| 【発明の名称】 |
関節用サポーター |
| 【発明者】 |
【氏名】イェンス・シュロムスキ
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| 【要約】 |
【課題】上記の問題の提示を前提として、着用するための関節用サポーターを用いることが意図されている。
【解決手段】前側と、この前側に向かい合っている屈曲側(3)とを有する弾性的な筒部からなり、2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤス(7,)が、屈曲側(3)の所で、筒部に形成されてなる、着用するための関節用サポーターが提案されるてい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前側(1)と、この前側に向かい合っている屈曲側(3)とを有する弾性的な筒部(1,3)からなり、2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤス(7,7′)が、前記屈曲側(3)の所で、前記筒部に形成されてなる、着用するための関節用サポーター。 【請求項2】 前記スペーサー用メリヤス(7)は、前記筒部(1,3)の全長(L1)に亘って延びていることを特徴とする請求項1に記載の関節用サポーター。 【請求項3】 前記スペーサー用メリヤス(7)は、縦方向(L)において、中間の区域(2)で拡張されて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の関節用サポーター。 【請求項4】 前記スペーサー用メリヤス(7′)は、縦方向(L)において中間の区域(2)に設けられている開口部(5)に、設けられていることを特徴とする請求項1に記載の関節用サポーター。 【請求項5】 前記開口部(5)は前記筒部(1,3)を少なくとも半分まで囲んでいることを特徴とする請求項4に記載の関節用サポーター。 【請求項6】 前記開口部(5)は、互いに離隔して曲げられかつ前記縦方向(L)に対し実質的に直角に設けられている複数の側面(6)と共に、実質的に、矩形の形状を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の関節用サポーター。 【請求項7】 縦方向(L)における前記開口部(5)の広がりは実質的に前記筒部の直径(d)に対応していることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1に記載の関節用サポーター。 【請求項8】 前記筒部(1,3)は横編み生地(1′)を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の関節用サポーター。 【請求項9】 前記横編み生地(1′)は、ほぼ半分だけ、縮れたパーロン糸及び/又はナイロン糸を有し、他の半分だけ、ゴム及び弾性繊維を有することを特徴とする請求項8に記載の関節用サポーター。 【請求項10】 前記前側(1)及び前記屈曲側(3)は少なくとも1つのフラットシーム(4)によって互いに結合されており、前記開口部(5)は前記屈曲側(3)に限定されており、この屈曲部を、2つの実質的に鏡像的に類似した区域に分割することを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1に記載の関節用サポーター。 【請求項11】 前記スペーサー用メリヤス(7,7′)は少なくとも1つのフラットシームによって前記筒部(1,3)に縫い合わされていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の関節用サポーター。 【請求項12】 前記スペーサー用メリヤス(7,7′)の2つの層(8)は互いに実質的に平行に延びており、前記層(8)に対して約45°の角度を有する、水分を運ぶ複数の結合糸(9)によって、約2乃至3mmの間隔に互いに保たれることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1に記載の関節用サポーター。 【請求項13】 前記スペーサー用メリヤス(7,7′)は、ポリエステル、ポリアミドまたはリクラからなることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1に記載の関節用サポーター。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は着用するための関節用サポーターに関する。 【0002】 【従来の技術】このタイプの複数のサポーターは、人間の複数の関節、例えば肘を支持するために、用いることができる。複数の膝関節用サポーター又は膝関節用矯正器は、例えば、保存的な術後の治療の間に不安定な膝関節を支持するために、関節固定術の(arthrotisch)関節によって引き起こされた痛みを緩和するためにも、及び側副靭帯の損傷後に膝を支持するために、用いられる。複数の膝関節用サポーターは患者の膝関節を覆うように引っ張って被せられる。患者は、治療中に、毎日、しかし特に歩行及び疾走の際に膝関節用サポーターを着用している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の関節用サポーターの欠点は、これらの関節用サポーターが、歩行又は疾走の際に、ひかがみの領域に皺を作り、屈曲位置ではひかがみを締め付けることである。従来のようにほぼ完全に横編み生地又は丸編み生地から製造される膝関節サポーターは、患者のひかがみ領域での発汗の増加をもたらし、かくて傷口の擦れを増大させる。 【0004】この問題の提示を前提として、着用するための関節用サポーターを用いることが意図されている。 【0005】 【課題を解決するための手段】問題を解決するためには、関節用サポーターは、前側と、この前側に向かい合っている屈曲側とを有する弾性的な筒部からなり、2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤスが、屈曲側で、筒部に形成されている。 【0006】関節用サポーターは、膝関節を覆うように及び肘関節又は他の関節を覆うように引張り被せることができる。弾性的な筒部の屈曲側はひかがみにおけるクッションとして定められており、弾性的な筒部の前側はひかがみと反対側にある関節側におけるクッションとして定められている。筒部は、縦方向に、患者の四肢を覆うように、支持されるべき関節を覆うように、引張り被せることができる。この場合、筒部は、最大限の面接触で四肢にぴったり合うように、形成されていることが好ましい。 【0007】2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤスは、皮膚から外への水分の運搬によって、ひかがみの領域で汗が溜まるのを防止する。メリヤスの織り方は関節の屈曲位置での関節用サポーターの甚だしい皺の出来を防止する。 【0008】関節用サポーターの製造は、スペーサー用メリヤスが筒部の全長に亘って延びているとき、容易化される。この場合、筒部は異なった幅の2つのメリヤスから形成されており、これらのメリヤスは互いに結合されて筒部を形成している。結合は2つのフラットシームによってなされる。 【0009】スペーサー用メリヤスが、縦方向に関して、中間の区域に拡張されて形成されているとき、サポーターを着用している患者のひかがみの、まさにその領域での水分の運搬の好ましい作用を、改善することができる。 【0010】スペーサー用メリヤスが、縦方向に関して中間の区域に設けられている開口部に設けられていることは、特に好都合である。ひかがみ側の開口部は、関節用サポーターの着用後に、ひかがみに配置されているように、設けられていなければならない。 【0011】或る好ましい実施の形態では、開口部は筒部を少なくとも半分まで囲んでいる。 【0012】開口部をこのように形成することによって、関節の屈曲位置で皺を作る領域が、関節用サポーターの縦方向に対し直角方向に、開口部に付けられた水分運搬用のメリヤスにより完全に覆われることが、達成される。 【0013】スペーサー用メリヤスの2つの層が互いに実質的に平行に延びており、層に対して約45°の角度を有する、水分を運ぶ複数の結合糸によって、約2mm乃至3mmの間隔に互いに保たれることは好ましい。 【0014】ひかがみでのパッドとして定められているスペーサー用メリヤスは、水分を、患者の皮膚に直にある身体側の位置から、水分を運ぶ結合糸を通って、メリヤスの、身体側の位置に対し実質的に平行に延びている、身体から離れた位置へ、運搬する。 【0015】開口部は、互いに離隔して曲げられかつ筒部の縦方向に対し実質的に直角に設けられている複数の側面と共に、実質的に矩形の形状を有することが好ましい。 【0016】縦方向における開口部の広がりは、これに関連しても、皺を作る領域を、開口部に付けられた、水分を運搬するスペーサー用メリヤスによって完全に覆われるために、十分に大きいほうがよい。ひかがみの解剖学的な形状への適合のためには、実質的に矩形の形状を有する開口部の、複数の側面は、互いに離隔して曲げられている。 【0017】縦方向における開口部の広がりが実質的に筒部の直径に対応していることは好ましい。 【0018】本発明に係わる関節用サポーターの、他の好ましい実施の形態では、筒部は横編み生地を有する。横編み生地は、ほぼ半分だけ、プラスチック繊維(縮れたパーロン糸及び/又はナイロン糸)を有し、他の半分だけ、ゴム及び弾性繊維を有することができる。 【0019】関節用サポーターを実質的に横編み生地として形成することによって、患者の皮膚と関節用サポーターとの間の最大限の面接触が形成される。横編み生地の、素材の好ましい組成の故に、運動によって変化する関節の形状へ適合するための弾性と、関節を支えるための安定性との好都合な割合が達成される。 【0020】前側及び屈曲側は少なくとも1つのフラットシームによって互いに結合されており、開口部は屈曲側に限定されており、この屈曲部を、2つの実質的に鏡像的に類似した区域に分割することは好ましい。 【0021】この実施の形態は安価に製造可能な関節用サポーターである。前側及び屈曲側を横編み生地として一体的に編むことができる。横編み生地の前側及び屈曲側の、2つの向かい合っている縁部は、少なくとも1つのフラットシームによって、縦方向に互いに縫い合わされて、筒部を形成する。屈曲側は、ひかがみでのクッションとして設けられた領域で、開口部を形成するために、モデルに合わせて打ち抜かれる。屈曲側は、場合によっては寸法の異なる、2つの実質的に鏡像的な区域に、分かれている。適当な打抜き部分によって得られた、2層の、水分運搬用のスペーサー用メリヤスを、同一形状の開口部に付けることができる。この場合、スペーサー用メリヤスがフラットシームによって筒部と縫い合わされるのは好ましい。しかし、スペーサー用メリヤスと筒部との間の結合を複数のフラットシームによって形成することも考えられる。 【0022】他の好ましい実施の形態では、スペーサー用メリヤスはポリエステル、ポリアミド及びリクラ(Lycra)からなる。メリヤスの編み方の選択に応じて、スペーサー用メリヤスは、使用目的に従って、伸び率が低いか又は一定の弾性をもって形成されている。スペーサー用メリヤスは縦方向に及び縦方向に対し直角に異なった弾性をもって構成されていることができる。これらの材料によって製造されたスペーサー用メリヤスは手入れのし易さ、耐久性及び着用快適性の点で際立っている。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しして本発明の複数の実施の形態を詳述する。図1は管状の関節用サポーターの前側1を示している。この関節用サポーターは一体の横編み生地からなり、横編み(Rechts-Rechts-Bindung)で編まれている。この場合、用いられた糸は50%の縮れたプラスチック繊維(ヘランカPH)、46%のゴム糸及び4%の弾性繊維を有する。前側1、及びこの前側に向かい合っている屈曲側(背面)3は、両者の投影面において、中間の区域2で互いに曲げられた側面と共に、矩形の形状を有する。 【0024】図2から明らかなように、横編み生地1′は関節用サポーターの背面3まで延びている。背面3で、全長L1に亘って、ストリップ状の、2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤス7が形成されており、このスペーサー用メリヤスは、複数のフラットシーム(Flachnaehte)5を介して、横編み生地1′と結合されている。図3に示された変形の実施の形態では、スペーサー用メリヤス7は、参照符号7″で示されるように、中間の区域2に拡張されて形成されている。拡張部分7″は、膝窩(ここでは、ひかがみ)の出来る限り広い領域に亘って延びていて、危険区域で、外への十分な水分の運搬を保証するように、選択されている。以下、図7を参照して、スペーサー用メリヤスの構造を詳述する。 【0025】図4は、関節用サポーターの他の実施の形態の背面3を示している。この関節用サポーターは、投影図では、縦方向Lで中間の区域2で互いに湾曲している側面と共に、矩形の形状を有する。背面3は屈曲側である。屈曲側3は、前側1と共に一体的な横編み生地を形成する2つの実質的に鏡像的に類似の区域に分割されている。図6に示すように、一体的な横編み生地1′の2つの向かい合っている縁部は、1つのフラットシームによって縫い合わされて、縦方向Lに形成される弾性的な筒部1,3を作っている。 【0026】縦方向Lの中間の区域2には、屈曲側に、開口部5が設けられている。この開口部5は、互いから離隔して曲げられた複数の側面6と共に、矩形の形状を有する。 【0027】これらの側面は関節用サポーターの縦方向Lに対し直角方向に位置している(図4を参照せよ)。縦方向における開口部5の広がりは、中間の区域2で僅かしか延びていない関節用サポーターの直径dにほぼ対応している。2層の、水分を運ぶスペーサー用メリヤス7′が開口部5に形成されている。このスペーサー用メリヤスは、開口部5を取り巻いているフラットシームによって、弾性的な筒部1,3に縫い付けられている。 【0028】筒部の2つの開口部には、夫々弾性的なへりレースが付けられていることができる。 【0029】スペーサー用メリヤス7,7′の2つの層8は、互いに2乃至3mmの間隔に保たれている(図7)。2つの層の2つの外面には小さな模様が付けられている。スペーサー用メリヤス7,7′は曲げ弾性的に形成されている。スペーサー用メリヤス7,7′の、2つの互いに平行な層8の間の複数の結合糸9は、スペーサー用メリヤス7,7′の層8に対し約45°の角度で延びている。2つの層8にはポリアミド33 f12及びリクラ44 dteが使われている。複数の結合糸9はポリエステルと、水分を運ぶシステムとを有する。 【0030】筒部の2つの開口部には、夫々弾性的なへりレースが付けられている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】301034289 【氏名又は名称】オットー・ボック・オルトペディッシェ・インデュストリエ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー 【氏名又は名称原語表記】Otto Bock Orthopaedische Industrie GmbH & Co.
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| 【出願日】 |
平成13年1月9日(2001.1.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−252297(P2001−252297A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月18日(2001.9.18) |
| 【出願番号】 |
特願2001−1254(P2001−1254) |
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