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【発明の名称】 使い捨ておむつ
【発明者】 【氏名】小山 貴夫

【氏名】伊藤 英和

【氏名】宮原 敏

【要約】 【課題】容易且つ迅速に装着することができ、ウエスト廻り及び脚廻りのフィット性に優れ、漏れ防止効果に優れた使い捨ておむつを提供すること。

【解決手段】表面シート2、防漏シート3及び液保持性の吸収体4を備え、背側部Aにウエスト部弾性部材5が配され、該背側部Aの左右両側に一対の背側フラップ部6,6を有する使い捨ておむつにおいて、前記吸収体4の長手方向中央部における両側縁41,41の外方に、所定の間隔を置いてクッション材7,7が配設されており、クッション材7を含む該クッション材7と吸収体4の前記両側縁41,41との間に、レッグ部弾性部材8が配設されており、且つ、背側フラップ6の股下部C側の縁部61と、おむつ1の長手方向の中央線Pとのなす最大角度θが45〜90度である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の防漏シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部にウエストギャザー形成用のウエスト部弾性部材が配されており、該背側部の左右両側に一対の背側フラップ部を有する、実質的に縦長に形成された使い捨ておむつにおいて、前記吸収体の長手方向中央部における両側縁の外方に、それぞれ該両側縁から所定の間隔を置いてクッション材が配設されており、前記クッション材を含む該クッション材と前記吸収体の前記両側縁との間に、おむつの長手方向に沿ってレッグ部弾性部材が配設されており、且つ前記背側フラップにおけるおむつ股下部側の縁部と、おむつの長手方向の中央線とのなす最大角度θが45〜90度であることを特徴とする使い捨ておむつ。
【請求項2】 前記レッグ部弾性部材は、前記クッション材が配設された部位に、該クッション材と重なるように配されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
【請求項3】 前記使い捨ておむつを長手方向に四等分するように四つの領域に区分した際に、背側ウエスト縁部側から数えて二つ目の領域における、使い捨ておむつの最小幅W2の最大幅W1に対する比(W2/W1)が0.5〜1.0である請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
【請求項4】 前記クッション材が、液保持性の第2の吸収体である請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
【請求項5】 前記一対の背側フラップ部に、少なくとも一対の止着手段が設けられており、これら総ての止着手段は、使い捨ておむつを長手方向に四等分するように四つの領域に区分した際の最も背側ウエスト縁部側に位置する領域に、設けられている請求項1〜4記載の吸収性物品。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易且つ迅速に装着することができ、ウエスト廻り及び脚廻りのフィット性に優れ、漏れ防止効果に優れた使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、使い捨ておむつにおいては、脚廻りからの漏れを防止することが一つの課題であり、特公平5−336030号公報には、吸収体を、人体に適合する幅の中央吸収部と、その外側に設けられた外側吸収部とから形成することにより、股間部の密着性を高め、それにより脚廻りからの漏れ防止効果を向上させた使い捨ておむつが記載されている。しかし、この従来の使い捨ておむつは、着用者のウエスト廻り及び脚廻りに良好なフィット性を得るために、合計6本ものファスニングテープを腹側部側に止着する必要があり、容易且つ迅速に装着することができないものであった。また、脚廻りに配される部分の長さが不充分であり、しかも背側フラップ部における股下部寄りの部分に吸収体が存在するため、脚廻りのフィット性は必ずしも充分なものとは言えず、また、手際良く装着することができないものであった。要するに、容易且つ迅速に装着することができ、ウエスト廻り及び脚廻りのフィット性に優れ、漏れ防止効果に優れた使い捨ておむつは、未だ提供されていないのが現状である。
【0003】従って、本発明の目的は、容易且つ迅速に装着することができ、ウエスト廻り及び脚廻りのフィット性に優れ、漏れ防止効果、特に脚廻りからの漏れを防止する効果に優れた使い捨ておむつを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表面シート、液不透過性の防漏シート及び液保持性の吸収体を備え、背側部にウエストギャザー形成用のウエスト部弾性部材が配されており、該背側部の左右両側に一対の背側フラップ部を有する、実質的に縦長に形成された使い捨ておむつにおいて、前記吸収体の長手方向中央部における両側縁の外方に、それぞれ該両側縁から所定の間隔を置いてクッション材が配設されており、前記クッション材を含む該クッション材と前記吸収体の前記両側縁との間に、おむつの長手方向に沿ってレッグ部弾性部材が配設されており、且つ前記背側フラップにおけるおむつ股下部側の縁部と、おむつの長手方向の中央線とのなす角度最大θが45〜90度であることを特徴とする使い捨ておむつを提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。本発明の第1実施形態の使い捨ておむつ1は、図1〜3に示すように、実質的に縦長に形成されており、液透過性の表面シート2、液不透過性の防漏シート3、及び前記液保持性の吸収体としての中央吸収体4を備え、着用時に着用者の背側に配される背側部Aに、ウエストギャザー形成用のウエスト部弾性部材5が配されており、該背側部Aの左右両側に一対の背側フラップ部6,6を有している。
【0006】表面シート2及び防漏シート3は、それぞれ使い捨ておむつ1の外形に等しい形状を有している。中央吸収体4は、使い捨ておむつ1の幅方向中央部における表面シート2及び防漏シート3間に介在されており、長手方向の中央部分が括れた砂時計状をなしている。ウエスト部弾性部材5は、帯状をなしており、背側ウエスト縁部(着用時に着用者の背中側に配され、着用時に形成されるウエスト開口部の背中側の開口縁部を形成する部分)11に沿うように、使い捨ておむつ1の幅方向に亘って配設されている。ウエスト部弾性部材5は、表面シート2及び防漏シート3間に挟持固定されている。背側フラップ部6は、おむつ1の幅方向外方に向けて突出する部分であり、その突出方向の先端部に向ってその幅(おむつの長手方向に沿う幅)が減少している。各背側フラップ部6の先端部には、単一のファスニングテープ9のみが設けられている。尚、本実施形態における背側フラップ部6,6には、吸収体が配されていない。
【0007】而して、中央吸収体4の長手方向中央部における両側縁41,41の外方には、それぞれ該両側縁41,41から所定の間隔を置いて、前記クッション材としての第2の吸収体(以下、第2吸収体という)7,7が配設されている。各第2吸収体7は、帯状をなしており、おむつ1の長手方向に沿うように配設されている。より具体的には、第2吸収体7は、その幅が長手方向の全長に亘ってほぼ等しくなされており、おむつ1の長手方向の中央線Pと平行に配設されている。また、各第2吸収体7は、背側部A、股下部C及び腹側部Bに亘って配されており、その両端部71,72において、中央吸収体4に一体的に連設されている。
【0008】ここで、クッション材とは、着用時に着用者の脚廻りに当接される部位に配され、該部位が押圧された場合に厚み方向に圧縮され得るものであり、該部位を脚廻りにフィットさせ得る程度の圧縮回復力を有していることが好ましい。クッション材としては、脚廻りのフィット性を向上させると共に、おむつの最大吸収量を充分なものとする観点から、本実施形態のように液保持性の吸収体であることが好ましい。尚、その他のクッション材としては、ウレタン等のフォーム材を親水化したもの等を挙げることができる。また、第2吸収体としては、レーヨン、セルロース等の天然素材の親水性繊維の集合体や、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維を表面処理したものの集合体、これらの集合体に吸水性ポリマーを保持させたもの等を用いることができる。
【0009】第1実施形態の使い捨ておむつ1においては、第2吸収体7を含む第2吸収体7と中央吸収体4の前記両側縁41,41との間に、おむつ1の長手方向に亘って糸状のレッグ部弾性部材8が配設されている。より具体的に説明すると、レッグ部弾性部材8は、第2吸収体7が配された部位に、該第2吸収体7と重なるように複数本配設されており、各レッグ部弾性部材8は、防漏シート3と該防漏シート3上に配設された固定用シート81との間に伸張状態で挟持固定されている。尚、「第2吸収体7を含む第2吸収体7と中央吸収体4の前記両側縁41,41との間」とは、各第2吸収体7の中央吸収体4側の側縁と中央吸収体4の側縁41との間のみならず、各第2吸収体7の両側縁部間も含まれることを意味する。レッグ部弾性部材8は、使い捨ておむつ1の所定部位を、着用者の脚廻りに密着させるもので、本実施形態におけるレッグ部弾性部材8は、図3に示すように、第2吸収体7が配されている部位を、着用者Mの太股内側に密着させ得るように配設されている。レッグ部弾性部材8は、弾性伸縮性を発現し得る部分の長さが、第2吸収体7の長手方向の長さ(両端部71,72間の長さ)の20〜120%、特に20〜100%、とりわけ40〜100%であることが、脚廻りのフィット性を向上させる観点等から好ましい。尚、本明細書における各部の寸法、比率等は、使い捨ておむつ1を、図1又は4に示すように、平面状に拡げた状態において計測した値である。
【0010】本使い捨ておむつ1は、各背側フラップ6におけるおむつ股下部C側の縁部61と、おむつ1の長手方向の中央線Pとのなす最大角度θが45〜90度である。最大角度θが上記範囲内であると、止着手段としてのファスニングテープ9をおむつ1の幅方向外方に引っ張ったときに、股下部フラップ(股下部Cにおける中央吸収体4の両側縁よりも外方に位置する部分)に、おむつ1の長手方向及び幅方向に適度な力が伝達され、股下部Cのフィット性及びおむつの装着性が向上する。股下部Cのフィット性及びおむつの装着性を一層向上させる観点から、前記最大角度θは、本実施形態のおむつ1のように縁部61が直線状の場合、55〜75度であることが好ましく、縁部61が曲線状の場合、55〜90度であることが好ましい。他方、前記最大角度θが45度未満であると、股下部Cの側縁C1の長さが不充分となるか又は背側フラップ部6の突出量が不充分となり、何れの場合にもおむつの装着が困難となる。また、ファスニングテープ9をおむつ1の幅方向外方に引っ張ったときに、股下部フラップに、おむつ1の幅方向に大きな力が掛かるため、股下部フラップが股下大腿部に引っ掛かり易く装着性が低下する。
【0011】ここで、おむつ股下部Cとは、背側部Aと、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Bとの間に位置する部分であり、背側フラップ部6の股下部C側の縁部61とおむつの長手方向の中央線Pとのなす最大角度θとは、本実施形態におけるように、背側フラップ部6の股下部C側の縁部61が直線状に形成されている場合には、該縁部61を延長した直線と前記中央線Pとのなす角度であり、背側フラップ部6の前記縁部61が曲線状に形成されている場合には、その曲線の接線と前記中央線Pとのなす角度の最大値である。
【0012】本実施形態の使い捨ておむつ1においては、該おむつ1を長手方向に四等分するように第1〜第4の四つの領域R1〜R4に区分した際に、背側のウエスト縁部11側から数えて二つ目の領域(第2の領域)R2における、使い捨ておむつの最小幅W2の最大幅W1に対する比(W2/W1)が0.5〜1.0、特に0.75〜1.0、とりわけ0.85〜1.0であることが、装着時に発生する股下部フラップの股下大腿部での引っ掛かりを防止し、おむつの装着容易性及び脚廻りの充分なフィット性を得る観点から好ましい。図1中、Q1,Q,Q2で示す一点鎖線は、各領域R1〜R4間の境界線である。
【0013】また、本実施形態の使い捨ておむつ1において、一対の背側フラップ部6,6に設けられた総てのファスニングテープ9,9は、使い捨ておむつ1を長手方向に四等分するように第1〜第4の四つの領域R1〜R4に区分した際の最も背側ウエスト縁部11側に位置する領域(第1の領域)R1に、設けられている。より詳細には、一対のファスニングテープ9,9は、それぞれ一端部を第1の領域R1における背側フラップ部6,6に固定されている。図中、91は、ファスニングテープ9の端部を背側フラップ部6に固定して形成された固定部を示している。
【0014】総てのファスニングテープ9,9が、最も背側ウエスト縁部11側に位置する領域(第1の領域)R1に設けられていることにより、おむつの装着時に、ファスニングテープ9をおむつ1の幅方向に引っ張った時に生じる背側股下領域(第2の領域R2)のフラップにかかるおむつ1の幅方向への力の伝達が低減され、該フラップの股下大腿部での引っ掛かりを低減するため、装着性が大幅に向上し、且つ引っ掛かりにより発生するシワが低減されるため、外観、保形性が大幅に向上する。第2の領域R2における上記比(W2/W1)が0.75〜1のときに、止着手段の固定部91のすべてを第1の領域R1に設けることで、上記効果は顕著となる。
【0015】背側フラップ部6を腹側部B側に止着するための止着手段としては、背側フラップ部6から突出するように設けられた本実施形態のファスニングテープ9のようなものの他、背側フラップ部6,6上に設けられた機械的ファスナーのオス部材や、背側フラップ部6,6上に粘着剤を塗布して形成された粘着部等を挙げることができ、おむつ装着の際に、それ自体が把持部となって直接的に引っ張られるものの他、それが接合された部材やそれに接合された部材が把持部となって間接的に引っ張られるものも含まれる。また、止着手段は、背側フラップ部6,6に間接的に接合されたものであっても良い。
【0016】本使い捨ておむつ1の各部材の形成材料について説明すると、表面シート2、防漏シート3、ウエスト部弾性部材5及びファスニングテープ9の形成材料としては、従来、使い捨ておむつに用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。また、中央吸収体4及び第2吸収体7の形成材料としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつの吸収体に用いられている各種公知のものを特に制限なく用いることができる。また、レッグ部弾性部材8としては、従来、使い捨ておむつに用いられている各種の弾性部材を特に制限なく用いることができる。尚、ファスニングテープ9は、機械的ファスナーのオス部材からなる止着部を有するもの、又は粘着剤を塗布して形成された止着部を有するものが好ましく用いられる。
【0017】第1実施形態の使い捨ておむつ1は、上述した構成、特に中央吸収体4の長手方向中央部における両側縁41,41の外方に、所定の間隔を置いて第2吸収体7,7が配置した構成を有するので、着用時に、図3に示すように、第2吸収体7が配された部分が、着用者Mの脚廻りに対して良好にフィットする。これにより、尿等の漏れ、特に脚廻りからの尿等の漏れが防止される。また、本使い捨ておむつ1においては、各背側フラップ6におけるおむつ股下部C側の縁部61と、おむつの長手方向の中央線Pとのなす角度θが上記特定の範囲内にあるので、装着に際して、特に背側フラップ部6,6が剛性を有する場合であっても、おむつ1の装着が困難となることがなく、また、一対のファスニングテープ9,9のみを、腹側部Bの外表面のランディングゾーン(図示せず)に止着するという極めて簡単な操作だけで、脚廻り及びウエスト廻りに優れたフィット性を得ることができる。
【0018】更に、レッグ部弾性部材8が、第2吸収体7と重なる位置に配設されているので、着用時には、図3に示すように、おむつ1の中央吸収体4と第2吸収体7との間に位置する部分12,12が、着用者Mの肌に対して角度をなすように起立し、漏れ防止用の立体障壁として機能する。そのため、漏れ防止効果、特に脚廻りからの漏れ防止効果に一層優れたものとなっている。また、中央吸収体4と第2吸収体7との間に位置する部分12,12が起立することにより、使い捨ておむつ1の内表面上に、補助吸収具20を安定的に保持し得る凹状のポケットSが形成され、これにより、補助吸収具20を内表面上に配して併用する場合における、補助吸収具20のズレを防止することができ、また、補助吸収具20の配置又は交換を極めて容易且つ迅速に行うことができる。
【0019】第1実施形態の使い捨ておむつ1は、このように、内表面上に、補助吸収具20が配されて、該補助吸収具20と共に装着される使い捨ておむつとして特に有用である。尚、図3に示す補助吸収具20は、液透過性の表面シート22、液不透過性の防漏シート23及び両シート22,23間に介在された液保持性の吸収体24を具備する、実質的に縦長に形成された吸収パッドであり、その長手方向を、使い捨ておむつ1の長手方向に一致させるようにして、前記ポケットS内に配置されている。
【0020】上述した諸効果を顕著に発現させる観点から、第1実施形態の使い捨ておむつ1における中央吸収体4の幅(最小幅部分の幅)L1は5〜25cmであることが好ましく、中央吸収体4と第2吸収体7との間の間隔(間隔最大部分の間隔)L2は0.5〜10cmであることが好ましく、第2吸収体7の幅(最大幅部分の幅)L3が1〜10cmであることが好ましい。また、同様の観点から、使い捨ておむつ1の最小幅Lに対する中央吸収体4の前記幅L1の比(L1/L)は0.1〜0.8であることが好ましく、使い捨ておむつ1の最小幅Lに対する中央吸収体4と第2吸収体7との間の前記間隔L2の比(L2/L)は0.01〜0.3であることが好ましく、使い捨ておむつ1の最小幅Lに対する第2吸収体7の前記幅L3の比(L3/L)は0.02〜0.3であることが好ましい。
【0021】次に、本発明の第2実施形態の使い捨ておむつ1’について説明する。第2実施形態の使い捨ておむつ1’については、第1実施形態の使い捨ておむつ1と異なる点について主として説明し、特に説明しない点に関しては、第1実施形態のおむつ1と同様であり、第1実施形態に関して上述した説明が適用される。
【0022】第2実施形態の使い捨ておむつ1’においては、レッグ部弾性部材8が、第2吸収体7と、中央吸収体4の長手方向中央部における両側縁41,41との間に配されている。各レッグ部弾性部材8は、防漏シート3と該防漏シート3上に配設された固定用シート(図示せず)との間に伸張状態で挟持固定されている。本実施形態におけるレッグ部弾性部材8は、おむつ1’の中央吸収体4と第2吸収体7との間に位置する部分を、着用者の鼠蹊部に密着させる得るように配設されている。
【0023】第2実施形態の使い捨ておむつ1’によれば、レッグ部弾性部材を特に第2吸収体7と重なる位置に配設したことによる効果を除き、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0024】第2実施形態の使い捨ておむつ1’においては、各部の寸法等が以下の範囲であることが好ましい。即ち、中央吸収体4の幅(最小幅部分の幅)L1は5〜25cmであることが好ましく、中央吸収体4と第2吸収体7との間の間隔(間隔最大部分の間隔)L2は1.5〜10cmであることが好ましく、第2吸収体7の幅(最大幅部分の幅)L3が1〜10cmであることが好ましい。また、使い捨ておむつ1’の最小幅Lに対する中央吸収体4の前記幅L1の比(L1/L)は0.1〜0.8であることが好ましく、使い捨ておむつ1’の最小幅Lに対する中央吸収体4と第2吸収体7との間の前記間隔L2の比(L2/L)は0.03〜0.3であることが好ましく、使い捨ておむつ1’の最小幅Lに対する第2吸収体7の前記幅L3の比(L3/L)は0.02〜0.3であることが好ましい。
【0025】本発明は、上述した第1,第2実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜に変更可能である。例えば、複数本のレッグ部弾性部材8の内の一部の弾性部材を、第2吸収体7が配設された部位に配設し、他の弾性部材を第2吸収体7と中央吸収体4の両側縁41との間に配設しても良い。また、各背側フラップ部6に、近接させて二本以上のファスニングテープ9を設けても良い。また、中央吸収体4と第2吸収体7とは、一体的に連設されていなくても良い。また、ウエスト部弾性部材は、糸状でも良く、レッグ部弾性部材は帯状でも良い。更に、使い捨ておむつの各部の形状、寸法、形成材料等は、適宜に変更することができる。尚、本発明の使い捨ておむつは、成人用のおむつとした場合に、上述した諸効果が一層顕著に発現される。
【0026】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、容易且つ迅速に装着することができ、ウエスト廻り及び脚廻りのフィット性に優れ、漏れ防止効果、特に脚廻りからの漏れを防止する効果に優れたものである。
【出願人】 【識別番号】000000918
【氏名又は名称】花王株式会社
【出願日】 平成12年6月7日(2000.6.7)
【代理人】 【識別番号】100076532
【弁理士】
【氏名又は名称】羽鳥 修 (外2名)
【公開番号】 特開2001−346830(P2001−346830A)
【公開日】 平成13年12月18日(2001.12.18)
【出願番号】 特願2000−171232(P2000−171232)