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【発明の名称】 乳頭測定器
【発明者】 【氏名】冨田 健一

【要約】 【課題】

【解決手段】図1、に示すように■乳頭測定器本体、■ネジ、■円盤、■ロックナット、■蝶ナットの五つの部品で構成される総義歯製作における乳頭測定の作業用器具。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前方が半円形に開いた首の長い漏斗を側方から見た様な平面を作り、全長を約100mm程度にする。そして前方の半円形の直線部分を数mm垂直に立ち上げ、この立ち上がりから後方約60mmあたりに唇をかわすための切り欠きをつけ、更にこの後方にネジを前後に移動させるための長穴加工をした■乳頭測定器本体、■ネジ、中心にネジねじ切り加工を施し左右に回転させることで上下に移動が可能な■円盤、■ロックナット、測定位置でネジを一時固定するための■蝶ナットの五つの部品で構成される総義歯製作工程の中の乳頭測定(切歯乳頭と鼻尖との距離を測定する)作業に供される器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】無歯顎患者には総義歯の補綴をする必要がある。この総義歯の製作工程の中で切歯端の垂直的位置を決定すために欠かせないのが正確な切歯乳頭と鼻尖との距離の測定、いわゆる正確な乳頭測定の作業である。本発明はこの乳頭測定の作業に供される器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今まで、この乳頭測定の作業に関してこれといった専用器具もなく、ノギスやスケール等を用いて各歯科医師個々の方法で目測に近い、かなり大ざっぱな測定方法がとられている。この様な方法で得られる測定値には大きな誤差があり義歯の性能に多大な悪影響を与えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の不安定な乳頭測定の作業を、より簡単に、そして正確に実行するための正確かつ画一的な技術を確立することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を図1、2を参照して説明すれば前方が半円形に開いた首の長い漏斗を側方から見た様な平面をかたち作り、全長を約100mm程度にする。そして前方の半円形の直線部分を数mm垂直に立ち上げ、この立ち上がりから後方約60mmのあたりに唇をかわすための切り欠きをつけ、更にこの後方にネジを前後に移動させるための長穴加工をした■乳頭測定器本体、■ネジ、中心にねじ切り加工を施し左右に回転させることで上下に移動が可能な■円盤、■ロックナット、測定位置でネジを一時固定するための■蝶ナットの五つの部品で構成される乳頭測定の作業に供する器具。
【0005】
【発明の実施例】この器具の取り扱い方法を図4で説明すれば、まず患者の口腔内に乳頭測定器の前方の半円形の部分を挿入し、直線部分の数mmの立ち上がりの先端を後方参考点に軽く押し当て、そのまま測定器の上面を上顎の切歯乳頭に軽く接触させる。次に、■ネジを前後に移動させ適正位置で■蝶ナットを軽く締め付け■円盤の前後の位置を固定する。そして指で■円盤を左右に回転させながら周縁部が鼻尖に接触するように高さを調整し、■ロックナットを軽く締め付け■円盤の垂直的位置を固定する。次に乳頭測定器を口腔内より取り出し■測定器本体の上面から■円盤の周縁部までの高さを測定すればその値が切歯乳頭から鼻尖までの距離ということになる。この測定値を用いて基準の数値を算出すれば正確な切歯端の垂直的位置を決定することができる。
【0006】
【発明の効果】本発明によって、施術者による個人差もほとんど解消され正確な乳頭測定を手早く短時間で行うことが可能になり、総義歯の咬合高径の確保が簡単にできるようになった。
【出願人】 【識別番号】399036338
【氏名又は名称】石橋 政廣
【出願日】 平成11年11月1日(1999.11.1)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−128996(P2001−128996A)
【公開日】 平成13年5月15日(2001.5.15)
【出願番号】 特願平11−349263