| 【発明の名称】 |
減速装置を取付けた車イス |
| 【発明者】 |
【氏名】吉森 純一
|
| 【要約】 |
【課題】この発明は、従来の車イスでは出来なかったスロープの昇り降りを一人で行えることを目的としている。
【解決手段】足の不自由な障害者が車イスで一人でスロープを昇り降りを出来るように、減速装置を取付け、レバー27の操作によって減速装置の接続、切離を行い、減速装置の回転ハンドル1を通常の力で回転させるだけでスロープの昇り降りを行える。 |
【特許請求の範囲】
図1のように車イスの車輪の外側に通常は、スプリング17によって切離された。減速ギヤーを内蔵した減速装置を取付け、スロープを昇る時、レバーの操作によってワイヤー19を引き、減速装置を接触ラバーリング11と21を介して車輪26と接触させて、減速装置の回転力をギヤー7,2,22,12へ伝えることによって、小さな力でもスロープを昇ることが出来る。又、ストップバネ6はハンドル1からの力の時だけ回転し、車輪26からの力では回転しないような強度にすることによってブレーキの役目を果し、スロープの昇り降りをスムーズに行うことが出来る、減速装置を取付けた車イス。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、足の不自由な障害者の車イスに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、通常の車イスでは障害者が一人で車輪を回転させて走行する時、傾斜があると一人の力では昇ることが出来なかったが、この減速装置を取付けることによってスロープの昇り降りを一人で行うことを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明を図面に基づいて説明すると図1と図2に示すように、減速装置は取付架台5にシャフト9を差し込んでボルトで固定し、ベアリング8とベアリング10を両側に取付け、ベアリング8はギヤー7の中に差し込むように取付け、ベアリング10はギヤー12の中に差し込むように取付ける。次にベアリング4はシャフト3を差し込み、取付け架台5の上部のベアリングケースに差し込んで取付ける。シャフト3の両側にギヤー2とギヤー22を取付けて、ギヤー7とギヤー2の間をチェーン24で連結し、ギヤー12とギヤー22の間をチェーン25で連結する。ギヤー7には、ギヤー7から与えられた力の時だけ回転し、ギヤー12からの力では回転しない程度の強度を持ったストップバネ6を取付け、ギヤー12には接触ラバーリング11をボルトで取付け図1のように回転ハンドル1とカバー13を取付ける。次に、図2のベアリング15に車軸16を差し込んで車イスの車輪26の車軸カバー20の中に差し込んで取付け、その後車軸のカバー20に接触ラバーリング21をボルトで取付ける。図2のワイヤー19は、フタ18とスプリング17を通して車軸16から引き出す形でフタ18をボルトで固定する。次に、減速装置のシャフト9のボルト穴にワイヤー19のボルトをネジ込んで取付け、その後ワイヤー19を引き戻しながらシャフト9を車軸16に差し込んで、通常はスプリング17によって押し出された形で取付ける。ワイヤー19の一方の端は車イスの肘掛のレバー27の回転板29に取付ける。 【0005】 【発明の実施の形態】以上のように構成された、減速装置を取付けた車イスに実際に足の不自由な障害者が一人で、走行させるシステムを説明する。通常の走行では、車イスの車軸26の回転ハンドルを回転さすと、ベアリング15によって通常に走行出来る。次に、坂のある部分を昇る時は車イスの肘掛のレバー27を操作することによって、ワイヤー19が引かれ減速装置のシャフト9がスプリング17を押しつけて、減速装置の接触ラバーリング11と車軸の接触ラバー21が接触し減速装置の回転ハンドル1からの回転力をギヤー7,2,22,12の順にチェーン24、25によって伝えられる。坂の途中で手を離しても車輪26からの重力では回転しない程度のストップバネ6の力で、その状態で停止する。坂を下る時も回転ハンドル1からの回転力で、ゆっくり坂を下ることが出来る。平地に達した後レバー27を元に戻すことによって、スプリング17の力によって減速装置が押し戻され、接触ラバーリング11と21が離れ車輪26の回転ハンドルのみで通常の送行が出来る。以上説明したように、この減速装置取付けることによってスロープの昇り降りを一人で行うことが出来る。 【0006】 【実施例】減速装置には、取付架台5を円盤型にし数板のギヤーだけを組み合せたものも可能であるが、ここではギヤーとチェーンを用いた減速装置について説明する。図1は、減速装置の断面図である。回転ハンドル1からの回転力を伝えるために、シャフト9にギヤー7と12を取付け、シャフト3にギヤー2と22を取付け、チェーン24と25によって連結し、ギヤー7にはストップバネ6を取付け、ギヤー12には接触ラバーリング11を取付ける。車イスの車輪のベアリングケース20には、ベアリング15と車軸16を取付け、車軸16の中にスプリング17を押入しワイヤー19を減速装置のシャフト9に取付ける。図2は、減速装置と車イスの車輪の組立て立体図である。各部品をボルトで取付ける。図3は、減速装置を取付けた車イスの平面図である。図4は、減速装置を取付けた車イスの側面図である。車イスの肘掛けにレバー27を設け、回転板29にワイヤー19を取付けてレバーの操作によってワイヤーを引き、減速装置を車輪26と接触させたり、離させたり出来るように取付ける。 【0007】 【発明の効果】この発明は、以上説明したように足の不自由な障害者が車イスでスロープを昇り降りする時、この減速装置を取付けることによって一人で行えることが出来る。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】597090011 【氏名又は名称】吉森 純一
|
| 【出願日】 |
平成11年9月22日(1999.9.22) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2001−87320(P2001−87320A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月3日(2001.4.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−307447 |
|