| 【発明の名称】 |
バンド |
| 【発明者】 |
【氏名】伊勢 好男
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| 【要約】 |
【課題】陰茎サイズの個人差にかかわらずフリーサイズの状態で個人差に応じて好適な絞め加減に調節することが容易で、かつ装着と取り外しの容易な陰茎を絞扼する勃起用バンドを提供する。
【解決手段】陰茎を絞扼することにより勃起を助長し、かつ持続させ得るバンドであって、鋸歯状のラチエット12を有するバンド本体10と、前記ラチエット12に係止し得る鋸歯状突起を有する係止突部26を設けたバックル14とを備え、バンド本体10の開放端側からバックル14に挿通し、任意位置で停止し得ると共にバンド本体10が締まる方向に移動し得るが、逆方向に移動不能とし、さらに前記係止突部26とラチエット12との係合を外すことによりバンド本体10をバックル14から取り外し得る係脱機構を設けてバンドを構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 陰茎を絞扼することにより勃起を助長すると共に勃起を持続させるためのバンドであって、陰茎に巻き付け得る可撓性を有するバンド本体と、前記バンド本体の一端部が取り付けられると共にバンド本体の開放端側からバックル自体に挿通し、任意位置でバンド本体を係止し得るようにしたバックルとを備え、しかもバンド本体の前面側で開放端寄りの所定範囲には多数の鋸歯状突起からなるラチエットが形成され、バックルには前記ラチエットに係止し得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が前記バンド本体を挿通すべき部分に設けられて、バンド本体は締まる方向には移動させ得るが逆方向には移動できないようにバックルに係合し、前記係止突部とラチエットとの係合を外すことによって、バンド本体を係合したバックルから取り外し、あるいは自由に移動できるようにした係脱機構を設けたバンド。 【請求項2】 請求項1記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルがバックル本体とバックルカバーとに2分されると共にバックルカバーはその一端部で回動可能にバックル本体に取り付けられ、バックル本体にはバンド本体の一端部が連結されると共にバンド本体とバックルカバーとの間にバンド本体の挿入部が形成され、かつバックルカバーの内側部にはバンド本体のラチエットに係止させ得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が設けられ、さらにバンド本体とバックルカバーには、両者を互いに掛け止めさせ得る凹凸部もしくは段付き部と引掛り等の掛止部を設け、前記バックル本体とバックルカバーとが互いに掛け止めされたとき、前記係止突部はラチエットに係止され、バックルカバーもしくはバックルカバーに設けた引掛かり等により前記掛け止めを外す方向の力を加えて、バンド本体とバックルとの係合が外れるようにしてなるバンド。 【請求項3】 請求項1記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルに係合部が設けられてなり、しかも係合部は先端部と他端部にそれぞれ前記ラチエットに係止し得る係止突部とラチエットとの係合を外すための係合解除レバーとが形成され、かつ係合部はその中間部両側においてバックルと一体をなす連結部により回動方向に弾性変形可能に連結され、前記係止突部は前記連結部の弾性による復元力によりラチエットに係止され、係合解除レバーを操作して前記係止突部とラチエットとの係合が外れるようにしてなるバンド。 【請求項4】 請求項1記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルが前後面に沿う方向に前部バックル部と後部バックル部とに2分されると共にバックル自体の薄肉部によって両部は開閉可能に連結され、後部バックル部にはバンド本体の一端部が連結されると共に前部バックル部と後部バックル部との間にはバンド本体の挿入部が形成され、かつ前部バックル部の内側部にはバンド本体のラチエットに係止させ得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が設けられ、さらに前記前部バックル部と後部バックル部の開放端側には、両者を互いに掛け止めさせ得る凹凸部もしくは段付き部と引掛り等の掛止部を設け、前部バックル部と後部バックル部とが互いに掛け止めされたとき、前記係止突部はラチエットに係止され、前部バックル部もしくは前部バックル部に設けた引掛かり等により前記掛け止めを外す方向の力を加えて、バンド本体とバックルとの係合が外れるようにしてなるバンド。 【請求項5】 請求項2もしくは請求項4記載のバンドにおいて、前記バックルの係止突部は前記バックルカバーの内側もしくは前記前部バックル部の内側に基部付近が曲がった状態に突設された片持梁状部に鋸歯状突起が形成されてなり、片持梁状部の弾性によりバンド本体のラチエットに押し付けて係合させ得るようにしたバンド。 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のバンドにおいて、前記係止突部が係合され得る部分を除いたバンド本体の全体もしくは一部あるいはバックルの全体もしくは一部を柔軟粘着性クッション材で覆うようにしたバンド。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は陰茎の勃起を助長する器具に関するものであり、特に陰茎を絞扼することによって勃起を助長すると共に勃起を持続させ得るようにした器具に関するものである。本発明のバンドは、例えば使い捨ての勃起助長器具として好適に使用できる。 【0002】 【従来の技術】幸福で円満な夫婦生活を送るためには、精神面が満たされるだけでは十分でなく、満たされた性生活が不可欠である。ところで、陰茎の勃起は陰茎基根部の静脈がある種のホルモンの作用により収縮し、陰茎を形成する海綿体内の血管を膨圧することにより起こるものであるが、ストレス等による心因的な影響を受け易いものである。いろいろな面でめまぐるしく変わる現代社会においては、会社勤め等の社会生活はもちろん個人的生活においてもストレスを受けることが多く、その結果勃起不全になり易い傾向がある。そうなると、性生活に支障をきたし勝ちになる。そこで、従来より勃起を助長する器具として、陰茎に嵌め入れ勃起時の膨圧により締め付けるようにした金属製のリングや実開平6−74119号公報に示すように一端側に突部を有し、他端側には前記突部に引掛け得る複数の輪部が連設されてなる勃起用堅縛バンド等が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このようなリングの場合には、陰茎サイズの個人差に適合できるように予め種々のサイズのリングを購入しなければならず、またリングのサイズは製造上飛び寸法にならざるを得ないので、個人差に必ずしも適合し難いという問題点があり、また、勃起時の膨圧により陰茎自体を締め付けるものであるから、勃起が十分でない段階ではリングとの間に隙間があり、締め付けができず効果を発揮できないという問題点があった。さらに、前記勃起用堅縛バンドでは、一端部の突部に他端部の輪部を引掛けるので、ある程度の調節は可能であるが、段階的な調節であり、サイズの個人差に十分適合し難いという問題点があった。本発明はこのような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、フリーサイズの状態で陰茎を絞扼し、勃起を助長すると共に勃起を持続させ得る勃起用のバンドを提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成するためになされた本発明は、次のように構成される。 A 陰茎を絞扼することにより勃起を助長すると共に勃起を持続させるためのバンドであって、陰茎に巻き付け得る可撓性を有するバンド本体と、前記バンド本体の一端部が取り付けられると共にバンド本体の開放端側からバックル自体に挿通し、任意位置でバンド本体を係止し得るようにしたバックルとを備え、しかもバンド本体の前面側で開放端寄りの所定範囲には多数の鋸歯状突起からなるラチエットが形成され、バックルには前記ラチエットに係止し得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が前記バンド本体を挿通すべき部分に設けられて、バンド本体は締まる方向には移動させ得るが逆方向には移動できないようにバックルに係合し、前記係止突部とラチエットとの係合を外すことによって、バンド本体を係合したバックルから取り外し、あるいは自由に移動できるようにした係脱機構を設けたバンド。 B 前記A項記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルがバックル本体とバックルカバーとに2分されると共にバックルカバーはその一端部で回動可能にバックル本体に取り付けられ、バックル本体にはバンド本体の一端部が連結されると共にバンド本体とバックルカバーとの間にバンド本体の挿入部が形成され、かつバックルカバーの内側部にはバンド本体のラチエットに係止させ得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が設けられ、さらにバンド本体とバックルカバーには、両者を互いに掛け止めさせ得る凹凸部もしくは段付き部と引掛り等の掛止部を設け、前記バックル本体とバックルカバーとが互いに掛け止めされたとき、前記係止突部はラチエットに係止され、バックルカバーもしくはバックルカバーに設けた引掛かり等により前記掛け止めを外す方向の力を加えて、バンド本体とバックルとの係合が外れるようにしてなるバンド。 C 前記A項記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルに係合部が設けられてなり、しかも係合部は先端部と他端部にそれぞれ前記ラチエットに係止し得る係止突部とラチエットとの係合を外すための係合解除レバーとが形成され、かつ係合部はその中間部両側においてバックルと一体をなす連結部により回動方向に弾性変形可能に連結され、前記係止突部は前記連結部の弾性による復元力によりラチエットに係止され、係合解除レバーを操作して前記係止突部とラチエットとの係合が外れるようにしてなるバンド。 D 前記A項記載のバンドにおいて、前記バンド本体とバックルは合成樹脂で構成されると共に、前記係脱機構はバックルが前後面に沿う方向に前部バックル部と後部バックル部とに2分されると共にバックル自体の薄肉部によって両部は開閉可能に連結され、後部バックル部にはバンド本体の一端部が連結されると共に前部バックル部と後部バックル部との間にはバンド本体の挿入部が形成され、かつ前部バックル部の内側部にはバンド本体のラチエットに係止させ得る単数もしくは複数の鋸歯状部を有する係止突部が設けられ、さらに前記前部バックル部と後部バックル部の開放端側には、両者を互いに掛け止めさせ得る凹凸部もしくは段付き部と引掛り等の掛止部を設け、前部バックル部と後部バックル部とが互いに掛け止めされたとき、前記係止突部はラチエットに係止され、前部バックル部もしくは前部バックル部に設けた引掛かり等により前記掛け止めを外す方向の力を加えて、バンド本体とバックルとの係合が外れるようにしてなるバンド。 E 前記B項もしくはD項記載のバンドにおいて、前記バックルの係止突部は前記バックルカバーの内側もしくは前記前部バックル部の内側に基部付近が曲がった状態に突設された片持梁状部に鋸歯状突起が形成されてなり、片持梁状部の弾性によりバンド本体のラチエットに押し付けて係合させ得るようにしたバンド。 F 前記A項〜E項のいずれか1項に記載のバンドにおいて、前記係止突部が係合され得る部分を除いたバンド本体の全体もしくは一部あるいはバックルの全体もしくは一部を柔軟粘着性クッション材で覆うようにしたバンド。 ここで、「バンド本体の前面側」とは使用時陰茎に接する面側の反対側を意味するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を記載した図面に基づいて、発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図2(イ)は実施例のバンドを拡大して図示している。図1、図2に示すようにバンド8は、バンド本体10とバックル14とを備えている。バンド本体10は所定幅で可撓性を有し、一端部は後述するバックル本体16に取付けられると共に、前面側で開放端寄りの所定範囲には図1(イ)、(ハ)、(ニ)に示すように多数の鋸歯状突起11を有するラチエット12が形成されている。 【0006】バックル14は、バックル本体16とバックルカバー18とで構成され、同図(ホ)〜(ト)に示すように断面略コの字状のバックルカバー18は、断面略コの字状のバックル本体16の外側に嵌め込まれ、その一端部付近で回動可能に連結されている。すなわち、バックル本体16の両側に突設された回動突部20がバックルカバー18に形成された回動孔21に嵌め込まれ、バックルカバー18が回動可能とされている。なお、バンド本体10は合成樹脂でバックル本体16と一体に設けられている。また、バックル本体16の外側とバックルカバー18の内側には、両者を互いに掛け止めさせ得る凹凸部としての係合凹部22と係合突部24とがそれぞれ形成されている。 【0007】バックルカバー18の下方内側には、図1(ト)、(ヘ)に示すように基部付近で曲がった片持梁状の係止突部26が設けられ、その下面側には複数の鋸歯状突起が形成され、図2に示すようにバックル14に挿通されたバンド本体10のラチエット12に対し、弾性による復元力により係止するようにされている。バックルカバー18の端部またはバックルカバー18に設けられた係合外し用突部28を引き起こせば、ラチエット12と係止突部26の鋸歯状突起との係合が外れることになる。 【0008】バンド本体10に設けるべきラチエット12の長さ方向の範囲は、使用時図2に示すように陰茎30に巻き付けた際、陰茎サイズ(太さ)の個人差に応じて十分な絞扼、すなわち締め付けができるように、締め付け位置が調節可能に、かつ多少の余裕をもつように決定される。 【0009】バンド本体10は、図1に示すようにラチエット12およびその付近を含む開放端側の部分を除いて、柔軟粘着性クッション材32で覆われている。柔軟粘着性クッション材32は柔軟性と粘着性を有する粘着ゲルに属するものである(例えば、ミナト医科学株式会社(大阪市淀川区新北野3−13−7)製の電気医療器スリムカイネSK−S(登録商標)で使用する、皮膚面に接着し電気刺激を緩和するための「粘着ゲル」がこれに該当する。)バンド8の角張った部分が陰茎に触れると痛みを感じるが、柔軟粘着性クッション材32は角張った部分を覆うことにより使用者の苦痛を和らげると共に、使用時の違和感を少なくするのに役立つ。クッション材32で覆う範囲は、ラチエット12とバックル14との係合に少なくとも支障をきたさない範囲とすることが必要である。ラチエット12の直近まで覆うと、クッション材32が邪魔になり、バックル14内にバンド本体10がそれ以上入らないからである。 【0010】また、クッション材32は、バンド本体10に止まらず少なくともバックル14の底部にも配置されると共に、さらに所定範囲延伸して設けられる。すなわち、図2(イ)に示すようにバックル14の端部とクッション材32との間に段差が生じる場合があるが、この段差部分を内側からカバーするように、クッション材32の端部は延伸した状態に設けられる。この段差部分も陰茎に当たると痛みを与えるが、クッション材32はこの痛みをなくすのに役立つ。 【0011】以上のように構成された実施例のバンドは、図2に示すようにバンド本体10の先端部からバックル14に挿通し、陰茎30を取り巻くように輪状にして陰茎30の付け根部分に装着して使用される。陰茎30の付け根付近の静脈が締め付けられると、陰茎30の海綿体内の血管が膨圧され、勃起が強くなると共に勃起が持続するようになる。バンド本体10のラチエット12がバックル14に挿通されると、ラチエット12の1ピッチ移動毎に輪状部分は縮径し、陰茎サイズ(太さ)の個人差に応じた好適な締め付け加減が得られるように調節できるという利点がある。ラチエット12を1ピッチ移動させると、輪状部分は1ピッチ/円周率(=3.14)だけ縮径あるいは拡径するが、ピッチを微細にすることにより陰茎サイズの個人差に対応して、略フリーサイズの状態に調節可能となる。(例えば、ピッチを1mmとすれば、1ピッチ毎に1/3.14=約0.3mmだけ縮径あるいは拡径する。)また、フリーサイズの状態に締め付け加減を調節できるので、勃起不全の程度に応じて最も好適な締め付け状態に調節できるという利点がある。 【0012】なお、バンド本体10のバックル14から飛び出した部分は、粘着剤等でその下面側に位置するバンド本体10の前面部もしくはその部分を覆うクッション材32上に止め置くことが望ましい。また、使用時にバックル14の前面部、両側面部およびバンド本体10の露出した部分をクッション材32で覆うと共に、バンド8はできるだけ陰茎30の付け根側寄りで、かつ体内に押し込むようにして装着することが、性行為時女性の膣口付近を傷つけたり、苦痛を与えたりすることがなく望ましい。 【0013】バンド8の取り外しは、係合外し用突部28を前面側に引き起こすことにより容易に行い得る。すなわち、ラチエット12と係止突部26との係合が外れ、バンド本体10はバックル14から容易に抜き取ることが可能となる。従って、使用後や使用途中において、不要となれば取り外しは容易であり、また再度の締め付け加減の調節も容易である。 【0014】図3、図4は本発明の他の実施例を示す。変更を要しない部分は、同一番号を付して詳しい説明は省略する。(以下同様である。)バンド36は、バンド本体10とバックル38を備え、バックル38は図3(ハ)〜(ト)に示すように、内側に空洞部を有し、一面側は大きく開口されると共に、他面側にはバンド本体10が一体に設けられ、その上方には横長のバンド本体10の挿通取出口40が形成され、反対側の端部上方には固定突部42が立設されている。固定突部42は内側が大きくくり抜かれたような門形状をなし、くり抜かれた部分は前記空洞部の大きな開口部に至っており、固定突部42の内側面の両側に配置された段付部44間に係合解除レバー46が立設されている。48は補強リブである。また、バックル38は、前記挿通取出口40の上方に1対のスリット50が設けられ、段付部44に至っている。 【0015】その結果、係合部52が形成される。すなわち、係合部52は、係合解除レバー46の両側に位置する段付部44の一部が連結部54をなし、係合部52の一端側が係合解除レバー46で、他端側が先端の尖った係止突部56をなし、連結部54の弾性による復元力によってバンド本体10のラチエット12に係止するようにされている。固定突部42と係合解除レバー46とを指で摘むと、連結部54を中心として係合部52全体が回動して係止突部56が持ち上がり、ラチエット12との係合が外れ、バックル38に挿通されたバンド本体10の先端部側は、バックル38から抜き取ることが可能となる。なお、使用方法は、図4に示すように前記バンド8の場合と同様である。すなわち、バンド本体10の先端部からバックル38に挿通し、陰茎30を取り巻くように輪状にして陰茎30の付け根部分に装着して使用される。 【0016】図5、図6は本発明のさらに他の実施例を示す。バンド62は、バンド本体10とバックル64を備え、バックル64は図5(ハ)〜(ホ)に示すように、側方で前部バックル部66と後部バックル部68とに2分されると共に、薄肉部70により開閉可能に連結され、両部66、68の開放端側には、それぞれ両部を互いに掛け止めさせ得る凹凸部としての係合凹部72と係合突部74が設けられる。また、前部バックル部66の内側には、図5(ホ)に示すように基部付近で曲がった片持梁状の係止突部76が設けられ、その下面側にはバンド本体10のラチエット12に係止し得る鋸歯状突起が形成されている。80は係合外し用突部である。係止突部76を上方に持ち上げると、前部バックル部66と後部バックル部68の間が開き、バンド本体10との係合が外れ、バンド本体10の取り出しが可能となる。なお、使用方法は図6(イ)、(ロ)に示すように、前記バンド8の場合と同様である。すなわち、バンド本体10の先端部からバックル64に挿通し、陰茎30を取り巻くように輪状にして陰茎30の付け根部分に装着して使用される。 【0017】前記各実施例において、バンド本体10はバックルと合成樹脂で一体に構成したが、別部材で構成し、連結させるようにしてもよい。それぞれを異なる材質で構成できるという利点がある。また、ラチエットの部分は別の材質で構成したものをバンド本体に接合することも可能である。また、図1に示す実施例において、バックル本体16とバックルカバー18にそれぞれ設けるべき回動突部と回動孔を、それぞれ逆に設けることも可能である。さらに、図5に示す実施例において、前部バックル部66と後部バックル部68にそれぞれ設けるべき係合凹部と係合突部を逆にして設けることも可能である。以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。 【0018】 【発明の効果】本発明は上述のように構成されているので、次に記載する効果を奏する。バンド本体の開放端をバックルに挿通して輪状にしたときには、バンド本体のラチエットをバックルの係止突部に係合するようにされているので、ラチエットの1ピッチ毎に輪状部の径を縮径あるいは拡径でき、径方向の陰茎サイズの個人差に応じて、無段階にフリーサイズの状態で各個人に適した絞め加減の調節が可能であるという利点がある。従って、陰茎サイズに個人差があっても各個人の勃起を助長し得ると共に、勃起を持続させ得る効果を奏する。故に、夫婦間等の性生活の改善に役立つ。また、フリーサイズの状態で使用できるので、各個人に適合する種々のサイズのものを買い求める必要がなく、1種類のものでこと足りるという利点がある。さらに、バンド本体の先端部をバックルに挿通して陰茎を取り巻くようにして引き締めるだけでよいので、使用が簡単かつ容易であり、取り外しは係脱機構によりバンド本体のラチエットとバックルの係止突部との係合を外すだけでよいので、取り外しが簡単かつ容易である。また、バンドを柔軟粘着性クッション材で覆うことにより使用者の痛み等を解消すると共に、相手女性側に痛みを与えたり、傷つけたりすることを回避できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500270239 【氏名又は名称】伊勢 庚子
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| 【出願日】 |
平成12年6月8日(2000.6.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086508 【弁理士】 【氏名又は名称】富田 光風
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| 【公開番号】 |
特開2001−346821(P2001−346821A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月18日(2001.12.18) |
| 【出願番号】 |
特願2000−172613(P2000−172613) |
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