| 【発明の名称】 |
色覚異常検査装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】玉置 恵子
【氏名】太田 平雄
【氏名】新井 進
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| 【要約】 |
【課題】色覚異常の類型や程度を簡単に判定するための色覚異常検査装置を提供する。
【解決手段】色覚異常検査装置10は、少なくとも1個の発光ダイオード11と、前記発光ダイオード11の前面に配置され、少なくとも1個の孔部12を有するスクリーン13とを有し、前記スクリーン13から所定の距離Lだけ離れた位置において前記孔部12から出射される前記発光ダイオード11の発光色を視認できるように構成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも1個の発光ダイオードと、前記発光ダイオードの前面に配置され、少なくとも1個の孔部を有するスクリーンとを有し、前記スクリーンから所定の距離だけ離れた位置において前記孔部から出射される前記発光ダイオードの発光色を視認できるようにしたことを特徴とする色覚異常検査装置。 【請求項2】 前記発光ダイオードはフルカラー発光ダイオードであることを特徴とする請求項1記載の色覚異常検査装置。 【請求項3】 前記スクリーンには複数個の孔部がマトリクス状に配置され、発光色パターンを視認できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の色覚異常検査装置。 【請求項4】 少なくとも1個の発光ダイオードを有する発光部と、前記発光ダイオードを駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部に接続された設定部とからなる発光装置と、前記発光ダイオードの前面に配置され、少なくとも1個の孔部を有するスクリーンとを有し、前記発光ダイオードの発光色、輝度等を制御することにより前記スクリーンから所定の距離だけ離れた位置において前記孔部から出射される前記発光ダイオードの発光色及び/又は発光色パターンを視認できるようにしたことを特徴とする色覚異常検査装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は色盲、色弱の色覚異常を検査する発光ダイオードを用いた色覚異常検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】情報化社会の現在においては、カラーディスプレイ、カラー複写機等の情報機器、カラフルな衣料品及び日用品、赤、黄、青の3色からなる信号機等種々の色或いは色表示が使用されている。 【0003】しかして、このような色或いは色表示について眼科的に赤と緑、或いは緑と茶色の区別に手間取る、或いは間違うなど、いわゆる色盲、色弱の色覚異常の人がいる。 【0004】前記した色覚異常を検査する装置として、仮性同色表、パネルD−15、ランタンテスト、アマノスコープ、遺伝子検査等が使用されている。例えば、前記ランタンテストにおいては信号機を模したもので、赤、緑、黄の3色を使用すると共に、白熱ランプ、或いはキセノンランプを用いている。それ故、ランプを冷却するファンを必要とし、当該ファンにより騒音を発したり、ランプの交換を要とし、保守点検を必要としている。また、仮性同色表を用いた検査においては赤と黄、緑とダイダイ色のように色の組合わせが固定され、精密な検査が困難であり、色覚異常の程度を判定することができない。 【0005】また、例えば、赤と緑について昼間は正常に認識できるが、夜になると、その区別に手間取る、或いは間違うなど潜在色覚異常者も多く、潜在色覚異常についての判定も重要である。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の目的は、従来の問題点を解消した新規な色覚異常検査装置を提供することにある。 【0007】本発明の他の目的は、色覚異常の類型や程度を判定するための精密検査をすることのできる色覚異常検査装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明における色覚異常検査装置は、少なくとも1個の発光ダイオードと、前記発光ダイオードの前面に配置され、少なくとも1個の孔部を有するスクリーンとを有し、前記スクリーンから所定の距離だけ離れた位置において前記孔部から出射される前記発光ダイオードの発光色を視認できるように構成されている。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明による色覚異常検査装置は、少なくとも1個の発光ダイオードを有する発光部と、前記発光ダイオードを駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部に接続された設定部とからなる発光装置と、前記発光ダイオードの前面に配置され、少なくとも1個の孔部を有するスクリーンとから構成され、前記発光ダイオードの発光色、輝度等を制御することにより前記スクリーンから所定の距離だけ離れた位置において前記孔部から出射される前記発光ダイオードの発光色及び/又は発光色パターンを視認できるようにされている。 【0010】 【実施例】図1は本発明の第1の実施例による色覚異常検査装置10の断面図を模式的に示す。前記色覚異常検査装置10は、1個のフルカラー発光ダイオード(以下、LEDという)11と、前記LED11の出射前面に配置され、被検査者が前記LED11の発光色を視認するための孔部12を有するスクリーン13とから構成され、前記被検査者は前記スクリーン13から距離Lだけ離れた位置から発光色を視認して検査を受けるようにされている。図1において前記被検査者の目を14として表わしている。 【0011】図2は本発明の第2の実施例による色覚異常検査装置20の断面図を模式的に示す。前記色覚異常検査装置20は、少なくとも2個のLED21、22と、前記各LED21、22の出射前面に配置され、被検査者が前記各LED21、22の発光色を視認するための孔部23、24を有するスクリーン25とから構成され、前記被検査者は前記スクリーン25から距離Lだけ離れた位置から発光色を視認して検査を受けるようにされている。図2において26は前記被検査者の目を表わしている。なお、図において前記孔部23、24を前記スクリーン25の上下方向に設けているが、横方向に設けることもできる。 【0012】図3は本発明の第3の実施例による色覚異常検査装置30の斜視図を模式的に示す。即ち、色覚異常検査装置30は、例えば、文字、図形のような発光色の異なる色パターンにより被検査者の色覚異常を検査するものであり、スクリーン31には複数個の孔部32がマトリクス状に近接配置され、前記複数個の孔部32に対応してLED(図示しない)が配置されると共に、前記被検査者は前記スクリーン31から距離Lだけ離れた位置から発光色パターンを視認して検査を受けるようにされている。33は前記被検査者の目を表わしている。 【0013】図4は前記LED11或いは前記各LED21、22の前記発光色、輝度等を制御する発光装置40のブロック図を示し、前記発光装置40は前記LED11を有する発光部41と、前記LED11を駆動する駆動部42と、前記駆動部42を制御する制御部43と、前記制御部43に接続された設定部44とからなる。前記制御部43に汎用のパーソナルコンピュータを接続して、前記発光部41を制御すると共に、前記被検査者の色覚異常又は正常に関するデータを蓄積、加工したり、前記データをプリントアウトすることもできる。 【0014】通常、LEDを所定の距離Lで見たときに、目で見る視野範囲が変わり、見掛上の前記LEDの大きさも変化する。それ故、前記スクリーン13、25における前記孔12、23、24の直径の異なる数種類のスクリーンを準備することによって、視野範囲を変えて検査することができる。 【0015】例えば、前記スクリーン13、25と前記目14、26との距離を1mとすると、スクリーン孔直径とLED寸法(直径)とは下記のようになる。 スクリーン孔直径 見掛上のLED寸法(直径) 3.0mm 100mm2.5mm 80mm2.0mm 60mm1.5mm 40mm次に、前記色覚異常検査装置10を用いた色覚異常検査について説明すると、前記被検査者は2.0mmのスクリーン孔直径を有する前記スクリーン13から距離L、例えば、1mだけ離れた位置から発光色を視認して検査を受ける際、前記LED11の発光色を赤に設定する。このとき、見掛上のLED寸法(直径)は60mmであり、色覚が正常な被検査者は「赤」と答えるが、色覚が異常な被検査者は「緑」と答え、色覚異常の有無を判定することができ、また、前記LED11に流れる電流を制御してその輝度を変えて検査することにより前記した潜在色覚異常についての判定を行うこともできる。 【0016】また、前記色覚異常検査装置20及び30を用い、隣接する孔部間の距離を1〜5cmに設定することにより被検査者の近接する発光色の視認或いは発光色パターンに関するを視認検査を行うことができ、色覚異常の類型や程度を判定することができる。 【0017】 【発明の効果】本発明による色覚異常検査装置は、少なくとも1個のLEDと、前記LEDの前面に配置され、少なくとも1個の孔部を有するスクリーンとを有し、前記スクリーンから所定の距離だけ離れた位置において前記孔部から出射される前記LEDの発光色を視認できるように構成されているので、前記LED11の発光色及び/又は発光色パターンを制御することにより、色覚異常の類型や程度を簡単に判定することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599104299 【氏名又は名称】ラボ・スフィア株式会社 【識別番号】598121259 【氏名又は名称】株式会社新井製作所
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| 【出願日】 |
平成12年2月7日(2000.2.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097906 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 和年
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| 【公開番号】 |
特開2001−212082(P2001−212082A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月7日(2001.8.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−28752(P2000−28752) |
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