| 【発明の名称】 |
盲人の歩行誘導装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】染谷 善久
【氏名】阿波 義彦
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| 【要約】 |
【課題】少なくとも道路の曲がり角や、坂道で登る(下る)であるとか、階段があって登る(下る)と言った平坦な道とは異なる情報を杖本体を携えた盲人の当該杖本体を介して盲人に伝えられるようにしたこと。
【解決手段】盲人が携帯する杖本体1と盲人が歩行する盲人誘導性材料を埋め込んだ道路2からなる。杖本体の握手部分12内に振動モーター11を設け、杖本体の末端近く内にはコイル13と摺動可能なマグネット芯14を設ける。コイルと振動モータの間即ち杖本体の中間部に周波数変換回路15、アンプ16及びイヤホーン17が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 各種磁性体などの盲人誘導性材料(3)を埋め込んだ道路(2)と、該誘導性材料(3)の存在を確認できる杖本体(1)からなり、少なくとも上記道路(2)の曲がり角や階段や坂道などでは、平坦な道とは異なった情報を杖本体(1)に伝えるようにしたことを特徴とする盲人の歩行誘導装置。 【請求項2】 上記杖本体(1)に伝えられた情報は振動に変えられることを特徴とする請求項1の盲人の歩行誘導装置。 【請求項3】 上記振動は道路(2)の曲がり角や、階段や、坂道などのそれぞれが平坦な道とは異なったサイクルor/andインターバルであることをことを特徴とする請求項1及び2の盲人の歩行誘導装置。 【請求項4】 上記請求項1乃至3の情報は音声によって変えられ盲人に伝えられるようにしたことを特徴とする盲人の歩行誘導装置。 【請求項5】 上記請求項4の音声は、道路(2)の曲り道や階段や坂道などのそれぞれが平坦な道とは異なった音声であることを特徴とする盲人の歩行誘導装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は歩行中の盲人を安全に誘導する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来表面が凸凹で合成ゴムや樹脂などで造られた、平らな誘導板を道路上に埋め込み、盲人はこの凸凹によって道路の方向に導かれるようにしたことは公知である。しかしながらこのような構造のものは、雪や泥が積もったりするとその凸凹の存在が確認できなくなる。 【0003】そこで道路上に鉄材のような磁性物を埋め込み、かつ盲人の杖に当該磁性体を感知する手段を設けて、盲人を導くことようにした盲人の誘導装置は知られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】而してこれにより盲人に確かに道路の存在を確認させることができたがこれに加え、さらに盲人にとって重要なことは当該道路が曲がるとか、坂道で登る(下る)であるとか、階段があって登る(下る)と言ったことを直前に盲人に情報として伝えられることであって、本発明は正にこの要望に添ったものであり盲人の福音となるものである。 【0005】 【発明が解決するための手段】本発明の特徴は少なくとも道路(2)の曲がり角や、坂道で登る(下る)であるとか、階段があって登る(下る)と言った平坦な道とは異なる情報を杖本体(1)を携えた盲人に、当該杖本体(1)を介して盲人に伝えられるようにしたことであり、かつその情報は道路(2)に埋め込んだ誘導性材料(3)によってもたらされるものであるが、該情報は杖本体(1)の振動and/or杖本体(1)を介して盲人に伝えられる音声によるものとしたことである。 【0006】而して上記情報は、道路(2)の曲がり角や、階段や坂道の直前にあって平坦な時とは異なったサイクルand/or,インターバルの振動and/orサイクル若しくは音声によって盲人に伝えられるようにしたものである。 【0007】 【実施例1】本発明盲人の歩行誘導装置は、盲人が携帯する杖本体(1)と盲人が歩行する盲人誘導性材料(3)を埋め込んだ道路(2)からなる。 【0008】まず本発明杖本体(1)を実施例に述べると、それは図1のように杖本体(1)が振動する構造になっているもの、図2のように振動and/orスイッチ音声で盲人に道路(2)の状況を伝えることができるようにしたものが考えられる。 【0009】而して図3で(1)は杖本体であり、(11)は杖本体(1)の握手部分(12)内に設けた振動モータであり、(13)は杖本体(1)の末端近く内に設けられたコイルであって、該コイル内には摺動可能としたマグネット芯(14)がある。 【0010】このマグネット芯(14)とコイル(13)の関連構造は具体的に示してないが、マグネット芯(14)の末端は通常道路(2)と接するようになっており、後述の道路(2)内の所定の誘導性材料(3)と直接あるいは間接的に触れることによりコイル(13)が励磁されるようになっている。 【0011】これらコイル(13)と振動モータ(11)の間、即ち杖本体(1)の中間部には、必要なら人間の聴覚で感知しやすい周波数にするため、周波数変規回路(15)及びアンプ(16)やバッテリー(17)が設けられている。 【0012】なお、図2の実施例は、道路(2)の状況を杖本体(1)の振動によって盲人に知らせる外、音声によっても伝えるもので、当然のこと乍らコイル(13)とマグネット芯(14)によって発生した信号は、杖本体(1)内のアンプ(16)に伝えられ、該アンプ(16)に接続されたイヤホン(17)から聴取できるようになっている。 【0013】盲人用の道路(2)の構成は図4以下にその一例を示した。即ち通常各種の磁性体などの盲人誘導製材料(3)は、表面に空条を平坦な合成ゴム製などの平板(4)内に整然と埋め込まれている。 【0014】即ち図4のようにこの誘導性材料(3)はこれが直線上の道路(2)の場合、盲人の進行方向とは直角方向にそれぞれ間隔(5)を置いて平行に並べられ、これらの盲人の進行方向からみて左右方向の一組の誘導性材料(3)群が、進行方向に並べられている。なお図8で示した鋸歯状の図形(13)は盲人の杖本体(1)が道路(2)を「ナゾル」状態をしめしたもの、即ち、杖本体(1)のマグネット芯(14)は当該誘導性材料(5)が、左右方向に一定間隔で設けられていることを信号としてとらえ、その信号は周波数変換回路(15)や増幅器(16)などを経て、振動モータ(11)に伝えられ、杖本体(1)は特にその握手部分(12)が一定間隔で振動することになり、その結果盲人は道路(2)に添って安全に歩行することが出来るのである。 【0015】なおこの時耳の不自由でない盲人は、イヤホン(17)を耳に入れておけば、上記道路状況の信号情報がアンプ(16)を介して、適宜の音声で伝えられるのである。 【0016】今道路(2)が右折れの時は、同図4のように上記左右方向の一組の誘導性材料(3)群の間隔(5)を、直線の場合に比べて1/2とすれば、杖本体(1)に与えられる振動が直線の場合の2倍となり、盲人に曲がり角が来たことを知らせることができるのである。 【0017】同時に図5のように誘導性材料(3)の配列を坂道の最初や最後、階段の最初や最後にも、直線の場合、曲がり角の場合とは異なった間隔(5)とすることで、図8A乃至Cのような図形(18)のようにそれぞれが異なった波長の振動あるいは異なったメロディーを含む音声で、盲人にその情報を伝えることが出来るのである。 【0018】またこのメロディーを含む音声による情報の伝達は直線や坂道,曲がり角といった道路の状況を伝えるだけではなく、盲人が日常生活において立ち寄る場所仮令えば役所,警察署,図書館,公民館,銀行,郵便局,バス停,トイレといった公共施設の前にさしかかった場合、その存在の情報も伝えられることは言うまでもない。 【0019】 【効果】以上のように本発明は、仮令道路(2)に雪が積もったり、泥が積もったりして従来の盲人誘導の道路の凸凹が消えてしまっても、道路(2)内に埋め込んだ誘導性材料(3)の存在で、道路(2)の曲がり角や、坂道とか階段とかの状況や公共施設の存在をいち早く盲人に振動and/or音声で教えることができ、盲人の歩行の安全を確保できたのである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591240342 【氏名又は名称】株式会社染谷 【識別番号】500224106 【氏名又は名称】株式会社アプト
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| 【出願日】 |
平成12年5月18日(2000.5.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097906 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 和年
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| 【公開番号】 |
特開2001−327526(P2001−327526A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−146908(P2000−146908) |
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