| 【発明の名称】 |
医療器具用スクイズバルブ |
| 【発明者】 |
【氏名】ヘルムート ヘッケル
【氏名】フリードリッヒ ヘーンレ
【氏名】マーク フライアー
【氏名】マルティン セバッハ
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| 【要約】 |
【課題】設計構造が単純で、洗浄や消毒のために簡単に分解することができ、封鎖状態でも高流圧をかけられるようなスクイズバルブを提供する。
【解決手段】ハウジング3の収容部7に着脱可能に収容されるカートリッジ8をなすキャリア9を貫通するように配され、弾性変形することにより内部の流れをブロックするチューブ11と、チューブを弾性変形させるよう付勢されたブロック体14と、ブロック体を付勢に逆らう方向へ作動させるレバー16と、を備え、レバーの操作によるチューブの復元で流量調節可能となっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 管の流量制御に用いられる医療器具用スクイズバルブにおいて、ハウジングの収容部に着脱可能に収容されるカートリッジをなすキャリアを貫通するように配され、弾性変形することにより内部の流れをブロックするチューブと、該チューブを弾性変形させるよう付勢されたブロック体と、該ブロック体を付勢に逆らう方向へ作動させるレバーと、を備え、前記レバーの操作による前記チューブの復元で流量調節可能となっていることを特徴とするスクイズバルブ。 【請求項2】 円筒形としたチューブの両端部分所定長をキャリアの端部を覆うように折り返して前記キャリアとハウジングとの間で挟み込むようにしてある請求項1記載のスクイズバルブ。 【請求項3】 ハウジング及びキャリアに、ブロック体を通す連絡路を設けてある請求項1又は請求項2記載のスクイズバルブ。 【請求項4】 プランジャとされたブロック体がレバーに連結されてハウジングの連絡路内を半径方向に動作する請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクイズバルブ。 【請求項5】 ハウジングが第1及び第2ハウジング部の2つのパーツから形成され、前記第2ハウジング部は一端部分が前記第1ハウジング部に螺合するねじ蓋状とされ、カートリッジが、前記2つのハウジング部の中を封止状態で伸延している請求項1〜4のいずれか1項に記載のスクイズバルブ。 【請求項6】 一方のハウジング部に連結片を設け、他方のハウジング部に継手部を設けてある請求項5記載のスクイズバルブ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、医療器具(装置)において管を通る流量を制御するためのスクイズバルブに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】この種類の公知のスクイズバルブ(DE 196 24 811 A1)は、ブロック部の調節機構に関して設計コストが高く、複雑な形状の個々の部品がかなり多いために、分解、洗浄、消毒/殺菌が非常に困難である。また、この種のスクイズバルブでは、管端部を完全封鎖している場合にはバルブに負荷をかけないよう又は少なくとも高流圧をかけないように注意していないと、バルブ内の連結部から管が外れてしまう可能性があるという恒常的な問題をかかえている。 【0003】 【課題を解決するための手段】以上の課題が本発明により解決される。すなわち、設計構造が単純で、洗浄、消毒又は殺菌のために簡単に分解することができ、さらに、密閉していても高流圧をかけられるようなスクイズバルブが提供される。 【0004】本発明によれば、ハウジング内に位置し、弾性変形することで内部の流れをブロックするチューブを備え、該チューブを弾性変形させるように付勢されたブロック体を付勢に逆らう方向へレバーで動作させることにより、チューブの復元にともない流量調節できるようにしている。そのチューブはキャリアを貫通するように配設されており、当該キャリアとともに交換部品としてのカートリッジを形成するように設計され、該カートリッジがハウジングの収容部に着脱可能に収容されるようになっている。このカートリッジは、ハウジングを開けると簡単にハウジングから引き抜くことができ、その収容部とブロック体を含む他の部品を洗浄、消毒又は殺菌手段へ差し障りなく臨ませることができる。一方、引き抜かれたカートリッジは、別途処理したり、安価な消耗品として新しいカートリッジと交換することも可能である。 【0005】上記のように設計されたカートリッジ形態の一構造体としてのチューブとキャリアによれば、チューブとハウジングとを高圧負荷可能に封止することができる。特に、円筒形としたチューブの両端部分所定長をキャリアの端部を覆うように折り返してキャリアとハウジングとの間で挟持する封止構造を形成するとよい。 【0006】ハウジング及びキャリアにはそれぞれ、ブロック体を通すために、バルブの長手軸に対し半径方向へ貫通する連絡路を設けることができ、また、ブロック体は、チューブ周壁に対する位置を半径方向に調整可能なプランジャとして形成し、レバーに連結してハウジングの連絡路内を半径方向に動作するものとすることができる。 【0007】ハウジングは、実用的に第1及び第2ハウジング部の2つのパーツから形成することができ、第2ハウジング部は一端部が第1ハウジング部に螺合するねじ蓋とすることができる。カートリッジは、これら2つのハウジング部の中に封止状態で伸延するようにはめ込まれる。その他に、一方のハウジング部にチューブ連結片を設け、他方のハウジング部に継手部を設けることができる。この継手部により、当該バルブを医療器具に取り外し可能にして連結することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本例のスクイズバルブ1は、継手により器具2に取り外し可能に連結されている。バルブハウジング3は、第1ハウジング部4とねじ蓋形状の第2ハウジング部5とからなり、第1ハウジング部4には器具2の継手に連結するための継手連結部4aが配設され、第2ハウジング部5は、螺合部6で第1ハウジング部4の端部に螺合している。 【0009】第1ハウジング部4には、円筒形空間の収容部7を凹設してあり、カートリッジ8が収容されるようになっている。カートリッジ8はリジッドキャリア9からなり、このリジッドキャリア9に、軸方向に貫通したチャネル10及びチューブ11を備えている。チューブ11は、チャネル10を通してから両端領域をキャリア9の折返し用端部9a,9b上に折り返してあり、これらチューブの折返し端部11a,11bを、図示のようにキャリア9の端面と両ハウジング部4,5の端面との間で挟み込むようにすることで、収容部7及びチャネル10に対する封止を行っている。したがって、第1ハウジング部4と第2ハウジング部5との螺合程度を調整することにより、折返し端部11a,11bの密封機能を調節できるようになっている。 【0010】第1ハウジング部4及びキャリア9には、連絡路12,13がブロック体14用にそれぞれ設けられている。キャリア9の連絡路13は比較的広く設計されており、ブロック(封鎖)状態のバルブを開けたときに、変形していたチューブ11が元に戻るのに十分な空間が確保されている。ブロック体14はプランジャとして形成されており、ヒンジ15において必要な遊びをもってレバー16に連結され、第1ハウジング部4の連絡路12内を半径方向にスライドする。 【0011】レバー16はベアリング17を軸にして回動するように実装され、スプリング18により図中時計周りに付勢されてチューブ半径方向にプランジャ14を押している。これにより、バルブブロック状態で図示のようにチューブ11を変形させる。 【0012】レバー16を操作してベアリング17を軸に反時計回りに回動させると、プランジャ14が連絡路12内を半径方向外側へ引き出されるので、弾性変形していたチューブ11が管状に復元する。すると、流体は連結片5aから流入して妨げられることなくチャネル10及び第1ハウジング部4の流路4bを通過し、器具2へ流れることになる。そして、長いアーム状のレバー16にかけた力を外すと、バルブを再び自動的に閉じることができる。 【0013】最後に、本発明のスクイズバルブによれば、流量制御を行えるだけでなく、スクイズバルブに誘導される補助器具をしっかりと締め付けて位置を固定することができ、また、その補助器具の直径が異なっていても使えるという利点もある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594008556 【氏名又は名称】リチャード ウルフ ゲーエムベーハー 【氏名又は名称原語表記】Richard Wolf GmbH
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| 【出願日】 |
平成12年7月19日(2000.7.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100106220 【弁理士】 【氏名又は名称】大竹 正悟
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| 【公開番号】 |
特開2001−79023(P2001−79023A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月27日(2001.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−219201(P2000−219201) |
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