| 【発明の名称】 |
治療具 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉村 善四郎
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体に斜部を備えた、治療具。 【請求項2】 斜部を波形にした、請求項1の治療具。 【請求項3】 本体の部分若しくは全部に弾性体と離接着剤またはその何れかを備えた、請求項1の治療具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、手・足の指に嵌めることによって水虫の治療と予防ができる治療具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来水虫に感染したときの治療方法としては、患部に治療薬を直接投与する方法が主流である。本来水虫を治療するには、患部を乾燥させることが必要であって、これを行うために、患部を保護する為のガーゼが付いた絆創膏や、爪先部分が五本の指の形に別れた靴下がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】先ず、薬による治療は、例え水虫が直ったように見えても、水虫になる原因を断ち切らないと、直ぐに再発していつまで経っても完治しない。また、治療薬の場合は一日に何度か投与しなければならないので、使用方法としては非常に面倒であり、その日の行動の取り方によっては、治療薬を投与すること事態が困難なことさえある。次に、ガーゼが付いた絆創膏は、離接着剤の剥離紙を剥がして患部に貼るものであるが、水虫の殆どが指の股の部分にできる上に、足の指はあまり開かないのでこの部分に絆創膏を貼るのは困難を究める。更には、剥離紙をはがした状態の絆創膏を指の間に差し込むときに、絆創膏の接着剤同士がくっついて使用できなくなることもある。たとえきれいに貼れたとしても絆創膏が小さいので、吸湿量が充分ではなく、隣り合わせた指の皮膚と皮膚を完全に隔てることもできない。そして、爪先が五本の指の形に別れた靴下の場合は、水虫の治療と予防に効果はあるものの極めて体裁がよくないので、あまり普及していない。また、指と指の間で素材が二重になっている上に、湿気を取る必要から綿のような厚手の素材が使われている。従って普通の靴下を履いたときより爪先が太くなるので、靴を履くのに適さない。そこでこの発明が解決しようとする課題は、1.患部に簡単に嵌めることができて、隣り合わせた指の皮膚と皮膚を完全に隔てることもでき、且つ吸湿・吸水量も多い。 2.体裁を損なうこともなく、靴を履いても何の違和感を感じさせない。 3.予備の携帯に適した、治療具を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明に係わる治療具は、上記の課題を解決するために次のような構成としている。即ち、本体Aの両方の小口を斜部2とし、また、斜部2を波形部3とした、治療具である。 【0005】 【作用】この治療具は、隣り合わせた指の皮膚と皮膚が接しないようにするので、これを使用するときは、ほぼ平行四辺形をした本体Aを爪先の形に合わせて嵌める。このとき、指の両側の股の深さに差があるが、本体Aの小口が斜めに形成してあるので、嵌め具合をほぼ左右均等に整えられる。そして、嵌める指は人差し指と薬指だけでよい。尚、意識して深く嵌めるようにすると、指と指の間に本体Aがだぶついて厚みが増すので、皮膚と皮膚の間を隔てる働きが増大する。 【0006】 【実施例】実施例1図1に基いてこの発明の実施例1を説明する。綿又は不織布等の吸湿吸水性の素材によって筒形に形成した本体Aは、両方の小口をほぼ爪先の角度に合うように斜部2を形成て、全体の形は平行四辺形をしている。本体Aの太さは素材の伸縮度率によって微妙に異なるもので、伸縮度が少ない素材によるときは、指に嵌めたときに緩みがあると外れやすいのでこれを補う為に、素材そのものをプレス加工等によって多数のしわを設けて縮み力をもたせる事もできる。また、その多数のしわによって空気の層が増えると、水虫の治療と予防に更に適したものになる。また部分的にゴム等の弾性体を設けるときはその位置を指の第一関節の位置に合わせると、嵌めたときに極めて安定した状態を保てる。次に、綿のように伸縮度が高い素材によるときは、筒形の本体Aの内周を指の太さより若干細くすると指から本体Aがずれにくくなる。また、綿の場合でもゴム編みを部分若しくは全部に設けると、激しい運動を長時間続けても外れることはない。そして構成の全てが柔らかい素材によっているので、不使用時には潰して薄くする事ができる。従って、予備の治療具を携帯するのにも適している。この実施例において片方の小口を側辺1に対して、直角若しくはその他の角度に形成しても効果は変わらない。これを製造するときは、筒形の長尺物を次々に輪切りにしてゆくと材料の無駄が省けるので、大量生産に適している。 【0007】実施例2図2に基いてこの発明の実施例2を説明する。筒形に形成した本体Bの両小口を斜めの波形部3としている。この実施例の使い方は前記第1実施例と同じであるが、特長は、図3に示すように指の股の形ががほぼ鞍型をしているのに合わせたもので、嵌めた状態は極めて密着度が高く、意識して深くはめ込んでも必要以上にだぶつくこともなく安定感に優れている。また、両小口に形成した波形部3の角度を少し違えておくと、一つの治療具で二種類の角度が得られるし、弾性を備えると複雑な指の形にうまく適合する。尚、本体に治療薬か消毒薬等を備え、そして複数個の本体を連設することもできる。 【0008】実施例3図4に基いてこの発明の実施例3を説明する。この実施例は、実施例2の筒形の本体を開いた形にしたものである。平形の本体Cは側辺1に対して波形部4を向かい合わせに形成していて、片方の側辺1に係止具5として離接着剤を備えている。使い方は図5に示すように、指に巻き付けるようにして上面で係止すればよい。本体Cを指の間に差し込みやすくするために、補助板を当てると良い。 【0009】 【発明の効果】上記によってこの発明に係わる治療具は次の効果がある。 1.五本の指のうちで、人差し指と薬指の二本、つまり一本置きに嵌めるだけで各々の指の間の皮膚と皮膚を完全に隔てることができ、水虫の治療と予防の為に大きな効果を発揮する。 2.親指以外の四本の指は太さが似通っていて、そして親指には嵌めないので、同じ太さのものを用意すれば良い。 3.治療具本体の向きを見て指に嵌めるだけなので、突然汚して交換の必要が生じたときでも、素早く取り替えられる。 4.人差し指と薬指だけに嵌めるので、靴下を履いても体裁を損なわない。 5.親指と小指には嵌めないので、靴を履いてもきつくならない。 【0010】
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| 【出願人】 |
【識別番号】598009913 【氏名又は名称】吉村 善四郎
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| 【出願日】 |
平成12年6月15日(2000.6.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−353179(P2001−353179A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月25日(2001.12.25) |
| 【出願番号】 |
特願2000−219860(P2000−219860) |
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