| 【発明の名称】 |
歯科用治療椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】椿 一之
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| 【要約】 |
【課題】患者に対してホワイトニング治療を行なう際、治療者の負担や時間的拘束を軽減する歯科用治療椅子を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の歯科用治療椅子1は、背もたれ部3bと、この背もたれ部3bに着座された患者の口腔部に向けて回動する回動部と、この回動部に装着された可視光線照射器10とを有することを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 背もたれ部と、この背もたれ部に着座された患者の口腔部に向けて回動する回動部と、この回動部に装着された可視光線照射器とを有することを特徴とする歯科用治療椅子。 【請求項2】 前記回動部は、前記背もたれ部の上端部に軸支され、着座された患者の顔面に対して上下方向に回動されることを特徴とする請求項1に記載の歯科用治療椅子。 【請求項3】 前記回動部は、内側に前記可視光線照射器を保持し、着座された患者の顔面全体を覆うことが可能なカプセルであることを特徴とする請求項2に記載の歯科用治療椅子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療に際して患者が掛ける椅子に関し、特に、ホワイトニング治療を行なうのに適した歯科用治療椅子に関する。 【0002】 【従来の技術】歯科治療の一つであるホワイトニング治療(歯を白くするための治療)には、従来、様々な手法が存在しており、例えば以下のような手順に従って処理が行なわれている。 【0003】まず、患者の歯を、ポリッシングブラシによって歯面清掃(研磨剤は使用しない)し水洗いする。次に、リッパーを口腔内に入れて患者の唇を開き、排唾管及び綿で防湿し、歯面をエアーによって乾燥させ、その後、必要に応じてエッチング処理(ホワイトニング剤の浸透を良くするための酸による表面処理、及び水洗い、乾燥処理)を行う。そして、歯茎を保護するための保護剤を辺縁に塗布した後、筆によってホワイトニング剤を歯に塗布し、歯の表面が白くなった後、水洗い、研磨等の後処理を経て完了する。 【0004】通常、上記したホワイトニング剤は、歯の表面に塗布した後、可視光線照射器によって所定時間(使用するホワイトニング剤によって異なる)可視光線を照射することで、白化、定着される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来、ホワイトニング剤が塗布された歯に上記した可視光線を照射する際、治療を行なう者が可視光線照射器を手に持って行なっている。通常、この照射時間は、3〜5分程度かかるため、治療を行なう者にとっては、負担が大きく、時間的にも拘束されてしまうという問題がある。 【0006】この発明は、上記した問題を解決するためになされたものであり、患者に対してホワイトニング治療を行なう際、治療者の負担や時間的拘束を軽減する歯科用治療椅子を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本発明に係る歯科用治療椅子は、背もたれ部と、この背もたれ部に着座された患者の口腔部に向けて回動する回動部と、この回動部に装着された可視光線照射器とを有することを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る歯科用治療椅子の好ましい一実施の形態について添付図面を参照して説明する。 【0009】歯科用治療椅子1は、図1に示すように、着座部3aと、患者の背中を受ける背もたれ部3bと、大腿から脹脛を支持する脚支持部3cとを備えており、これらは一体化されてリクライニングできるよう構成されている。また、歯科用治療椅子1の脚部5には、一対の肘掛部5aが設けられている。 【0010】このように構成された歯科用治療椅子1には、着座した際の患者の口腔部に向けて回動可能な回動部が設けられている。本実施の形態では、この回動部は、着座した患者の顔面に対して上下方向から回動するよう構成されており、スペースを省略化できる構成となっている。具体的には、本実施の形態の回動部は、前記背もたれ部3bの上端部の両側に軸支されており、着座した患者の顔面に対して上下方向に回動されるカプセル7によって構成されている。 【0011】カプセル7は、背もたれ部3bの上端部の両側に支持された支持部7aに回動可能に軸支されており、開いた状態では、図1に示すようにカプセル7の下縁部7bが額の上方に位置し、閉じた状態では、図2に示すように下縁部7bが顎の下に位置するように回動可能となっている。このように、回動部として顔面全体を覆うカプセルを用いることで、患者に対するリラクゼーション効果を高めることが可能となる。 【0012】カプセル7の内面側には、カプセル7を閉じた際、着座した患者の口腔部に対応するように、可視光線照射器10が保持されている。この可視光線照射器10は、着座した患者の口腔部と10〜20cmの距離が保たれるように、カプセル7の内面に保持されている。 【0013】以上のように構成された歯科用治療椅子1によれば、図3(a)及び(b)に示すように、カプセル7を矢印方向に回動操作するだけで、可視光線照射器10を患者の口腔部に対して位置付けることが可能となる。従って、ホワイトニング治療に際して、治療者は、従来のように、可視光線照射器を保持する必要が無くなり、治療者の負担や時間的拘束が軽減されるようになる。また、治療時には、患者の顔面全体が覆われることで、リラクゼーション効果が高められる。 【0014】以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されることは無い。例えば、患者が座る椅子の構成や、可視光線照射器を保持し、これを回動させる回動部の構成、回動方向については、種々変形することが可能である。また、回動部は、図に示すようなカプセルを備えていないアーム上の構成であっても良い。 【0015】 【発明の効果】本発明の歯科用治療椅子によれば、ホワイトニング治療に際し、治療者の負担や時間的拘束を軽減することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599176252 【氏名又は名称】椿 一之
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| 【出願日】 |
平成11年12月15日(1999.12.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−170086(P2001−170086A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月26日(2001.6.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−355894 |
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