| 【発明の名称】 |
デンタルフロスホルダー |
| 【発明者】 |
【氏名】張 志 一
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| 【要約】 |
【課題】デンタルフロスホルダーとデンタルフロスケースを組合せて使用しても、あるいはデンタルフロスケースだけを別に分離して使用しても、デンタルフロスケースから必要なフロスだけを経済的に引き抜いて使用することができるようにしたデンタルフロスケースを含むデンタルフロスホルダーを提供する。
【解決手段】2つに分岐した支持部と、ホルダーボデー部と、使用したデンタルフロスを巻き取ってその回転に従って自動的に新たなフロスが交換される巻取り手段からなり、前記ホルダーボデー部の後段に着脱可能で、かつデンタルフロスを持続的に供給することができるデンタルフロスケースを設けることからなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 2つに分岐した支持部(11)と、ホルダーボデー部(12)と、使用したデンタルフロスを巻き取ってその回転に従って自動的に新たなデンタルフロスが交換される巻取り手段(20)からなり、前記ホルダーボデー部(12)の後段に着脱可能で、かつデンタルフロスを持続的に供給することができるデンタルフロスケース(30)を設けることを特徴とするデンタルフロスホルダー。 【請求項2】 デンタルフロスケース(30)が、ケースボデー部(32)の両側面に位置するスライド突起(31)によりデンタルフロスホルダー(10)のホルダーボデー部(12)にある両側のスライド穴(13)にスライドされて着脱される方式として組合せることを特徴とする請求項1記載のデンタルフロスホルダー。 【請求項3】 巻取り手段(20)が、デンタルフロスホルダー(10)のホルダーボデー部(12)に位置する上部固定穴(14)に固定・支持され、一体形のハンドル(21)及び巻取り部(22)と回転拘束板(23)からなって一方向にのみ回転可能な巻取りレバー(24)と、上部固定穴(14)の底部にある対向構造の下部固定穴(15)に固定・支持され、巻取りレバー(24)の下段にねじ式により締結されて解体可能である同時に、巻取りレバー(24)の脱去を防いで一緒に回転されるレバー締まり板(25)からなることを特徴とする請求項1記載のデンタルフロスホルダー。 【請求項4】 回転拘束板(23)が、巻取りレバー(24)により一体に形成されてその縁にはレバー歯形部(26)を備えており、上記のレバー歯形部(26)により上部固定穴(14)の壁面に形成される一方向の弾力形ホルダーラチェット突起(16)に掛かられて巻取りレバー(24)の一方向回転を案内することができるようにされたものであることを特徴とする請求項3記載のデンタルフロスホルダー。 【請求項5】 デンタルフロスケース(30)が、デンタルフロスを切るカッター(33)と、デンタルフロスホルダー(10)の上で支持手段の役割をするスライド突起(31)と、開閉可能な容器形のケースボデー部(32)と、ケースボデー部(32)の内部に設けられてデンタルフロスの巻かれるボビン(34)と、ボビン(34)を支持するボビン軸(36)と、ボビン(34)の回転を選択的に拘束することができるボビン支持体(35)とからなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のデンタルフロスホルダー。 【請求項6】 ボビン支持体(35)が、紐形の弾性体をコの字形として折曲成形した形態を持ち、その中心にはボビン軸(36)を置き、一側はケースボデー部(32)の上に固定させて支持点を形成する同時に、他の一側のボタン(37)を操作してボビン軸(36)に結合されるボビン(34)の全体を一側に反らしたり、自体の弾力により復元したりとする構造であり、デンタルフロスケース(30)にあるケースラチェット突起(39)との拘束及び解体ができるようにしたことを特徴とする請求項5記載のデンタルフロスホルダー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、歯間部の歯垢を除去するためのデンタルフロス(以後単に「フロス」と記す)を収めるフロスホルダーに関するもので、より詳細にはフロスホルダーから着脱可能なフロスケースを採用して、フロスケース及びフロスホルダーの兼用による便宜を図り、フロスケースにはフロスの拘束手段を備えてフロスケースを別に使用する場合に使用上の便宜を提供するフロスケースを含むフロスホルダーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】フロスによる歯間の清掃は、一般の歯ブラシではよく磨けない歯の間の掃除をすることであって、歯間に存在する歯垢や食物のカス等を除去するに有用である。 【0003】フロスを用いて歯間を清掃するには、使用者はフロスケースからフロスを切って、指で数回巻くほどの長さとしてフロスを引き抜いてから使用するので、フロスを浪費するという短所があった。また、指で巻いて使用するのに、慣れないと使用するのが難しく、歯肉に損傷を与えることもあった。そこで、使用を補助するためのY字形状のフロスホルダーも市販されているが、大部分のフロスホルダーは一回使用した後に捨ててしまうので、資源の浪費と共に環境汚染ともなる非効率的な面もあった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フロスホルダーとフロスケースを組合せて使用しても、あるいはフロスケースだけを別に分離して使用しても、フロスケースから必要なフロスだけを経済的に引き抜いて使用することができるようにしたフロスケースを含むフロスホルダーを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を解決すべくなされたもので、請求項1の発明は、デンタルフロスホルダーであり、2つに分岐した支持部(11)と、ホルダーボデー部(12)と、使用したフロスを巻き取ってその回転に従って自動的に新たなフロスが交換される巻取り手段(20)からなり、前記ホルダーボデー部(12)の後段に着脱可能で、かつフロスを持続的に供給することができるフロスケース(30)を設けることを特徴とする。 【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のデンタルフロスホルダーであり、フロスケース(30)が、ケースボデー部(32)の両側面に位置するスライド突起(31)によりフロスホルダー(10)のホルダーボデー部(12)にある両側のスライド穴(13)にスライドされて着脱される方式として組合せることを特徴とする。 【0007】請求項3の発明は、請求項1記載のデンタルフロスホルダーであり、巻取り手段(20)が、フロスホルダー(10)のホルダーボデー部(12)に位置する上部固定穴(14)に固定・支持され、一体形のハンドル(21)及び巻取り部(22)と回転拘束板(23)からなって一方向にのみ回転可能な巻取りレバー(24)と、上部固定穴(14)の底部にある対向構造の下部固定穴(15)に固定・支持され、巻取りレバー(24)の下段にねじ式により締結されて解体可能である同時に、巻取りレバー(24)の脱去を防いで一緒に回転されるレバー締まり板(25)からなることを特徴とする。 【0008】請求項4の発明は、請求項3記載のデンタルフロスホルダーであり、回転拘束板(23)が、巻取りレバー(24)により一体に形成されてその縁にはレバー歯形部(26)を備えており、上記のレバー歯形部(26)により上部固定穴(14)の壁面に形成される一方向の弾力形ホルダーラチェット突起(16)に掛かられて巻取りレバー(24)の一方向回転を案内することができるようにされたものであることを特徴とする。 【0009】請求項5の発明は、請求項1あるいは請求項2記載のデンタルフロスホルダーであり、フロスケース(30)が、フロスを切るカッター(33)と、フロスホルダー(10)の上で支持手段の役割をするスライド突起(31)と、開閉可能な容器形のケースボデー部(32)と、ケースボデー部(32)の内部に設けられてフロスの巻かれるボビン(34)と、ボビン(34)を支持するボビン軸(36)と、ボビン(34)の回転を選択的に拘束することができるボビン支持体(35)とからなることを特徴とする。 【0010】請求項6の発明は、請求項5記載のデンタルフロスホルダーであり、ボビン支持体(35)が、紐形の弾性体をコの字形として折曲成形した形態を持ち、その中心にはボビン軸(36)を置き、一側はケースボデー部(32)の上に固定させて支持点を形成する同時に、他の一側のボタン(37)を操作してボビン軸(36)に結合されるボビン(34)の全体を一側に反らしたり、自体の弾力により復元したりとする構造であり、フロスケース(30)にあるケースラチェット突起(39)との拘束及び解体ができるようにしたことを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本発明を詳細に説明する。 【0012】本発明のフロスホルダーは、歯間を清掃するために2つに分岐した支持部11と、ハンドルとして使用可能なホルダーボデー部12と、使用したフロスを巻き取ってその回転に従って自動的に新たなフロスが交換される巻取り手段20からなっている。上記ホルダーボデー部12の後段には、フロスを持続的に供給するフロスケース30が設けられる。これは着脱可砲であり、フロスホルダー10と共に使用することも、あるいはフロスケース30だけを分離して使用することも可能になっている。 【0013】図1は、本発明によるフロスホルダーを示す分解斜視図である。フロスホルダー10は、フロスを掛けて使用するように適当な間隔で分岐された2つの支持部11と、支持部11の後側に延長されてハンドルとして使用されるホルダーボデー部12からなる。 【0014】上記の支持部11には段差されたフランジが備えられており、これを利用してフロスを掛けて使用可能である。ホルダーボデー部12の中間には使用したフロスを巻いておく巻取り手段20と、ホルダーボデー部12の後段には着脱可能な構造のフロスケース30が設けられるような構成になっている。 【0015】上記のホルダーボデー部12の中間には、貫通する穴と、この穴を中心に上側と下側にそれぞれ円形として形成される一定の深さを有する上部固定穴14と下部固定穴15が備えられており、この所に後に述べる巻取り手段20の巻取りレバー24とレバー締まり板25がそれぞれ上下に固定されるようになる。 【0016】特に、上部固定穴14の縁壁面の一側には弾力的に反られる一方向の弾力形ホルダーラチェット突起16が突出されており、これに上記の巻取りレバー24にある回転拘束板23のレバー歯形部26が掛けられて一側に沿って移ることにより、回転拘束板23を含む巻取りレバー24の全体が一側方向だけに回転されようになる。即ち、フロスを巻く方向だげに巻取りレバー24を回転・操作することができるので、一度巻かれたフロスが再び解くことはない。 【0017】また、上記のホルダーボデー部12の後段には後側から所定の面積で切開された形態のケース固定部17が形成されており、この所にフロスケース30が固定される。ケース固定部17の両側には、後側が開けてボデー部の長さ方向に沿って前側に一定の深さとして掘られたスライド穴13が形成されているので、この穴に沿ってフロスケース30の着脱が可能である。 【0018】特に、上記のスライド穴13の後側入り口は一部の区間が狭く形成されており、これによってフロスケース30をフロスホルダー10に装着した時に簡単に抜けてしまうのを防ぐことができる。 【0019】上記の巻取り手段20は一度使用したフロスを巻いておく手段であり、フロスを巻く部分である巻取りレバー24と、これと結合されるレバー締まり板25からなっている。 【0020】上記のレバー締まり板25は、中心の柱に対して2つの円盤を同心円上として一体に成形した形態からなり、上側の円盤はハンドル21として利用され、下側の円盤は巻取りレバー24の回転方向を拘束する回転拘束板23として利用される。 【0021】ハンドル21と回転拘束板23の間は巻取り部22であり、これにフロスが巻かれる。特に、上記の回転拘束板23は、その縁にはレバー歯形部26を備えており、このレバー歯形部26がホルダーボデー部12の上部固定穴14の壁面にある一方向の弾力形ホルダーラチェット突起16に掛かられて回転することにより巻取りレバー24の回転が一側だけに進行されるようになる。 【0022】上記のレバー締まり板25は、巻取りレバー24と結合されて巻取りレバー24が上方向への脱去を防ぐ役割をし、レバー締まり板25はねじ締結方式により結合されているのでフロスがひっかかったり、交換したりする時に容易に分解及び再組立てを行うことができる。 【0023】このような巻取り手段20の巻取りレバー24とレバー締まり板25は、上記の上部固定穴14と下部固定穴15にそれぞれ配置され、互いにねじ締結を通じて一体式に結合される。このように結合された状態で巻取りレバー24のハンドルを一側に回すと、巻取りレバー24とレバー締まり板25はそれぞれの上部固定穴14と下部固定穴15のうちで一緒に回転されるようになる。 【0024】本発明によると、巻取り手段20の回転方向を一方向だけに拘束する作用を巻取り手段20にある回転拘束板23が直接にさせようとし、レバー締まり板25はただ巻取りレバー24の脱去方向である上方向だけに力を受けることにより、巻取りレバー24の回転を操作する時にレバー締まり板25の締結状態が解く等の恐れは完全になくなる。 【0025】図2は、フロスホルダー10に上記した巻取り手段20とフロスケース30を組合せた状態を示す。 【0026】このような状態でフロスケース30からフロスを引いてホルダーボデー部12にある前側2つの支持部11に順序に掛けた後、このフロスの端を再度巻取り手段20の巻取りレバー24にある巻取り部22に少なくとも2回巻いておけば使用可能な状態になる。その後、上記の巻取りレバー24だけの回転を操作すれば使用したフロスは巻取りレバー24に巻かれ、両側の支持部11の間には新たなフロスが来るので、持続的にフロスを便利に使用することができる。 【0027】図3〜4は、本発明によるフロスケース30の構造を示している。 【0028】上記のフロスケース30は、下段の連結部位で開閉することができる構造のケースボデー部32と、上記のケースボデー部32の内部中心に設けられるボビン34と、これの支持手段であるボビン支持体35からなっている。 【0029】上記のケースボデー部32は、従来のフロスケースのように両側にある多数のピンとピン穴により閉まった状態を維持し、ボデー部の両側を引っ張ってピン穴からピンを抜く方法により開けることができる。 【0030】上記のボビン34は使用するフロスを巻いておく部材であり、2つの円盤の中で少なくとも1つの縁にはボビン歯形部38が形成される。このボビン歯形部38がケースボデー部32の裏側壁面から突出されるケースラチェット突起39に選択的に掛かられることによりボビン34が拘束、または解除されることになる。 【0031】上記のボビン34は、次に述べるボビン支持体35のボビン軸36にその中心が支持されて回転することができる。 【0032】上記のボビン支持体35はボビン34を支持する役割の以外に、ボビン34を一側に押したり、自体の復元力を発揮して元来の位置に復帰させたりする役割を果たすので、ボビン歯形部38がケースラチェット突起39に掛かられ、またはその掛かりが解除されるようになる。 【0033】このようなボビン支持体35は、非常に長い紐形の弾性体をコの字形として折曲成形した形態であり、その中心にはボビン34を挿入・結合させるボビン軸36が形成される。その一側の端には2つの掛け穴40が形成されることにより上記の掛け穴40を通じてケースボデー部32の内部にそれぞれ相応する位置にあるそれぞれの掛け突起41に差し込まれる構造として固定・設置される。 【0034】このように一側の端を通じて固定・設置されるボビン支持体35の他の一側は自由に流動可能な構造を持ち、このような特性を利用してボビン34の止め及び解除状態を選択的に調節することができる。 【0035】より詳細に述べると、ケースボデー部32の外部に露出されているボタン37を裏側に押すと、ボビン34の全体が押されてそのケースラチェット突起39から外れるので、図5(b)に示したようにボビン34は解放状態になる。ボタン37から手を引くと、ボビン支持体35の弾力回復によりボビン34の全体が再びケースラチェット突起39に掛かれたので、図5(a)に示したようにボビン34は拘束状態になる。 【0036】このように構成された本発明のフロスホルダーに対する使用方法を説明すれば次のとおりである。 【0037】先ず、フロスケース30をフロスホルダー10に直接に装着して使用する時、図2に示したようにフロスケース30の一側ボタン37を押してフロスが巻かれているボビン34を解き可能な状態とする。 【0038】この状態で、ボビンからフロスを引いてフロスホルダーの前側にある両側の支持部11に掛けた後、これを再度巻取り手段20の巻取りレバー24に少なくとも2回巻いておけば使用可能な状態になる。この時、押しているボタン37から手を引いて拘束状態におき、巻取りレバー24のハンドル21をやや回転すればフロスがやや巻かれて支持部11の間のフロスが張るので、この状態で使用する。 【0039】この時、上記の巻取りレバー24は一方向にのみ回転して逆回転が防止されるので、フロスが解く等のことはない。 【0040】使用した後に新たなフロスに交換する場合、上記のようにボタン37を押す状態で巻取りレバー24のハンドル21を適当に回転させば使用したフロスは巻取りレバー24に巻かれ、ボビン34から引かれる新たなフロスは支持部11の間に来るので、この状態で使用する。 【0041】一方、フロスケースをフロスホルダーから脱去してフロスケースだけを別に使用する場合、図2に示したように、フロスケース30の一側ボタン37を押す状態でフロスの端を引っ張って、使用するのに適当な長さで引いた後にボタン37から手を離せばフロスが固定されるので、この状態で使用する。 【0042】この時、フロスの端から一側だけを指で巻いて使用するので、不必要なフロスの浪費を防ぐことができ、使用したフロスはカッター33により切断する。 【0043】 【発明の効果】フロスホルダーとフロスケースは、必要に応じて組合せて使用することも、あるいはフロスケースだけ別に離して使用することもでき、いずれの場合にも、フロスを浪費することなく経済的に使用することができる。また、本発明のフロスホルダーは、従来の市販品のように一回使ったら捨ててしまうことなく多数回使用可能であり、経済的、かつ環境汚染を防ぐことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500539376 【氏名又は名称】張 志 一
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| 【出願日】 |
平成12年11月22日(2000.11.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093399 【弁理士】 【氏名又は名称】瀬谷 徹 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−170083(P2001−170083A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月26日(2001.6.26) |
| 【出願番号】 |
特願2000−356626(P2000−356626) |
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