| 【発明の名称】 |
骨盤矯正ベルト |
| 【発明者】 |
【氏名】土屋 義弘
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| 【要約】 |
【課題】骨盤矯正ベルトについて、着用中のベルトのずり上がりを防止する。着用安定性の精度を向上する。長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることなく、骨盤を正しい位置に安定して矯正し得る、特殊カッティングを施した上下2段のベルトを提供する。
【解決手段】骨盤矯正ベルト10は、上段ベルト1 の上段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜縁部5 が、同右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6 が設けられている。下段ベルト2 の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13が設けられ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連なって左方上向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾斜縁部15の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部16が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弾性を有する布地製でかつ主として腸骨稜および仙腸関節を覆う上段ベルト1と、同弾性を有する布地製でかつ主として股関節を覆う下段ベルト2とを備え、上段ベルト1は上段ベルト主部1Aとこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部21,21とよりなるとともに、下段ベルト2は下段ベルト主部2Aとこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部22,22とよりなり、上下両ベルト1,2の左右両端の重ね合わせ結合部21,21と22,22とが重合状態に結合されて、矯正ベルト両端連結部31,32が形成され、上下段ベルト1,2の長さの中間部分が複数の布地製連結片17,17によって互いに連結され、矯正ベルト両端連結部31,32が着脱自在に連結されるようになされている骨盤矯正ベルトにおいて、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜縁部5が、同右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6がそれぞれ設けられ、下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13が設けられ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連なって左方上向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾斜縁部15の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部16が設けられ、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの左端部1aの左端垂直縁部7と下段ベルト主部2Aの左端部2aの左側第2傾斜縁部14とが重ね合わせられて結合されるとともに、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの右端部1bの右端垂直縁部8と下段ベルト主部2Aの右端部2bの右側第2傾斜縁部16とが重ね合わせられて結合されていることを特徴とする、骨盤矯正ベルト。 【請求項2】 上段ベルト主部1Aの左端部1aの左方下向きの傾斜縁部5の同ベルト主部水平上縁部3に対する傾斜角度が5〜15°であり、同右端部1bの右方下向きの傾斜縁部6の同ベルト主部水平上縁部3に対する傾斜角度が5〜15°であり、下段ベルト主部2Aの左端部2aの左方上向きの左側第1傾斜縁部13の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が10〜20°であり、同左端部2aの左方上向きの左側第2傾斜縁部14の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が60〜70°であり、下段ベルト主部2Aの右端部2bの右方上向きの右側第1傾斜縁部15の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が10〜20°であり、同右端部2bの右方上向きの右側第2傾斜縁部16の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度が60〜70°である、請求項1記載の骨盤矯正ベルト。 【請求項3】 下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿ってベルト装着圧吸収用長孔23が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右側第1傾斜縁部15に沿ってベルト装着圧吸収用長孔24が設けられている、請求項1記載の骨盤矯正ベルト。 【請求項4】 上下段ベルト1,2の長さの中間部分を連結する布地製連結片17の上辺部17aが、上段ベルト主部1Aの水平下縁部4より同ベルト主部1Aの相対的に深い位置で縫い止められ、同布地製連結片17の下辺部17bが下段ベルト主部2Aの水平上縁部11より同ベルト主部2Aの相対的に浅い位置で縫い止められている、請求項1〜3記載のうちのいずれか1項記載の骨盤矯正ベルト。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、骨盤矯正ベルトに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、現代人の大半は、運動不足による筋肉の弱体化と悪い姿勢の多い生活習慣により、骨盤が開いて後ろに傾斜してきており、腰痛をはじめ様々な慢性的な病を併発してきていることが指摘されている。これを矯正するために、骨盤の腸骨を締める様々なベルトが開発され、市販されているが、より効果を上げるためには、開いた腸骨を締めるとともに、仙骨および股関節をサポートすることが必要となり、そのためには、どうしても2本のベルトが必要となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大腿骨頭(股関節)と腸骨の上部を同時にサポートするということになると、人間工学上、体の後ろ面では上下2本のベルトが必要であり、体の前面では、それを1本にまとめなければならない。そこで、様々な企業によって様々な方法で、当該大腿骨頭(股関節)と腸骨の上部を同時にサポートするために上下2本のベルトを用いた矯正ベルトが作られ、市販されているが、その部分は全身の体重を受け止める場所であるとともに、人の立ち居振る舞いの動作の中で最も複雑な形状を呈する部分でもあるために、着用中にベルトがずり上がりやすく、装着しても一日の内に何度もベルトの位置を正しい位置に補正しなければならないという煩わしさがあり、商品や体型によっては多少の違いはあるものの、いずれの商品も安定して装着し続けることができないという問題があった。本出願人は、先に、このような2本のベルトを使用した骨盤矯正ベルトを提案した(例えば特開平11−56887号公報参照)。この先提案の骨盤矯正ベルトによれば、起立筋の弱体化に起因する骨盤の傾きを正す(直す)ことができて、腰痛をはじめとする諸生活習慣病を予防、並びに改善することができるものであった。 【0004】本発明は、上記の先提案の骨盤矯正ベルトをさらに改善しかつ上記従来技術の問題を解決するためになされたもので、着用中のベルトのずり上がりを防止することができて、着用安定性の精度を向上し得るとともに、長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることなく、骨盤を正しい位置に安定して矯正することができる、骨盤矯正ベルトを提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明の請求項1記載の骨盤矯正ベルトは、弾性を有する布地製でかつ主として腸骨稜および仙腸関節を覆う上段ベルトと、同弾性を有する布地製でかつ主として股関節を覆う下段ベルトとを備え、上段ベルトは上段ベルト主部とこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部とよりなるとともに、下段ベルトは下段ベルト主部とこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部とよりなり、上下両ベルトの左右両端の重ね合わせ結合部とが重合状態に結合されて、矯正ベルト両端連結部が形成され、上下段ベルトの長さの中間部分が複数の布地製連結片によって互いに連結され、矯正ベルト両端連結部が着脱自在に連結されるようになされている骨盤矯正ベルトにおいて、上段ベルトの上段ベルト主部の左端部の上縁部に左方下向きの傾斜縁部が、同右端部の上縁部に右方下向きの傾斜縁部がそれぞれ設けられ、下段ベルトの下段ベルト主部の左端部の下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部が設けられ、この左側1第傾斜縁部の上端に連なって左方上向きの左側第2傾斜縁部が設けられ、同下段ベルト主部の右端部の下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部が設けられ、この右側第1傾斜縁部の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部が設けられ、上段ベルトの上段ベルト主部の左端部の左端垂直縁部と下段ベルト主部の左端部の左側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されるとともに、上段ベルトの上段ベルト主部の右端部の右端垂直縁部と下段ベルト主部の右端部の右側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されていることを特徴としている。 【0006】上記請求項1記載の骨盤矯正ベルトにおいて、上段ベルト主部の左端部の左方下向きの傾斜縁部の同ベルト主部水平上縁部に対する傾斜角度が5〜15°であり、同右端部の右方下向きの傾斜縁部の同ベルト主部水平上縁部に対する傾斜角度が5〜15°であり、下段ベルト主部の左端部の左方上向きの左側第1傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が10〜20°であり、同左端部の左方上向きの左側第2傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が60〜70°であり、下段ベルト主部の右端部の右方上向きの右側第1傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が10〜20°であり、同右端部の右方上向きの右側第2傾斜縁部の同ベルト主部水平下縁部に対する傾斜角度が60〜70°である。 【0007】上記請求項1記載の骨盤矯正ベルトにおいて、下段ベルトの下段ベルト主部の左端部の下縁部に左側第1傾斜縁部に沿ってベルト装着圧吸収用長孔が設けられ、同下段ベルト主部の右端部の下縁部に右側第1傾斜縁部に沿ってベルト装着圧吸収用長孔が設けられている。 【0008】上記請求項1記載の骨盤矯正ベルトにおいて、上下段ベルトの長さの中間部分を連結する布地製連結片の上辺部が、上段ベルト主部の水平下縁部より同ベルト主部の相対的に深い位置で縫い止められ、同布地製連結片の下辺部が下段ベルト主部の水平上縁部より同ベルト主部の相対的に浅い位置で縫い止められている。 【0009】 【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図面に示す一実施例について説明する。図1〜図8は、本発明の第1実施例を示すものである。まず図1を参照すると、本発明による骨盤矯正ベルト10は、弾性を有する布地製でかつ主として腸骨稜及び仙腸関節を覆う上段ベルト1と、同弾性を有する布地製でかつ主として股関節を覆う下段ベルト2とを備えている。ここで、上下段ベルト1,2は、圧力を加えても、血行を阻害しにくい編み立て構造の2本の特殊ベルトによって構成されている。上段ベルト1は、上段ベルト主部1Aとこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部21,21とよりなるとともに、下段ベルト2は、下段ベルト主部2Aとこれの左右両端に連なる重ね合わせ結合部22,22とよりなり、上下両ベルト1,2の左右両端の重ね合わせ結合部21,21と22,22とが重合状態にかつ縫製により一体に結合されて、矯正ベルト両端連結部31,32が形成されている。上下段ベルト1,2の長さの中間部分が複数の布地製連結片17,17によって互いに連結され、矯正ベルト両端連結部31,32が着脱自在に連結されるようになされている。このような矯正ベルト両端連結部31,32を相互に連結する掛止部材として、その左端連結部31の内側(人体側)に雄カギホック(掛止部材)9が、同右端連結部32の外側(人体と反対の表面側)に雌カギホック(図示略)が、それぞれ取り付けられている。また、上段ベルト1の長さの中央部内側にポケット部25が設けられて、該ポケット部25に、例えば遠赤外線放射セラミックス等よりなる生体活性化エネルギー放出セラミックス27を有する仙骨矯正ブロック26(仙骨サポーター)が収められている。 【0010】そして、本発明においては、着用中の上下段ベルト1,2のずり上がりを防止するために、つぎのカッティングが施されている。すなわち、図2と図3に詳しく示すように、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部に左方下向きの傾斜縁部5が、同右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6がそれぞれ設けられている。一方、図4と図5に詳しく示すように、下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13が設けられ、この左側第1傾斜縁部13の上端に連なって左方上向きの左側第2傾斜縁部14が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部15が設けられ、この右側第1傾斜縁部15の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部16が設けられている。そして、図6に示すように、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの左端部1aの左端垂直縁部7と下段ベルト主部2Aの左端部2aの左側第2傾斜縁部14とが重ね合わせられて縫製により結合されるとともに、上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの右端部1bの右端垂直縁部8と下段ベルト主部2Aの右端部2bの右側第2傾斜縁部16とが重ね合わせられて縫製により結合されている。上記において、上段ベルト主部1Aの左端部1aの左方下向きの傾斜縁部5の同ベルト主部水平上縁部3に対する傾斜角度は、図示のものは10°であるが、5〜15°の範囲が好ましい。同右端部1bの右方下向きの傾斜縁部6の同ベルト主部水平上縁部3に対する傾斜角度は、図示のものは10°であるが、5〜15°の範囲が好ましい。一方、下段ベルト主部2Aの左端部2aの左方上向きの左側第1傾斜縁部13の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のものは15°であるが、10〜20°の範囲が好ましい。同左端部2aの左方上向きの左側第2傾斜縁部14の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のものは50°であるが、60〜70°の範囲が好ましい。下段ベルト主部2Aの右端部2bの右方上向きの右側第1傾斜縁部15の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のものは15°であるが、10〜20°の範囲が好ましい。同右端部2bの右方上向きの右側第2傾斜縁部16の同ベルト主部水平下縁部12に対する傾斜角度は、図示のものは50°であるが、60〜70°の範囲が好ましい。 【0011】より具体的には、上段ベルト1は、全長77(Mサイズの例)cmおよび中央部幅11.5cmを有し、図3に示す上段ベルト1の上段ベルト主部1Aの右端部1bについて説明すると、上段ベルト主部1Aの右端垂直縁部8が、下辺4より9cmの高さでカッティングされ、その高さの上端Pよりセンター寄りに水平距離で15cm至った上辺3の点Qまでテーパが付けられるようにカッティングされて、上段ベルト主部1Aの右端部1bの上縁部に右方下向きの傾斜縁部6が形成されている。図3において斜線を施したこのテーパ部分は、切り取り、あるいは折り返して縫い付けても良い。また、上段ベルト主部1Aの左端部1aの上縁部にも左方下向きの傾斜縁部5が、同様にして形成されている。これに対し、下段ベルト2は、全長86cm(Mサイズの例)および中央部幅11.5cmを有し、図5に示す下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの右端部2bについて説明すると、下段ベルト主部2Aの下辺12の右端より5cm内側の点Rと、下段ベルト主部2Aの上辺11の右端とを結び、まず右方上向きの右側第2傾斜縁部16が形成され、この右側第2傾斜縁部16に沿って上辺11右端から9cm下方の点Sとし、この点Sから、下段ベルト主部2Aの下辺12右端より15cm内側の点Tまでテーパが付けられるようにカッティングされて、下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部15が形成されているものである。図5において斜線を施したこのテーパ部分は、切り取り、あるいは折り返して縫い付けても良い。また、下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部13が、またこの左側第1傾斜縁部13の上端に連なる左方上向きの左側第2傾斜縁部14が、同様にして形成されている。下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿ってベルト装着圧吸収用長孔(パワーアブソーバー)23が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右側第1傾斜縁部15に沿ってベルト装着圧吸収用長孔24が設けられている。また、上下段ベルト1,2の長さの中間部分を連結する左右一対の布地製連結片17の上辺部17aが、上段ベルト主部1Aの水平下縁部4より同ベルト主部1Aの相対的に深い位置で縫い止められ、同布地製連結片17の下辺部17bが下段ベルト主部2Aの水平上縁部11より同ベルト主部2Aの相対的に浅い位置で縫い止められており、図示のものは、布地製連結片17の上辺部17aと下辺部17bとの割合が、2:1程度に設定されている。これは、この2本のベルト1,2を装着した場合、体型によっては後ろ面の上段ベルト1を少し(1cm位)だけ下段ベルト2の上に重ねるようにするための工夫である。そうすることによって、性別や年齢によってヒップの形状が乏しい場合であっても、下段ベルト2のずり上がりをほゞ解消することができるものである。 【0012】なお、上記仙骨矯正ブロック26としては、例えばシリコンまたはポリウレタン樹脂発泡体よりなるものを使用するのが好ましい。ポケット部25は開口部を有しているため、仙骨矯正ブロック26は、取り外し自在となされている。また、下段ベルト主部2Aの水平下縁部11の中央部にセンターダーツ19が設けられていて、骨盤矯正ベルト10を装着したさい、体形に沿いやすいようになされており、骨盤矯正ベルト10の着用安定性をさらに向上することができる。つぎに、傾いた骨盤を正しい位置に直すには、骨盤を正しい位置に支える筋肉の代用をするパワーを付加する必要があるが、本発明による骨盤矯正ベルト10は、このような骨盤矯正パワーを付加するのに非常に適しているものである。 【0013】図7と図8を参照して、本発明による骨盤矯正ベルト10の使用方法を説明する。まず、本発明の骨盤矯正ベルト10を、人体Mの後側より腰に沿わすように当て、ついでこれを力を入れないで巻く。このとき、骨盤矯正ベルト10の両端連結部31,32部31,32を無伸張状態で人体Mの前にあわせた状態で、両者の間に約10cm程度の間隔が開いているのが、好ましい。つぎに、骨盤矯正ベルト10を伸張させて、これの両端連結部31,32を重ね合わせ、雄カギホック9と雌カギホック(図示略)を掛け合わせて、ベルト両端連結部31,32を互いに接続して、着用する。このとき、下段ベルト2の1/3がヒップと足の境目から足の方にかかるように左右に強く引っ張り、前に回して掛け止める。人体Mの前では、適度の強さの位置で留めて、前で留めたベルト両端連結部31,32は、恥骨の上にセットする。こうして下段ベルト2により股関節がカバーせられる。なお、骨盤矯正ベルト10の装着により、上段ベルト1の中央部内側の仙骨矯正ブロック26に保持された遠赤外線放射セラミックス等よりなる生体活性化エネルギー放出セラミックス27が、丁度仙骨22の背面すなわち仙骨の真上に位置するようにする。ここで、生体活性化エネルギー放出セラミックス27の作用は、例えば遠赤外線放射セラミックス等よりなるセラミックス27を用いることによって、人体に有害な紫外線や電磁波等の波動を、生体活性化エネルギーの作用に寄り生命波動に変換するもので、人畜に対して有益、無害の生体活性化エネルギーを放出するものである。 【0014】本発明の骨盤矯正ベルト10によれば、上段ベルト1により両腸骨を後ろから前に押し上げるとともに、仙骨をサポートする。また仙腸関節および恥骨結合部のズレを調整する。一方、下段ベルト2により、全体重を受ける2本足(大腿骨)と骨盤との接点となっている股関節(大転子)を正しい位置に戻す。また骨盤矯正ベルト10の下段ベルト2の下段ベルト主部2Aの左端部2aの下縁部に左側第1傾斜縁部13に沿ってベルト装着圧吸収用長孔(パワーアブソーバー)23が設けられ、同下段ベルト主部2Aの右端部2bの下縁部に右側第1傾斜縁部15に沿ってベルト装着圧吸収用長孔24が設けられているため、例えば座り仕事の多い人に対しても、とくに下段ベルト2の締付け圧を吸収することができて、圧迫による痛みが生じない利点がある。さらに、生体活性化エネルギー放出セラミックス27を有する仙骨矯正ブロック26(仙骨サポーター)は、取り外し自在となされているから、例えば就寝時に違和感を覚える人のために、これがじゃまになれば、簡単に取り外すことができる。 【0015】ところで、実際に、骨盤矯正ベルト10を人体Mに装着した場合は、人体Mの正面で左右上下合わせて4本のベルトが一体となって係着されるわけで、そのパワーは係着部分に最も大きな力がかかることになる。そうすると、ベルトは、形態力学上、ベルト本来の形状に戻っていこうとする力が働くことになる。そのため、着用中にベルトがずり上がるという問題は、着用部分が最も複雑な動きをする部分であるという 人間工学面からと、力が加えられたベルトの 形態力学面からと、2つの面から、避けられない課題となっていたものである。この点、本発明の骨盤矯正ベルト10によれば、まず、下段ベルト2が左右の側面からヒップの下に回っていく構造となるため、前面で強力に引っ張られても、ほとんどずり上がってくることがない の人間工学面の課題がほゞ解消されるものであり、また、上記下段ベルト2のカッティングは、これを上段ベルト1に係留した場合、左右の端を引っ張ても、下段ベルト2が上段ベルト1の上にずり上がってこないという の形態力学面の課題がほゞ解消されるものである。結局、本発明によれば、着用中のベルトのずり上がりを確実に防止することができて、着用安定性の精度を向上し得るとともに、長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることなく、骨盤を正しい位置に安定して矯正することができる。そして、傾いた骨盤を正しい位置に直すために、骨盤を正しい位置に支える筋肉の代用をするパワーを付加するのに非常に適しているものであり、本発明による骨盤矯正ベルトの使用により、起立筋の弱体化に起因する骨盤の傾きを正す(直す)ことができて、腰痛をはじめとする諸生活習慣病を予防、並びに改善を図ることができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は、上述のように、上段ベルトの上段ベルト主部の左端部の上縁部に左方下向きの傾斜縁部が、同右端部の上縁部に右方下向きの傾斜縁部がそれぞれ設けられ、下段ベルトの下段ベルト主部の左端部の下縁部に左方上向きの左側第1傾斜縁部が設けられ、この左側第1傾斜縁部の上端に連なって左方上向きの左側第2傾斜縁部が設けられ、同下段ベルト主部の右端部の下縁部に右方上向きの右側第1傾斜縁部が設けられ、この右側第1傾斜縁部の上端に連なって右方上向きの右側第2傾斜縁部が設けられ、上段ベルトの上段ベルト主部の左端部の左端垂直縁部と下段ベルト主部の左端部の左側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されるとともに、上段ベルトの上段ベルト主部の右端部の右端垂直縁部と下段ベルト主部の右端部の右側第2傾斜縁部とが重ね合わせられて結合されているものであるから、着用中のベルトのずり上がりを確実に防止することができて、着用安定性の精度を向上し得るとともに、長時間着用しても、着用部分に痛みを生じることなく、骨盤を正しい位置に安定して矯正することができる。そして、傾いた骨盤を正しい位置に直すために、骨盤を正しい位置に支える筋肉の代用をするパワーを付加するのに非常に適しているものであり、本発明による骨盤矯正ベルトの使用により、起立筋の弱体化に起因する骨盤の傾きを正す(直す)ことができて、腰痛をはじめとする諸生活習慣病を予防、並びに改善を図ることができるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597130258 【氏名又は名称】株式会社ユ−
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| 【出願日】 |
平成11年9月28日(1999.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079625 【弁理士】 【氏名又は名称】中島 正
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| 【公開番号】 |
特開2001−87295(P2001−87295A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月3日(2001.4.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−273604 |
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