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【発明の名称】 舌苔除去用ヘラ
【発明者】 【氏名】佐藤 道明

【要約】 【課題】歯ブラシで舌苔を擦ると、老廃物を奥へ押し込むことになり逆効果になる。そこで、舌苔を除去するためのヘラが必要になる。

【解決手段】請求項1においては、薄い細長い板で形成される本体1の端2、3を広くし、本体1の片側中央部4を湾曲に凹ませて刻み目5を付け、端2、3を重ね合わせて指で保持しながら中央部4の刻み目5を舌に当てて舌苔を除去する。また、請求項2においては、歯ブラシの軸の他端に舌苔除去用ヘラを設けている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】薄い細長い板で形成される本体(1)の端(2)、(3)を広くし、本体(1)の片側中央部(4)を湾曲に凹ませて刻み目(5)を付け、端(2)、(3)を重ね合わせて指で保持しながら中央部(4)の刻み目(5)を舌に当てて舌苔を除去することを特徴とする舌苔除去用ヘラ。
【請求項2】軸(6)の一端に、刻み目(8)を入れた先端(9)を湾曲に立ち上げたヘラ(7)を設け、他端に歯ブラシ(10)を設けたことを特徴とする舌苔除去用ヘラ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、口腔中を清潔に保つための健康用品に関している。
【0002】
【従来の技術】口腔中を清潔に保つために、歯磨きをすることは、日常、誰でも行っていることである。これは、虫歯や歯周病を予防する行為であり、各種形状の歯ブラシが市販されている。しかし、口の中央に位置する舌を清潔にする行為は行われていない。たまに、舌苔が気になったとき、舌苔に歯ブラシを使用する欠点を知らないで、また、舌苔を除去する適当な用具がないため、歯ブラシで舌苔を擦る人がいる。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】体調が良いときは、舌の色はピンク色で、薄い白い苔が付いている状態を示している。しかし、冷飲する人や飲み過ぎることが多い人の舌には厚く汚れた苔が付いている。東洋医学の中医学においては、舌診を重要視し、舌苔が黄色、黒色と変化した場合、湿邪が長期間体内に停滞した結果、熱の要素を帯びたためで、重大な疾患を引き起こす危険性があるとしている。口の中に苦味を感ずることがあるのは、睡眠中に大腸の汚染臭液の汚れ等が舌の上に老廃物として吹き出てきたものであり、その状態で食事をすることは、汚物を再び体内に吸収してしまうことになり、病気の原因になる。舌に付いた老廃物は、口臭や歯周病の原因になるので除去する必要がある。除去には、毎日の歯磨きのときに口を開けるので、舌を自分で診断し、舌苔を掻き出せば良い。歯ブラシで舌苔を擦ると、老廃物を奥へ押し込むことになり逆効果になる。そこで、舌苔を除去するヘラが必要になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、本体1に、合成樹脂製の薄い、細長い板を使用して、容易に曲げることができるようにする。本体1の端2、3を重ね合わせて指で摘まんだ際に、摘まみやすいように端2、3を円形状に広くする。本体1の片側中央部4を湾曲状に凹ませて刻み目5を付ける。刻み目5は舌に楕円状に当たり舌苔の除去が容易にできる。
【0005】請求項2においては、軸6の一端にヘラ7を設け、他端に歯ブラシ10を設けた構成である。ヘラ7は舌苔を掻き取りやすいように、先端9を湾曲に立ち上げ刻み目8を付け、掻き取った舌苔を口外に排出しやすい形状とする。
【0006】
【発明の実施の形態】ヘラの材質は、金属、木、竹、合成樹脂等が使用できる。
【0007】ヘラの先端の刻み目は波形、櫛形等が考えられる。
【0008】ヘラの先端の立ち上げは湾曲に限らず、直角にすることもでき、スプーン状にすることもできる。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図1は請求項1に記載の舌苔除去用ヘラの平面図である。本体1は曲げて使用しやすいように、薄く細長い板で形成されている。本体1の端2、3は指で摘まみやすいように同型で円形の形状にしている。端2、3を重ね合わせ、指で摘まむと本体1の中央部4は楕円状に丸くなる。中央部4は湾曲状に凹ませて刻み目5を付けているので、舌の凹凸に妨げられず舌苔を除去できる。
【0010】図2は請求項1に記載の舌苔除去用ヘラの使用例である。本体1の端2、3を重ね合わせて指で摘まみ、舌に本体1の中央部4の凹みに付けた刻み目5を当てて、舌苔を除去している状態を示している。
【0011】図3は請求項2に記載の舌苔除去用ヘラの斜視図である。軸6の一端に、刻み目8を入れた先端9を、湾曲に立ち上げた形状のヘラ7を設け、他端に歯ブラシ10を設けることにより、歯磨きを歯ブラシ10で行った後、舌に付着した老廃物をヘラ7で掻き取る。ヘラ7の先端9に刻み目8を付けることにより、老廃物を取りやすくしている。歯ブラシ10で舌を擦ると老廃物が奥に押し出される可能性が高いので、ヘラ7の使用が適している。ヘラ7と歯ブラシ10の使用の順番を変えても良い。
【0012】図4は請求項2に記載の舌苔除去用ヘラの平面図である。ヘラ7の形状は軸6より膨らんでいて、舌に当たりが良く、一度に幅広く舌苔を掻き取ることのできるようになっている。軸6の形状は平面とは限らず、適当な形状に変更することができる。
【0013】図5は請求項2に記載の舌苔除去用ヘラの側面図である。軸6の一端に設けたヘラ7は先端9が湾曲して立ち上がっている状態を示している。また、軸6の他端には歯ブラシ10が設けてある。歯ブラシ10の形状は変更することが可能である。軸6は直線的なものに限らず、曲げたり厚みのある形状にすることもできる。
【0014】図6は請求項2に記載の舌苔除去用ヘラの使用例である。舌にヘラ7を当てて舌苔を掻き取る状態を示している。
【0015】
【発明の効果】この発明になる舌苔除去用ヘラを使用することにより、自分で毎日、舌診を行うことになり、舌の状態を見て、内蔵の具合、暴飲暴食の結果、その日の体調等を診断することができ、健康に留意するようになる。
【0013】口腔中の老廃物をヘラで除去することにより、口臭を減らし、歯周病の予防をすることもできる。特に、デートの際のエチケットとしても必要である。
【0014】舌苔をヘラで除去することにより、口腔中の汚物を再び飲み込み、体内に吸収して病気の原因になることをなくする効果がある。
【出願人】 【識別番号】500182954
【氏名又は名称】佐藤 道明
【出願日】 平成12年3月14日(2000.3.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−258909(P2001−258909A)
【公開日】 平成13年9月25日(2001.9.25)
【出願番号】 特願2000−117256(P2000−117256)