| 【発明の名称】 |
動物用集中治療装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】福田 恒二
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| 【要約】 |
【課題】複数の集中治療室を簡単に分離、連結でき、フィルターの交換が容易な動物用集中治療装置を提供する。
【解決手段】エアコンディショナーコントロールユニット4や酸素供給機構等の収納ボックス1と、複数個の犬、猫等動物の集中治療室2、3とを一体に連結自在または分離自在に組み立てるようにした動物用集中治療装置であって、前記収納ボックス1と、これに隣接する集中治療室2、3との連結部の対向側に、吸気口および送気口を具備した弾性シート枠16、17を各々突設し、当該収納ボックス1と集中治療室2、3との連結時に両弾性シート枠16、17を互いに合着させる。また、前記収納ボックス1と、これに隣接する集中治療室2、3を通気口を介して連結し、その部分に係脱自在なフィルターを設けて構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと、複数個の犬、猫等動物の集中治療室とを一体に連結自在または分離自在に組み立てるようにした動物用集中治療装置であって、前記収納ボックスと、これに隣接する集中治療室との連結部の対向側に、吸気口および送気口を具備した弾性シート枠を各々突設し、当該収納ボックスと集中治療室との連結時に両弾性シート枠を互いに合着させるようにしたことを特徴とする動物用集中治療装置。 【請求項2】エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと、複数個の犬、猫等動物の集中治療室とを一体に連結自在または分離自在に配設した動物用集中治療装置であって、前記収納ボックスと、これに隣接する集中治療室とを通気口を介して連結すると共に、当該通気口部分にフィルターを介在させたことを特徴とする動物用集中治療装置。 【請求項3】先端側に開口部を形成し、後端側に通気孔を穿設したフィルターケースを設け、該フィルターケースの開口部へフィルター本体を嵌挿してなるフィルターを、集中治療室の内壁へ係・脱自在に嵌合したことを特徴とする動物用集中治療装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、犬、猫等動物用集中治療装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、動物病院等では、犬や猫等を収納して集中治療を行なう装置としては、エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと、正面側開口部を動物の出し入れ口としてこの部分に扉を開閉自在に蝶持した集中治療室とを一体に連結すると共に、両者を吸気口、排気口を介して連通させてなる犬、猫等動物用集中治療装置は知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の犬、猫等動物用集中治療装置は、上記したように構成されているものであるから、エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと集中治療室との分離ができず(あるいは難しく)、ために、各部分の故障修理、部品交換、点検、清掃等々に余分な手間と時間が掛かる問題がある。 【0004】また、従来の犬、猫等動物用集中治療装置では、フィルターは、収納ボックス内のエアコンディショナーコントロールユニットに装着されており、ために、集中治療室内のエアーの汚れを充分に除去することができず、かつ交換も厄介で、手間と時間が掛かる問題がある。 【0005】本発明は、上記した従来の技術が有するこのような問題点を解消するもので、エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと集中治療室とを簡単に分離できる一方、連結時には両者の吸気口、送気口を互いに圧接するだけで確実に連通でき、かつワンタッチで交換可能なフィルターにより集中治療室内のエアーのよごれを充分に除去することができる犬、猫等動物用集中治療装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係る犬、猫等動物用集中治療装置は、エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと、複数個の犬、猫等動物の集中治療室とを一体に連結自在または分離自在に組み立てるようにした動物用集中治療装置であって、前記収納ボックスと、これに隣接する集中治療室との連結部の対向側に、吸気口および送気口を具備した弾性シート枠を各々突設し、当該収納ボックスと集中治療室との連結時に両弾性シート枠を互いに合着させるようにしたことを特徴とする。 【0007】また、本発明集中治療装置は、エアコンディショナーコントロールユニットや酸素供給機構等の収納ボックスと、複数個の犬、猫等動物の集中治療室とを一体に連結自在または分離自在に配設した動物用集中治療装置であって、前記収納ボックスと、これに隣接する集中治療室とを通気口を介して連結すると共に、当該通気口部分にフィルターを介在させたことを特徴とする。 【0008】さらに、本発明集中治療装置は、先端側に開口部を形成し、後端側に通気孔を穿設したフィルターケースを設け、該フィルターケースの開口部へフィルター本体を嵌挿してなるフィルターを、集中治療室の内壁へ係・脱自在に嵌合したことを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る犬、猫等動物用集中治療装置の全体斜視図を示し、図2は同上装置の一部分の縦断正面図を示し、図3は同上装置の連結部に設けられた弾性シート枠の連結前の拡大縦断側面図を示し、図4は同上装置の連結時の拡大縦断側面図を示し、図5は同上装置のフィルターの分解した状態の拡大縦断側面図を示し、図6は同上装置フィルターの取付状態の拡大縦断側面図を示す。 【0010】図1および図2に示したように、本発明の動物用集中治療装置Aは、エアコンディショナーコントロールユニット4や酸素供給機構(図示しない)等の収納ボックス1と、複数個(本実施形態では2個)の犬、猫等動物の集中治療室2、3とが各独立して形成され、これらは一体に連結自在または分離自在に組み立てられるようになっている。 【0011】上記収納ボックス1は図1に示したように、金属板で形成され、正面側に、エアコンディショナーコントロールユニット4や酸素供給機構等の操作盤部5を配設させてある。 【0012】上記集中治療室2は、図1に示したように、金属板で形成され、正面側開口部を動物の出し入れ口6とし、該出し入れ口6へ透視可能な透明アクリル板等にて形成された扉7を、その一側へ蝶番8を介して蝶持することで、扉7の他側が開閉自在に形成される。尚、図中9は、扉7中央の小窓10に開閉自在に設けられた扉を示す。 【0013】また、上記集中治療室2の内部には図2に示したように、その上方および側方に隔壁2aが設けられ、これによって集中治療室2内上方および側方上部にエアー通路11が形成される。このエアー通路11の前端は、集中治療室2の側壁2bに設けられた開口12上方と連通されると共に、後端は、集中治療室2内後方と連通されるよう各形成されている。 【0014】さらに、上記集中治療室2の隔壁2aの側方中央には、フィルター13が係・脱自在に嵌挿され、該フィルター13を介して集中治療室2内部と側壁2bの開口12とを連通させてある。 【0015】上記収納ボックス1と集中治療室2との連結部14は、次のように構成される。図2ないし図4に示したように、収納ボックス1の側壁1aに矩形状の開口15が設けられ、該開口15の外面に、弾性シート枠16が突設され、一方、上記集中治療室2の側壁2bの開口12の外面にも、弾性シート枠16と同形、同大、同素材からなる弾性シート枠17が突設されている。 【0016】これら弾性シート枠16および17は、矩形状に形成され、収納ボックス1の側壁1aと集中治療室2の側壁2bへ各接着されるゴムべース18、18´の上面に、弾性を有する発泡ウレタンゴムシート19、19´を各接着して形成され、かつ上方に、収納ボックス1と集中治療室2の開口15、12と連通するよう、各一個の送気口20、20´が開設され、下方に各2個の吸気口21、21´、22、22´が開設して形成される。上記発泡ウレタンゴムシート19、19´の代わりに、短繊維の植毛シートを用いることもできる。 【0017】上記集中治療室3は図1に示したように、集中治療室2と同様に金属板で、上記収納ボックス1と集中治療室2を併せた大きさに形成され、正面側開口部を、中央を堺に左右へ2個の動物の出し入れ口23、23´とし、該各出し入れ口23、23´に、透視可能な透明アクリル板等にて形成された扉24、24´を、その一側へ蝶番25、25´を介して蝶持することで、扉24、24´の他側が開閉自在に形成される。尚、図中26、26´は扉24、24´の小窓27、27´に開閉自在に設けられた扉を示す。 【0018】上記集中治療室3は図2に示したように、集中治療室2側の上面に、断面が偏平矩形状の送気筒28を載設させてある。この送気筒28の前端は、若干上向きに曲成させた送気口28bが形成されると共に、後端は、下向きに曲成させた排気口26bが形成され、送気口28aは、収納ボックス1の側壁1a下方を貫通して当該収納ボックス1内下方に配設され、一方、排気口28bは、集中治療室3上壁3aを貫通して当該集中治療室3内と連通している。 【0019】また、上記集中治療室3内部中央には図2に示したように、当該治療室3を二分割する区劃壁29が立設させてあり、該区劃壁29の中央には、複数の通気孔30aを形成した矩形状の枠体30を嵌着させてある。 【0020】さらに、上記集中治療室3の内部には図2に示したように、その側方に略逆L字型の隔壁3bが設けられ、これによって集中治療室3内側方および上方にエアー通路31が形成される。そして、上記隔壁3bの略中央には、エアー通路31と連通する開口32が形成され、該開口32にフィルター33が係・脱自在に嵌挿される。このフィルター33は前記したフィルター13と同じで、次のように構成される。 【0021】図5および図6に示したように、先端側に開口部34aを形成し、後端側に通気孔34bを穿設した金属製のフィルターケース34と、該フィルターケース34の開口部34a内へ脱着自在に嵌合したフィルター本体35とからフィルター33は形成される。該フィルター本体35は、従来のエアコンディショナー用のフィルターと同素材の発泡ウレタンゴム35aを通気性を有する繊維シート35でカバーして構成される。その性能も、従来のフィルター同様に除塵効果、脱臭効果、殺菌効果等を具備する。 【0022】上記集中治療室3のエアー通路31の上方は、収納ボックス1の底壁1bおよび集中治療室3の上壁3aを貫通して収納ボックス1内に連通させてある。 【0023】尚、図中36、37は収納ボックス1内のエアコンディショナーコントロールユニット4に各設けられた送気部、38、39は同ユニット4に各設けられた吸気部であって、これら送気部36、37および吸気口38、39は、上記した集中治療室2、3の送気口および吸気口に各対向して配設させてある。 【0024】上記した構成において、図1および図2に示したように、集中治療室3の上面両側に、エアコンディショナーコントロールユニット4や酸素供給機構等の収納ボックス1と集中治療室2とを併設、配置する。この時、両者の連結部を構成する弾性シート枠16、17を互いに合体させるだけで、表側の発泡ウレタンゴムシート19、19´が密に弾圧状態で合着されてエアー漏れを防止する。尚、収納ボックス1、集中治療室2および集中治療室3は各々所定位置にワンタッチで固定する金具(図示しない)が設けられている。 【0025】而して、各集中治療室2、3内に病気やケガ等で重傷を負った動物を収容し、収納ボックス1内のエアコンディショナーコントロールユニット4や酸素供給機構等を作動させると、所定の温度に調整されたエアーが上方のエアー通路11内を通って集中治療室2内部へ供給され、さらにフィルター13で濾過されて集中治療室2外部へ排出される。 【0026】一方、集中治療室3に対しては、エアーが下方の送気筒28内を通って直接供給され、さらに通気孔30aを通ってフィルター33で濾過されてエアー通路31から集中治療室3の外部へ排出される。 【0027】 【発明の効果】本発明は、以上詳述したように構成されるものであるから、次に述べる効果を有する。 (1)請求項1によれば、エアコンディショナーコントロールユニット等の収納ボックスと集中治療室がワンタッチで簡単に分離できるため、各部分の故障、修理、部品交換、点検、清掃等を効率良く行なえ、しかも、両者の連結部は、弾性シート枠を互いに合着させるだけであるから、簡易な構造で、エアー漏れを確実に防ぐことができる。 (2)請求項2によれば、収納ボックスと集中治療室をフィルターを介して連通させるものであるから、集中治療室中のエアーの汚れを容易に除去することができる。 (3)請求項3によれば、集中治療室の内壁に脱着自在に嵌着されるフィルターケースに対して、塵等で目詰まりしたフィルター本体をワンタッチで簡単に交換できるものであるから、フィルター交換の作業効率が極めて向上する。尚、フィルターケースの集中治療室内壁からの突出部分を少なくした上に、フィルターケースの外形から角部を無くすことにより、動物の接触事故を未然に防ぐことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591160707 【氏名又は名称】株式会社東京メニックス
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| 【出願日】 |
平成12年1月14日(2000.1.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069213 【弁理士】 【氏名又は名称】平田 功
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| 【公開番号】 |
特開2001−190577(P2001−190577A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月17日(2001.7.17) |
| 【出願番号】 |
特願2000−10230(P2000−10230) |
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