トップ :: A 生活必需品 :: A61 医学または獣医学;衛生学




【発明の名称】 動物用保定装置
【発明者】 【氏名】勝田 清貴

【氏名】藤川 昭彦

【氏名】田中 忠蔵

【氏名】恵飛須 俊彦

【氏名】青木 伊知男

【氏名】梅田 雅宏

【氏名】成瀬 昭二

【氏名】竹上 徹郎

【要約】 【課題】動物頭部の断層像の撮像などを容易に行えるようにした新たな保定装置を提供する。

【解決手段】ラット11を固定するための基台2を備えている。基台2には、ラット11の両耳穴に挿入される第1固定部材3を設けている。基台2には、ラット11の前歯に引っ掛けられ、第1固定部材3と共にラット頭部12を基台2に固定するための第2固定部材4を設けている。第1固定部材3は、基台2の両側部に設けられる一対の台座31と、台座31からの突出量が調整自在に台座31に設けられ、ラット11の耳に挿入される挿入ピン32とを備えている。第2固定部材4は、台座41と、上下位置が調整自在に台座41に設けられ、ラット11の前歯が引っ掛けられる引っ掛けピン42とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 動物を固定するための動物用保定装置であって、上記動物を固定するための基台と、該基台に取り付けられると共に、上記動物の両耳穴に挿入される第1固定部材と、上該基台に取り付けられると共に、上記動物の前歯に引っ掛けられ、上記第1固定部材と共に動物の頭部を基台に固定するための第2固定部材とを備えていることを特徴とする動物用保定装置。
【請求項2】 請求項1において、基台は、動物が基台に対して仰臥状態で載置されるように構成されると共に、動物の胴体部の移動を拘束する拘束部材が設けられていることを特徴とする動物用保定装置。
【請求項3】 請求項1又は2において、第1固定部材は、動物の耳の側方に位置するように基台の両側部に設けられ且つ互いに対峙する一対の台座と、該台座から内側に突出し且つ台座からの突出量が調整自在に上記台座に設けられ、動物の耳に挿入される挿入ピンとを備えていることを特徴とする動物用保定装置。
【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項において、第2固定部材は、基台に設けられた台座と、基台からの上下位置が調整自在に上記台座に設けられ、動物の前歯に引っ掛けられる引っ掛けピンとを備えていることを特徴とする動物用保定装置。
【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項において、基台と第1固定部材と第2固定部材は、非金属性材料で形成されていることを特徴とする動物用保定装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物用保定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気共鳴映像装置(MR映像装置)によってラットの脳断面を撮像する場合がある。その際、ラットをガス麻酔によって麻酔状態に維持しながら、該ラットの頭部を固定する必要がある。
【0003】つまり、上記ラットは、ガス麻酔による昏睡状態にあっても、頭部が移動することがある。このように頭部が移動すると、磁気共鳴映像装置によって鮮明な画像を得ることができず、機能診断が行えないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、磁気共鳴映像法(MRI)による撮像時に、従来、ラットの頭部を固定する適切な手段が何ら施されていなかった。
【0005】したがって、磁気共鳴映像法による撮像や各種の動物実験等を行う際、この撮像等に極めて手間を要するという問題があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みて成されたもので、動物頭部の断層像の撮像などを容易に行えるようにした新たな保定装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】〈発明の概要〉本発明は、動物の耳と前歯とによって該動物の頭部を固定するようにしたものである。
【0008】〈解決手段〉具体的に、第1の解決手段は、動物を固定するための動物用保定装置を対象としている。そして、上記動物を固定するための基台を備えている。更に、該基台に取り付けられると共に、上記動物の両耳穴に挿入される第1固定部材を備えている。加えて、上該基台に取り付けられると共に、上記動物の前歯に引っ掛けられ、上記第1固定部材と共に動物の頭部を基台に固定するための第2固定部材を備えている。
【0009】また、第2の解決手段は、上記第1の解決手段において、基台は、動物が基台に対して仰臥状態で載置されるように構成されると共に、動物の胴体部の移動を拘束する拘束部材が設けられた構成としている。
【0010】また、第3の解決手段は、上記第1又は第2の解決手段において、第1固定部材は、動物の耳の側方に位置するように基台の両側部に設けられ且つ互いに対峙する一対の台座と、該台座から内側に突出し且つ台座からの突出量が調整自在に上記台座に設けられ、動物の耳に挿入される挿入ピンとを備えた構成としている。
【0011】また、第4の解決手段は、上記第1〜第3の何れか1の解決手段において、第2固定部材は、基台に設けられた台座と、基台からの上下位置が調整自在に上記台座に設けられ、動物の前歯に引っ掛けられる引っ掛けピンとを備えた構成としている。
【0012】また、第5の解決手段は、上記第1〜第4の何れか1の解決手段において、基台と第1固定部材と第2固定部材が非金属性材料で形成されたものである。
【0013】すなわち、本発明では、実験用等の動物が仰臥状態で基台に載置される。そして、上記動物は、例えば、第2の解決手段において、拘束部材によって胴部が基台に拘束されると共に、麻酔ガスが供給される。
【0014】一方、上記動物の耳穴には、第1固定部材、つまり、第3の解決手段において、挿入ピンが挿入される。
【0015】また、第2固定部材は、動物の前歯が引っ掛かり、特に、第4の解決手段において、引っ掛けピンの下前方から前歯が引っ掛けピンに引っ掛かる。この前歯と耳穴とによって動物の頭部が固定される。
【0016】この状態において、動物は、例えば、磁気共鳴映像装置に搬入され、動物の脳断面の撮像が行われる。
【0017】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、第1固定部材を動物の耳穴に挿入すると共に、動物の前歯を第2固定部材に引っ掛けて動物の頭部を固定するようにしたために、磁気共鳴映像法(MRI)による撮像時などにおいて、動物の頭部を確実に固定することができる。この結果、例えば、磁気共鳴映像法(MRI)による撮像を極めて簡略化することができる。
【0018】また、MR映像装置の鮮明な画像を得ることがでるので、機能診断を正確に行うことができる。
【0019】また、第3の解決手段によれば、第1固定部材3の挿入ピン32の突出量が調整されるので、動物の耳穴に対する挿入量を調整することができる。この結果、上記動物頭部の固定を確実に行うことができる。
【0020】また、第4の解決手段によれば、第2固定部材の引っ掛けピン42の上下位置が調整されるので、動物の前歯に対する引っ掛け量を調整することができる。この結果、上記ラット頭部の固定を確実に行うことができる。
【0021】また、第5の解決手段によれば、基台と第1固定部材と第2固定部材を非金属性材料で形成するようにしたために、磁性体を用いることができないMR映像装置にも適用することができ、使用範囲の拡大を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1〜図3に示すように、本実施形態の動物用保定装置1は、実験用動物であるラット11を固定する横型保定装置である。そして、上記動物用保定装置1は、磁気共鳴映像法(MRI)による脳断面の撮像時にラット11の頭部12を固定するものである。
【0024】上記動物用保定装置1は、ラット11を載置する基台2と、第1固定部材3と、第2固定部材4とを備えると共に、ラット胴部の拘束部材5と、麻酔ガスの注入筒6とを備えている。また、上記動物用保定装置1は、アクリル樹脂などの非金属材料で形成されている。つまり、上記基台2と第1固定部材3と第2固定部材4と注入筒6とは、非金属材料で形成されている。
【0025】上記基台2は、図5及び図6に示すように、横断面半円弧状の樋状本体21と、頭部保持板22とを備えている。上記樋状本体21は、ラット11が仰臥状態で載置されるように、ラット11の胴部が嵌り込む幅に形成されている。そして、上記樋状本体21は、図1における上部を前側に、下部を後側とし、後半部分がラット11の載置部23に構成されている。
【0026】上記頭部保持板22は、図4にも示すように、細長い平板状に形成されている。上記頭部保持板22は、樋状本体21の前半部分の上端に取り付けられ、樋状本体21の両側に亘って設けられている。上記頭部保持板22の後端部には、ラット11の首部が嵌り込む半円状の切り欠き部24が形成されている。更に、上記頭部保持板22には、ラット11の頭部12が嵌り込む長孔状の保持穴25が形成されている。該保持穴25の後端は、切り欠き部24に近接している。
【0027】上記拘束部材5は、樋状本体21におけるラット11の載置部23に設けられる一方、アクリル繊維などで帯状体に形成されている。上記拘束部材5は、ラット11の胴部を巻回して基台2に該ラット11の胴部を固定するように構成されている。
【0028】上記第1固定部材3は、図4及び図5に示すように、相対峙する一対の台座31と一対の挿入ピン32とより構成されている。該2つの台座31は、矩形片に形成され、長辺側の側面を底面として頭部保持板22の両側に立てた状態で取り付けられている。
【0029】上記台座31は、図示しないが、頭部保持板22の下面から挿入された固定ネジによって該頭部保持板22に固定されている。上記2つの台座31は、前面が互いに向かい合うように基台2の左右に配置され、2つの台座31の間にラット11の頭部12が配置されるように設けられている。更に、上記台座31の中央部には、左右両側面に貫通してピン孔33が形成されている。
【0030】上記挿入ピン32は、大径部34の端面に小径部35が一体に連続形成されて構成されている。該大径部34は、台座31のピン孔33に挿入され、小径部35が台座31より内側に突出している。そして、上記挿入ピン32の小径部35は、ラット11の耳穴に挿入される。
【0031】上記台座31には、挿入ピン32の固定ネジ36が設けられている。該固定ネジ36は、台座31の上面からピン孔33に亘ってねじ込まれている。上記固定ネジ36は、先端が挿入ピン32の大径部34に圧接して挿入ピン32を台座31に固定するように構成されている。つまり、上記固定ネジ36は、挿入ピン32の突出量を調整し得るように構成されている。
【0032】上記第2固定部材4は、図3及び図6にも示すように、台座41と引っ掛けピン42とより構成されている。そして、上記第2固定部材4は、第1固定部材3と共同してラット11の頭部12を基台2に固定するように構成されている。上記台座41は、平板状の基部43と、該基部43に連続する立ち上げ部44と、該立ち上げ部44に連続するピン支持部45とより側面視略Z字状に形成されている。
【0033】上記基部43は、頭部保持板22の上面に接して配置され、長孔4aが形成されている。該長孔4aを貫通する固定ネジ4bが頭部保持板22にねじ込まれ、基部43が頭部保持板22に固定されている。つまり、上記第2固定部材4の台座41は、固定ネジ4bを弛めると、頭部保持板22に対してスライドするように構成されている。
【0034】上記立ち上げ部44は、基部43の前端部より上方に立ち上がっている。
【0035】上記ピン支持部45は、立ち上げ部44の上端より後方に延び、後端に引っ掛けピン42が取り付けられている。そして、該ピン支持部45は、後端が頭部保持板22の保持穴25の上方に位置するように配置されている。
【0036】尚、上記ピン支持部45の前部には、注入筒6の挿入穴4cが立ち上げ部44に亘って形成されている。
【0037】上記引っ掛けピン42は、水平に延びるピン部46と、該ピン部46の両端に一体形成された略正立方体の連結部47と、該連結部47に連結された吊り下げネジ48とを備えている。
【0038】上記ピン部46は、仰臥状態のラット11の前歯が引っ掛かるように形成されている。つまり、ラット11の前歯が出っ張っているので、ピン部46の下前方から前歯が該ピン部46に引っ掛かる。
【0039】上記吊り下げネジ48は、ピン支持部45にねじ孔を介して該ピン支持部45を貫通し、下端が連結部47に回動自在に連結されている。該吊り下げネジ48は、ピン部46の基台2からの上下位置を調整するように構成され、つまり、ピン部46の高さ調整を行うように構成されている。
【0040】上記注入筒6は、端面が開口した円筒状に形成される一方、麻酔ガスの供給パイプ61が接続されている。そして、上記注入筒6は、ラット11の鼻の近傍に位置するように第2固定部材4の台座41の挿入穴4cに配置されている。
【0041】〈作用〉次に、上述した動物用保定装置1におけるラット11の固定動作について説明する。
【0042】先ず、実験用動物であるラット11は、仰臥状態で基台2の載置部23に載置される。そして、上記ラット11は、拘束部材5によって胴部が基台2に拘束されると共に、麻酔ガスが注入筒6より供給される。
【0043】一方、上記ラット11の頭部12は、頭部保持板22の保持穴25に嵌め込まれる。そして、第1固定部材3の挿入ピン32は、固定ネジ36を弛めた状態で内側に押し出し、小径部35を耳穴に挿入する。この状態で固定ネジ36を締め付け、挿入ピン32を台座31に固定する。
【0044】また、第2固定部材4は、固定ネジ4bを弛めて台座41を前後方向に位置調整し、引っ掛けピン42の前後位置を定めた後、固定ネジ4bを締め付け、台座41を基台2に固定する。更に、吊り下げネジ48を回転させ、ピン部46の上下位置を調整し、ピン部46の下前方から前歯を該ピン部46に引っ掛ける。この前歯とピン部46との引っ掛け、及び挿入ピン32の耳穴への挿入によってラット11の頭部12が固定される。
【0045】この状態において、ラット11は、麻酔状態のまま動物用保定装置1より磁気共鳴映像装置に水平状態で搬入される。そして、上記ラット11の脳断面の撮像が行われる。
【0046】〈実施形態1の効果〉以上のように、本実施形態によれば、挿入ピン32をラット11の耳穴に挿入すると共に、ラット11の前歯を引っ掛けピン42に引っ掛けてラット11の頭部12を固定するようにしたために、磁気共鳴映像法(MRI)による撮像時に、ラット11の頭部12を確実に固定することができる。この結果、例えば、磁気共鳴映像法(MRI)による撮像を極めて簡略化することができる。
【0047】また、MR映像装置の鮮明な画像を得ることがでるので、機能診断を正確に行うことができる。
【0048】また、上記第1固定部材3の挿入ピン32の突出量が調整されるので、ラット11の耳穴に対する挿入量を調整することができる。この結果、上記ラット頭部12の固定を確実に行うことができる。
【0049】また、上記第2固定部材4の引っ掛けピン42の上下位置が調整されるので、ラット11の前歯に対する引っ掛け量を調整することができる。この結果、上記ラット頭部12の固定を確実に行うことができる。
【0050】また、上記基台2と第1固定部材3と第2固定部材4などを非金属性材料で形成するようにしたために、磁性体を用いることができないMR映像装置にも適用することができ、動物用保定装置1の適用範囲の拡大を図ることができる。
【0051】
【発明の実施の形態2】次に、本発明の実施形態2を図面に基づいて詳細に説明する。
【0052】図7及び図8に示すように、本実施形態の動物用保定装置1は、実施形態1が横型保定装置であったのに代わり、縦型保定装置にしたものである。
【0053】つまり、本実施形態の動物用保定装置1は、実施形態1と同様に、アクリル樹脂などの非金属材料で形成され、ラット11を載置する基台2と、第1固定部材3と、第2固定部材4とを備えている。
【0054】上記基台2は、円筒体に形成され、中央部分の半部が切り欠かれて開口部が形成されている。そして、この基台2の開口部分がラット11の載置部23に構成されている。尚、図7及び図8は、上記実施形態1の拘束部材5を省略している。
【0055】上記第1固定部材3は、短い円筒状の台座31と、該台座31に嵌め込まれた挿入ピン32とを備えている。上記台座31は、基台2に一体に固定され、台座31の中空部は、基台2の側面に開口するピン孔33に形成されている。
【0056】上記挿入ピン32は、実施形態1と同様に、大径部34と小径部35とより成り、固定ネジ36によって台座31に固定されている。
【0057】上記第2固定部材4は、ほぼ平板状の台座41と、引っ掛けピン42とを備えている。そして、上記台座41は、基台2の円盤状前壁2aに一体に固定されている。上記台座41の後端部(図7の下部)には、ラット11の顎部等が干渉しないように舌状の切り欠き部4eが形成されている。
【0058】上記引っ掛けピン42は、実施形態1と同様に、ピン部46と連結部47と吊り下げネジ48とより成り、吊り下げネジ48が台座41にネジを介して上下動自在に取り付けられている。
【0059】尚、上記注入筒6は、実施形態1と同様に、供給パイプ61が連結され、基台2の前壁2aを貫通し、引っ掛けピン42の近傍に配置されている。
【0060】したがって、本実施形態では、ラット11が仰臥状態で基台2の載置部23に載置され、図示しない拘束部材によって胴部が基台2に拘束されると共に、麻酔ガスが注入筒6より供給される。
【0061】一方、上記ラット11の頭部12は、第1固定部材3の挿入ピン32を耳穴に挿入すると共に、第2固定部材4のピン部46の下前方から前歯を該ピン部46に引っ掛けて固定される。
【0062】この状態において、ラット11は、動物用保定装置1によって磁気共鳴映像装置に垂直状態で搬入される。そして、上記ラット11の脳断面の撮像が行われる。その他の構成、作用及び効果は実施形態1と同様である。
【0063】
【発明の他の実施の形態】上記実施形態においては、実験用動物としてラット11を用いたが、本発明は、犬や猫などの各種の動物に適用してもよい。
【0064】また、本実施形態は、磁気共鳴映像法による撮像のための動物用保定装置1について説明したが、その他の臨床実験や各種の治療用の保定装置に適用してもよい。
【出願人】 【識別番号】000005245
【氏名又は名称】藤沢薬品工業株式会社
【識別番号】500109032
【氏名又は名称】田中 忠蔵
【識別番号】500109087
【氏名又は名称】恵飛須 俊彦
【識別番号】500109397
【氏名又は名称】青木 伊知男
【識別番号】500109445
【氏名又は名称】梅田 雅宏
【識別番号】500099504
【氏名又は名称】成瀬 昭二
【識別番号】500109489
【氏名又は名称】竹上 徹郎
【出願日】 平成12年3月9日(2000.3.9)
【代理人】 【識別番号】100077931
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 弘 (外4名)
【公開番号】 特開2001−252292(P2001−252292A)
【公開日】 平成13年9月18日(2001.9.18)
【出願番号】 特願2000−64430(P2000−64430)