| 【発明の名称】 |
連結機構及び該連結機構を適用した超音波治療具 |
| 【発明者】 |
【氏名】中川 雅基
【氏名】竹本 昌太郎
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| 【要約】 |
【課題】チップの超音波振動子への取り付けを簡単,容易にして、作業効率の向上を図った。
【解決手段】先端部に複数のネジ山を有する雌ネジ1aが形成された超音波振動子部1を内蔵したハンドピース部2と、先端部に前記雌ネジに螺合する複数のネジ山を有する雄ネジ3aを有し,かつ、前記ハンドピース2内の前記超音波振動子部1に着脱自在に螺合されるチップ部3とから成る。前記超音波振動子1側は、周方向に所定間隔をもって凹凸1a,1bに形成されかつ軸方向に前記凹凸部が延長し、前記凸部に前記雌ネジが形成されている。前記チップ3側は前記超音波振動子1側の凹凸に係合して延長する凸凹3a,3bを有し、該凸部に前記雄ネジが形成されている。前記チップ側の凹部を前記超音波振動子側の凸部と位置合せて軸方向に挿入し、周方向に前記両凸部の周方向の長さだけ回転して前記凸部に形成された雌ネジと雄ネジの複数ネジ山全てを同時に螺合させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 先端部に複数のネジ山を有する雌(又は雄)ネジが形成された第1の部材と、先端部に前記雌(又は雄)ネジに螺合する複数のネジ山を有する雄ネジ(又は雌)を有する第2の部材とから成り、第1の部材は、周方向に所定間隔をもって凹凸に形成されかつ軸方向に前記凹凸部が延長し、前記凸部に前記雌(又は雄)ネジが形成されており、第2の部材は、前記第1の部材の凹凸に係合して延長する凸凹を有し、該凸部に前記雄(又は雌)ネジが形成されており、前記第1の部材の凹部(又は凸部)と前記第2の部材の凸部(又は凹部)と位置合せて軸方向に挿入し、次いで、周方向に前記両凸部の周方向の長さだけ回転して前記凸部に形成された雌ネジと雄ネジの複数ネジ山全てを同時に螺合させるようにしたことを特徴とする連結機構。 【請求項2】 先端部に複数のネジ山を有する雌(又は雄)ネジが形成された超音波振動子部を内蔵したハンドピース部と、先端部に前記雌(又は雄)ネジに螺合する複数のネジ山を有する雄(又は雌)ネジを有しかつ、前記ハンドピース内の前記超音波振動子部に着脱自在に螺合されるチップ部とから成り、前記超音波振動子側は、周方向に所定間隔をもって凹凸に形成されかつ軸方向に前記凹凸部が延長し、前記凸部に前記雌(又は雄)ネジが形成されており、前記チップ側は前記超音波振動子側の凹凸に係合して延長する凸凹を有し、該凸部に前記雄(又は雌)ネジが形成されており、前記チップ側の凹部(又は凸部)を前記超音波振動子側の凸部(又は凹部)と位置合せて軸方向に挿入し、次いで、周方向に前記両凸部の周方向の長さだけ回転して前記凸部に形成された雌ネジと雄ネジの複数ネジ山全てを同時に螺合させるようにしたことを特徴とする超音波治療具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、連詰機構、より詳細には、歯科治療において、歯石除去、ルートプレーニング等を行うのに使用する超音波振動子付きの歯科用超音波治療具適用に好適な連結機構に関する。 【0002】 【従来の技術】歯科治療においては、歯石の除去、根管の平面化(Root Plannig)等を行うために、最近では、一般的には、超音波振動子を用いたハンドピースを使用している。図2は、超音波振動子を用いたハンドピースの例としての周知の超音波スケーラ(scaler)の一例を説明するための要部断面構成図で、図中、1は超音波振動子、2は該超音波振動子1を内蔵するハンドピースハウジングで、前記超音波振動子1は該ハンドピースハウジング2内に収納され、前記超音波振動子1にチップ3が着脱自在に装着され、該チップ3が超音波振動されて歯石の除去が行われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述のごとき歯科用超音波治療具において、超音波振動子1へチップ3を取り付ける場合或は該チップ3を交換する場合、従来、超音波スケーラのハンドピース2に内蔵されている超音波振動子1にチップ3をねじ込むことによって、チップ3と超音波振動子1(従って,ハンドピース2)が連結され、チップ3に超音波振動子1の振動が伝わり、これにより歯科治療が行えるが、このチップ3の超音波振動子1への取付け方法がネジ式のため、面倒臭く、時間のかかるものであった。 【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、歯科用超音波治療具において、チップの超音波振動子への取り付けを簡単,容易にして、作業効率の向上を図ったものであるが、本発明は、歯科用超音波治療具に限定されるものではなく、一般的に、ネジ結合される2部材間に適用しても有効なものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、先端部に複数のネジ山を有する雌(又は雄)ネジが形成された第1の部材と、先端部に前記雌(又は雄)ネジに螺合する複数のネジ山を有する雄ネジ(又は雌)を有する第2の部材とから成り、第1の部材は、周方向に所定間隔をもって凹凸に形成されかつ軸方向に前記凹凸部が延長し、前記凸部に前記雌(又は雄)ネジが形成されており、第2の部材は、前記第1の部材の凹凸に係合して延長する凸凹を有し、該凸部に前記雄(又は雌)ネジが形成されており、前記第1の部材の凹部(又は凸部)と前記第2の部材の凸部(又は凹部)と位置合せて軸方向に挿入し、次いで、周方向に前記両凸部の周方向の長さだけ回転して前記凸部に形成された雌ネジと雄ネジの複数ネジ山全てを同時に螺合させるようにしたことを特徴としたものである。 【0006】また、本発明は、先端部に複数のネジ山を有する雌(又は雄)ネジが形成された超音波振動子部を内蔵したハンドピース部と、先端部に前記雌(又は雄)ネジに螺合する複数のネジ山を有する雄(又は雌)ネジを有しかつ、前記ハンドピース内の前記超音波振動子部に着脱自在に螺合されるチップ部とから成り、前記超音波振動子側は、周方向に所定間隔をもって凹凸に形成されかつ軸方向に前記凹凸部が延長し、前記凸部に前記雌(又は雄)ネジが形成されており、前記チップ側は前記ハンドピース側の凹凸に係合して延長する凸凹を有し、該凸部に前記雄(又は雌)ネジが形成されており、前記超音波振動子側の凸部(又は凹部)と前記チップ側の凹部(又は凸部)を位置合せて軸方向に挿入し、次いで、周方向に前記凸部の周方向の長さだけ回転して前記凸部に形成された雌ネジと雄ネジの複数ネジ山全てを同時に螺合させるようにしたことを特徴としたものである。 【0007】 【発明の実施の形態】図1は、本発明による連結機構を歯科用超音波治療具に適用した場合の一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、1は超音波振動子部、3はチップで、超音波振動子部1は、図2に示したように、図示しない超音波治療具のハンドピース内に収納されている。この超音波振動子部1は、先端部に複数のネジ山を有する雌ネジ1aが形成されており、チップ3は、先端部(超音波振動子1に接合される側)に前記雌ネジ1aに螺合する複数のネジ山を有する雄ネジ3aを有し、前記超音波振動子部1に着脱自在に螺合されるようになっている。超音波振動子1側は、周方向に所定間隔をもって凹凸に形成されかつ軸方向に前記凹凸が延長し、前記凸部に前記雌ネジ1aが形成されており、前記チップ3側は前記超音波振動子1側の凹凸に係合して延長する凹凸を有し、該凸部に前記雄ネジ3aが形成されており、前記超音波振動子側の凸部(又は凹部)と前記チップ3側の凹部(又は凸部)を位置合せをし、該チップ3を軸方向に挿入し、次いで、周方向に前記凸部の周方向の長さだけ、例えば、図示しないレンチ等の着脱工具をチップ3の段部3cに係合させて、図示例のように、凹凸で4分割した場合は、1/4回転して前記凸部に形成された雌ネジ1aと雄ネジ3aのネジ山全てを同時に螺合させ、締め付けて固定する。 【0008】なお、図1には、本発明による連結機構を歯科用超音波治療に適用した場合の例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、前記実施例とは逆に、超音波振動子1側に雄ネジ部を形成し、チップ3側に雄ネジ部を形成するようにしてもよく、更には、歯科用超音波治療具に限定されるものではなく、一般的に、ネジ結合される2つの部材の一方の部材に前記雌ネジ部を形成し、他方の部材に前記雄ネジ部を形成するようにしてもよいことは容易に理解できよう。 【0009】 【発明の効果】以上の発明から明らかなように、本発明によると、一方の部材、例えばチップ部材の先端部の凹凸を該部材に結合される他方の部材、例えば超音波振動子の先端部の凸凹に位置合せして(ネジのある部分とネジのない部分を位置合せして)、軸方向に挿入し(例えばチップのネジ全てが例えば超音波振動子の前端面まで入れ)、その後、レンチ等を用いて、所定の角度回転(例えば1/4回転)させ、両者のネジ全てを同時に螺合させるようにしたので、第1の部材、例えばチップの部材と他方の部材、例えば超音波振動子との締着力を弱めることなく、両者の結合、例えば超音波振動子へのチップの着脱が非常に楽になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000150671 【氏名又は名称】株式会社長田中央研究所
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| 【出願日】 |
平成11年9月10日(1999.9.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079843 【弁理士】 【氏名又は名称】高野 明近 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−79021(P2001−79021A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月27日(2001.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−257272 |
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