し、且つこの桐板材にも一定間隔で小孔を配設したため、桐材の有する優れた吸湿作用、断熱作用、防腐作用により、桐材の表面を常時乾燥状態に保つことができ、表面温度もほぼ一定に保つことができる。この結果、寝具に吸収された発汗作用などによる水分は、この桐材の有する吸湿作用により桐板材中に、及び小穴を介してほとんど吸収され、桐材表面を常にさらさらの(湿気のない)状態に保つことができる。更に、桐材の防虫効果により、ダニなどの病害虫の発生も抑止され、係る健康面でも優れた作用効果を奏することができる。 【0040】更に、桐板材の下部が解放状態であり、炭材の吸湿作用とあいまって桐板材の吸収した水分はほとんど吸収され、常時寝具を適度な乾燥状態に維持できる。このため、寝具を天日干しをしなくてもさわやかな乾燥状態に維持できる。 【0041】特に、部屋の湿度が高い場合でも、桐板材表面は常時さらさらした状態に維持され、快適な睡眠が保証される。また、炭材の発するマイナスイオン効果や、遠赤外線効果により、ストレスを緩和し、心身をリフレッシュでき、快適な居住空間を実現できる作用も達成できる。同様に優れた有毒物質吸収作用を有することにより、例えば体臭や各種臭いなどを有効に除去でき、更にホルムアルデヒドなどに代表される有毒ガスなどを有効に除去でき、シックハウス症候群などを防止できる。 【0042】更に、本実施の形態例においては、有毒物質の拡散などの無い健康具とするために、構成木材などをF1ノンホルマリン仕様の材料として健康に留意している。 【0043】このため、病院などのベッドに採用することにより、さわやかな状態での使用となり、精神衛生上からも多大な改善効果が期待できる。 【0044】更に、蒲団等の中が湿っぽくなることが無いため、通常のベッドの様なマットレスが不要となり、桐板材の上に直接敷布団を敷くことができ、就寝時に体の一部がマットレス中に沈むことがなく、骨格に不要な変形を起こすこともなく、腰痛などの発生を防止できる整体学上も優れた健康ベッドと出来る。 【0045】[第2の実施の形態例]以上説明した第1の実施の形態例では、健康具としてベッドに本発明を適用した例について説明した。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、部屋の中に置く各種の家具に適用できる。例えば、直接使用する椅子やベンチに適用することにより、お尻の部分が湿っぽくなることを防ぐことができる。同時に上述した第1の実施の形態例と同様に、炭材の発するマイナスイオン効果や、遠赤外線効果により、ストレスを緩和し、心身をリフレッシュでき、快適な居住空間を実現できる作用も達成できる。同様に優れた有毒物質吸収作用を有することにより、例えホルムアルデヒドなどに代表される有毒ガスなどを有効に除去でき、シックハウス症候群などを防止できる。 【0046】このため、医院などの待合室の椅子やベッドなどの公衆的に利用される所に採用することにより、さわやかな状態での使用となり、精神衛生状からも多大な改善効果が期待できる。 【0047】椅子やベンチに採用した場合には、足の部分を四方が床まで伸びた形状とせずに少なくとも2面を開放状態とした足構成として通気層を確保する必要がある。そして、底板は所定ピッチで小孔の配設された合板で構成し、上部を同様に所定ピッチで小孔の配設された桐板材で構成する。そしてこの底板の上に活性セラミック炭の袋を載置し桐板材の上部にクッションや座布団を載置して使用すればよい。 【0048】更に、椅子の場合には中に入れる活性セラミック炭の量もさほど多くなく、底板の強度もベッドに比して少なくて足りる。このため、活性セラミック炭袋を保持できる強度があるものとして通気性を有するシート状部材で構成することができる。例えば不燃性布材を用いることができる。 【0049】この場合において、椅子やベンチの背もたれを付けないようにすれば、結果として深く腰かけることになり、利用者により健康効果を与えることができる。なお、この実施の形態例の場合も、構成木材などをF1ノンホルマリン仕様の材料として健康に留意することが望ましい。 【0050】[他の実施の形態例]更に、以上の説明はベッド、椅子などに適用した例を説明したが、炭材の効果を享受するためには、部屋内の家具に応用しても部屋内環境の改善効果が期待できる。例えば、テーブルの中央部に炭材収納箱形部を形成し、上部あるいは、側面部を桐板材で構成し、ベッドなどの場合に比し配設する孔を小径とし、底部部材を第一実施の形態例と同様の小径の配設されていた部材で構成し、箱形部内に活性炭袋を収納して用いれば良い。この場合において、上部にテーブルクロスを掛けて食事等に供すれば良い。 【0051】これにより、炭材による周辺の環境改善効果を享受できるほか、食品よりの不要なにおいも吸収させることができ、快適な食事が可能となる。 【0052】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、生体の接触可能面を構成する複数の小孔の配設された桐板材と、前記桐板材より所定距離離間した下部に配設される通気性を有する底部部材と、前記底部部材下面が生活空間の床より所定距離離間するように少なくとも前記底部部材を保持する保持部と、前記底部部材と前記桐板材間に配置された炭材とで健康具を構成することにより、使用者よりの発汗作用などによる水分は、桐材の有する優れた吸湿作用により桐板材中に吸収されると共に、小穴を介しての炭材の吸湿作用によりほとんど吸収され、あわせてこの桐板材中の水分も炭材が吸収し、桐板材の表面に蒲団などを載置してもこの蒲団及び桐板材の表面を常時乾燥状態に保つことができる。 【0053】特に、部屋の湿度が高い場合でも、桐板材表面は常時さらさらした状態に維持され、快適な居住環境が保証される。更に、炭材の発するマイナスイオン効果や、遠赤外線効果により、ストレスを緩和し、心身をリフレッシュでき、快適な居住空間を実現できる作用も達成できる。同様に炭材や桐板材の優れた有毒物質吸収作用により、例えばホルムアルデヒドなどに代表される有毒ガスなどを有効に除去でき、シックハウス症候群などを防止できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500001840 【氏名又は名称】株式会社ティーアイケー建築研究所 【識別番号】500001851 【氏名又は名称】株式会社大勝工産 【識別番号】500001862 【氏名又は名称】有限会社山屋山根初郎商店
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| 【出願日】 |
平成11年11月12日(1999.11.12) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−137293(P2001−137293A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−359665 |
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