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【発明の名称】 歯科用端末装置
【発明者】 【氏名】大脇 康政

【氏名】後藤 繁

【要約】 【課題】歯科医院において、歯科治療ユニットの近傍に配設して、治療中の様子を見ながら或いは患者に説明しながら、或いは、治療に必要な種々の情報を見ながら歯科治療を行うのに好適な歯科用パーティション形式の端末装置を提供する。

【解決手段】複数のパネル111,112,113,…,これらパネルの組立て部材(コーナ部材)12、化粧部材131,132,133,…等を一体的に組み合わせ、更には、テーブル14をも一体的に組み合わせてパーティション形式の端末装置を構成する。パネル116にはパソコン用のICボード21(211,212,213等)が組み込まれ、パソコン端末を形成している。液晶タッチパネル30はパソコンの入出力装置を構成しており、院内LANを介してサーバ60に接続され、歯科治療に必要な情報を入出力することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 歯科治療ユニットの近傍に配設されて使用されるパーティションで構成される歯科用端末装置であって、前記パーティションは、パーソナルコンピュータ(以下、PC)及び該PCのバックアップ電源を内蔵していることを特徴とする歯科用端末装置。
【請求項2】 前記パーティションは、前記PCの出力装置としての液晶ディスプレイ又は入出力装置としての液晶タッチパネルを一体的に有することを特徴とする請求項1に記載の歯科用端末装置。
【請求項3】 前記液晶ディスプレイ又は液晶タッチパネルは、多関節のアームを介して前記パーティションに取り付けられ、所望の位置に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の歯科用端末装置。
【請求項4】 前記パーティションは、口腔外撮影カメラを内蔵し、口腔内撮影カメラをリード線を介して移動自在に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の歯科用端末装置。
【請求項5】 前記パーティションは、スピーカを内蔵し、マイクを内蔵又は移動自在に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の歯科用端末装置。
【請求項6】 前記パーティションは、少なくとも前記PCの入力装置としてのキーボードやマウスを置くことのできるテーブルを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の歯科用端末装置。
【請求項7】 前記パーティションは、前記カメラからの撮影画像の取り込み、及び、前記マイクからの音声の取り込みを行うためのスイッチを一体的に有し、又は、フットスイッチをリード線を介して着脱自在に有することを特徴とする請求項5又は6に記載の歯科用端末装置。
【請求項8】 院内に配設されたLANを介して接続されるサーバを有し、前記PCより該サーバにデータを入力し、或いは、該サーバからデータを読み出せることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の歯科用端末装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用端末装置、より詳細には、歯科医院内に配設されたLANに接続され、かつ、歯科治療ユニットの近傍に配設されて、歯科医療に必要な種々の情報の入出力及び処理を可能にした歯科用のパーティションに関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療において、最近では、歯科治療中の状況、歯科治療に必要なデータ(例えば、患者の治療経過、参考症例等)、更には、患者の個人データ(例えば、名前、年齢、性別等)を表示するディスプレイを具備し、該ディスプレイを見ながら、或いは、患者に説明しながら治療を行うことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記ディスプレイを使用するには、ディスプレイ(液晶ディスプレイ、液晶タッチパネル、入力を兼用)の他に、その入力装置(例えば、キーボード、マウス、液晶タッチパネル等)、及び、入力されたデータを処理するための処理機能(パソコン機能)等を必要とするが、従来、それらが統一的に構成されておらず、その周辺が繁雑で、作業勝手が悪かった。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、歯科医院内において、好ましくは、LAN(Local Area Network)が配設されている歯科医院において、歯科治療ユニットの近傍に配設して、治療中の様子を見ながら或いは患者に説明しながら、或いは、治療に必要な種々の情報を見ながら歯科治療を行うのに好適な歯科用パーティションを提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、歯科治療ユニットの近傍に配設されて使用されるパーティションで構成される歯科用端末装置であって、前記パーティションは、パーソナルコンピュータ(以下、PC)及び該PCのバックアップ電源を内蔵していることを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記パーティションは、前記PCの出力装置としての液晶ディスプレイ又は入出力装置としての液晶タッチパネルを一体的に有することを特徴としたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記液晶ディスプレイ又は液晶タッチパネルは、多関節のアームを介して前記パーティションに取り付けられ、所望の位置に移動可能であることを特徴としたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記パーティションは、口腔外撮影カメラを内蔵し、口腔内撮影カメラをリード線を介して移動自在に有することを特徴としたものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記パーティションは、スピーカを内蔵し、マイクを内蔵又は移動自在に有することを特徴としたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記パーティションは、少なくとも前記PCの入力装置としてのキーボードやマウスを置くことのできるテーブルを有することを特徴としたものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項5又は6の発明において、前記パーティションは、前記カメラからの撮影画像の取り込み、及び、前記マイクからの音声の取り込みを行うためのスイッチを一体的に有し、又は、フットスイッチをリード線を介して着脱自在に有することを特徴としたものである。
【0012】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかの発明において、院内に配設されたLANを介して接続されるサーバを有し、前記PCより該サーバにデータを入力し、或いは、該サーバからデータを読み出せることを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科用端末装置の一実施例を説明するための要部斜視図で、本発明は、以下に説明するように、歯科用端末装置をパーティションに一体的に組み込んだことを特徴とするものである。
【0014】図1において、10は本発明による歯科用端末装置で、本発明による歯科用端末装置10は、複数のパネル111,112,113,…,これらパネルの組立て部材(コーナ部材)12、化粧部材131,132,133,…等を一体的に組み合わせ、更には、テーブル14をも一体的に組み合わせてパーティションとして構成したもので、例えば、パネル116にはパソコン用のICボード21(211,212,213等)が組み込まれ、パネル112には口腔外撮影用カメラ(レンズ部)22、口腔外撮影時に使用して好適なミラー23、マイクロフォン24、スピーカ25等が組み込まれている。
【0015】口腔外カメラ22は患者の顔やズーム操作による口全体などの撮影ができ、フラッシュと連動して明るい状態での撮影ができる(なお、後述の口腔内カメラ40は口腔内の歯1本から歯列までの撮影ができる)。マイク24は音声入力や患者さんとの会話などを録音することができる。画像や音声の取込みは手元にあるスイッチまたはフットスイッチ50を用いる。内蔵されたスピーカ25は音楽(BGM)を流すことができる。
【0016】液晶ディスプレイ又は液晶タッチパネル(この場合は、入力装置としても画像出力装置としても使用できる)30は、取手32を有する搭載板31に取り付けられ、該搭載板31は、アーム33(331,332,333)及びこれらを連結する関節34(341,342,343、ただし、搭載板31とアーム331を連結している関節341は図示せず)を介して、例えば、テーブル14に移動自在に取り付けられ、所望の位置に固定することができ、使用しない時などはパーティション側に納め、使用する場合はアームをのばして画面が見やすい位置または入力操作のしやすい位置に移動させる。
【0017】テーブル14には患者の荷物などまたは液晶タッチパネルではなく液晶ディスプレイを使用した場合のキーボードやマウスを置くことができる。本発明による歯科用端末装置10は、必ずしも、院内LANを用いなければならないものではないが、院内LANを構築した場合は、該院内LANと接続してチェアサイドの端末機として使用することにより、サーバ60で一括管理されているデジタルX線の画質や電子カルテの情報が閲覧または変更、入力作業ができる。また、パソコン機能は、IEEE1394やUSBなどの拡張コネクタを有するので、他の機器と接続が可能となる。更に、PCの電源はバッテリを有するので、万が一の停電や誤動作による電源ダウン時に自動的に電源を安全にシャットダウンできる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によると、PC、口腔内カメラ、口腔外カメラ、液晶ディスプレイ又は液晶タッチパネル、更には、マイクやスピーカも搭載した、院内LANを目的とするパーティション構成の歯科用端末装置を提供することができる。また、本発明による歯科用端末装置は、全ての歯科治療ユニットと併用して使用でき、使い勝手が良く、パーティションの役割を含むのでスペースをあまりとらない。
【出願人】 【識別番号】000150671
【氏名又は名称】株式会社長田中央研究所
【出願日】 平成12年5月8日(2000.5.8)
【代理人】 【識別番号】100079843
【弁理士】
【氏名又は名称】高野 明近 (外2名)
【公開番号】 特開2001−314428(P2001−314428A)
【公開日】 平成13年11月13日(2001.11.13)
【出願番号】 特願2000−135078(P2000−135078)